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魔王襲来?
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「すみませーん、ここって王城で間違いないですか?それと入り口で合ってます?」
とりあえずココでの門番に聞いてみた
「ん?どうしたボウズ迷子か?いやここが王城入口かって聞いてくるあたりでここ目指して来たんだな?」
「そうですね、ここを目指して来たので・・・っとこれ預かってきました」
「ん?どれどれ・・・ギルドからの推薦状だと?しかもこの封蝋はマスターの・・・ちょっと待ってろ」
ぉ?今度はすんなりいきそうだな?
「おーいボウズども、宰相が会ってくれるそうだからこっちに来てくれー」
「すんなり行き過ぎじゃないか?逆に怖いわ・・・でも、会ってもらえるってんなら行くしかないわーな」
ここは最初に召喚されたところの隣国で、勇者召喚でアタリを引いたらしく、魔王討伐のメインPTが結成されたらしいが、果たしてどんなのがいるのやら・・・ギルマスの情報だと僕らと同じ黒目黒髪のニホンジンという種族らしいしね
「君たちがギルドマスターからの推薦状を持ってきたってのは本当かい?」
そうそう言い忘れてたがこの国でここまでに登場した人物は皆ケモ耳つまりここは獣人国家ということになる。モフモフしたいけどテンプレだと恋人だけとか触ったら結婚しないといけないとかだから、愛でるだけにしている
「はーい、ちょっとした事故で隣国から飛ばされてきちゃったんですよ~無事戻れたらナナリー様にもお詫びとお礼しなきゃなりませんけどねー」
「おお、ナナリー殿をご存じか、それなら安心してお主等を王や勇者殿に会わせることができるな」
おっとナナリー様の名前出してみたら意外と好感触だった。お礼にゴ〇ィバのチョコレートでもあげようかな?ってもチョレートってのは一種の薬だから、常習性求められても困るからやめておこう
「自己紹介が遅れました。Aランク冒険者のアズマ・ショウです。家名が入れ替わる異世界人なので、ショウ・アズマでも構いません」
「同じく異世界より召喚されてきましたDランク冒険者のサイトウ・カオリですなのでカオリ・サイトウとなりますね?そしてこのショウくんのお嫁さんです・よろしくお願いします」
あれ?最後の一言は必要だっけ??でも、これもテンプレだと異世界人の篭絡と囲い込みにハニートラップはよくあるし、何よりこの国は獣人国家なので、ケモ耳おねーさんとk「翔君?」・・・
「ハイ!なんでもありません!」
「如何なされた?」
「いえ、大丈夫です」
なんでこの子は心の声にダイレクトにツッコミいれれるんだろうかね・・・そんなスキルでも作り出したのかな?
「それで王には会うかい?」
「いえ、僕らはあくまでもイレギュラーなので、コチラの勇者様に会ってみたいと思っただけですから」
「それならこの部屋だ、同郷らしいからゆっくりと話すといい。夜には食事会を開こうと思うからの」
そんな長居するつもりはないけど、状況次第だよな・・・
「ありがとうございます!コンコンコン失礼します!」
さってどんな出会いが待ってることやら・・・
「こんにちわ。隣国で召喚された者です。ちょっとした事故でこちらの国に来ることになったのであいさつに来ました」
あいさつしたものの返事が返ってこない・・・
「あぁあああん?この国以外でも召喚したって聞いてたが、なんだこのガキ共は?」
「仕方ないよ、よその国の召喚魔法はしょぼいって話だからそんなガキが集められたって聞いたし、そもそもサポート要員らしいからそんなもんじゃないかねー?」
「そうそう、所詮は俺たちのおまけ召喚だろ?力も弱えぇしそもそも国といえないほどの小ささなんだろ?」
「ケケケ、せいぜい足引っ張んない程度にやってくれりゃそれでいいんだよ」
「マテマテ、ガキ共っていうけどなかなか良い女連れてるじゃねぇか、オイそのメス置いてガキは帰っていいぞ!」
5人PTか・・・耳障りな台詞の最中に〈鑑定〉で見せてもらったが、その程度の強さで威張れるなんて大丈夫かね?素の身体能力なら〇イザップされた同級生のほうが強いぞきっと
「すみません部屋間違えたみたいなので失礼します」
バタン・・・見ると宰相さんが青い顔して立ってた
「あれが召喚された勇者ですか・・・見たところ奥のベッドの陰に数名の女性がいたようですが」
「ギクッ?」
「しかも約一名僕の彼女に手を出そうとしてたのは、敵対行動とみてもいいんですよね?」
「ぃゃ、ぁれはその・・・・」
「まぁいいや、なんか気になる台詞も多々あったので、食事会は大丈夫です。帰りますので」
「ぇ?王には会っていただけないのですか?」
「あの勇者達にどんな説明したか知りませんけど、僕らはしょぼい召喚らしいし、おまけで弱小国家なんでしょ?そんな僕らがこの国の王様に謁見できるなんておこがましいですヨ」
「ということd「たいへんだぁぁぁぁぁぁ!魔王が攻めてきたぞ!」e・・・・・ん?
