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第三話「俺達はいつも一緒!」
選択肢③『従汰のプラン』前編
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剛は従汰の意思を尊重し、彼の希望を選んだ。
「その代わり、教えてくれ。どうして俺達と一緒にいたくないんだ?」
「……僕、二人みたいになりたいんだ」
従汰は緊張で震えながらも、答えた。
「剛君みたいに、前向きで、リーダーシップがあって、話すのが得意で……玲二くんのように、いつだって冷静で、真面目で、頭が良い……そんな人になりたいんだ。でも、二人が頑張ってる姿を見ていると、自信がなくなってきちゃって……だから二人がいない、別の世界で頑張ってみたいんだ!」
「従汰……」
いつになく必死な友の姿に、剛と玲二は呆然と顔を見合わせる。
特に玲二は従汰の言葉が信じられないのか、彼に確認した。
「"俺達みたいになりたい"って、剛のことを恨んでいないのか?」
従汰は玲二から視線をそらし、頷いた。
「全部、僕が悪いんだ。僕が自分の気持ちをハッキリ言わなかったから……でも、大丈夫。僕、絶対に次の世界で生まれ変わるから! 二人のような、立派な人になってみせるから!」
「従汰……!」
剛はがっしりと従汰を抱きしめ、背中を強く叩いた。
「頑張れよ! 離れていても、俺達はずっとお前を応援しているからな!」
「ゲホッ、う、うん。ありがとう」
「従汰、痛いなら剛にそう言えよ。こいつ、程度を知らないから」
叩かれて咳き込む従汰を見て、玲二は顔をしかめる。
剛は玲二の言葉を聞いて、慌てて「す、すまねぇ」と従汰を解放した。
「俺も次の世界では、他人を傷つけねぇように気をつけるよ。ごめんな」
「ううん、僕こそハッキリ言えなくてごめんね」
玲二は不満そうではあったものの、剛と従汰の二人の間には、和やかな空気が流れていた。
「了解です! では迎えが来るまでお待ち下さい」
行き先が決定したところで、女神は転生を受理した。
やがて三台のタクシーが店の前に止まり、ドライバーらしき爽やかな青年が三人降りてきた。全員同じ制服、似たような顔をしていたため、違いが分からなかった。
「「「こんにちはー! コウノトリタクシーです! お客様の我太様「氷洞様」「内木様」ですね? 迎えに参りました!」」」
運転手は名前以外、声を揃えてにこやかに微笑む。笑うタイミングも寸分違わず、一致していた。
今まで運転手は一人とばかり思っていた平凡仙人は店内で呆然と立ち尽くし、女神に尋ねた。
「あいつらは分身か?」
「んー、どっちかと言えば眷属みたいな感じですかね。それも末端に近い、眷属です。自分の意思を持たず、上位の眷属に命じられるままに動く……私にそっくり」
女神は最後の部分だけ小声で呟き、寂しそうに目を伏せた。
「そっくりって、お前も誰かの眷属なのか?」
「えぇ、まぁ。不本意ながら、最低最悪の根暗野郎の眷属ですね。一応」
女神は珍しく歯切れ悪そうに言った。相当その男のことが嫌いなのか、あからさまに顔をしかめている。
一方、平凡仙人は女神の顔を見て、かえってその男がどんな人物なのか知りたくなった。今までどんな性悪な人物にも笑顔を絶やさなかった彼女を、ここまで嫌悪させる人物というのが珍しく、興味をそそられた。
「そいつは何をしている奴なんだ? お前と同じ神なのか?」
「神ですよ。私なんかよりも、もっともっと偉い神様。平凡仙人さんでも太刀打ちできない、この世界の支配者です」
「支配者……?」
平凡仙人は斡旋所の外がどうなっているのか知らなかった。というよりも、探索する意味がないと思っていた。
斡旋所の外はどこまでも真っ白で、斡旋所の他に何も存在していなかった。だが、隅から隅まで調べたわけではなかった。
(……探してみるか。この世界の支配者とやらを)
客の三人は運転手達に連れられ、タクシーに乗り込む。
「じゃあな、従汰! 玲二!」
「うん! 剛君と玲二君も元気で!」
剛と従汰は互いに別れを告げ、手を振り合う。玲二だけは無言ではあったものの、名残惜しそうに二人の顔を見つめていた。
「では、出発しまーす」
運転手はアクセルを踏み、車を出発させる。他のタクシーも後に続いて発進した。
店の外には何もない。ただただ真っ白な世界が、果てしなく続いている。
従汰は窓から外を眺めながら、来世への期待に胸を膨らませた。
(大丈夫。どんな世界でだって、僕は変わってみせる。二人のような、憧れの存在に……!)
