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色々な暴力
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カシューもお父さんの帰りを待っていたんだろう。勿論一緒にごはんをたべるために・・・それなら時間的にもお腹が空いているよね?そんなところへ嗅いだ事のない芳しい匂い。隊長さんのひとり娘?と言う立場とこの建物の感じから察するに、礼儀正しく間食も控えめだろう・・・そんな・・・そんな目で見なくても、あげるからね?
「イボールさん?カシューに串肉をあげても良いですか?何か健康管理で肉類を制限しているとか、1日の食事量に決まりがなければですが」
「そんなものはない!今が一番の育ち盛りなんだから、無理に節制をしても仕方がないだろ!そりゃ過度な摂取はダメだが・・・」
そこでイボールさんはボクとカシューを何度か見比べ・・・
「(つД`)ノスマン。強く生きろ」
余計なお世話だ!って、カシューも哀れみのこもった視線を・・・
「・・・そうですか・・・二人とも串はいらない様ですね・・・」
二人の視線に気づいてるよ?と意思表示し、串を腰鞄に仕舞う素振りを見せると
「ごめんなさい!そんなつもり・・・はないけど、つい・・・」
「そ、そうだぞ?やっぱりな・・・?」
どう言うつもりだ・・・やっぱりってなんだよ・・・
「冗談ですよ。そのまま串を渡すのもあれだったんで、モリスさんがお皿を用意するまでの間の時間潰しをしただけです。それに、本来はこれがボクの晩御飯ですから」
そのタイミングで奥からモリスさんんが数枚のお皿やコップ等を運んできたので、自分の分とは別にカシューに二本、イボールさんに三本と
「モリスさんの分は何処に出せば良いですか?」
まさか自分にもとは思っていなかったのか、かなり驚かれたが
「この状況でモリスさんだけお預けにするのはとても心が痛いので。もし何かの決まり事で一緒に食事ができないのでしたら、後ほどモリスさんが食事をするタイミングで出すので、言ってください」
やっぱり焼きたてで食べた方が美味しいからね
そして門での出来事や、串肉の味付け等の話をしながら・・・話は天啓の話になり
「モーリアは天啓で何を得たんだ?カシューは・・・『自分で言います!』・・・そうだな」
イボールさんの言葉を遮ってまで・・・まぁ、もうそんなお年頃なんだろう
「私は【聖気】という天啓をいただきました。これは自身の周囲を浄化するものです」
だからか
「だからこの家・・・部屋は居心地が良いんだね」
そう言うと、カシューはほんのりと頬を染め、それを悟られまいと誤魔化すようにこっちに矛先を変えて
「モーリアさんはどんな天啓を?」
「さんはいらないよ?ボクも『カシュー』って呼んでるんだし、『モーリア』でいいよ」
「・・・モーリア/////」
なぜそこで頬を染める!イボールさんの目が若干険しくなってるじゃないか!
