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02 潜入捜査
20 Baltroy (同盟)
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『バルトロイ!』
「どうも、ホープさん」
『距離感出さないでくださいよ~』
お前はどうもいけすかないんだよ。ヴェスタが帰ってきたらまたデートに誘う気じゃねーだろうな。
「ブレンダン・コーツの件と、アンドロイド・アンド・アドバンス……まあ、俺たちはAAAって呼んでるけど、その件。コーツの件はヴェスタを怒らないでやってくれ。俺が聞き出したんだ」
『いや、まあ……大事にはしないよ。その件は正直助かったんだ。オーナーにあたってみるよ。俺たちにはオーナーがすぐにはわからないから。でも、AAAの件って、前の施設所有者なだけだろ?』
「誘拐されたレプリカントたちが全員AAA製だ。納品書でわかった」
『本当に?』
「送ってやる。証拠にでもしろよ。62人」
『うぐ』
「だから、AAAの内部の人間が協力してると思う。そいつが『イレプリカ』なのかも知れない」
『はー……』
「ブレンダン・コーツもAAA製」
『いいね。でも問題がある』
「そうだな。AAAの社員は3200人」
『しかも動機がない! レプリカントが売れなくなるもんな』
容疑者が多すぎる。社員とも限らない。レプリカントのデータを盗んでいる他人の可能性もある。
「とりあえず、AAAの納品先に注意喚起してくれ」
『OK、ブレンダン・コーツの所有者の弁護士にも話を聞いてみる。結果は……あんたには教えらんないんだけど……』
「わかってる。ヴェスタからも聞かねえよ。何しろ、ホープさんとヴェスタの事件だからな。協力要請には応じるってだけさ」
『すまないね。どうも』
さて。後はザムザの頑張りによる、かな。昨日はヴェスタはだいぶ弱ってたけど、どうしてんのかな。
「バル、話終わった? 虐待の通報が来たよ。行く? ヤンマとハウイも空いてるけど」
「そりゃ行くだろ」
ピンと飛んできたヴェスタの画像をチラッと確認しながらツールボックスを掴む。少し唇の端を上げて、ヴェスタが箒を使っている。泣いてない。元気そう。
「行くぞ。急いで」
「待ってくれよバル」
バグを付けたのは当たりだったな。あと3匹くらいしか残ってないのがな。
誰がAAAの製造・流通情報を流すのか。
普通に考えれば、誰か社員がそれをReLFに売ってるか、自分がReLFのメンバーか。ReLFのメンバーっていう可能性は薄い。だってメンバーならレプリカントのはずで、レプリカントはAAAの納品先まで含まれた製造情報になんて近づける職にはつけない。
じゃあヒューマンが情報を売ってることになる。
AAAの組織図を見てみる。大企業だからかなりしっかり作ってある。納品先のデータがあるのはどの部署なんだろうな? 営業? 流通? 両方? とりあえず総務課にメールしておく。情報漏洩の疑い。捜査にご協力願います。嘘じゃないだろ。
並行して、ブレンダン・コーツの所有者の弁護士にもメールしておく。ザムザには筋は通したろ? こっちが動かないとは言ってない。
ブレンダン・コーツの弁護士事務所から、ものの数分で返信が来る。なんだよ。自動応答かよ。開く。所長の弁護士本人だった。
ブレンダン・コーツについては窃盗で昨年警察に届出済みだが、まだ見つかっていない。彼は非常に支配率が高いため、情報漏洩の危険性は低いが、早期解決を3ヶ月おきに願い出ている。もしレプリカント人権保護局でも捜索して頂けるものならしていただきたい。
非常に支配率が高い。
ブレンダンの納品書をもう一度眺めてみる。ペーパーカンパニーを作ってReLFに協力するくらいなんだから、てっきり支配率がそこそこ低いのかと思っていた。80。これは凄い。ほとんどヒューマンの言いなりの支配率。工場を回すための工業用レプリカントだって70台が多いのに。
今メールが来たと言うことは、まだ所長さんは事務所にいると言うことだ。コールしてみる。
『こんばんは、レプリカント人権保護局の、A492090rp捜査官ですかな』
「そうです。時間外に恐れ入ります」
『いいんですよ。どうせまだ若いもんが帰りませんしね。所長だけさっさと帰るわけにいきませんので』
「ブレンダン・コーツさんの件ですが」
