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第四章 すれ違う想い
67. 喧嘩
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第021日―2
受付窓口に近付くと、僕達に気付いたらしいミーシアさんが、笑顔で手を振ってきた。
「カケル君にハーミルじゃない。二人揃ってどうしたの?」
「ちょっと最近色々あったんで、初心に戻って、依頼をこなそうかと」
僕は明日からコイトス王国に招待されている事、今日一日空いているので、久し振りにアルザスを訪れた事等を説明した。
「だったら、今日一日で完結しそうな依頼が良いわよね?」
ミーシアさんが依頼の原簿をめくり出した。
そしてハーミルがそれを興味深そうに覗き込み、二人で色々相談し始めた。
ハーミルは元々冒険者に憧れていたのもあってか、ミーシアさんを質問攻めにしている。
これは長くなるかもしれない。
そう考えた僕は、掲示板を直接見に行く事にした。
掲示板の前には、大勢の冒険者達が集まって、依頼をチェックしていた。
相変わらず、色々な依頼が掲載されている。
今ならハーミルもいるし、結構強力なモンスター討伐もいけるんじゃないかな?
そんな事を考えていた僕の耳に、突然、数人の言い争う声が飛び込んできた。
「てめぇ、ちょっとツラ貸せや。」
「離せよ! 関係無いだろ」
騒ぎの方向に視線を向けると、掲示板から少し離れた場所で、黄土色のポンチョのような衣服を羽織った一人の小柄な人物に、三人の冒険者が絡んでいる所であった。
いずれも二十代半ばに見える三人組の冒険者達に対して、小柄な人物は、僕よりもやや年下にみえた。
橙色の髪を短く切り揃えたその小柄な人物の中性的な顔立ちには、まだ幼さが残っている。
日常茶飯事な出来事なのであろう、周りの冒険者達は、好奇の目を向けるだけで、誰も止めに入らない。
「あの時、てめぇが横取りしやがった分、きっちり返してもらうぜ」
「横取りなんかしてない。大体、依頼は早い者勝ちだろ? オレに出し抜かれるお前らの方が間抜けって事じゃないのか?」
よほど腕に自信があるのだろうか?
三対一にも関わらず、その小柄な人物は、自分を取り囲む冒険者達を、逆に挑発するような態度を取っていた。
と、冒険者の一人が小柄な人物に殴りかかった。
あっと思う間も無く、その拳を顔面にまともに食らったらしい小柄な人物が、後ろに吹き飛んだ。
壁にしたたかに叩き付けられたその小柄な人物の口の端からは、血が流れていた。
軽く脳震盪を起こしているのか、立ち上がろうとしているようだけど、足腰が覚束ない。
冒険者達は、さらに追い打ちをかけようとして……
「ちょっと待って下さい」
僕は思わず、その小柄な人物と冒険者達との間に割って入ってしまった。
冒険者達が、胡乱な目を向けて来た。
「なんだぁ、てめぇは?」
「いくらなんでも、こんな小さな子を相手に、大人三人がかりっていうのは、どうかな~と」
「オレは子供じゃない! 部外者は引っ込んでろ!」
叫びながら、小柄な人物がよろよろと立ち上がった。
そして僕を押しのけて前に出ようとした。
三人組の冒険者達の一人が、再び小柄な人物に殴りかかろうとした。
僕には、その拳の軌道がよく“視えた”。
だからその拳が小柄な人物の顔面を再び捉える直前、思わず自分の右手で相手の拳を握り止めてしまった。
「野郎! 邪魔するんじゃねえよ」
その冒険者は、僕を睨みつけて拳を振りほどくと、今度は僕に殴りかかって来た。
しかし相変わらずその軌道を目で追えた僕は、ひょいひょいと躱していく。