「えっと、ボクが貰った天啓は【測量士】っていうんだ」
「「「・・・え?」」」
ボク以外の三人。イボールさんとカシューとモリスさんまで・・・ハモって
「これがどんなJobなのかわからないけど、五年間それなりに鍛えて・・・どうしました?」
「・・・い、いや・・・」
「そ・・・そうですね・・・」
「・・・お茶のおかわりを準備して参りますね」
三人の反応があからさまにおかしくなってきた。これは・・・
「ボクのいた村ではこの天啓のことがよくわからなかったので、もし差し支えなければ色々教えて欲しんですが・・・もしかしてあまりよくないJobなんですか?」
二人(モリスさんは部屋から出ている)は互いに顔を見合わせ何か口籠もっている
「大丈夫ですよ?例えあまり良いJobでなくても、知りたい事ですから」
そう言ったら、何か意を決したような顔持ちになったイボールさんが、重々しく口を開き・・・衝撃的な言葉を・・・
「そうだな・・・知らない事は罪かもしれないしな。・・・ふぅ・・・心して聞いてくれ」
敢えてそこでタメを作るなんて・・・
「【測量士】というJobは数年に一人出るか出ないかなんだが、基本的にはハズレとされている」
「・・・ハズレ?」
「これはこの街は国での総合的な話と聞いてくれ。
【測量士】は相手との間合いを正確に測ることができるが、そこまでなんだ。当人に剣や魔法の心得があれば対処できるが、基本天啓を授かればそれ以上のことはできない。天啓の流れからそれる事はできないんだ・・・それはわかるな?」
天啓で【剣の心得】を授かった者が、その流れとは別の・・・つまりは槍や斧、魔法等の技術を身につけることは不可能とされている・・・
「つまり・・・結局最後は他人任せになってしまう。パーティーを組んでいても【寄生】と取られてしまうし、益々成長が難しくなるし・・・この数百年の間・・・そもそもの【測量士】の流れの先を知る者がいないと言うのが・・・原因だ。そもそもなぜこんなJobが存在しているかすら・・・不明とされているんだ」
「つまり?」
「解明されてないJobならまだしも、今の世で【測量士】と言うJobは・・・忌み嫌われるモノなんだ・・・残念ながら」
ワーオ!なかなかのハードモード?いやいやヘルモードスタートになるのかな?
「でも、パーティーでなく、ソロなら、自己責任だし?」
「いや、そもそもとして冒険者ギルドが受け入れてくれない可能性の方がが高いんだ。実際何年か前にも登録にきた【測量士】が、実技試験で落とされて・・・ますます・・・な?」
なるほど・・・そこまで迫害されるJobなんだね
「でも大丈夫。ボクはソコソコの強さが『・・・出て行って』・・・ん?」
相変わらず鈴を転がしたような綺麗な声だったが
「出て行ってください。どうやってお父様に取り入ったかは知りませんし、さっきのお肉も何処から盗んできたかわかりません。そうやって自分を隠してヘラヘラ笑いながら・・・何が『そこそこの強さ』ですか。汚らわしい!」
「カシュー!言い過ぎだ!」
言い過ぎ?てことはイボールさんも少なからずそう思っているって事だよね?
「お父様は騙されたんです!きっと身分証の代わりとなったタリスマンだって・・・何処かから盗『やめないか!』!?」
イボールさんが家の外まで聞こえるんじゃないか?って位の大声でカシューのセリフを遮った
「カシュー?どうした?普段はそんな感情の起伏もないのに・・・何故?それに、モーリアの身元は確実だ。あの人のタリスマンが他の者の手に渡る様なことは絶対にない。そう言い切れる代物なんだ」
院長先生の過去・・・女性の過去を詮索するなんて最低のことかもしれないけど、それとこれとは別と考えて・・・調べるかな・・・
「でも!お父様!【測量士】なんて!」
随分測量士のJobにこだわるな・・・身近な人でそのJobの人がいて、何かしらの迫害でも受けていたのかな・・・それこそ今ここにいない人・・・兄弟とか・・・母親とか?それだったら最初に感じた違和感にも納得が・・・
「・・・わかりました。カシューがそう言うなら・・・『名前なんて呼ばないで!汚らわしい!』・・・そうだね。ごめんね?」
正直心はかなり傷ついているが、それを今表に出せば、カシューも余計に辛くなるに決まっている。だから精一杯の笑顔で
「不快な思いにさせてごめんね?それじゃぁ・・・失礼するね」
そう言って部屋から出ようとするとイボールさんが止めようとするが
「大丈夫です。さっきも言いましたが、ソコソコ強いので」
それでもボクと扉の間に体を入れてくるので
「・・・はぁ・・・ごめんなさい」
そう謝ってイボールさんの腕を取り、内側に捻るように体重をかけて引っ張れば・・・ドスン!