『ああそう。連邦捜査局のF149470094捜査官からも連絡はありましたよ。いつ盗難に遭ったのか、その後ブレンダンからの連絡はあったのか、盗難届の事件番号の確認』
F149470094はザムザの捜査官IDだろう。まあ無駄がない。
「ブレンダンさんはレプリカント解放戦線という人権組織に関与している可能性があるんです。何か、それらしいそぶりはありましたか?」
『ないですよ。なにしろ、支配率が高かったのでね。我々にひみつで、ヒューマンに攻撃を仕掛けるような組織に手を貸せるわけがない。そうでしょう?』
「そうですね。普通なら」
そうなんだよな。だから本人の意思によらずに加担させられた可能性がある。誘拐されて、プログラムを書き換えられたか、あるいは名義だけ使われたのか。
『だからこそ支配率が高いのを発注したわけで。うちは弁護士事務所なんです。信用が第一。秘密は絶対に漏らさない。だいたい、彼がレプリカントだということは誰にも教えていなかった。それなのにレプリカント解放戦線なんかに目をつけられると言うのは、考えられない』
「誰も知らなかったんですか?」
『知らなかった。私が直接雇用したヒューマンの秘書ということにしていました。レプリカントだと言うだけで馬鹿にするヒューマンはまだ尽きませんのでね。本人すらレプリカントだと思っていませんでした』
「……じゃあ、本人は自分がヒューマンだと思ってたってことですか?」
『そうです。オーナーからあなたはヒューマンですと言われれば、その通りに信じてそのように振る舞うんです。80%ですからね。だから私は彼がヒューマンとして誘拐されたんだと思いました。情報や金目当てで。でも何の要求もなかった』
「なるほど」
なるほど。ブレンダンの足取りを追う。ブレンダンがいなくなったのは一年二ヶ月前。午後9時に法律事務所を出て、オートキャリア乗り場に行く途中、別なオートキャリアに乗り込んで消えた。ペーパーカンパニーを作ってAAAの保養施設を購入する契約をしたのは失踪から一ヶ月後。なかなか手回しがいい。
散らばっている。繋がらない。真ん中にアンドロイド・アンド・アドバンスが鎮座しているのはわかる。でも、形を成さない。ピンとメールが届く。AAAの総務課から。納品先の情報にタッチできる社員たちの名簿。思ったよりは少ないが、それでも100名を超えるほどいる。
流石にこれを手探りで一人一人はな……。もう少しで何かわかりそうなのに。
ピンと今度はヴェスタの画像が届く。ベッドの上に寝そべってブリングを見ている画像。大丈夫そう。
「ヴェスタ」
『バル!』
ざっくりブレンダンのことをヴェスタに伝える。ザムザに情報を流してもらってもいい。癪に触るがあいつの方が何か見つけるかも知れない。
『えー! 自分がヒューマンだと思ってるの?』
「そうなんだと。80%だから、AIがもう完全にそれらしく考えて行動するようにさせるんだろうな。俺も聞いたことなくてびっくりしたよ。まあ、うちじゃ支配率高いレプリカントたちは管轄外だったからな」
『そしたらさ、オーナーの人から、「お前はブレンダンじゃなく、ジャックだ」って言われたらそうなっちゃうってことかな?』
「なんだそれ」
『だってさ! そういうことでしょ? 「お前はウサギなんだ」って言われたらそう思い込んでそんな風に振る舞っちゃうんでしょう? 支配率が高いと』
「はは。まあそうだ」
『イレプリカはブレンダンなのかな?』
「いや、ブレンダンが攫われる前からReLF自体はあったからな。活動が活発になったのが去年からってだけで。施設を丸ごと買い取れる財力があるやつがいずれにしろ絡んでるんだろうし……」
たぶんブレンダンは、法的な知識や技術を狙われて攫われて使われただけだ。黒幕がいるのは確かなんだろう。そいつはAAAとも繋がっている。
『そうだ! あのね、ファビアの件。本人に聞いてみたんだけど、オーナーと分かれてすぐにここに来たって言ってたよ』
「だってそれは嘘だろ?」
『たぶんそっちが本当なんだと思う。ザムザとも話したんだけど……』
「待て待て。条約を結んでるんだ。ザムザとした話はしなくていい」
『なんで? バルの話はザムザにしていいんでしょう?』
「そう。俺は協力はする。でもお前とザムザは俺に協力しない。お前とザムザがチームだから」
『えー』
「今回の件は俺とお前で解決してもしょうがないんだ。お前とザムザで解決しなきゃな。俺は何でもやってやる。だから解決させろ」
