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第104話 世界運営会議①
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何とか全員の得意なことを確認できたので、やるべきことを考えることにした。
まずは新世界側だけど……。
「新世界側は拠点がある程度でき次第、街作りをしていきましょう。住民はミリアムさんが生み出した精霊たちや妖種たちがメインになります」
「かしこまりました」
ボクの言葉を聞いてミリアムさんが返事をする。
いくつか素体はできているようだから、もうすぐ受肉した精霊が生まれてくることだろう。
そうしたらなんて種族にすればいいんだろうか。
ともかく、今後住人が増える可能性があるので楽しみにしていよう。
「ミレイさんが管理する旧世界の街についてはある程度選別された人間であれば住んでもらって構いません。立ち入り禁止領域の確認は忘れないように」
「わかりました。大神殿と協議して選別いたします」
今後あの場所にはエリアこそ分けるものの、人族も住むことになるだろう。
その時は今と違って男性も増えるのかな?
青肌一族には男女共にいるので今更かもしれないけど。
「男女比はお任せしますが、変な人はお断りしてくださいね」
精霊にしても人間にしても、人狼にしてもそれ以外にしても、不公平にならないように配慮してもらえたらと思う。
まぁフェアリーノームは女性だけの種族だし、妖種に至っては男女比の差が激しいので何とも言えないけど。
「種族間の恋愛についてはどうしますか? 遥様」
千早さんがボクに手を挙げて質問してきた。
「好きにさせればいいと思いますけど、何か不安とかありますか?」
正直種族間恋愛についてはよくわからない。
うちのお父さんとお母さんくらいだろうか? それが関係しているのは。
「いえ、聞くところによりますと、人種族は見目麗しい女性によく惹かれるとか聞きましたので」
「あー、そうかもしれませんね」
日本にいるときもそんな話を散々聞いたことがある。
残念ながらボクには縁のない話だったわけだけど……。
「フェアリーノームに限らず、妖種は見目だけはいい人が多いのでトラブルにならなければいいなと思いまして」
「あー、そうですね」
玄斉さんにしても千早さんにしても、ほかの妖狐族の女性にしても見目麗しい人は多いと思う。
そっか、そのあたりで問題があるのか。
でも、妖狐族は住む場所が違うからなぁ……。
「実際どうなんでしょうね? くっつくと思いますか?」
ボクが問いかけると、ミレたちは一斉に首を横に振る。
「あはは。フェアリーノームたちは総じてお断りのようですね。妖狐族は~まぁ無理でしょうね。見た目よりも強さや波長で相手を選びますから。基本的に人間では相手になりません」
「私たちフェアリーノームも波長で合う合わないを選びます。ですので基本的にはあり得ません」
どちらにしても相手にはならないようだった。
こればっかりは仕方ないということなのだろう。
「そういう遥様はどうなんですか?」
「ふえ? ボク?」
突然千早さんにそう振られた。
「う~ん……。まったくよくわかりません。仲良い男の子は作ってもいいですけど友達って感じですね」
元々男だったというのもあるのだろうが、魅力というものを感じなかった。
もしかすると千早さんが言うように力の差がありすぎてそういう認識ができていないだけなのかもしれないが。
「千早さん、だめですよ。主様はみんなのものです」
「そうですね!」
「そうですねじゃありません。ボクはボクだけのものです」
みんなして何を言っているのだろうか。
(まぁわしのものじゃがのぅ)
「ん?」
何かお婆様の声が聞こえたような気がした。
最近さっぱり音沙汰がないので寝ていると思っていたのだけど。
やっぱり気のせい?
「とりあえず、住人についてはそのようにお願いします。訪問者として訪れる場合についても今後決めていくつもりです。まずはどこからどう入場させるかを考えなきゃいけませんね」
今考えている入場方法は、専用の入り口をいくつか用意しておく方法だ。
守護者をつけておくことで不法侵入を防ぐことも考えている。
具体的にどうすればいいかはまだこれからという感じではあるけど。
「わかりました」
「わかりましたわ」
「思いついたらいつでもご相談ください」
「みんなありがとう」
住人や入場者については一旦ここまでとしよう。
「次は農作物などの生産物についてですね」
一応ある程度栽培するものについては考えている。
ジャガイモやトウモロコシ、トマトやナスその他日本でもおなじみのものを栽培して食生活を豊かにしていきたい。
「リストは確認しましたわ。ミレさんたちと話した限りでは問題なさそうですわね」
事前にリストを渡してあるので、みんな確認済みではある。
ただ気候の問題などで育たないものもあるかもしれないので、再確認しておきたかった。
「では問題がなければ栽培していくということで、人員が揃い次第始めましょう」
「かしこまりました。後ほど最初の精霊たちを送り出します」
「あれ? もう大丈夫なんですか?」
思っていたより早く完成したようだ。
「まだ数は少ないですが、主のお力のおかげで目途が立ちました」
「わかりました。楽しみにしていますね」
「はい。最初は護衛候補を用意いたします」
どうやら最初に生まれる受肉した精霊はボクの護衛に加わるようだ。
どんなの子なのか楽しみだ。
まずは新世界側だけど……。
「新世界側は拠点がある程度でき次第、街作りをしていきましょう。住民はミリアムさんが生み出した精霊たちや妖種たちがメインになります」
「かしこまりました」
ボクの言葉を聞いてミリアムさんが返事をする。
いくつか素体はできているようだから、もうすぐ受肉した精霊が生まれてくることだろう。
そうしたらなんて種族にすればいいんだろうか。
ともかく、今後住人が増える可能性があるので楽しみにしていよう。
「ミレイさんが管理する旧世界の街についてはある程度選別された人間であれば住んでもらって構いません。立ち入り禁止領域の確認は忘れないように」
「わかりました。大神殿と協議して選別いたします」
今後あの場所にはエリアこそ分けるものの、人族も住むことになるだろう。
その時は今と違って男性も増えるのかな?