「( ゚д゚)?」
「∑(゚Д゚)え?」
イボールさんは仰向けに倒れており、ボクはその流れで腰の剣を喉元に突きつけ
「すみません。つい癖で投げた後に剣を向けてしまいました。申し訳ありません」
そう言って剣を納め、まだ呆けているイボールさんとカシューを後にして部屋から出て、玄関から出ようとすると
「モーリアさん。先程は家長とお嬢様が大変失礼を」
モリスさんが・・・
「イボールさん?カシューに串肉をあげても良いですか?何か健康管理で肉類を制限しているとか、1日の食事量に決まりがなければですが」
「そんなものはない!今が一番の育ち盛りなんだから、無理に節制をしても仕方がないだろ!そりゃ過度な摂取はダメだが・・・」
そこでイボールさんはボクとカシューを何度か見比べ・・・
「(つД`)ノスマン。強く生きろ」
余計なお世話だ!って、カシューも哀れみのこもった視線を・・・
「・・・そうですか・・・二人とも串はいらない様ですね・・・」
二人の視線に気づいてるよ?と意思表示し、串を腰鞄に仕舞う素振りを見せると
「ごめんなさい!そんなつもり・・・はないけど、つい・・・」
「そ、そうだぞ?やっぱりな・・・?」
どう言うつもりだ・・・やっぱりってなんだよ・・・
「冗談ですよ。そのまま串を渡すのもあれだったんで、モリスさんがお皿を用意するまでの間の時間潰しをしただけです。それに、本来はこれがボクの晩御飯ですから」
そのタイミングで奥からモリスさんんが数枚のお皿やコップ等を運んできたので、自分の分とは別にカシューに二本、イボールさんに三本と
「モリスさんの分は何処に出せば良いですか?」
まさか自分にもとは思っていなかったのか、かなり驚かれたが
「この状況でモリスさんだけお預けにするのはとても心が痛いので。もし何かの決まり事で一緒に食事ができないのでしたら、後ほどモリスさんが食事をするタイミングで出すので、言ってください」
やっぱり焼きたてで食べた方が美味しいからね
そして門での出来事や、串肉の味付け等の話をしながら・・・話は天啓の話になり
「モーリアは天啓で何を得たんだ?カシューは・・・『自分で言います!』・・・そうだな」
イボールさんの言葉を遮ってまで・・・まぁ、もうそんなお年頃なんだろう
「私は【聖気】という天啓をいただきました。これは自身の周囲を浄化するものです」
だからか
「だからこの家・・・部屋は居心地が良いんだね」
そう言うと、カシューはほんのりと頬を染め、それを悟られまいと誤魔化すようにこっちに矛先を変えて
「モーリアさんはどんな天啓を?」
「さんはいらないよ?ボクも『カシュー』って呼んでるんだし、『モーリア』でいいよ」
「・・・モーリア/////」
なぜそこで頬を染める!イボールさんの目が若干険しくなってるじゃないか!
「えっと、ボクが貰った天啓は【測量士】っていうんだ」
「「「・・・え?」」」
ボク以外の三人。イボールさんとカシューとモリスさんまで・・・ハモって
「これがどんなJobなのかわからないけど、五年間それなりに鍛えて・・・どうしました?」
「・・・い、いや・・・」
「そ・・・そうですね・・・」
「・・・お茶のおかわりを準備して参りますね」
三人の反応があからさまにおかしくなってきた。これは・・・
「ボクのいた村ではこの天啓のことがよくわからなかったので、もし差し支えなければ色々教えて欲しんですが・・・もしかしてあまりよくないJobなんですか?」
二人(モリスさんは部屋から出ている)は互いに顔を見合わせ何か口籠もっている
「大丈夫ですよ?例えあまり良いJobでなくても、知りたい事ですから」
そう言ったら、何か意を決したような顔持ちになったイボールさんが、重々しく口を開き・・・衝撃的な言葉を・・・
「そうだな・・・知らない事は罪かもしれないしな。・・・ふぅ・・・心して聞いてくれ」
敢えてそこでタメを作るなんて・・・
「【測量士】というJobは数年に一人出るか出ないかなんだが、基本的にはハズレとされている」
「・・・ハズレ?」
「これはこの街は国での総合的な話と聞いてくれ。
【測量士】は相手との間合いを正確に測ることができるが、そこまでなんだ。当人に剣や魔法の心得があれば対処できるが、基本天啓を授かればそれ以上のことはできない。天啓の流れからそれる事はできないんだ・・・それはわかるな?」
天啓で【剣の心得】を授かった者が、その流れとは別の・・・つまりは槍や斧、魔法等の技術を身につけることは不可能とされている・・・
「つまり・・・結局最後は他人任せになってしまう。パーティーを組んでいても【寄生】と取られてしまうし、益々成長が難しくなるし・・・この数百年の間・・・そもそもの【測量士】の流れの先を知る者がいないと言うのが・・・原因だ。そもそもなぜこんなJobが存在しているかすら・・・不明とされているんだ」
「つまり?」
「解明されてないJobならまだしも、今の世で【測量士】と言うJobは・・・忌み嫌われるモノなんだ・・・残念ながら」
ワーオ!なかなかのハードモード?いやいやヘルモードスタートになるのかな?