周囲からヤジが飛ぶ中、ついに三人組の冒険者の一人が腰の剣を抜いた。
「くそ! なめた真似しやがって!」
そのタイミングで、凛とした声が響き渡った。
「そこまでよ!」
皆の視線を集めながら、声の主であるハーミルがこちらにゆっくりと歩いて来るのが見えた。
「私はハーミル。それ以上は、私が相手よ」
ハーミルは、剣こそ抜いてはいないものの、僕にも分かる程の凄まじい殺気を放っていた。
彼女を目にした三人組の冒険者達の表情が、見る見るうちに引きつって行く。
「お、おい、ありゃハーミルじゃねえか?」
「なんで剣聖が、こんなとこに居るんだよ」
結局、彼等はお約束のように、「覚えていろ!」のセリフを残して走り去って行った。
「ちょっとカケル! 何危ない事しているのよ?」
「いや、ちょっとこの子が絡まれていたもので……」
僕は慌てて、今の騒動について簡単に説明した。
そして改めて、絡まれていた小柄な人物の方に視線を向けた。
「君、大丈夫?」
小柄な人物は、事態の急展開にやや置いてけぼりを食らったような顔をしていたけれど、すぐに憮然とした雰囲気になった。
「別にお前らの加勢なんか無くても、あいつら位、一人で返り討ちしてやったんだけどな」
そして口の端の血を拭うと、取り囲む冒険者達を押しのけ、その場から立ち去って行った。
「なにあれ? 感じ悪いね」
「う~ん、まだ子供みたいだし、ちょっと強がっているだけじゃないかな」
「カケルは、殴られたりしなかったの?」
僕は右腕に装着されている腕輪を、袖の上から触って見せながら言葉を返した。
「まあ、コレのお陰だと思うけれど、全部躱せたから大丈夫」
僕とハーミルは、自分達を――と言うより、主にハーミルを――遠巻きにする冒険者達を尻目に、ミーシアさんの待つ受付窓口に戻って行った。
「ダメよ、簡単に他の冒険者と喧嘩したりしたら」
受付では、遠目に様子を見ていたらしいミーシアさんに、軽く怒られてしまった。
僕は彼女に頭を下げた。
「すみません。でも喧嘩と言うより、単に殴られそうになったので、躱していただけなんですが」
「冒険者同士のいざこざは、基本的にはギルドは干渉しない事になっているの。だから、あんまり騒ぎが大きくなったら、衛兵が駆けつけて、最悪逮捕されたりしちゃうから、気を付けてね」
そう言えば、マーゲルの街でハーミルと初めて会った時、衛兵が駆けつける騒ぎになった事が有った。
あの時はメイも居て……
少し切なくなりかけた気持ちを切り替えようと、改めてミーシアさんに聞いてみた。
「それで、何か良い依頼有りました?」
「これなんかどうかしら? 南の森のヘルハウンドの群れを討伐して下さい。謝礼;1頭につき、銀貨1枚。最近、南の森にヘルハウンドの群れが住み着いちゃったらしくて、時々近くの街道の旅行者や行商人が襲われるの。頭数制限無いし、今日一日で狩れるだけ狩ってもらえれば、私達も助かるわ」
恐らく、ミーシアさんとハーミルとで相談して選んだのであろう。
ハーミルの方を見ると、顔をわくわくさせて、やる気満々なのが見て取れた。
「じゃあそれで」
「よ~し、悪い魔犬は私達で全滅させるぞ!」
ミーシアさんに別れを告げて冒険者ギルドを出た僕達は、早速、薬草や食料等、今日一日の遠出の為の買い物に向かった。
通りをしばらく歩いていくと、ハーミルがふいに顔を寄せて来て、小声で囁いた。
「つけられているわ」
もしかして、さっきの三人組の冒険者達であろうか?
逆恨みして闇討ちの機会狙っている、とか?
僕はそっと自然な感じで後ろに視線を送ってみた。
「ん?」
今、建物の陰に、黄土色のポンチョを靡かせた何者かがさっと隠れたような?