また泣くかな、と思ったけど、今日のヴェスタはいつものヴェスタだった。
『がんばる』
「がんばれ」
「どうも、ホープさん」
『距離感出さないでくださいよ~』
お前はどうもいけすかないんだよ。ヴェスタが帰ってきたらまたデートに誘う気じゃねーだろうな。
「ブレンダン・コーツの件と、アンドロイド・アンド・アドバンス……まあ、俺たちはAAAって呼んでるけど、その件。コーツの件はヴェスタを怒らないでやってくれ。俺が聞き出したんだ」
『いや、まあ……大事にはしないよ。その件は正直助かったんだ。オーナーにあたってみるよ。俺たちにはオーナーがすぐにはわからないから。でも、AAAの件って、前の施設所有者なだけだろ?』
「誘拐されたレプリカントたちが全員AAA製だ。納品書でわかった」
『本当に?』
「送ってやる。証拠にでもしろよ。62人」
『うぐ』
「だから、AAAの内部の人間が協力してると思う。そいつが『イレプリカ』なのかも知れない」
『はー……』
「ブレンダン・コーツもAAA製」
『いいね。でも問題がある』
「そうだな。AAAの社員は3200人」
『しかも動機がない! レプリカントが売れなくなるもんな』
容疑者が多すぎる。社員とも限らない。レプリカントのデータを盗んでいる他人の可能性もある。
「とりあえず、AAAの納品先に注意喚起してくれ」
『OK、ブレンダン・コーツの所有者の弁護士にも話を聞いてみる。結果は……あんたには教えらんないんだけど……』
「わかってる。ヴェスタからも聞かねえよ。何しろ、ホープさんとヴェスタの事件だからな。協力要請には応じるってだけさ」
『すまないね。どうも』
さて。後はザムザの頑張りによる、かな。昨日はヴェスタはだいぶ弱ってたけど、どうしてんのかな。
「バル、話終わった? 虐待の通報が来たよ。行く? ヤンマとハウイも空いてるけど」
「そりゃ行くだろ」
ピンと飛んできたヴェスタの画像をチラッと確認しながらツールボックスを掴む。少し唇の端を上げて、ヴェスタが箒を使っている。泣いてない。元気そう。
「行くぞ。急いで」
「待ってくれよバル」
バグを付けたのは当たりだったな。あと3匹くらいしか残ってないのがな。
誰がAAAの製造・流通情報を流すのか。
普通に考えれば、誰か社員がそれをReLFに売ってるか、自分がReLFのメンバーか。ReLFのメンバーっていう可能性は薄い。だってメンバーならレプリカントのはずで、レプリカントはAAAの納品先まで含まれた製造情報になんて近づける職にはつけない。
じゃあヒューマンが情報を売ってることになる。
AAAの組織図を見てみる。大企業だからかなりしっかり作ってある。納品先のデータがあるのはどの部署なんだろうな? 営業? 流通? 両方? とりあえず総務課にメールしておく。情報漏洩の疑い。捜査にご協力願います。嘘じゃないだろ。
並行して、ブレンダン・コーツの所有者の弁護士にもメールしておく。ザムザには筋は通したろ? こっちが動かないとは言ってない。
ブレンダン・コーツの弁護士事務所から、ものの数分で返信が来る。なんだよ。自動応答かよ。開く。所長の弁護士本人だった。
ブレンダン・コーツについては窃盗で昨年警察に届出済みだが、まだ見つかっていない。彼は非常に支配率が高いため、情報漏洩の危険性は低いが、早期解決を3ヶ月おきに願い出ている。もしレプリカント人権保護局でも捜索して頂けるものならしていただきたい。
非常に支配率が高い。
ブレンダンの納品書をもう一度眺めてみる。ペーパーカンパニーを作ってReLFに協力するくらいなんだから、てっきり支配率がそこそこ低いのかと思っていた。80。これは凄い。ほとんどヒューマンの言いなりの支配率。工場を回すための工業用レプリカントだって70台が多いのに。
今メールが来たと言うことは、まだ所長さんは事務所にいると言うことだ。コールしてみる。
『こんばんは、レプリカント人権保護局の、A492090rp捜査官ですかな』
「そうです。時間外に恐れ入ります」
『いいんですよ。どうせまだ若いもんが帰りませんしね。所長だけさっさと帰るわけにいきませんので』
「ブレンダン・コーツさんの件ですが」
『ああそう。連邦捜査局のF149470094捜査官からも連絡はありましたよ。いつ盗難に遭ったのか、その後ブレンダンからの連絡はあったのか、盗難届の事件番号の確認』
F149470094はザムザの捜査官IDだろう。まあ無駄がない。