「何!魔王じゃと!勇者様!お願いします!」
と部屋をドンドンドンとたたき開くもそこではR18なことを・・・・
「魔王だって?ハッ!俺様がやっつけてやるよ!オイみんな行こうぜ!」
「「「「おう」」」」
その前に服着ろよ
「ショウくん、あの5人みんな粗末だったね?」
香織さん?そんなこと言うんじゃありません。確かに粗末だったが、香織さんも25歳まで生きてたんだからそういった経験もあるだろうし見たこともあるんだろうけど・・・
「それでも今は僕の彼女なんだしまだ中学生なんだから恥じらいを持ってください」
「////////」「もうすぐ高校生だよ?」
「それでもだめ!」
さって自称勇者君達が部屋から出て行ったので
「はーいみなさん、思うところはあるでしょうがまずはおとなしくしてくださいね?」
そこには裸にされいろいろな体液の付いたぐったりとした女性が数名横になってたので
「これは問答無用で〈スキルエリアヒール〉〈スキルクリーン〉〈スキル精神安定〉〈スキル記憶操作〉〈スキル時間操作〉とかとかいろいろ」
「ついでに部屋も〈スキルクリーン〉これでいっか」
宰相さん( ゚д゚)してますね?でも今回は時間もないので目の前で〈スキル猫だまし〉ぁ・・・
「ピヨピヨピヨ・・・」
やっべ、通常の猫だましと違ってスキルの場合はスタン効果があるんだった・・・テヘペロ?
「宰相さん起きてー?」
「はっ!今のは何だったのだ??って娘たちが!」
「繋ぎ止めに自分の娘を使ってたんだね・・・宰相それは悪手だよ。そうだとしてもあの勇者には説教が必要だよね・・・?」
そういえば魔王が攻めてきたって言ってたけど、サーチに引っかからないね?
「〈スキルエリアサーチ最大〉〈スキル特定個体サーチ〉」
あれ?魔王様ず~っと離れたところから動いてないぞ?ってことは・・・狂言?虚言か?
「これは都合がいいな。魔王の居場所も判明したことだし、香織?ショートカットしてもいいかな?」
「いいよーショウくんのお望みのままにー」
言質とったのでやらかしますねー
「宰相?あの勇者要りますか?」
「要らんわ!」
「言質もらいました。魔王のところに送り届けておきますね?」
「どういう意味じゃ?」
「そのまんまですよ、今から魔王のところに転移するので、一緒に連れて行って置いてきます。そこで魔王を討伐できれば御の字、できなければ体のいい処分ということで」
「でもそれでは魔王の脅威はどうするのじゃ?」
「そこで質問なんですが、魔王って何ですか?何したんですか?そもそも魔王が悪でこちらが正義なんですか?」
「それは文献で・・・」
「では何の明確な根拠もない魔王という存在だけで僕らは召喚されたんですか?この世界に!親から引き離されて!無理やり!」
「でもワシらも困り果てて」
「しかも帰れるという保証は全くないのでしょう!?」
「!!!!」
「やっぱり・・・戻れないんですね・・・」
「・・・・・」
「行こう香織。巻き込む形になっちゃってごめんね」
「んーっとこの状況を望んだのは私自身だから後悔はしてないよ?」
「ありがとう」「へへっ」
「さて行くか!」
次回最終回?