青肌一族には男女共にいるので今更かもしれないけど。
「男女比はお任せしますが、変な人はお断りしてくださいね」
精霊にしても人間にしても、人狼にしてもそれ以外にしても、不公平にならないように配慮してもらえたらと思う。
まぁフェアリーノームは女性だけの種族だし、妖種に至っては男女比の差が激しいので何とも言えないけど。
「種族間の恋愛についてはどうしますか? 遥様」
千早さんがボクに手を挙げて質問してきた。
「好きにさせればいいと思いますけど、何か不安とかありますか?」
正直種族間恋愛についてはよくわからない。
うちのお父さんとお母さんくらいだろうか? それが関係しているのは。
「いえ、聞くところによりますと、人種族は見目麗しい女性によく惹かれるとか聞きましたので」
「あー、そうかもしれませんね」
日本にいるときもそんな話を散々聞いたことがある。
残念ながらボクには縁のない話だったわけだけど……。
「フェアリーノームに限らず、妖種は見目だけはいい人が多いのでトラブルにならなければいいなと思いまして」
「あー、そうですね」
玄斉さんにしても千早さんにしても、ほかの妖狐族の女性にしても見目麗しい人は多いと思う。
そっか、そのあたりで問題があるのか。
でも、妖狐族は住む場所が違うからなぁ……。
「実際どうなんでしょうね? くっつくと思いますか?」
ボクが問いかけると、ミレたちは一斉に首を横に振る。
「あはは。フェアリーノームたちは総じてお断りのようですね。妖狐族は~まぁ無理でしょうね。見た目よりも強さや波長で相手を選びますから。基本的に人間では相手になりません」
「私たちフェアリーノームも波長で合う合わないを選びます。ですので基本的にはあり得ません」
どちらにしても相手にはならないようだった。
こればっかりは仕方ないということなのだろう。
「そういう遥様はどうなんですか?」
「ふえ? ボク?」
突然千早さんにそう振られた。
「う~ん……。まったくよくわかりません。仲良い男の子は作ってもいいですけど友達って感じですね」
元々男だったというのもあるのだろうが、魅力というものを感じなかった。
もしかすると千早さんが言うように力の差がありすぎてそういう認識ができていないだけなのかもしれないが。
「千早さん、だめですよ。主様はみんなのものです」
「そうですね!」
「そうですねじゃありません。ボクはボクだけのものです」
みんなして何を言っているのだろうか。
(まぁわしのものじゃがのぅ)
「ん?」
何かお婆様の声が聞こえたような気がした。
最近さっぱり音沙汰がないので寝ていると思っていたのだけど。
やっぱり気のせい?
「とりあえず、住人についてはそのようにお願いします。訪問者として訪れる場合についても今後決めていくつもりです。まずはどこからどう入場させるかを考えなきゃいけませんね」
今考えている入場方法は、専用の入り口をいくつか用意しておく方法だ。
守護者をつけておくことで不法侵入を防ぐことも考えている。
具体的にどうすればいいかはまだこれからという感じではあるけど。
「わかりました」
「わかりましたわ」
「思いついたらいつでもご相談ください」
「みんなありがとう」
住人や入場者については一旦ここまでとしよう。
「次は農作物などの生産物についてですね」
一応ある程度栽培するものについては考えている。
ジャガイモやトウモロコシ、トマトやナスその他日本でもおなじみのものを栽培して食生活を豊かにしていきたい。
「リストは確認しましたわ。ミレさんたちと話した限りでは問題なさそうですわね」
事前にリストを渡してあるので、みんな確認済みではある。
ただ気候の問題などで育たないものもあるかもしれないので、再確認しておきたかった。
「では問題がなければ栽培していくということで、人員が揃い次第始めましょう」
「かしこまりました。後ほど最初の精霊たちを送り出します」
「あれ? もう大丈夫なんですか?」
思っていたより早く完成したようだ。
「まだ数は少ないですが、主のお力のおかげで目途が立ちました」
「わかりました。楽しみにしていますね」
「はい。最初は護衛候補を用意いたします」
どうやら最初に生まれる受肉した精霊はボクの護衛に加わるようだ。
どんなの子なのか楽しみだ。
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