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第26話 妖都へ
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目の前で土下座をする初老の男性は前村長さんなのだという。
今はボクの目の前。正確にはボクの前でボクを守るように立ちはだかるミレの前で頭を下げている最中だ。
「バカ息子が何かをやらかしたと聞いたので嫌な予感がしていましたが、まさかこれほどのことをやらかすとは……」
そう話す前村長さんの声はだんだん震えている。
一体どうしたというのだろうか。
「えっと、とりあえず顔を上げてください。それと説明を」
「かたじけのうございます。嫌な予感は正しかったようです。この目で見てわかりました。遥様は妖都に連なるお方だと」
「妖都?」
毎度毎度出てくるこの名称。ボクは知らない。
もしかしてお母さんが管理しているっていう場所の話なのかな。
「ボクの変化、ばれてます?」
「うっすらと、力の奔流が見える程度ですが。だからあれほど注意して相手をよく見ろと口を酸っぱくして言ってきたというのに……」
前村長さんはとても悔しそうだった。
「ぷはぁ。と、父さん。ど、どういうことですか」
「ばかもん!! 危うく我らが滅びるところであったんだぞ! 本当にこやつは……。そうだ。サスロよ。お前、妖都のどこまで入れる?」
「え? 急に何ですか? ちゃんと市街門まで行けます」
「妖都の衛兵に見抜けても、わしには見抜けなかったか……」
きょとんとするサスロさんと歯噛みする前村長さん。
どうやら二人には大きな認識の差があるようだった。
「サスロ。今日限りでお前の職を解く。しばらくはわしが代行し、時期が来たらカペルに譲るものとする」
「ど、どういうことですか、父さん!」
「わしが知らんとでも思ったのか! カペルたちが堕落した者に襲われた件。それにお前が一枚嚙んでいることを」
「!?」
「ど、どういうことですか村長! いえ、サスロさん」
「い、いや。これには……」
「言い訳無用。お前が今回の襲撃を前にやつらに協力を求めたことはわかっている。妖精銀一箱を横流しするために輸送ルートを教えたこともな」
そう言われてふと思い出したことがあった。
「そういえば、金貨を持ったゴブリンと錆びてるけど鉄装備を持っていたゴブリンを倒しました。破壊された馬車の近くで」
「少なくともこのあたりの堕落した者は鉄製品などもってはおりません。どこからか調達したのでしょう」
前村長さんはそう断言した。
「くっ……。くぅ……」
観念したサスロさんはどこかに運ばれていく。
「さて」
前村長さんはボクに向き直ると、改めて頭を下げる。
「妖精銀の件、聞き及んでおります。わしはここを離れていても状況を教えてくれる者がおりますゆえ。どうせですから、一緒に妖都へ赴きませぬか? 納品もありますれば」
前村長さん改め、新村長さんはそうボクに提案した。
「は、はい。それは構いません。報酬に妖精銀がもらえるなら。ミレたちもミリアムさんもいい?」
「もちろんです」
ミリアムさんはそう言い、ミレたちも頷いた。
「そうだ、新村長さんのお名前は?」
ずっと聞けていなかったのでもやもやしていたんだよね。
「ガルドと申します。サスロの父でございます」
ガルドさんはそう言うと、再び頭を下げた。
「ボクは御神楽遥(みかぐらはるか)です。よろしくお願いします」
しばらく積み込み作業が続くとのことなので、妖都への輸送の準備が整うのを待つ。
準備が終わるとガルドさんに案内されて、村長宅裏手にある石造りの鳥居の前にやってきた。
「いつもでしたら宝玉を使うのですが、資格ある者であればこの球に手を翳すことでも開くと聞いております」
大きな石鳥居の横に小さな球の入った灯篭があった。
ボクはその球に手を当ててみる。
