224 / 592
第十五章:帰還、そして最後の一年
第二百二十四話:人間に溶け込む魔物
しおりを挟む
極西の港町、そこに一匹の狐は居た。
生まれてから八百程の年を数えただろうか、妖艶な一匹の女狐。尻尾の数は五。
全ての魔王誕生を知っており、ドラゴンの絶滅した今となっては最も古い魔物となった一匹の狐。
かつて幾つもの国をその魅了の魔法で滅ぼした魔性の美女。
そんな女狐が、そこでは現在人として暮らしていた。
世界の意思によって伝えられるレインの位置が、度々途切れる。
それは現在、この港町に降り立った辺りから、だ。
隠れなければ、あの魔法使いに殺されてしまうかもしれない。
かと言って迂闊なことをしてしまえば、目立つ。ならば、このまま人として貫き通すしかあるまい。
いつもの様に人として働いて、いつもの様に人として生活をする。
そうすれば、よっぽどの不運でない限り、弱った自分は見つかることはないだろう。
そう考えた矢先だった。
「たまきさん、後で少し話したいことがあるんだけど、良いかな」
狐は自身の働くフグ料亭、『海豚亭』で、一人の男に声を掛けられる。
有名な冒険者で、多くの魔物を倒し、この高級料亭の常連となっている美益荒男。
今この国にいる冒険者でも最も格好良いのではと噂になっている青年だった。
今の妾は、人間だ。
「あら、わたくし今日は閉店まで仕事ですので、また今度で宜しいでしょうか」
「それなら待つよ」
長い金髪をかき上げながら、青年は告げる。
強さは恐らく、デーモンを軽く倒せる程度。勇者としては十分に優秀だ。
「いえ、そんな、悪いので」
「少し話したいだけなんだ」
今の妾は、人間だ。
「そういうことでしたら、申し訳ありませんがお待ちいただけるでしょうか」
「分かったよ」
この男はこの男で、引くつもりは無いらしい
「分かりました。それでは仕事終わりに、裏路地で」
「待ってるよ」
今の妾は、人間だ。
普通に仕事をして、客の満足するおもてなしをする。
いつも通りの一日。
――。
「サニィ、殺すか?」
「いえ、少し待って下さい。不審な動きを見せてからでも間に合います」
二人は、その狐を見張っていた。
かつてレインに向けて本気の殺意と、好意を向けていた九尾だった狐。
それが何故か、町で働いている。
入港直前にその存在に気付いたサニィが、姿を隠す魔法を使ってその様子を探っていたのだった。
一先ず、気付かず働く姿に不審な点は無かった。
「どうやら男の人に口説かれてるみたいですね」
「魅了か?」
「いえ、使ってません。ただの見た目でしょう」
「そうか。俺としては、殺した方が良いように思うが」
「そうですね……」
レインに対して、サニィの歯切れは悪かった。
サニィは一度魔王化したことがある。魔物の心理は理解出来なくとも、人型で人間の様に行動していると、何か思うところがあるのかもしれないと、レインは思う。
「一先ず、夜に顔は格好良い男と会うみたいなので、尾けましょう」
「さっきから全然関係無い男が可哀想だな」
「きっと完全な下心なので」
何故か若干男に対して攻撃的なサニィについて、レインも夜まで待つことにした。
念の為、世界の意思とやらを騙せる様、一度転移で南の大陸に移動した後、レインの残り香をコピーして置いた後に。
夜9時を回った頃、海豚亭の裏口から一人の美女が出てくる。
緑の黒髪、白磁の肌に、清楚な雰囲気を纏った絶世の美女だ。その造形だけを見れば、本当に魔王の様に美しい。男ならば誰が惚れても全くおかしくはない。
それがレインであっても、負けるのは仕方がないとサニィすら思ってしまう程の美貌。
もちろん、そんなことになったらあなたを殺して私も死ぬとなるのが魔王サニィなのだが、それは置いておいて。
そんな美女を、長い金髪を靡かせた美益荒男が待っている。腰には日本のロングソード。それなりの品で、見た目にも拘った一品だということが分かる。
「ほら、あの男、顔だけは格好良いでしょ? 何あの長髪」
「何キレてるんだお前……」
「私はあんな風に格好付けるだけ付けて実力の伴ってない馬鹿が嫌いです。見て下さい。なんで柄とか一切の手垢もなくあんなピカピカしてるんです?」
「知らんが……。ってかその理論だと月光も汚れないが」
「あれ、使ってないんですよ。ただ見栄えを良くする為だけの剣です」
「お、おう」
何がそんなに不満なのかよく分からないレインは、怒っているサニィをどうどうと宥めながら美男美女を見守る。
側から見る分には、女の方が格上過ぎるものの、それなりに悪くないカップルに見えなくもない。
問題なのは、美女に比べて男が貧弱過ぎることか。筋肉量とか、そういうものではない。
あの男は一度も死線を潜っていない。
デーモンを倒せるから、それで満足と言わんばかりの、性根の部分。きっと、自分より格上に襲われれば、後ろに守るものがあっても逃げ出すだろう。