やがて従汰は興奮覚めやらぬまま、眠りについた。
「うわぁぁぁ! 誰か助けてぇー!」
転生した世界で、従汰は巨大なケルベロスに追いかけられていた。
「「「バゥバゥバゥッ!」」」
ケルベロスは木を薙ぎ倒し、真っ直ぐ従汰を追ってくる。三首が三首とも吠えるため、かなりうるさかった。
口からは膨大な量の唾液が流れ、従汰を喰らわんと何度も噛みついてきた。そのたびに従汰は残り少ない体力を振り絞って避け、悲鳴を上げていた。
「もぉぉぉッ! こんなことになるなら、一人で森になんて来るんじゃなかったぁぁぁっ!」
従汰は数時間前の自分の行動に、今さら後悔した。
従汰が転生したのは、夢と冒険の世界、「ダンジョンタウン」だった。この世界では街も森も、全てが迷路のようなダンジョンになっており、危険なモンスターが闊歩していたり、レアなアイテムが入っている宝箱が道端に落ちていたりした。
まるでゲームみたいな世界だ、と従汰は喜んだが、ここは前世の世界では考えられないような常識がまかり通る、とんでもない世界だった。
まず、全ての人間は強制的に戦士となり、なんらかの職に就職しなくてはならない。子供だろうが、お年寄りだろうが、体が動く限りは働く。学校はなく、親は最低限の知識しか与えない。
その最低限の教育を終えると、最低限の装備を身につけて独り立ちし、冒険の旅に出る。
食べ物や服といった、生活に必要なものは全てダンジョンで手に入れる。泊まる場所は、ダンジョンで集めたルピーで宿に泊まるか、野宿するかの二択を迫られる。当然、野宿すればモンスターが襲いかかってきたり、盗っ人にアイテムやルピーを奪われたりする。モンスターに殺されても教会へ運ばれれば生き返るが、その際には高額のルピーを払わなければならず、払えない戦士は教会の地下で強制労働をさせられる。一度、地下へ送られた者は二度と出られないそうだ。
こうして自給自足の生活を送りながら、自らが望む暮らしを手に入れるというのが、この世界での常識だった。
あまりにも過酷な世界だったが、従汰はかえってやる気が出た。
「この世界で成功すれば、僕も剛君や玲二君のようになれる!」
そして従汰は冒険を始めてすぐに、凶暴な人喰いケルベロスが住むという森に挑むことにした。
森に挑む戦士は数人のパーティを組む者がほとんどだったが、従汰は一人で挑んだ。
「本当に一人で行くのか? 魔獣使いのくせに、まだ一体もモンスターを手懐けていないんだろう?」
入り口にいた「平凡」というお面をつけた森番が従汰に何度も確認したが、従汰は「平気ですよ!」と元気に親指を立てた。
「僕は強くならなくちゃいけないんです。モンスターならダンジョンで捕まえますから!」
「何が"強くならなくちゃいけないんで"だよ! 強くなる前に死んだら、教会の地下強制労働施設行きじゃん! 二度と冒険できなくなるじゃん! バカバカ、僕のバカー!」
従汰は走りながら、数時間前の自分を恥じ、叫んだ。
従汰は「魔獣使い」と呼ばれる、モンスターを使役して戦う戦士だった。強力なモンスターを従えていればいるほど強くなるジョブだが、従汰はまだ一体もモンスターを使役していなかった。
魔獣使いはモンスターがいなければ、戦うことはおろか、回復することすらも出来ない。
従汰もそれを充分理解し、ダンジョンに足を踏み入れた。性格が優しいモンスターなら、戦わずとも交渉して使役できるため、使役するモンスターをダンジョンで捕獲しようと思っていたのだ。
しかし目論見は外れ、ダンジョンに入って早々、ケルベロスに出会ってしまった。ケルベロスは獰猛で、話が通じない。従汰では使役することが出来ず、逃げるほかなかった。
「あうっ」
従汰は逃げる途中で、道に転がっていた小石につまづいた。そのまま豪快に転び、倒れ込む。
「「「グルルル……」」」
その隙にケルベロスが従汰の真後ろまで迫る。ケルベロスの唸り声と、獣臭い吐息がすぐ近くから漂ってきた。
(早く逃げなきゃ、早く逃げなきゃ、早く逃げなきゃ……!)