ボクが球に触れた瞬間石鳥居の間の空間が揺らぎ、何やら門のようなものが映し出される。
「おぉ……。言い伝えは本当でしたか!!」
ガルドさんは感極まったような声で言った。
「す、すごい……」
少なくとも日本では見たこともない現象だ。
ゲームでは見たことあるんだけどね。
「さぁ参りましょう。皆様方は馬車にお乗りください」
ガルドさんに案内され、ボクたちは馬車に乗り込んだ。
馬車が動き、鳥居に入り始めると周りが暗くなっていく。
その様子はまるで明かりのないトンネルに入ったかのような光景だった。
しばらく馬車が進むと徐々に明るくなりはじめ、空気が一変する。
先ほどまでは森の匂いに満ちた場所から入り無臭の場所を通ったが、今は香料の匂いのする場所にいる。
こうも一気に匂いが変わるのかとボクは思った。
なんというか、すごい。
「ようこそ、【武蔵】の首都【妖都伏見】へ。荷物の検査と資格の確認をしますのでそのままお待ちください」
鳥居を出てすぐの検問所のようなところで、当世具足を身に付けた衛兵さんに声をかけられる。
「お願いします。こちら、遥様とミリアム様、フェアリーノーム様たちは初入国となります」
「わかりました。ではまずガルドさん以外の方の確認と資格の発行をいたします。ガルドさんはしばらくお待ちください」
「わかりました。ところで、我が愚息はどこまで入れましたか」
ガルドさんは衛兵さんに恐る恐る尋ねる。
「サスロさんですか。彼は都市門までの資格しか発行できませんでしたので、そちらでの荷の受け渡ししか行っておりませんね」
「そう、ですか」
ガルドさんは再度落胆してしまった。
「隊長! 大変です!」
「どうした、なにがあった」
「こちらをご覧ください」
ボクの検査を行っていた衛兵さんが何やら慌てた様子で隊長という人を呼ぶ。
一体どうしたんだろう?
「こ、これは……! 至急、元首に連絡を! 急げ!!」
「申し訳ありません。皆様、このまましばらくお待ちください」
何か問題があったらしく、ボクたちは転送門で待機することになった。
今はボクの目の前。正確にはボクの前でボクを守るように立ちはだかるミレの前で頭を下げている最中だ。
「バカ息子が何かをやらかしたと聞いたので嫌な予感がしていましたが、まさかこれほどのことをやらかすとは……」
そう話す前村長さんの声はだんだん震えている。
一体どうしたというのだろうか。
「えっと、とりあえず顔を上げてください。それと説明を」
「かたじけのうございます。嫌な予感は正しかったようです。この目で見てわかりました。遥様は妖都に連なるお方だと」
「妖都?」
毎度毎度出てくるこの名称。ボクは知らない。
もしかしてお母さんが管理しているっていう場所の話なのかな。
「ボクの変化、ばれてます?」
「うっすらと、力の奔流が見える程度ですが。だからあれほど注意して相手をよく見ろと口を酸っぱくして言ってきたというのに……」
前村長さんはとても悔しそうだった。
「ぷはぁ。と、父さん。ど、どういうことですか」
「ばかもん!! 危うく我らが滅びるところであったんだぞ! 本当にこやつは……。そうだ。サスロよ。お前、妖都のどこまで入れる?」
「え? 急に何ですか? ちゃんと市街門まで行けます」
「妖都の衛兵に見抜けても、わしには見抜けなかったか……」
きょとんとするサスロさんと歯噛みする前村長さん。
どうやら二人には大きな認識の差があるようだった。
「サスロ。今日限りでお前の職を解く。しばらくはわしが代行し、時期が来たらカペルに譲るものとする」
「ど、どういうことですか、父さん!」
「わしが知らんとでも思ったのか! カペルたちが堕落した者に襲われた件。それにお前が一枚嚙んでいることを」
「!?」
「ど、どういうことですか村長! いえ、サスロさん」
「い、いや。これには……」
