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たまにはゆっくりしたい

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 波乱万丈だよね・・・どこの巨大ロボットの・・・いや・・・悩ましいねぇ・・・
 今回の被害者の方々の共通性は何なんだろうかねぇ・・・起点はともかく、あの喫茶かねぇ・・・悪い人には見えなかったし、悪いことをする理由も見受けられなかったけど、実は腹の中が・・・かもしれないし・・・

 とはいえ、どんな理由にしろ悪事に加担してしまってるのは間違いないことだし、罪は償ってもらわないとね?
 さて、そろそろだれか起きてきてくれれば、話も進むんだけど・・・
一番の適役は・・・お供さんなんだけど・・・まさか彼もうっかり枠ってことはないよね・・・?フリじゃないよ??ボクは建築士じゃないよ?・・・まじかぁ・・・

 『強制目覚ましおはよう』 

 うん、みんな目を覚ましたね。お供さんは・・・まじか・・・これでも寝てるとか本気でうっかり枠か

「皆さんおはようございます。覚えてらっしゃいますか?一応先ほど地下牢から助け出したものなんですけど」

 寝起きでちょっと反応が鈍かったけど、どうやら思い出してくれたようで、口々に感謝の言葉を・・・って、一人ずつにしてくれ!みんな同時言うな!何言ってるかわかんねぇよ!三男!お前もだ!
 それよりも三男さん、あなたはお供を起こす努力を・・・何々?分かりました。無理なんですね・・・お察しします。

「さて、本題に入りたいんですけど。ボクを含めて、なぜ皆さんがあそこに捕まってたかなんですけど、どなたか理由をご存知の方はいますか?あと、皆さんはどこで捕まったのでしょうか?
 ちなみに僕らは喫茶スペースなんですけど」

 ボクが捕まった場所を言うと、どうやらみんな同じ場所らしいです。なぜあそこなのか・・・他の場所ではいけなかったのか・・・三男さんが混ざってたのは意図して・・・もしくは・・・

「すみません。北城主さんの三男さんにお聞きしたいのですが、あなたはどこで捕まったんですか?それと、ほかの人とは別の場所に捕まってましたよね?あれも何かあるんでしょうか?」

 身包みも剝がされてたし

「いやぁ、ボクも皆さんと同じでそこの喫茶ですよ。ただ、その後でお供のコイツがうっかり正体を喋っちまいましてね?それで「良い人質が転がり込んできた」ってことで、別の場所に連れていかれてたんですよ」

 うっかり枠・・・

「それで、相手は何でこんなことをしてるか漏らしたりしてませんでしたか?」

 人質と来たからには、それなりの理由と何かしらの行動・・・は国盗りか・・

「それに関しては・・・」 














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