とりあえずココでの門番に聞いてみた
「ん?どうしたボウズ迷子か?いやここが王城入口かって聞いてくるあたりでここ目指して来たんだな?」
「そうですね、ここを目指して来たので・・・っとこれ預かってきました」
「ん?どれどれ・・・ギルドからの推薦状だと?しかもこの封蝋はマスターの・・・ちょっと待ってろ」
ぉ?今度はすんなりいきそうだな?
「おーいボウズども、宰相が会ってくれるそうだからこっちに来てくれー」
「すんなり行き過ぎじゃないか?逆に怖いわ・・・でも、会ってもらえるってんなら行くしかないわーな」
ここは最初に召喚されたところの隣国で、勇者召喚でアタリを引いたらしく、魔王討伐のメインPTが結成されたらしいが、果たしてどんなのがいるのやら・・・ギルマスの情報だと僕らと同じ黒目黒髪のニホンジンという種族らしいしね
「君たちがギルドマスターからの推薦状を持ってきたってのは本当かい?」
そうそう言い忘れてたがこの国でここまでに登場した人物は皆ケモ耳つまりここは獣人国家ということになる。モフモフしたいけどテンプレだと恋人だけとか触ったら結婚しないといけないとかだから、愛でるだけにしている
「はーい、ちょっとした事故で隣国から飛ばされてきちゃったんですよ~無事戻れたらナナリー様にもお詫びとお礼しなきゃなりませんけどねー」
「おお、ナナリー殿をご存じか、それなら安心してお主等を王や勇者殿に会わせることができるな」
おっとナナリー様の名前出してみたら意外と好感触だった。お礼にゴ〇ィバのチョコレートでもあげようかな?ってもチョレートってのは一種の薬だから、常習性求められても困るからやめておこう
「自己紹介が遅れました。Aランク冒険者のアズマ・ショウです。家名が入れ替わる異世界人なので、ショウ・アズマでも構いません」
「同じく異世界より召喚されてきましたDランク冒険者のサイトウ・カオリですなのでカオリ・サイトウとなりますね?そしてこのショウくんのお嫁さんです・よろしくお願いします」
あれ?最後の一言は必要だっけ??でも、これもテンプレだと異世界人の篭絡と囲い込みにハニートラップはよくあるし、何よりこの国は獣人国家なので、ケモ耳おねーさんとk「翔君?」・・・
「ハイ!なんでもありません!」
「如何なされた?」
「いえ、大丈夫です」
なんでこの子は心の声にダイレクトにツッコミいれれるんだろうかね・・・そんなスキルでも作り出したのかな?
「それで王には会うかい?」
「いえ、僕らはあくまでもイレギュラーなので、コチラの勇者様に会ってみたいと思っただけですから」
「それならこの部屋だ、同郷らしいからゆっくりと話すといい。夜には食事会を開こうと思うからの」
そんな長居するつもりはないけど、状況次第だよな・・・
「ありがとうございます!コンコンコン失礼します!」
さってどんな出会いが待ってることやら・・・
「こんにちわ。隣国で召喚された者です。ちょっとした事故でこちらの国に来ることになったのであいさつに来ました」
あいさつしたものの返事が返ってこない・・・
「あぁあああん?この国以外でも召喚したって聞いてたが、なんだこのガキ共は?」
「仕方ないよ、よその国の召喚魔法はしょぼいって話だからそんなガキが集められたって聞いたし、そもそもサポート要員らしいからそんなもんじゃないかねー?」
「そうそう、所詮は俺たちのおまけ召喚だろ?力も弱えぇしそもそも国といえないほどの小ささなんだろ?」
「ケケケ、せいぜい足引っ張んない程度にやってくれりゃそれでいいんだよ」
「マテマテ、ガキ共っていうけどなかなか良い女連れてるじゃねぇか、オイそのメス置いてガキは帰っていいぞ!」
5人PTか・・・耳障りな台詞の最中に〈鑑定〉で見せてもらったが、その程度の強さで威張れるなんて大丈夫かね?素の身体能力なら〇イザップされた同級生のほうが強いぞきっと
「すみません部屋間違えたみたいなので失礼します」
バタン・・・見ると宰相さんが青い顔して立ってた
「あれが召喚された勇者ですか・・・見たところ奥のベッドの陰に数名の女性がいたようですが」
「ギクッ?」
「しかも約一名僕の彼女に手を出そうとしてたのは、敵対行動とみてもいいんですよね?」
「ぃゃ、ぁれはその・・・・」
「まぁいいや、なんか気になる台詞も多々あったので、食事会は大丈夫です。帰りますので」
「ぇ?王には会っていただけないのですか?」
「あの勇者達にどんな説明したか知りませんけど、僕らはしょぼい召喚らしいし、おまけで弱小国家なんでしょ?そんな僕らがこの国の王様に謁見できるなんておこがましいですヨ」
「ということd「たいへんだぁぁぁぁぁぁ!魔王が攻めてきたぞ!」e・・・・・ん?