焦りとは裏腹に、体は恐怖で動かない。動けば喰われる……その意識が、従汰に恐怖を与えていた。
近くに人の気配はない。もし他の戦士が通りかかったとしても、静かに立ち去るだろう。こんな強力なモンスターを相手に、まともに戦える戦士など、そうそういなかった。
(うぅ……僕も、二人のようになりたかった……)
とうとう、従汰は抗うことを諦めた。そして少しでも死の痛みをこらえようと、目を閉じた。
「その代わり、教えてくれ。どうして俺達と一緒にいたくないんだ?」
「……僕、二人みたいになりたいんだ」
従汰は緊張で震えながらも、答えた。
「剛君みたいに、前向きで、リーダーシップがあって、話すのが得意で……玲二くんのように、いつだって冷静で、真面目で、頭が良い……そんな人になりたいんだ。でも、二人が頑張ってる姿を見ていると、自信がなくなってきちゃって……だから二人がいない、別の世界で頑張ってみたいんだ!」
「従汰……」
いつになく必死な友の姿に、剛と玲二は呆然と顔を見合わせる。
特に玲二は従汰の言葉が信じられないのか、彼に確認した。
「"俺達みたいになりたい"って、剛のことを恨んでいないのか?」
従汰は玲二から視線をそらし、頷いた。
「全部、僕が悪いんだ。僕が自分の気持ちをハッキリ言わなかったから……でも、大丈夫。僕、絶対に次の世界で生まれ変わるから! 二人のような、立派な人になってみせるから!」
「従汰……!」
剛はがっしりと従汰を抱きしめ、背中を強く叩いた。
「頑張れよ! 離れていても、俺達はずっとお前を応援しているからな!」
「ゲホッ、う、うん。ありがとう」
「従汰、痛いなら剛にそう言えよ。こいつ、程度を知らないから」
叩かれて咳き込む従汰を見て、玲二は顔をしかめる。
剛は玲二の言葉を聞いて、慌てて「す、すまねぇ」と従汰を解放した。
「俺も次の世界では、他人を傷つけねぇように気をつけるよ。ごめんな」
「ううん、僕こそハッキリ言えなくてごめんね」
玲二は不満そうではあったものの、剛と従汰の二人の間には、和やかな空気が流れていた。
「了解です! では迎えが来るまでお待ち下さい」
行き先が決定したところで、女神は転生を受理した。
やがて三台のタクシーが店の前に止まり、ドライバーらしき爽やかな青年が三人降りてきた。全員同じ制服、似たような顔をしていたため、違いが分からなかった。
「「「こんにちはー! コウノトリタクシーです! お客様の我太様「氷洞様」「内木様」ですね? 迎えに参りました!」」」
運転手は名前以外、声を揃えてにこやかに微笑む。笑うタイミングも寸分違わず、一致していた。
今まで運転手は一人とばかり思っていた平凡仙人は店内で呆然と立ち尽くし、女神に尋ねた。
「あいつらは分身か?」
「んー、どっちかと言えば眷属みたいな感じですかね。それも末端に近い、眷属です。自分の意思を持たず、上位の眷属に命じられるままに動く……私にそっくり」
女神は最後の部分だけ小声で呟き、寂しそうに目を伏せた。
「そっくりって、お前も誰かの眷属なのか?」
「えぇ、まぁ。不本意ながら、最低最悪の根暗野郎の眷属ですね。一応」
女神は珍しく歯切れ悪そうに言った。相当その男のことが嫌いなのか、あからさまに顔をしかめている。
一方、平凡仙人は女神の顔を見て、かえってその男がどんな人物なのか知りたくなった。今までどんな性悪な人物にも笑顔を絶やさなかった彼女を、ここまで嫌悪させる人物というのが珍しく、興味をそそられた。
「そいつは何をしている奴なんだ? お前と同じ神なのか?」
「神ですよ。私なんかよりも、もっともっと偉い神様。平凡仙人さんでも太刀打ちできない、この世界の支配者です」
「支配者……?」
平凡仙人は斡旋所の外がどうなっているのか知らなかった。というよりも、探索する意味がないと思っていた。
斡旋所の外はどこまでも真っ白で、斡旋所の他に何も存在していなかった。だが、隅から隅まで調べたわけではなかった。
(……探してみるか。この世界の支配者とやらを)
客の三人は運転手達に連れられ、タクシーに乗り込む。
「じゃあな、従汰! 玲二!」
「うん! 剛君と玲二君も元気で!」
剛と従汰は互いに別れを告げ、手を振り合う。玲二だけは無言ではあったものの、名残惜しそうに二人の顔を見つめていた。
「では、出発しまーす」
運転手はアクセルを踏み、車を出発させる。他のタクシーも後に続いて発進した。
店の外には何もない。ただただ真っ白な世界が、果てしなく続いている。
従汰は窓から外を眺めながら、来世への期待に胸を膨らませた。
(大丈夫。どんな世界でだって、僕は変わってみせる。二人のような、憧れの存在に……!)
