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ドラゴン捜索依頼
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「そういえばティナはどこに住んでたんだ?あの時の匂いがってことは風下として・・・山とは反対側だよな?」
今俺たちはワイバーンと戦ったところから街に向けて若干戻る方向に進んでいる。料理した時の風向きはもっと奥側、つまり街とは反対方向だ。
「我は定地を好まぬのでな?まぁ、ここら一帯が住処といったところかの」
そういえばワイバーン食べてたって言ってたしね・・・って・・・
「それもう答えじゃね?」
「流石というか、聡いの」
「種族進化してからですかね?妙に感が優れ出したのは。ティナみたいな上位種がいれば、ドラゴンなんて住み着くわけがないし・・・幻術?」
「ほほう!何も言わせてもらえないのかえ?」
「ってことは正解ってことだね?
その人化とさっきの子狐も幻術?いや・・・それなら看破できるはず・・・」
「無闇に#女子_おなご__#を覗き見るではないぞ?」
申し訳ありませんでした。危険はないと直感でわかっていても、やっぱり警戒はするじゃない?ここ数日で上位種になった上に上位神とも出会って、さらにまた上位種だよ?なにかしらの意図を疑っちゃうよね?レムは・・・散々うるのおもちゃにされてた影響か、お姉ちゃん呼ばわりが嬉しかったのか、常にご機嫌だ。
「ワイバーン美味しかったし、ちょっと数が増えすぎてる感もあるから、少し間引いておこうかな・・・レムとティナの実力も把握しておきたいし」
「カイザーはどうやってワイバーンを倒したのじゃ?」
「俺?俺の時は既にワイバーンが弱ってたのもあるけど・・・っと、ちょうどワイバーンがこっちに気がついたから実践するよ。見てて?」
都合よくハグレてたワイバーンがいたので、刃-1を投擲して操作し、眼から侵入させて脳を破壊する
「こんな感じかな?」
「・・・エグいの・・・ほとんどの魔物も動物もそれやられたら終わりじゃよ」
矢が刺さっても、余程角度が合わない限り、脳には到達しない。むしろ刺さった瞬間瞼(あれば)を閉じて白羽取になるからね?
そこを念動力で自在に奥まで行って暴れられたら・・・
騒動を感じたか気配を察知したか、ワイバーンが数匹こちらに飛んできた。
「次はレムがティナにいいところ見せる?」
「やるにゃ!」
レムは前に俺が言った通り右手の人差し指だけを立てて、素早くワイバーンの側面に回り込むと、腕を振り下ろした。それだけで不可視の刃が飛んでいき、首を見事に落とした。
「ティナちゃん見てた?」
「カイザーも人外じゃが、レムお姉ちゃんも例に漏れず人外じゃったか・・・」
「それじゃぁ次はティナの手並みを拝見しようかな」
さて、お狐様のたたかいっぷりは・・・ハァァァァァ???
「これで良いか?」
「「・・・」」
「ティナちゃんすごい!」
「これは・・・すごいな・・・」
ティナが行使したのは幻術で間違いなかったのだが、その深度だ。火の幻術も信じすぎれば実際に火傷を負うと聞くが、もはやその比ではなかった。捜索依頼であったように、ドラゴンの幻を見せられたワイバーンは、そのまま倒れた。即死だった。正直何が起こってるか理解が追いつかなかったが、強い思念、殺意の幻も、その深度によって影響が大きいと言うことか。
「ティナはすごいな。でも、無闇矢鱈に使うんじゃないぞ?」
「本気を出せばカイザーにもできるじゃろうがの?だが、カイザーの帝アインには素直に従うのじゃ。美味しいものが食べれなくなるからの」
腹ペコ狐か・・・『収納』今の戦闘で倒したワイバーン。俺とレムが各1匹で、ティナが15匹だ。幻術怖い。収納したワイバーンはどれも状態が良かったのでそのまま収納解体にして、街に戻ることにした。(途中気になる存在があったので、少しお話ししに行った)
「それで、ティナはどうしようか・・・」
「どう言う意味じゃ?ここで置いていくのか?」
「え!?カイザー?ティナちゃん一緒に行かにゃいにょ?」
レムが動揺して語尾が崩れてる・・・
「そうじゃなくてね?人家しっぱなしでいいのか?ってこと。昨夜もお腹いっぱい食べたら油断したのか人化がとけて、子狐になってたよ?それなら子狐の状態で普段はいて、食事の時に人化するか?ってこと!
それに、依頼に出て女の子を連れて帰るよりも、子狐を連れて帰ってくる方が、難易度低いんだよ!」
それに、クルフィアの連中には子狐の姿で見られてるしね?
「そうじゃの・・・確かにそれは面倒ごとが増えそうじゃの・・・なれば我は子狐形態を常として、刀子を見て人化するとしよう!」
聞き分けてくれて助かった・・・
「ティナは甘いものって好きか?」
「蜂蜜か?時々手に入るが、好んでは食さないな。なんじゃ?持ってるのか?」
とりあえず最初に色々暴露しちゃおうかな・・・ってティナを転移で連れ帰っちゃってもいいのかな?栗鼠さんに聞いてみよう・・・メールの返事では、それはもう体操驚かれてたけど、先に聞いてくれたからと、許可が降りた。それに、焼肉後だから風呂でさっぱりしたかったんだよね・・・
「ティナ?ちょっと今から景色が変わるけど驚かないでね?」
「???」
『転移』シュン
今俺たちはワイバーンと戦ったところから街に向けて若干戻る方向に進んでいる。料理した時の風向きはもっと奥側、つまり街とは反対方向だ。
「我は定地を好まぬのでな?まぁ、ここら一帯が住処といったところかの」
そういえばワイバーン食べてたって言ってたしね・・・って・・・
「それもう答えじゃね?」
「流石というか、聡いの」
「種族進化してからですかね?妙に感が優れ出したのは。ティナみたいな上位種がいれば、ドラゴンなんて住み着くわけがないし・・・幻術?」
「ほほう!何も言わせてもらえないのかえ?」
「ってことは正解ってことだね?
その人化とさっきの子狐も幻術?いや・・・それなら看破できるはず・・・」
「無闇に#女子_おなご__#を覗き見るではないぞ?」
申し訳ありませんでした。危険はないと直感でわかっていても、やっぱり警戒はするじゃない?ここ数日で上位種になった上に上位神とも出会って、さらにまた上位種だよ?なにかしらの意図を疑っちゃうよね?レムは・・・散々うるのおもちゃにされてた影響か、お姉ちゃん呼ばわりが嬉しかったのか、常にご機嫌だ。
「ワイバーン美味しかったし、ちょっと数が増えすぎてる感もあるから、少し間引いておこうかな・・・レムとティナの実力も把握しておきたいし」
「カイザーはどうやってワイバーンを倒したのじゃ?」
「俺?俺の時は既にワイバーンが弱ってたのもあるけど・・・っと、ちょうどワイバーンがこっちに気がついたから実践するよ。見てて?」
都合よくハグレてたワイバーンがいたので、刃-1を投擲して操作し、眼から侵入させて脳を破壊する
「こんな感じかな?」
「・・・エグいの・・・ほとんどの魔物も動物もそれやられたら終わりじゃよ」
矢が刺さっても、余程角度が合わない限り、脳には到達しない。むしろ刺さった瞬間瞼(あれば)を閉じて白羽取になるからね?
そこを念動力で自在に奥まで行って暴れられたら・・・
騒動を感じたか気配を察知したか、ワイバーンが数匹こちらに飛んできた。
「次はレムがティナにいいところ見せる?」
「やるにゃ!」
レムは前に俺が言った通り右手の人差し指だけを立てて、素早くワイバーンの側面に回り込むと、腕を振り下ろした。それだけで不可視の刃が飛んでいき、首を見事に落とした。
「ティナちゃん見てた?」
「カイザーも人外じゃが、レムお姉ちゃんも例に漏れず人外じゃったか・・・」
「それじゃぁ次はティナの手並みを拝見しようかな」
さて、お狐様のたたかいっぷりは・・・ハァァァァァ???
「これで良いか?」
「「・・・」」
「ティナちゃんすごい!」
「これは・・・すごいな・・・」
ティナが行使したのは幻術で間違いなかったのだが、その深度だ。火の幻術も信じすぎれば実際に火傷を負うと聞くが、もはやその比ではなかった。捜索依頼であったように、ドラゴンの幻を見せられたワイバーンは、そのまま倒れた。即死だった。正直何が起こってるか理解が追いつかなかったが、強い思念、殺意の幻も、その深度によって影響が大きいと言うことか。
「ティナはすごいな。でも、無闇矢鱈に使うんじゃないぞ?」
「本気を出せばカイザーにもできるじゃろうがの?だが、カイザーの帝アインには素直に従うのじゃ。美味しいものが食べれなくなるからの」
腹ペコ狐か・・・『収納』今の戦闘で倒したワイバーン。俺とレムが各1匹で、ティナが15匹だ。幻術怖い。収納したワイバーンはどれも状態が良かったのでそのまま収納解体にして、街に戻ることにした。(途中気になる存在があったので、少しお話ししに行った)
「それで、ティナはどうしようか・・・」
「どう言う意味じゃ?ここで置いていくのか?」
「え!?カイザー?ティナちゃん一緒に行かにゃいにょ?」
レムが動揺して語尾が崩れてる・・・
「そうじゃなくてね?人家しっぱなしでいいのか?ってこと。昨夜もお腹いっぱい食べたら油断したのか人化がとけて、子狐になってたよ?それなら子狐の状態で普段はいて、食事の時に人化するか?ってこと!
それに、依頼に出て女の子を連れて帰るよりも、子狐を連れて帰ってくる方が、難易度低いんだよ!」
それに、クルフィアの連中には子狐の姿で見られてるしね?
「そうじゃの・・・確かにそれは面倒ごとが増えそうじゃの・・・なれば我は子狐形態を常として、刀子を見て人化するとしよう!」
聞き分けてくれて助かった・・・
「ティナは甘いものって好きか?」
「蜂蜜か?時々手に入るが、好んでは食さないな。なんじゃ?持ってるのか?」
とりあえず最初に色々暴露しちゃおうかな・・・ってティナを転移で連れ帰っちゃってもいいのかな?栗鼠さんに聞いてみよう・・・メールの返事では、それはもう体操驚かれてたけど、先に聞いてくれたからと、許可が降りた。それに、焼肉後だから風呂でさっぱりしたかったんだよね・・・
「ティナ?ちょっと今から景色が変わるけど驚かないでね?」
「???」
『転移』シュン
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