「何!魔王じゃと!勇者様!お願いします!」
と部屋をドンドンドンとたたき開くもそこではR18なことを・・・・
「魔王だって?ハッ!俺様がやっつけてやるよ!オイみんな行こうぜ!」
「「「「おう」」」」
その前に服着ろよ
「ショウくん、あの5人みんな粗末だったね?」
香織さん?そんなこと言うんじゃありません。確かに粗末だったが、香織さんも25歳まで生きてたんだからそういった経験もあるだろうし見たこともあるんだろうけど・・・
「それでも今は僕の彼女なんだしまだ中学生なんだから恥じらいを持ってください」
「////////」「もうすぐ高校生だよ?」
「それでもだめ!」
さって自称勇者君達が部屋から出て行ったので
「はーいみなさん、思うところはあるでしょうがまずはおとなしくしてくださいね?」
そこには裸にされいろいろな体液の付いたぐったりとした女性が数名横になってたので
「これは問答無用で〈スキルエリアヒール〉〈スキルクリーン〉〈スキル精神安定〉〈スキル記憶操作〉〈スキル時間操作〉とかとかいろいろ」
「ついでに部屋も〈スキルクリーン〉これでいっか」
宰相さん( ゚д゚)してますね?でも今回は時間もないので目の前で〈スキル猫だまし〉ぁ・・・
「ピヨピヨピヨ・・・」
やっべ、通常の猫だましと違ってスキルの場合はスタン効果があるんだった・・・テヘペロ?
「宰相さん起きてー?」
「はっ!今のは何だったのだ??って娘たちが!」
「繋ぎ止めに自分の娘を使ってたんだね・・・宰相それは悪手だよ。そうだとしてもあの勇者には説教が必要だよね・・・?」
そういえば魔王が攻めてきたって言ってたけど、サーチに引っかからないね?
「〈スキルエリアサーチ最大〉〈スキル特定個体サーチ〉」
あれ?魔王様ず~っと離れたところから動いてないぞ?ってことは・・・狂言?虚言か?
「これは都合がいいな。魔王の居場所も判明したことだし、香織?ショートカットしてもいいかな?」
「いいよーショウくんのお望みのままにー」
言質とったのでやらかしますねー
「宰相?あの勇者要りますか?」
「要らんわ!」
「言質もらいました。魔王のところに送り届けておきますね?」
「どういう意味じゃ?」
「そのまんまですよ、今から魔王のところに転移するので、一緒に連れて行って置いてきます。そこで魔王を討伐できれば御の字、できなければ体のいい処分ということで」
「でもそれでは魔王の脅威はどうするのじゃ?」
「そこで質問なんですが、魔王って何ですか?何したんですか?そもそも魔王が悪でこちらが正義なんですか?」
「それは文献で・・・」
「では何の明確な根拠もない魔王という存在だけで僕らは召喚されたんですか?この世界に!親から引き離されて!無理やり!」
「でもワシらも困り果てて」
「しかも帰れるという保証は全くないのでしょう!?」
「!!!!」
「やっぱり・・・戻れないんですね・・・」
「・・・・・」
「行こう香織。巻き込む形になっちゃってごめんね」
「んーっとこの状況を望んだのは私自身だから後悔はしてないよ?」
「ありがとう」「へへっ」
「さて行くか!」
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