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所長代理編 第五話「冥界征服計画」
⑴
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ヘカテーと運転手たちがいなくなってすぐ、斡旋所へマブカが現れた。ハデスも地下道へ引っ込み、残っていたのは平凡仙人だけだった。
あまりにも自然に入ってきたので、平凡仙人は最初「ヘカテーが戻ってきたのか」と全く危機感を持っていなかった。自動ドアが開く音で顔を上げ、驚いた。
「マブカ?! いや、みゆみゆ……か?」
「気づいてしまったんですね、私の正体に」
マブカは帽子を脱ぎ捨てる。
凡庸なコウノトリタクシーの運転手の顔から、平凡仙人にとっては懐かしい、みゆみゆの顔へと変わった。
「そう、私は濱雪マユミ。あなたに斡旋してもらった、転生者です。お久しぶりですね、所長代理さん?」
マブカは平凡仙人に向かって、亡者怨嗟銃を構える。殺したコウノトリタクシーの運転手から奪ったものだ。
平凡仙人は反射的に、両手を上げる。亡者怨嗟銃は地獄と同じ苦しみを与える銃……いくら人生を繰り返した平凡仙人といえ、無事で済むかは分からなかった。
「仮面を外し、真名を教えなさい」
「それに何の意味が?」
「人生トレーダーから頼まれたんです。あなたと私の人生を入れ替えるようにって。
私たちは冥界がほしい。全ての人間の魂を管理し、全ての異世界を正しく作り変えられる力がほしい。そのために、あなたの人生ごと、力と斡旋所を奪うのです」
「……女神をねらったのも、そのためか。
残念ですが、俺と入れ替わったところで意味はありませんよ。冥界の最高管理者はハデスだ、あなたが斡旋するより前に、別の者が所長代理に選ばれるでしょう」
マブカはニヤリと笑った。
「えぇ。ですから、コウノ・トリササミを使って、ヘカテーをおびき寄せたのです」
「なんだと?」
「入れ替えに必要なのは、顔と真名……今頃、人生トレーダーが彼女と入れ替わり、こちらへ向かっているはずです。
ヘカテーはあなたの秘書で、ハデスの部下でしたよね? あなたがいなくなれば、彼女が斡旋所の所長代理に指名されるのでは?」
ハデスは入れ替わりに気づいていようとなかろうと、平凡仙人の追放を優先するだろう。そうなれば、斡旋所は人生トレーダーの手に落ちる。
さらに、ハデスまで人生を入れ替えられれば、地獄も人生トレーダーのものになる。マブカが話していた野望が、現実となってしまう。
あらがう手段はない。少しでも動けば、マブカに撃たれる。
なので……平凡仙人は正直に答えた。
「悪いが、あなたの要望に応えることはできない」
「だったら、」
マブカの指が引き金にかかる。
「待て待て!」と、平凡仙人は慌てて止めた。
「俺だって、断りたくて断っているんじゃない! とにかく見てくれ!」
平凡仙人は「平凡」と書かれた仮面に手をかけ、力いっぱい引っ張った。
ところが、仮面は完全に顔に貼りつき、剥がれなかった。いくら引っ張っても、顔の皮が伸びるばかりだ。
マブカも仮面と顔の境い目を見て、絶句していた。
「な、なんでくっついてんの? 瞬間接着剤でも使った?」
「つけっぱなしにしていたら外れなくなりました。『平凡になりたい』という俺の願望が、仮面に意思を宿らせちまったみたいですね」
マブカは仮面に向かって、亡者怨嗟銃を発砲する。弾はチュイーンッと仮面に弾かれ、天井を貫通した。
あきらめきれず連射するが、全て弾かれる。仮面には傷一つつかない。
「何で壊れないのよ!」
「それくらい俺の意思が固かったってことじゃないっすか?」
「だったら、真名は?! 自分の名前なんだから、知らないはずがないでしょう?!」
「いや……俺も知らん。前世の名前はいくつかありましたが、それが真名かといわれると自信ないんすよね。平凡仙人も所長代理も通称ですし。所長代理になったときに、俺のデータは全て抹消されましたし」
平凡仙人はタブレットに自分の識別番号を入力し、マブカに見せる。
検索件数はゼロ。前世の名前で検索しても、何も出てこなかった。
「……」
「そういうわけなんで、俺と人生を入れ替えるのは不可能です。さすがに名無しってわけじゃないでしょうし、ハデスなら知っているかもしれませんが、教えてはくれないでしょう」
「……」
マブカは亡者怨嗟銃で、平凡仙人の足を撃った。
平凡仙人は立っていられず、膝をつく。くわえて、身に覚えのない苦しく辛い記憶が、頭の中をぐるぐる駆け巡った。
「うぐッ!」
