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 足元が強烈な光を発し、一瞬だけ目を閉じてしまった三姉妹は次の瞬間

「ようこそ神の間へ」

 上の方から優しく語りかけるような女性の声が

「女神様?」
「え?男性の声だったよ?」
「お姉ちゃん達・・・の声だったよ?」

 三者三様・・・神の概念はそもそも人に捉えることはできないから、聞く者の意識や想像などに左右れることも多い・・・しかし・・・こうも見事に別れるのは・・・三姉妹と言われていてもやはりだったと言うことか

「・・・ごほん・・・この度の召喚に応じてくれてありがとう。この先の世界にいくにあたって素の体を少し強・・・化・・・え?あなた達本当にからきたの?施そうと思ってた強化よりも遥かに強靭な肉体と精神力を感じるのだけど・・・」

 そりゃそうだ・・・今の彼女達は素手で地竜と遊べる程に・・・そう・・・本人達は猫カフェで子猫がじゃれてきてる程度に感じる程・・・地竜はガチで殺しにかかって襲っているにも拘らず・・・だったが・・・あの数を・・・

「・・・気を取り直して、あなた達には異世界基本セットとしてアイテムボックス「ぁ、それ持ってます」と・・?え?」

 神(女・男・少年)様( ゚д゚)<え?

「アイテムボックスと異世界言語・・・は魔力の波長を合わせることで可能になるんですよね?ならそれもあります」

「もらえるのなら他に何かないですか?」

「お姉ちゃん達・・・そんな強請ねだるような真似は・・・ぁ、一緒に居てくれる使い魔ペットとかいると良いなぁ~もふもふで!肩に乗るくらいで!」

「三女・・・それ良いわね!私はトカゲタイプで!」

「次女まで・・・でも・・・それなら私だって・・・」

 口々に自分の理想を語り出す3人を前に神様?が口を挟もうとすると

「私は黒と白の仔猫で!」

 長女も乗っかった

「・・・わかりました。この場で用意はできないので、それぞれの要望に沿った仔達と現地で出会えるように手配しておきます。それでは改めて・・・かの世界をお救いください」

 そして神様が手をかざすと、三姉妹は再度光に包まれて・・・召喚者の元へいったのだろう・・・

「・・・何だったのかしら・・・こんなケースは初めてよ・・・召喚者の要望に答えたつもりだったけど・・・間違いなくよね・・・」

「へぇ~なんて言葉が出てくるなんて、随分とね」

「!?だれ!?」
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