「ブレンダンさんはレプリカント解放戦線という人権組織に関与している可能性があるんです。何か、それらしいそぶりはありましたか?」
『ないですよ。なにしろ、支配率が高かったのでね。我々にひみつで、ヒューマンに攻撃を仕掛けるような組織に手を貸せるわけがない。そうでしょう?』
「そうですね。普通なら」
そうなんだよな。だから本人の意思によらずに加担させられた可能性がある。誘拐されて、プログラムを書き換えられたか、あるいは名義だけ使われたのか。
『だからこそ支配率が高いのを発注したわけで。うちは弁護士事務所なんです。信用が第一。秘密は絶対に漏らさない。だいたい、彼がレプリカントだということは誰にも教えていなかった。それなのにレプリカント解放戦線なんかに目をつけられると言うのは、考えられない』
「誰も知らなかったんですか?」
『知らなかった。私が直接雇用したヒューマンの秘書ということにしていました。レプリカントだと言うだけで馬鹿にするヒューマンはまだ尽きませんのでね。本人すらレプリカントだと思っていませんでした』
「……じゃあ、本人は自分がヒューマンだと思ってたってことですか?」
『そうです。オーナーからあなたはヒューマンですと言われれば、その通りに信じてそのように振る舞うんです。80%ですからね。だから私は彼がヒューマンとして誘拐されたんだと思いました。情報や金目当てで。でも何の要求もなかった』
「なるほど」
なるほど。ブレンダンの足取りを追う。ブレンダンがいなくなったのは一年二ヶ月前。午後9時に法律事務所を出て、オートキャリア乗り場に行く途中、別なオートキャリアに乗り込んで消えた。ペーパーカンパニーを作ってAAAの保養施設を購入する契約をしたのは失踪から一ヶ月後。なかなか手回しがいい。
散らばっている。繋がらない。真ん中にアンドロイド・アンド・アドバンスが鎮座しているのはわかる。でも、形を成さない。ピンとメールが届く。AAAの総務課から。納品先の情報にタッチできる社員たちの名簿。思ったよりは少ないが、それでも100名を超えるほどいる。
流石にこれを手探りで一人一人はな……。もう少しで何かわかりそうなのに。
ピンと今度はヴェスタの画像が届く。ベッドの上に寝そべってブリングを見ている画像。大丈夫そう。
「ヴェスタ」
『バル!』
ざっくりブレンダンのことをヴェスタに伝える。ザムザに情報を流してもらってもいい。癪に触るがあいつの方が何か見つけるかも知れない。
『えー! 自分がヒューマンだと思ってるの?』
「そうなんだと。80%だから、AIがもう完全にそれらしく考えて行動するようにさせるんだろうな。俺も聞いたことなくてびっくりしたよ。まあ、うちじゃ支配率高いレプリカントたちは管轄外だったからな」
『そしたらさ、オーナーの人から、「お前はブレンダンじゃなく、ジャックだ」って言われたらそうなっちゃうってことかな?』
「なんだそれ」
『だってさ! そういうことでしょ? 「お前はウサギなんだ」って言われたらそう思い込んでそんな風に振る舞っちゃうんでしょう? 支配率が高いと』
「はは。まあそうだ」
『イレプリカはブレンダンなのかな?』
「いや、ブレンダンが攫われる前からReLF自体はあったからな。活動が活発になったのが去年からってだけで。施設を丸ごと買い取れる財力があるやつがいずれにしろ絡んでるんだろうし……」
たぶんブレンダンは、法的な知識や技術を狙われて攫われて使われただけだ。黒幕がいるのは確かなんだろう。そいつはAAAとも繋がっている。
『そうだ! あのね、ファビアの件。本人に聞いてみたんだけど、オーナーと分かれてすぐにここに来たって言ってたよ』
「だってそれは嘘だろ?」
『たぶんそっちが本当なんだと思う。ザムザとも話したんだけど……』
「待て待て。条約を結んでるんだ。ザムザとした話はしなくていい」
『なんで? バルの話はザムザにしていいんでしょう?』
「そう。俺は協力はする。でもお前とザムザは俺に協力しない。お前とザムザがチームだから」
『えー』
「今回の件は俺とお前で解決してもしょうがないんだ。お前とザムザで解決しなきゃな。俺は何でもやってやる。だから解決させろ」
また泣くかな、と思ったけど、今日のヴェスタはいつものヴェスタだった。
『がんばる』
「がんばれ」
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