「言い訳無用。お前が今回の襲撃を前にやつらに協力を求めたことはわかっている。妖精銀一箱を横流しするために輸送ルートを教えたこともな」
そう言われてふと思い出したことがあった。
「そういえば、金貨を持ったゴブリンと錆びてるけど鉄装備を持っていたゴブリンを倒しました。破壊された馬車の近くで」
「少なくともこのあたりの堕落した者は鉄製品などもってはおりません。どこからか調達したのでしょう」
前村長さんはそう断言した。
「くっ……。くぅ……」
観念したサスロさんはどこかに運ばれていく。
「さて」
前村長さんはボクに向き直ると、改めて頭を下げる。
「妖精銀の件、聞き及んでおります。わしはここを離れていても状況を教えてくれる者がおりますゆえ。どうせですから、一緒に妖都へ赴きませぬか? 納品もありますれば」
前村長さん改め、新村長さんはそうボクに提案した。
「は、はい。それは構いません。報酬に妖精銀がもらえるなら。ミレたちもミリアムさんもいい?」
「もちろんです」
ミリアムさんはそう言い、ミレたちも頷いた。
「そうだ、新村長さんのお名前は?」
ずっと聞けていなかったのでもやもやしていたんだよね。
「ガルドと申します。サスロの父でございます」
ガルドさんはそう言うと、再び頭を下げた。
「ボクは御神楽遥(みかぐらはるか)です。よろしくお願いします」
しばらく積み込み作業が続くとのことなので、妖都への輸送の準備が整うのを待つ。
準備が終わるとガルドさんに案内されて、村長宅裏手にある石造りの鳥居の前にやってきた。
「いつもでしたら宝玉を使うのですが、資格ある者であればこの球に手を翳すことでも開くと聞いております」
大きな石鳥居の横に小さな球の入った灯篭があった。
ボクはその球に手を当ててみる。
ボクが球に触れた瞬間石鳥居の間の空間が揺らぎ、何やら門のようなものが映し出される。
「おぉ……。言い伝えは本当でしたか!!」
ガルドさんは感極まったような声で言った。
「す、すごい……」
少なくとも日本では見たこともない現象だ。
ゲームでは見たことあるんだけどね。
「さぁ参りましょう。皆様方は馬車にお乗りください」
ガルドさんに案内され、ボクたちは馬車に乗り込んだ。
馬車が動き、鳥居に入り始めると周りが暗くなっていく。
その様子はまるで明かりのないトンネルに入ったかのような光景だった。
しばらく馬車が進むと徐々に明るくなりはじめ、空気が一変する。
先ほどまでは森の匂いに満ちた場所から入り無臭の場所を通ったが、今は香料の匂いのする場所にいる。
こうも一気に匂いが変わるのかとボクは思った。
なんというか、すごい。
「ようこそ、【武蔵】の首都【妖都伏見】へ。荷物の検査と資格の確認をしますのでそのままお待ちください」
鳥居を出てすぐの検問所のようなところで、当世具足を身に付けた衛兵さんに声をかけられる。
「お願いします。こちら、遥様とミリアム様、フェアリーノーム様たちは初入国となります」
「わかりました。ではまずガルドさん以外の方の確認と資格の発行をいたします。ガルドさんはしばらくお待ちください」
「わかりました。ところで、我が愚息はどこまで入れましたか」
ガルドさんは衛兵さんに恐る恐る尋ねる。
「サスロさんですか。彼は都市門までの資格しか発行できませんでしたので、そちらでの荷の受け渡ししか行っておりませんね」
「そう、ですか」
ガルドさんは再度落胆してしまった。
「隊長! 大変です!」
「どうした、なにがあった」
「こちらをご覧ください」
ボクの検査を行っていた衛兵さんが何やら慌てた様子で隊長という人を呼ぶ。
一体どうしたんだろう?
「こ、これは……! 至急、元首に連絡を! 急げ!!」
「申し訳ありません。皆様、このまましばらくお待ちください」
何か問題があったらしく、ボクたちは転送門で待機することになった。
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