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 その頃王城内召喚の間では

「宰相閣下が攫われたぞ!」
「もはやこれまで・・・全員覚悟を決めろ!」
「王よ・・・突撃の合図を・・・」
「・・・宰相よ・・・わしも直ぐ行く・・・ゆっくりと酒を飲みかわそうぞ」
「・・・行くぞ!」

「ねぇ?カイザーくんとレムちゃんどこに転移したのかな?」
「感じからして話し合いじゃない??ここ騒々しいし」
「・・・モッフモフ・・・居た!長毛種!」

「全員・・・とつg『はーいSTOP!』???」

 三姉妹と近衛兵の間に割り込み転移した俺達は、宰相閣下を近衛兵の方に、レムを三姉妹の方に向かわせ、軽目の威圧を周囲にばら撒くと・・・ほぼ全員が強制的に状態に・・・王は・・・しっかりとその二本の脚で大地に立ち・・・威厳を・・・しかし脚は小刻み・・・立派だねぇ

「宰相さんよ・・・説明よろしく!こっちはちょっと席外すからさ」

 同族の説得には同族が・・・俺はレムと三姉妹を連れてさっきまでいた平原に転移し

「これで落ち着いて話せ・・・る・・・なぁ?三女・・・」

「ん?」

ナニダレを抱き抱えてるのかな?」

 平原に転移してきたのは・・・

 俺
 レム
 長女
 次女
 三女
 誰?

 6人目!

 彼?彼女?は突然自分に起こった事を飲みこめず困惑し・・・周囲を見回し・・・他称5人に囲まれている現状を理解し・・・意識を手放した

「・・・さて、彼?彼女?の介抱は三女に任せて、2人にはさっき知った情報を共有しておくな」

 そして長女と次女には獣人国家と魔族人間の関係を・・・今後の動きと・・・目的を・・・

「う~ん・・・あれ?私は?なんだろうここ・・・すごく落ち着く・・・もう少しこのまま・・・寝て・・・いえ・・・さっき私は・・・魔王に囲まれ・・・て・・・!?」

 三女の胡座(女の子がハシタナイ!)の上で意識を取り戻した彼女?は自分が魔王にいることに気が付き・・・再度意識を手放した

「とりあえずここを仮の拠点として・・・長女は鉱石操作で土台からベースキャンプの設営!次女とレムはは周辺探索!三女は・・・放置!後に説教で・・・」

「カイにゃーは?」

「・・・ちょっと城下街とか周辺国家とかの視察に行ってくるよ・・・魔族=人間が本当かどうかの確認もあるし・・・三姉妹がこの世界で何をどう救えば・・・依頼達成になるのかとかね・・・広い意味での周辺探索視察してくるよ」

 そう言って気配の多い方へ向かって転移を・・・シュン
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