若干呆れ顔のハーミルが、再び囁いてきた。
「さっきの子ね。冒険者ギルド出てから、ずっと私達をつけて来ているんだけど、どういうつもりかしら?」
「もしかして、実はお礼を言いたいけど、人見知り過ぎてきっかけ掴めてないだけ、とか」
「人見知りって、レルムスじゃないんだから……まあ、敵意は感じないし、ほっとこうか」
ポンチョを羽織った小柄な人物は、その後もずうっと僕達について来ていた。
必要な品々を買い込み、城門を出ると、もはや隠れる所が無くなったのか、或いは隠れる事を諦めたのか、小柄な人物は、僕達の10m程後ろを堂々と歩き出した。
ハーミルが足を止めて振り返った。
「どういうつもりかしら? 私達、これからヘルハウンド狩りに行くの。子供は危ないから帰りなさい」
受付窓口に近付くと、僕達に気付いたらしいミーシアさんが、笑顔で手を振ってきた。
「カケル君にハーミルじゃない。二人揃ってどうしたの?」
「ちょっと最近色々あったんで、初心に戻って、依頼をこなそうかと」
僕は明日からコイトス王国に招待されている事、今日一日空いているので、久し振りにアルザスを訪れた事等を説明した。
「だったら、今日一日で完結しそうな依頼が良いわよね?」
ミーシアさんが依頼の原簿をめくり出した。
そしてハーミルがそれを興味深そうに覗き込み、二人で色々相談し始めた。
ハーミルは元々冒険者に憧れていたのもあってか、ミーシアさんを質問攻めにしている。
これは長くなるかもしれない。
そう考えた僕は、掲示板を直接見に行く事にした。
掲示板の前には、大勢の冒険者達が集まって、依頼をチェックしていた。
相変わらず、色々な依頼が掲載されている。
今ならハーミルもいるし、結構強力なモンスター討伐もいけるんじゃないかな?
そんな事を考えていた僕の耳に、突然、数人の言い争う声が飛び込んできた。
「てめぇ、ちょっとツラ貸せや。」
「離せよ! 関係無いだろ」
騒ぎの方向に視線を向けると、掲示板から少し離れた場所で、黄土色のポンチョのような衣服を羽織った一人の小柄な人物に、三人の冒険者が絡んでいる所であった。
いずれも二十代半ばに見える三人組の冒険者達に対して、小柄な人物は、僕よりもやや年下にみえた。
橙色の髪を短く切り揃えたその小柄な人物の中性的な顔立ちには、まだ幼さが残っている。
日常茶飯事な出来事なのであろう、周りの冒険者達は、好奇の目を向けるだけで、誰も止めに入らない。
「あの時、てめぇが横取りしやがった分、きっちり返してもらうぜ」
「横取りなんかしてない。大体、依頼は早い者勝ちだろ? オレに出し抜かれるお前らの方が間抜けって事じゃないのか?」
よほど腕に自信があるのだろうか?
三対一にも関わらず、その小柄な人物は、自分を取り囲む冒険者達を、逆に挑発するような態度を取っていた。
と、冒険者の一人が小柄な人物に殴りかかった。
あっと思う間も無く、その拳を顔面にまともに食らったらしい小柄な人物が、後ろに吹き飛んだ。
壁にしたたかに叩き付けられたその小柄な人物の口の端からは、血が流れていた。
軽く脳震盪を起こしているのか、立ち上がろうとしているようだけど、足腰が覚束ない。
冒険者達は、さらに追い打ちをかけようとして……
「ちょっと待って下さい」
僕は思わず、その小柄な人物と冒険者達との間に割って入ってしまった。
冒険者達が、胡乱な目を向けて来た。
「なんだぁ、てめぇは?」
「いくらなんでも、こんな小さな子を相手に、大人三人がかりっていうのは、どうかな~と」
「オレは子供じゃない! 部外者は引っ込んでろ!」
叫びながら、小柄な人物がよろよろと立ち上がった。
そして僕を押しのけて前に出ようとした。
三人組の冒険者達の一人が、再び小柄な人物に殴りかかろうとした。
僕には、その拳の軌道がよく“視えた”。
だからその拳が小柄な人物の顔面を再び捉える直前、思わず自分の右手で相手の拳を握り止めてしまった。
「野郎! 邪魔するんじゃねえよ」
その冒険者は、僕を睨みつけて拳を振りほどくと、今度は僕に殴りかかって来た。
しかし相変わらずその軌道を目で追えた僕は、ひょいひょいと躱していく。
周囲からヤジが飛ぶ中、ついに三人組の冒険者の一人が腰の剣を抜いた。
「くそ! なめた真似しやがって!」
そのタイミングで、凛とした声が響き渡った。