「私が今回任された仕事は、三つ。一つ、あなたと契約し、人生を入れ替えること。二つ、可能であればハデスでもかまわない」
マブカは亡者怨嗟銃を片手に、平凡仙人を斡旋所の外まで引きずる。タクシーの後部座席へ乗せ、出られないよう、鍵をかけた。
マブカ自らも、運転席に乗る。エンジンをかけ、思い切りアクセルを踏んだ。
「三つ、どちらも不可能だった場合、平凡仙人もしくはハデスを拉致し、転生させること。一方でもいなくなれば、ヘカテーと入れ替わった人生トレーダーが、ここか地獄の斡旋所の所長となるはずですから。
一つ目はあなたの顔と真名が手に入らなかったので不可能、二つ目もハデスが斡旋所にいなかったので、現時点では達成できない。
なので、三つ目の仕事を遂行することにしました」
「無理だ。斡旋抜きで、転生はできない」
「いいえ、可能です。他のコウノトリたちは気づいていませんが、連れて行くだけなら簡単なんですよ。お客を乗せて、東へ走るだけでいいんです。
例えるなら、斡旋所が旅行代理店、運転手は飛行機といったところでしょうか? ただし、行き先は決められませんが。そのへんのアリに転生してしまったら、ごめんなさいね?」
マブカは申し訳なさそうに微笑む。
平凡仙人は知らないが、彼女は彼女なりに平凡仙人に感謝していた。
みゆみゆとして生きていた頃、人生トレーダーと出会い、己の呪われた前世と、人生を入れ替えられる契約について教わった。契約書を渡され、半信半疑のまま一生を終えた。
それらが確証に変わったのは、斡旋所で平凡仙人と出会ったおかげだった。女神には教えてもらえなかった魂のリセット機能を知り、決心が固まった。
(世界を変えたら、魂をリセットして生き直そう。そうすれば、もう何ものにも苦しめられず、自由に生きられるのだから)
平凡仙人はスーツのポケットに入れていたサインペンで、窓に「HELP」と書いた。
戻ってきたヘカテーか運転手が気づいてくれれば、この危機をハデスに知らせてくれるかもしれない。
ハデスが助けてくれるとは思っていない。
ただ、女神やヘカテー、運転手たち、今までかかわってきた転生者を守りたかった。
(他人の人生を好き勝手入れ替えるようなヤツに、世界をくれてやるものか。絶対、今以上に苦しむ人間が増えるに決まっている。ハデスはめちゃくちゃなヤツだが、人生トレーダーよりはマシだ)
しだいに、まぶたが落ちる。
平凡仙人はタクシーに乗せられたまま、完全に意識を失った。
あまりにも自然に入ってきたので、平凡仙人は最初「ヘカテーが戻ってきたのか」と全く危機感を持っていなかった。自動ドアが開く音で顔を上げ、驚いた。
「マブカ?! いや、みゆみゆ……か?」
「気づいてしまったんですね、私の正体に」
マブカは帽子を脱ぎ捨てる。
凡庸なコウノトリタクシーの運転手の顔から、平凡仙人にとっては懐かしい、みゆみゆの顔へと変わった。
「そう、私は濱雪マユミ。あなたに斡旋してもらった、転生者です。お久しぶりですね、所長代理さん?」
マブカは平凡仙人に向かって、亡者怨嗟銃を構える。殺したコウノトリタクシーの運転手から奪ったものだ。
平凡仙人は反射的に、両手を上げる。亡者怨嗟銃は地獄と同じ苦しみを与える銃……いくら人生を繰り返した平凡仙人といえ、無事で済むかは分からなかった。
「仮面を外し、真名を教えなさい」
「それに何の意味が?」
「人生トレーダーから頼まれたんです。あなたと私の人生を入れ替えるようにって。
私たちは冥界がほしい。全ての人間の魂を管理し、全ての異世界を正しく作り変えられる力がほしい。そのために、あなたの人生ごと、力と斡旋所を奪うのです」
「……女神をねらったのも、そのためか。
残念ですが、俺と入れ替わったところで意味はありませんよ。冥界の最高管理者はハデスだ、あなたが斡旋するより前に、別の者が所長代理に選ばれるでしょう」
マブカはニヤリと笑った。
「えぇ。ですから、コウノ・トリササミを使って、ヘカテーをおびき寄せたのです」
「なんだと?」
「入れ替えに必要なのは、顔と真名……今頃、人生トレーダーが彼女と入れ替わり、こちらへ向かっているはずです。
ヘカテーはあなたの秘書で、ハデスの部下でしたよね? あなたがいなくなれば、彼女が斡旋所の所長代理に指名されるのでは?」
ハデスは入れ替わりに気づいていようとなかろうと、平凡仙人の追放を優先するだろう。そうなれば、斡旋所は人生トレーダーの手に落ちる。
さらに、ハデスまで人生を入れ替えられれば、地獄も人生トレーダーのものになる。マブカが話していた野望が、現実となってしまう。