やがて従汰は興奮覚めやらぬまま、眠りについた。
「うわぁぁぁ! 誰か助けてぇー!」
転生した世界で、従汰は巨大なケルベロスに追いかけられていた。
「「「バゥバゥバゥッ!」」」
ケルベロスは木を薙ぎ倒し、真っ直ぐ従汰を追ってくる。三首が三首とも吠えるため、かなりうるさかった。
口からは膨大な量の唾液が流れ、従汰を喰らわんと何度も噛みついてきた。そのたびに従汰は残り少ない体力を振り絞って避け、悲鳴を上げていた。
「もぉぉぉッ! こんなことになるなら、一人で森になんて来るんじゃなかったぁぁぁっ!」
従汰は数時間前の自分の行動に、今さら後悔した。
従汰が転生したのは、夢と冒険の世界、「ダンジョンタウン」だった。この世界では街も森も、全てが迷路のようなダンジョンになっており、危険なモンスターが闊歩していたり、レアなアイテムが入っている宝箱が道端に落ちていたりした。
まるでゲームみたいな世界だ、と従汰は喜んだが、ここは前世の世界では考えられないような常識がまかり通る、とんでもない世界だった。
まず、全ての人間は強制的に戦士となり、なんらかの職に就職しなくてはならない。子供だろうが、お年寄りだろうが、体が動く限りは働く。学校はなく、親は最低限の知識しか与えない。
その最低限の教育を終えると、最低限の装備を身につけて独り立ちし、冒険の旅に出る。
食べ物や服といった、生活に必要なものは全てダンジョンで手に入れる。泊まる場所は、ダンジョンで集めたルピーで宿に泊まるか、野宿するかの二択を迫られる。当然、野宿すればモンスターが襲いかかってきたり、盗っ人にアイテムやルピーを奪われたりする。モンスターに殺されても教会へ運ばれれば生き返るが、その際には高額のルピーを払わなければならず、払えない戦士は教会の地下で強制労働をさせられる。一度、地下へ送られた者は二度と出られないそうだ。
こうして自給自足の生活を送りながら、自らが望む暮らしを手に入れるというのが、この世界での常識だった。
あまりにも過酷な世界だったが、従汰はかえってやる気が出た。
「この世界で成功すれば、僕も剛君や玲二君のようになれる!」
そして従汰は冒険を始めてすぐに、凶暴な人喰いケルベロスが住むという森に挑むことにした。
森に挑む戦士は数人のパーティを組む者がほとんどだったが、従汰は一人で挑んだ。
「本当に一人で行くのか? 魔獣使いのくせに、まだ一体もモンスターを手懐けていないんだろう?」
入り口にいた「平凡」というお面をつけた森番が従汰に何度も確認したが、従汰は「平気ですよ!」と元気に親指を立てた。
「僕は強くならなくちゃいけないんです。モンスターならダンジョンで捕まえますから!」
「何が"強くならなくちゃいけないんで"だよ! 強くなる前に死んだら、教会の地下強制労働施設行きじゃん! 二度と冒険できなくなるじゃん! バカバカ、僕のバカー!」
従汰は走りながら、数時間前の自分を恥じ、叫んだ。
従汰は「魔獣使い」と呼ばれる、モンスターを使役して戦う戦士だった。強力なモンスターを従えていればいるほど強くなるジョブだが、従汰はまだ一体もモンスターを使役していなかった。
魔獣使いはモンスターがいなければ、戦うことはおろか、回復することすらも出来ない。
従汰もそれを充分理解し、ダンジョンに足を踏み入れた。性格が優しいモンスターなら、戦わずとも交渉して使役できるため、使役するモンスターをダンジョンで捕獲しようと思っていたのだ。
しかし目論見は外れ、ダンジョンに入って早々、ケルベロスに出会ってしまった。ケルベロスは獰猛で、話が通じない。従汰では使役することが出来ず、逃げるほかなかった。
「あうっ」
従汰は逃げる途中で、道に転がっていた小石につまづいた。そのまま豪快に転び、倒れ込む。
「「「グルルル……」」」
その隙にケルベロスが従汰の真後ろまで迫る。ケルベロスの唸り声と、獣臭い吐息がすぐ近くから漂ってきた。
(早く逃げなきゃ、早く逃げなきゃ、早く逃げなきゃ……!)
焦りとは裏腹に、体は恐怖で動かない。動けば喰われる……その意識が、従汰に恐怖を与えていた。
近くに人の気配はない。もし他の戦士が通りかかったとしても、静かに立ち去るだろう。こんな強力なモンスターを相手に、まともに戦える戦士など、そうそういなかった。
(うぅ……僕も、二人のようになりたかった……)
とうとう、従汰は抗うことを諦めた。そして少しでも死の痛みをこらえようと、目を閉じた。
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