そう見え、……。
サニィがキレていた理由を不意に理解したレインは、サニィを宥めるのをやめて二人を見張る。
「それで、今日はどうしたのですか?」
歩きながら、美女が言う。
艶やかな声色にも、魅了の魔法が使われているのではないかと思うほどの魅力がある。
「僕は、君を初めて見た時から決めていた。君はとても魅力的な女性だ」
イラっという音がサニィから聞こえる。
これはイリスに再び治療して貰った方が良いだろう。
「僕は必ず君を幸せにする。いつだって、君が居る家に戻ってくる。だから、僕と結婚して欲しい」
「ごめんなさい」
即座に返されたその言葉に驚いたのは、男だけではなかった。
男は自信があったのだろう。
それはどうでも良いが、サニィとレインは素直に驚いていた。
この狐は魅了を駆使して男を堕落させる類の魔物だ。それは本能的に、どんな男であっても骨抜きにしてしまう様な、その上で喰ってしまう様な、そんな類の魔物の筈だ。
それが、男の告白を受け入れないなどということが、あるわけがなかった。
「わたくしにはお慕いしている方がいます。あなたの想いを受け入れることは出来ません」
努めて冷静に、狐はそう答える。
魔物ならば、勇者を殺すはずだ。圧倒的に優位に立った今、レインとサニィが姿を消している今、殺さない理由はないはずだ。
「そ、その男は僕よりも良いのかい?」
狙いが外れたのだろう男は、無様に尋ねる。
「ええ、あなたよりも遥かに」
そう答えてしまったのが、男のプライドを深く傷付けた。今迄は全て、魅了を使っていればなんとかなってきた。
捨てれば無様に這いずり頭を垂れて来たし、狐の言葉は相手の全てになっていた。
狐は、ただの魔物だった。
それが相手を傷付ける一言だと、全く気付かなかった。
「くそ、このアマ!」
男は豹変する。ピカピカの剣を抜くと、女に斬りかかる。
「終わりか」
それまでの出来事に驚愕していたレインも、やはり魔物かと剣を構える。これで斬りかかった男を殺すのであれば、正当防衛だ。
罪に問われることもない。
結局は、人間社会に紛れ込んだ一匹の魔物でしかない。男を惚れさせておいて、そのプライドを傷付けて殺す。
悪いのは全て斬りかかった男だ。
上手いこと人間社会に順応したものだと、関心する。
しかしその結末は、少しだけ違った。
生まれてから八百程の年を数えただろうか、妖艶な一匹の女狐。尻尾の数は五。
全ての魔王誕生を知っており、ドラゴンの絶滅した今となっては最も古い魔物となった一匹の狐。
かつて幾つもの国をその魅了の魔法で滅ぼした魔性の美女。
そんな女狐が、そこでは現在人として暮らしていた。
世界の意思によって伝えられるレインの位置が、度々途切れる。
それは現在、この港町に降り立った辺りから、だ。
隠れなければ、あの魔法使いに殺されてしまうかもしれない。
かと言って迂闊なことをしてしまえば、目立つ。ならば、このまま人として貫き通すしかあるまい。
いつもの様に人として働いて、いつもの様に人として生活をする。
そうすれば、よっぽどの不運でない限り、弱った自分は見つかることはないだろう。
そう考えた矢先だった。
「たまきさん、後で少し話したいことがあるんだけど、良いかな」
狐は自身の働くフグ料亭、『海豚亭』で、一人の男に声を掛けられる。
有名な冒険者で、多くの魔物を倒し、この高級料亭の常連となっている美益荒男。
今この国にいる冒険者でも最も格好良いのではと噂になっている青年だった。
今の妾は、人間だ。
「あら、わたくし今日は閉店まで仕事ですので、また今度で宜しいでしょうか」
「それなら待つよ」
長い金髪をかき上げながら、青年は告げる。
強さは恐らく、デーモンを軽く倒せる程度。勇者としては十分に優秀だ。
「いえ、そんな、悪いので」
「少し話したいだけなんだ」
今の妾は、人間だ。
「そういうことでしたら、申し訳ありませんがお待ちいただけるでしょうか」
「分かったよ」
この男はこの男で、引くつもりは無いらしい
「分かりました。それでは仕事終わりに、裏路地で」
「待ってるよ」
今の妾は、人間だ。
普通に仕事をして、客の満足するおもてなしをする。
いつも通りの一日。
――。
「サニィ、殺すか?」
「いえ、少し待って下さい。不審な動きを見せてからでも間に合います」
二人は、その狐を見張っていた。
かつてレインに向けて本気の殺意と、好意を向けていた九尾だった狐。
それが何故か、町で働いている。
入港直前にその存在に気付いたサニィが、姿を隠す魔法を使ってその様子を探っていたのだった。
一先ず、気付かず働く姿に不審な点は無かった。
「どうやら男の人に口説かれてるみたいですね」
「魅了か?」
「いえ、使ってません。ただの見た目でしょう」