あらがう手段はない。少しでも動けば、マブカに撃たれる。
なので……平凡仙人は正直に答えた。
「悪いが、あなたの要望に応えることはできない」
「だったら、」
マブカの指が引き金にかかる。
「待て待て!」と、平凡仙人は慌てて止めた。
「俺だって、断りたくて断っているんじゃない! とにかく見てくれ!」
平凡仙人は「平凡」と書かれた仮面に手をかけ、力いっぱい引っ張った。
ところが、仮面は完全に顔に貼りつき、剥がれなかった。いくら引っ張っても、顔の皮が伸びるばかりだ。
マブカも仮面と顔の境い目を見て、絶句していた。
「な、なんでくっついてんの? 瞬間接着剤でも使った?」
「つけっぱなしにしていたら外れなくなりました。『平凡になりたい』という俺の願望が、仮面に意思を宿らせちまったみたいですね」
マブカは仮面に向かって、亡者怨嗟銃を発砲する。弾はチュイーンッと仮面に弾かれ、天井を貫通した。
あきらめきれず連射するが、全て弾かれる。仮面には傷一つつかない。
「何で壊れないのよ!」
「それくらい俺の意思が固かったってことじゃないっすか?」
「だったら、真名は?! 自分の名前なんだから、知らないはずがないでしょう?!」
「いや……俺も知らん。前世の名前はいくつかありましたが、それが真名かといわれると自信ないんすよね。平凡仙人も所長代理も通称ですし。所長代理になったときに、俺のデータは全て抹消されましたし」
平凡仙人はタブレットに自分の識別番号を入力し、マブカに見せる。
検索件数はゼロ。前世の名前で検索しても、何も出てこなかった。
「……」
「そういうわけなんで、俺と人生を入れ替えるのは不可能です。さすがに名無しってわけじゃないでしょうし、ハデスなら知っているかもしれませんが、教えてはくれないでしょう」
「……」
マブカは亡者怨嗟銃で、平凡仙人の足を撃った。
平凡仙人は立っていられず、膝をつく。くわえて、身に覚えのない苦しく辛い記憶が、頭の中をぐるぐる駆け巡った。
「うぐッ!」
「私が今回任された仕事は、三つ。一つ、あなたと契約し、人生を入れ替えること。二つ、可能であればハデスでもかまわない」
マブカは亡者怨嗟銃を片手に、平凡仙人を斡旋所の外まで引きずる。タクシーの後部座席へ乗せ、出られないよう、鍵をかけた。
マブカ自らも、運転席に乗る。エンジンをかけ、思い切りアクセルを踏んだ。
「三つ、どちらも不可能だった場合、平凡仙人もしくはハデスを拉致し、転生させること。一方でもいなくなれば、ヘカテーと入れ替わった人生トレーダーが、ここか地獄の斡旋所の所長となるはずですから。
一つ目はあなたの顔と真名が手に入らなかったので不可能、二つ目もハデスが斡旋所にいなかったので、現時点では達成できない。
なので、三つ目の仕事を遂行することにしました」
「無理だ。斡旋抜きで、転生はできない」
「いいえ、可能です。他のコウノトリたちは気づいていませんが、連れて行くだけなら簡単なんですよ。お客を乗せて、東へ走るだけでいいんです。
例えるなら、斡旋所が旅行代理店、運転手は飛行機といったところでしょうか? ただし、行き先は決められませんが。そのへんのアリに転生してしまったら、ごめんなさいね?」
マブカは申し訳なさそうに微笑む。
平凡仙人は知らないが、彼女は彼女なりに平凡仙人に感謝していた。
みゆみゆとして生きていた頃、人生トレーダーと出会い、己の呪われた前世と、人生を入れ替えられる契約について教わった。契約書を渡され、半信半疑のまま一生を終えた。
それらが確証に変わったのは、斡旋所で平凡仙人と出会ったおかげだった。女神には教えてもらえなかった魂のリセット機能を知り、決心が固まった。
(世界を変えたら、魂をリセットして生き直そう。そうすれば、もう何ものにも苦しめられず、自由に生きられるのだから)
平凡仙人はスーツのポケットに入れていたサインペンで、窓に「HELP」と書いた。
戻ってきたヘカテーか運転手が気づいてくれれば、この危機をハデスに知らせてくれるかもしれない。
ハデスが助けてくれるとは思っていない。
ただ、女神やヘカテー、運転手たち、今までかかわってきた転生者を守りたかった。
(他人の人生を好き勝手入れ替えるようなヤツに、世界をくれてやるものか。絶対、今以上に苦しむ人間が増えるに決まっている。ハデスはめちゃくちゃなヤツだが、人生トレーダーよりはマシだ)
しだいに、まぶたが落ちる。
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