「でも、パーティーでなく、ソロなら、自己責任だし?」
「いや、そもそもとして冒険者ギルドが受け入れてくれない可能性の方がが高いんだ。実際何年か前にも登録にきた【測量士】が、実技試験で落とされて・・・ますます・・・な?」
なるほど・・・そこまで迫害されるJobなんだね
「でも大丈夫。ボクはソコソコの強さが『・・・出て行って』・・・ん?」
相変わらず鈴を転がしたような綺麗な声だったが
「出て行ってください。どうやってお父様に取り入ったかは知りませんし、さっきのお肉も何処から盗んできたかわかりません。そうやって自分を隠してヘラヘラ笑いながら・・・何が『そこそこの強さ』ですか。汚らわしい!」
「カシュー!言い過ぎだ!」
言い過ぎ?てことはイボールさんも少なからずそう思っているって事だよね?
「お父様は騙されたんです!きっと身分証の代わりとなったタリスマンだって・・・何処かから盗『やめないか!』!?」
イボールさんが家の外まで聞こえるんじゃないか?って位の大声でカシューのセリフを遮った
「カシュー?どうした?普段はそんな感情の起伏もないのに・・・何故?それに、モーリアの身元は確実だ。あの人のタリスマンが他の者の手に渡る様なことは絶対にない。そう言い切れる代物なんだ」
院長先生の過去・・・女性の過去を詮索するなんて最低のことかもしれないけど、それとこれとは別と考えて・・・調べるかな・・・
「でも!お父様!【測量士】なんて!」
随分測量士のJobにこだわるな・・・身近な人でそのJobの人がいて、何かしらの迫害でも受けていたのかな・・・それこそ今ここにいない人・・・兄弟とか・・・母親とか?それだったら最初に感じた違和感にも納得が・・・
「・・・わかりました。カシューがそう言うなら・・・『名前なんて呼ばないで!汚らわしい!』・・・そうだね。ごめんね?」
正直心はかなり傷ついているが、それを今表に出せば、カシューも余計に辛くなるに決まっている。だから精一杯の笑顔で
「不快な思いにさせてごめんね?それじゃぁ・・・失礼するね」
そう言って部屋から出ようとするとイボールさんが止めようとするが
「大丈夫です。さっきも言いましたが、ソコソコ強いので」
それでもボクと扉の間に体を入れてくるので
「・・・はぁ・・・ごめんなさい」
そう謝ってイボールさんの腕を取り、内側に捻るように体重をかけて引っ張れば・・・ドスン!
「( ゚д゚)?」
「∑(゚Д゚)え?」
イボールさんは仰向けに倒れており、ボクはその流れで腰の剣を喉元に突きつけ
「すみません。つい癖で投げた後に剣を向けてしまいました。申し訳ありません」
そう言って剣を納め、まだ呆けているイボールさんとカシューを後にして部屋から出て、玄関から出ようとすると
「モーリアさん。先程は家長とお嬢様が大変失礼を」
モリスさんが・・・
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