「そこまでよ!」
皆の視線を集めながら、声の主であるハーミルがこちらにゆっくりと歩いて来るのが見えた。
「私はハーミル。それ以上は、私が相手よ」
ハーミルは、剣こそ抜いてはいないものの、僕にも分かる程の凄まじい殺気を放っていた。
彼女を目にした三人組の冒険者達の表情が、見る見るうちに引きつって行く。
「お、おい、ありゃハーミルじゃねえか?」
「なんで剣聖が、こんなとこに居るんだよ」
結局、彼等はお約束のように、「覚えていろ!」のセリフを残して走り去って行った。
「ちょっとカケル! 何危ない事しているのよ?」
「いや、ちょっとこの子が絡まれていたもので……」
僕は慌てて、今の騒動について簡単に説明した。
そして改めて、絡まれていた小柄な人物の方に視線を向けた。
「君、大丈夫?」
小柄な人物は、事態の急展開にやや置いてけぼりを食らったような顔をしていたけれど、すぐに憮然とした雰囲気になった。
「別にお前らの加勢なんか無くても、あいつら位、一人で返り討ちしてやったんだけどな」
そして口の端の血を拭うと、取り囲む冒険者達を押しのけ、その場から立ち去って行った。
「なにあれ? 感じ悪いね」
「う~ん、まだ子供みたいだし、ちょっと強がっているだけじゃないかな」
「カケルは、殴られたりしなかったの?」
僕は右腕に装着されている腕輪を、袖の上から触って見せながら言葉を返した。
「まあ、コレのお陰だと思うけれど、全部躱せたから大丈夫」
僕とハーミルは、自分達を――と言うより、主にハーミルを――遠巻きにする冒険者達を尻目に、ミーシアさんの待つ受付窓口に戻って行った。
「ダメよ、簡単に他の冒険者と喧嘩したりしたら」
受付では、遠目に様子を見ていたらしいミーシアさんに、軽く怒られてしまった。
僕は彼女に頭を下げた。
「すみません。でも喧嘩と言うより、単に殴られそうになったので、躱していただけなんですが」
「冒険者同士のいざこざは、基本的にはギルドは干渉しない事になっているの。だから、あんまり騒ぎが大きくなったら、衛兵が駆けつけて、最悪逮捕されたりしちゃうから、気を付けてね」
そう言えば、マーゲルの街でハーミルと初めて会った時、衛兵が駆けつける騒ぎになった事が有った。
あの時はメイも居て……
少し切なくなりかけた気持ちを切り替えようと、改めてミーシアさんに聞いてみた。
「それで、何か良い依頼有りました?」
「これなんかどうかしら? 南の森のヘルハウンドの群れを討伐して下さい。謝礼;1頭につき、銀貨1枚。最近、南の森にヘルハウンドの群れが住み着いちゃったらしくて、時々近くの街道の旅行者や行商人が襲われるの。頭数制限無いし、今日一日で狩れるだけ狩ってもらえれば、私達も助かるわ」
恐らく、ミーシアさんとハーミルとで相談して選んだのであろう。
ハーミルの方を見ると、顔をわくわくさせて、やる気満々なのが見て取れた。
「じゃあそれで」
「よ~し、悪い魔犬は私達で全滅させるぞ!」
ミーシアさんに別れを告げて冒険者ギルドを出た僕達は、早速、薬草や食料等、今日一日の遠出の為の買い物に向かった。
通りをしばらく歩いていくと、ハーミルがふいに顔を寄せて来て、小声で囁いた。
「つけられているわ」
もしかして、さっきの三人組の冒険者達であろうか?
逆恨みして闇討ちの機会狙っている、とか?
僕はそっと自然な感じで後ろに視線を送ってみた。
「ん?」
今、建物の陰に、黄土色のポンチョを靡かせた何者かがさっと隠れたような?
若干呆れ顔のハーミルが、再び囁いてきた。
「さっきの子ね。冒険者ギルド出てから、ずっと私達をつけて来ているんだけど、どういうつもりかしら?」
「もしかして、実はお礼を言いたいけど、人見知り過ぎてきっかけ掴めてないだけ、とか」
「人見知りって、レルムスじゃないんだから……まあ、敵意は感じないし、ほっとこうか」
ポンチョを羽織った小柄な人物は、その後もずうっと僕達について来ていた。
必要な品々を買い込み、城門を出ると、もはや隠れる所が無くなったのか、或いは隠れる事を諦めたのか、小柄な人物は、僕達の10m程後ろを堂々と歩き出した。
ハーミルが足を止めて振り返った。
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