「そうか。俺としては、殺した方が良いように思うが」
「そうですね……」
レインに対して、サニィの歯切れは悪かった。
サニィは一度魔王化したことがある。魔物の心理は理解出来なくとも、人型で人間の様に行動していると、何か思うところがあるのかもしれないと、レインは思う。
「一先ず、夜に顔は格好良い男と会うみたいなので、尾けましょう」
「さっきから全然関係無い男が可哀想だな」
「きっと完全な下心なので」
何故か若干男に対して攻撃的なサニィについて、レインも夜まで待つことにした。
念の為、世界の意思とやらを騙せる様、一度転移で南の大陸に移動した後、レインの残り香をコピーして置いた後に。
夜9時を回った頃、海豚亭の裏口から一人の美女が出てくる。
緑の黒髪、白磁の肌に、清楚な雰囲気を纏った絶世の美女だ。その造形だけを見れば、本当に魔王の様に美しい。男ならば誰が惚れても全くおかしくはない。
それがレインであっても、負けるのは仕方がないとサニィすら思ってしまう程の美貌。
もちろん、そんなことになったらあなたを殺して私も死ぬとなるのが魔王サニィなのだが、それは置いておいて。
そんな美女を、長い金髪を靡かせた美益荒男が待っている。腰には日本のロングソード。それなりの品で、見た目にも拘った一品だということが分かる。
「ほら、あの男、顔だけは格好良いでしょ? 何あの長髪」
「何キレてるんだお前……」
「私はあんな風に格好付けるだけ付けて実力の伴ってない馬鹿が嫌いです。見て下さい。なんで柄とか一切の手垢もなくあんなピカピカしてるんです?」
「知らんが……。ってかその理論だと月光も汚れないが」
「あれ、使ってないんですよ。ただ見栄えを良くする為だけの剣です」
「お、おう」
何がそんなに不満なのかよく分からないレインは、怒っているサニィをどうどうと宥めながら美男美女を見守る。
側から見る分には、女の方が格上過ぎるものの、それなりに悪くないカップルに見えなくもない。
問題なのは、美女に比べて男が貧弱過ぎることか。筋肉量とか、そういうものではない。
あの男は一度も死線を潜っていない。
デーモンを倒せるから、それで満足と言わんばかりの、性根の部分。きっと、自分より格上に襲われれば、後ろに守るものがあっても逃げ出すだろう。
そう見え、……。
サニィがキレていた理由を不意に理解したレインは、サニィを宥めるのをやめて二人を見張る。
「それで、今日はどうしたのですか?」
歩きながら、美女が言う。
艶やかな声色にも、魅了の魔法が使われているのではないかと思うほどの魅力がある。
「僕は、君を初めて見た時から決めていた。君はとても魅力的な女性だ」
イラっという音がサニィから聞こえる。
これはイリスに再び治療して貰った方が良いだろう。
「僕は必ず君を幸せにする。いつだって、君が居る家に戻ってくる。だから、僕と結婚して欲しい」
「ごめんなさい」
即座に返されたその言葉に驚いたのは、男だけではなかった。
男は自信があったのだろう。
それはどうでも良いが、サニィとレインは素直に驚いていた。
この狐は魅了を駆使して男を堕落させる類の魔物だ。それは本能的に、どんな男であっても骨抜きにしてしまう様な、その上で喰ってしまう様な、そんな類の魔物の筈だ。
それが、男の告白を受け入れないなどということが、あるわけがなかった。
「わたくしにはお慕いしている方がいます。あなたの想いを受け入れることは出来ません」
努めて冷静に、狐はそう答える。
魔物ならば、勇者を殺すはずだ。圧倒的に優位に立った今、レインとサニィが姿を消している今、殺さない理由はないはずだ。
「そ、その男は僕よりも良いのかい?」
狙いが外れたのだろう男は、無様に尋ねる。
「ええ、あなたよりも遥かに」
そう答えてしまったのが、男のプライドを深く傷付けた。今迄は全て、魅了を使っていればなんとかなってきた。
捨てれば無様に這いずり頭を垂れて来たし、狐の言葉は相手の全てになっていた。
狐は、ただの魔物だった。
それが相手を傷付ける一言だと、全く気付かなかった。
「くそ、このアマ!」
男は豹変する。ピカピカの剣を抜くと、女に斬りかかる。
「終わりか」
それまでの出来事に驚愕していたレインも、やはり魔物かと剣を構える。これで斬りかかった男を殺すのであれば、正当防衛だ。
罪に問われることもない。
結局は、人間社会に紛れ込んだ一匹の魔物でしかない。男を惚れさせておいて、そのプライドを傷付けて殺す。
悪いのは全て斬りかかった男だ。
上手いこと人間社会に順応したものだと、関心する。
しかしその結末は、少しだけ違った。
0
お気に入りに追加
401
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる