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初依頼!

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「お姉さん!カイン兄さんから第二試験も合格って貰いました!」

「本当なの?すごいじゃ無い!じゃあ登録するわね(ボーナスボーナス♪)」

 なにか感じたが・・・

「それで今から依頼って受けれますか?」

「大丈夫よ?最初は街中の依頼しか受けれないけど、ランクアップすれば外の依頼も受けれるからね?あ、ランクの説明忘れてたわ、説明してもいい?」

 それ忘れちゃアカンやつでは?

「お願いします」

クイッ!(エアメガネ!)「ランクはEが初心者で→D→C→B→A→S→SS→SSSと上がっていくけど、現状SSSは不在ね?それで
Dがノーマル Cが一歩手前 Bが一人前 Aが強者 Sが勇者 と言った感じね?特にランクでの呼び名は無いから、例えば「カインAランク」位かしらね?Sランクにでもなれば二つ名が用意されるでしょうけど、この国ではまだね?
 後はCランク迄は緊急依頼を断れない。これを断ると問答無用でランクダウンね。DとEは不参加でも特にペナルティは無いけど、でお手伝いすればランクアップの材料にはなるわよ?勿論、出過ぎた真似するとランクダウンもあり得るわよ?」

「依頼を受ける時はあそこのボードから依頼票を受付けに持ってきてね?そこで適正ランクと報酬と期日の説明をして受付け完了。そこで初めて出発できるわ。その後はほぼ自己責任で依頼を達成してもらって、討伐や採取依頼ならギルドで、お手伝いや外壁工事なら現場担当者にサインをもらってね?そしてサイン付きの依頼書をギルドに提出してもらったら、内容を精査して報酬をしはらうかたちとなり、そこで依頼達成!となります。もちろんその間で期日オーバーや不備があった場合は依頼未達成による失敗等もあるので注意を。そして、依頼失敗の場合はペナルティが発生します。ペナルティ内容は様々ですが、基本的には依頼票に書かれてる報酬額の十倍をギルドに納める事となるので、身の丈に合った依頼を頑張るように!」

「ここまではいいかな?」

「はい!」ガチテンプレ乙

「それじゃあ、ランクアップについてね?最初の関門E→Dは、街中のお手伝いね。庭の草刈りとか家具の移動とか買い物の代行とかね?これを失敗無しの連続十回達成すればDランクになれるわ。勿論途中で一回でも失敗すればまた最初からね?でも、余程のことがない限りこれを失敗したのは聞いたことがないわね?」

「D→Cは壁外での依頼が多いわね。とはいっても薬草採取系が殆どね?これも失敗無しの連続十回達成ね」

「C→Bは動物や魔物の討伐依頼が殆どね?これも失敗無しの連続十回達成なんだけど、ここからは十回以降最低二回の特殊試験が入ってくるわ。先ずは盗賊討伐依頼ね?これはといったひとつ目の壁ね。きっとゴブリン討伐等も受けると思うけど、それとこれとは違ってくるから壁なの。ここで挫折する者もいるからね?それともう一つは護衛依頼ね。これは別に王族とか貴族とかでなくが多いかな?そしてこの場合にも同時発生する確率が高いから要注意なの」

「B→Aは簡単よ?連続達成でなくても良くなるから。ただしってだけよ」

「A→Sはもっと簡単。討伐依頼は一匹だけだから。竜種のみ」

「S→SSは・・・それこそ魔王討伐位かしら?」

「ランクアップ方法の後半は聞き流しておいても良いけど、前半の連続達成ってのはほんと大変だからね?かといって無難なのばかりでお茶を濁してたら連続十回が十五回二十回に増えることも過去にあったからね?」

「それじゃランクカード作るからちょっとだけ指先に針刺して血をカードにお願いね?」
 
「よし、コレでこのカードに君の情報が入ったから。今後の依頼や討伐も記録されるからね。無くしたら再発行に一週間と金貨一枚かかるからね?因みにその間は依頼受けれないよ?」
 
「さて話が長くなって依頼時間が短くなっても申し訳ないし、残ってる依頼みておいで?」

「はい!見てきます!」

 うんうん、元気があって良いねえ~♪けど、本当に第二試験クリアしたのかしら?あれって最低でも訓練だよ?カインが誤魔化す意味もないけど・・・「お姉さんこれお願いします」

「はーい、今確認するわね?(後で聞きてみるか)」
「お爺さん所の草刈ね?はい、行ってらっしゃい!完了したらお爺さんにサインもらってきてね!」

「はい!行ってきます!」

「ふふっ元気のいい子ね。さてと、カインに聞いてこようかな?」

 と、訓練場に向かう途中でギルマスと出会い

「どうされました?なにか気になることでもありましたか?」

「お前の推薦した少年の事を直接カインから聞きたくてな?一緒に行くか?」





「カキーン?」「「誰だよ!」」

「で、カイン?あの少年の試験どうだったの?」

「少年が嬉しそうに走って報告に行っただろ?その通りだよ」

「それはそうなんだけど」

「まずはじめに言っておくことがある」

「どうされました?ギルマス」

「カインはダブルランクダウンで明日からCランクだ!みっちりやり直せ!」




「「へ?」」

「ちょっとカインあんたなにやらかしたのよ?」

「待ってください、どういうことですか?ギルマス!」

「胸に手を当てて考えろ・・・といっても時間の無駄なら言ってやろう」

「なぁカインよ?初心者試験受講者にを投げて渡すのは?はっきり見てたぞ?」

 バレてたー?ハッ!ここってギルマスの部屋から丸見えじゃないか!

「あれはつい「ついでキズを負わせてたらどう責任を取るつもりじゃったのだ?あの時点ではまだ冒険者にもなってなかったはずだぞ?」・・・返す言葉もありません。ランクダウンは慎んで受けます」

「素直に反省したのならで良しとしよう。以降励めよ」

「ありがとうございます!」



「それにしても面白い子が入ったものよのぉ?これからが楽しみじゃ」


 その頃草刈りの依頼を受けたショウは


 バスケットコート半面分のスペースの草をマ○タの電動草刈り機で刈り、そのままインベントリに視認収納していき、ものの数分で終わらせるのであった。

「おわりましたよ?まだ時間もあるし何かしましょうか?」

( ゚д゚)
「そうじゃの、そこの木の剪定でもしてもらおうかの?」

「はーい、じゃあ・・・高枝鋏の先をチェンソーに換えて・・・よっほっはっ!・・・」
 勿論切った枝は視認収納していきこちらも数分で

「終わりました!」
( ゚д゚)

「サインもらってもいいですか?」

「お?おお、これで作業完了じゃな、増額のサインもしといたから受け取っておくれ」

「ありがとうございました!またよろしくお願いします!」



 帰り道

「これが外壁かぁ、ん?」

 何やら男の人が頭を抱えていたので

「どうしたんですか?」

 聞いてみると今日の作業運搬依頼をしてた冒険者が体調不良で来てないそうで、今日分のノルマが達成出来そうにないとの事。因みにノルマが達成出来ない場合は現場への給金も支払われないとの事。

「僕が手伝いましょうか?」

「ボウズが?」

「はい、本日冒険者に登録が叶いまして、今も依頼を達成してきました!それで何をすれば良いですか?」

 半分諦めの入った口調で

「あそこのブロックを俺の所に運んで、そこの粉の入った袋と砂利と水を混ぜてくれれば、後は俺が作業出来るんだが・・・」

 要はコンクリである。これなら数年前にバイトでやった事があったので

「分かりました!先ずはブロックを運んでおきますね?」

 と、折畳式のアルミ製リアカーを出した所で親方さん?と目が合うがスルーして、今日の分のブロックを乗せると

「コレはその都度降ろしますので、今からコンクリ作りますね?配合比は・・・水は?時間も無いし<ウォーター>っで、混ぜるフネが無さそうだから地面に穴を<アースホール>で、材料を入れて混ぜ・・・<ミキサー>・・・こんなもんかな?鑑定結果は・・・よし、良質とでた!親方さん!準備できましたよ!」

親方さん( ゚д゚)

「仕方ないな、周りに似た感じで・・・よっし、今日の分の材料は全部使ったからコレで終わりかな?親方さん?」

「ハッ!夢を見てるのかな?作業が終わって見えるんだが」

「終わりましたよ?素人作業ですが、周りとの違和感は感じられないと思います。それでは僕はコレで。あっそうだった!親方さん?さっき見た事はと思って忘れてくださいね?そうすればまたが見れるかもしれないので」

 とだけ言っておいた

 時間食っちゃったな・・・ん?馬車が傾いて・・・

「どうしました?」

「ん?なんだボウズか、見てわかる通り馬車の車輪が壊れての?(四輪のうちの一輪)それを交換する車輪と部品や道具はあるんじゃが、何せないといけないからの?その為の人員を本店に呼びに行かせておるんじゃが、まだ戻ってこないんじゃよ」

 車軸は無事だけど、車輪の一部にヒビが入って少し割れてる

「予備の車輪と道具をここに置いて・・・修理する人はこの人ですか?」

「そうじゃが・・・何をするつもりなんじゃ?」

「それじゃあ持ち上げますからちゃっちゃと交換して下さいね?」

 と一方的に伝えた後馬車後方に回り込んで

「<身体強化>今です!」

 素の能力とスキルを使えばコレくらいは持ち上げれるが・・・

「ボーッとしてないで交換してください!」

 無理な話である。こんな違和感しかない出来事と遭遇したのであるから

「仕方ないな・・・<極小ウォーターボール>」を技師さんの顔に当てて意識を戻させて

「そんなに長く保ちませんから早く交換して!」

 やっと動き出した技師さんが交換を終わらせたので担いでた馬車を下ろして・・・

「コレで動けそうですか?でも、一箇所だけ交換すると全体のバランスが崩れて他の車輪に余計な負荷がかかり、壊れやすくなると思うので、早めに全部の車輪を交換したほうが良いと思いますよ?」

「大旦那さま~遅くなりました!それで担ぐ馬車は何処ですか?見たところこの馬車では無いように思いますが」

 大旦那様ね・・・

「ハッ!お前たち遅かったな!お前たちが来るまでにそこのボウズ・・・いや少年が担いでくれたよ!いや、感謝しても仕切れないよ!」
 
「いえ、僕が余計なことをしなくても皆さんが駆けつけてくれたじゃないですか、偶々タイミングがズレただけですよ。なのでこれで行きますね?ちょっと急いでるので」

 ギルドに戻るのが遅くなりそうだったので返事も聞かずに走り出した

「礼もなしでは商人として気持ちが悪いわい、誰か!あの少年を追いかけて調べてきなさい!勿論丁重にですよ?お礼をするのは私の方なのですから!」






「ただいま!って、ここは家じゃ無いか「お帰り~」ら・・・/////」

「えっと、草刈りの依頼完了です」

「じゃあサイン付きの依頼書とギルドカード渡してね?」

 依頼書とギルドカードを渡して他の依頼票を見てると

「確認取れたわよーって・・・え?」

「どうしました?失敗しちゃってますか?」

「いえ、ギルドカードの情報読み取ったら他にも依頼をクリアしてることになっててね?庭木の剪定と外壁工事?なんで?」

「そう言えば草刈りの所で時間が余ったので木の剪定もついでにやって、帰り道に外壁工事を見学してたら担当の冒険家が体調不良で来れないって事で親方さんの作業を手伝いました。ダメでしたか?」

「後受けって事で処理出来るから大丈夫よ?という事はコレで依頼三つ達成ね、おめでとう残り七つでランクアップよ」

「やったー」

「次は報酬ね?草刈りと剪定がそれぞれ銅貨五枚で計十枚ね。外壁工事は銅貨八枚ね。草刈りには増額サインが付いてるから銅貨プラス三枚という事で、今回の報酬は銅貨二十一枚(銀貨二枚と銅貨一枚)ね。お疲れ様」

 貨幣の単位はこんな感じで、それぞれ十枚でワンランクアップだ

 鉄貨十円
 銅貨百円
 銀貨千円
 金貨壱万円
 大金貨十万円
 白金貨百万円

 なので今日の報酬は日本円で二千百円となる。

「それじゃぁ、また明日も来ます!」

 と言い残して外に出ると、受付けのお姉さんが追いかけてきたので

「<インビジブル>」姿を消して移動、跳躍で外壁を超えて森の入口へ行き、今夜の寝床を考えるのであった




 



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