2 / 41
2.追放を取り消してくれと泣きついた
しおりを挟む
1日目2
「一応、理由を聞いておこうか?」
俺の言葉に、マルコがやれやれといった表情で言葉を返してきた。
「だってお前、全っ然役に立ってないじゃん」
「何言ってんだよ!? 誰のおかげでお前、【必貫の剣】なんて凄いスキル、使えるようになっていたと思っているんだ?」
「まあ、初心者ブースト用には役に立ったと思うぜ。だけど俺は今やレベル40の剣聖だ。お前のヘボスキルの代わりになるスキルなんて、もう山のように持っているっての。分かる?」
マルコが必要以上に顔を近付けて来た。
どうやら全力で俺を嘲っているんだって事をアピールしたいらしい。
「そうだ。確かに最初は感謝した。しかし最初だけだ。レベルが上がればスキルも増える。今やお前が供与したスキル無しでも俺は無双の盾役をこなす事が出来ている。それに引き換え、お前はどうだ?」
ハンスが冷ややかな視線を向けて来る。
どうだ? と言われれば、確かにぐぅの音も出ない。
俺はこの4年間、レベルこそ皆のお陰で40まで上がったけれど、新しく覚えたスキルは皆無。
おまけにステータスの伸びもなぜか異常に悪く、皆の半分位の数値しかない。
皆に隠れて身体を鍛えたり、武器や魔法の練習をしてみたりしているけれど、さっぱり効果は現れない。
「あんた、いつも私達の後ろからただ付いて来ているだけじゃん。それなのに、経験値も報酬もちゃっかりゲット。何もしないでうまい汁だけ吸っているあんたみたいなの、なんて言うか知っている?」
ミルカが、酷薄な笑みを浮かべながら俺に“答え”を求めてきた。
どうせ、“情けない寄生虫でごめんなさい”とでも言わせたいんだろう。
くそっ!
知らず視界が滲んできた。
「皆さん、その辺にしておいてあげましょう。ほら、カースさん、泣いていますよ?」
ユハナが気の毒そうな声音で皆をたしなめた。
ん?
たしなめているのか、コレ?
「泣いてなんか……」
俺は不機嫌そうに皆から顔を背けながら、袖でそっと目の縁を拭った。
「カースさん」
ユハナが真剣そのものの顔で俺に話しかけてきた。
「先程も申しましたが、これはあなたのためでもあるのですよ」
「……なんで追放されるのが俺のためになるんだよ?」
「あなたと私達では、もはや天と地くらいの差が開いてしまっています。これ以上、私達と行動を共にしたら、カースさん……」
ユハナが心底気の毒そうな表情のまま、言葉を続けた。
「あなた、いずれ死にますよ?」
……つまり、戦闘力皆無の俺は、こいつらと一緒にダンジョンに潜り続けていたら、いずれどこかでモンスターに殺される。
そうなる前に、身の丈に合った他のパーティーなり、生き方なりを見付けろって事だろう。
「百歩譲って、その通りだとしてもだな」
俺は“元”仲間達の反応を確認しながら言葉を続けた。
「なんで“今”なんだよ!?」
そう。
ここは『封魔の大穴』40層。
出入り口まではまだ大分距離のある場所だ。
こんな所で放り出されれば、それこそ俺の死亡フラグが確定する。
「そりゃお前、今から俺達が経験値稼ぎするからじゃねぇか」
マルコが呆れた感じで言葉を返してきた。
「経験値稼ぎ?」
マルコが少し先に見える、玄室に通じているらしい扉を指差した。
「あの扉のの向こうは、情報によれば、モンスターハウスになっているんだとさ」
モンスターハウス。
それはダンジョンに時々設置されている罠の一つだ。
足を踏み入れると、玄室一杯に、モンスターが溢れ出してくる。
同じ場所で大量のモンスターを相手にし続ける羽目に陥る冒険者達は、やがて力尽きて行くってやつだ。
ただ、マルコ達程の強者になれば、そこは短時間で大量の経験値が稼げるおいしい狩場って事になるのだろう。
「お前なんかが足を踏み入れれば瞬殺だ。可哀そうだから、ここでちゃんとおさらばしてやろうっていう俺達の優しさが分かんねぇかな~」
なるほど。
ここで自分達が汗水垂らして稼ぐ経験値、もはや俺なんかには1たりとも分け与えたくないって事だろう。
「じゃあ、なんでダンジョン潜る前に言わなかったんだ?」
「だってなぁ……」
マルコが、ハンスやミルカ達と視線を合わせながら、嫌な笑みを浮かべている。
「4年も仲間だったんだ。追放するにしても、なかなか踏ん切りがつかなかったっつうか、なあ~」
踏ん切りがつかず、つい今まで先延ばしにしてしまった、とでも言いたいのだろう。
だけど俺には分かる。
こいつら、俺が一番絶望感を露わにするであろうこの場所をわざわざ選びやがったんだ。
「そんなに俺が憎いのか?」
「憎い?」
マルコがわざとらしくキョトンとした顔をして見せた。
「憎いわけないだろ? 仮にも4年も“仲間”だったんだしよぉ」
俺は土下座をした。
「頼む! せめて入り口まで送ってくれ! でないと俺は……」
今度こそ、溢れる涙を止められなくなった。
どんな風に見られてもいい。
今はとにかく生き延びないと。
ミルカがうんざりした様子で声を掛けて来た。
「あんた、プライドって無いの?」
そんなモノに拘って、命を落とす方が馬鹿らしい。
「頼む!」
地面に額を擦りつけてみたけれど、上から唾を吐きかけられただけだった。
「行こう」
ハンスの一声に、俺以外の“元”仲間達が腰を上げた。
「お、おい……待ってくれよぅ……」
俺の懇願も空しく、“元”仲間達は、中がモンスターハウスになっているという玄室に続く扉を押し開け、中へと消えて行った。
一人取り残された俺は、進退窮まっていた。
ここから40層の出入り口、『封魔の大穴』の壁面までは、30分近くかかる。
当然、モンスターも出現するだろう。
ところが俺の今の装備は、しょぼい革鎧にちょっとだけ魔法で強化されたショートソード1本。
元々、戦闘中は皆の影に隠れているだけだったから、そんな程度の装備でも間に合っていたのだ。
ちなみに、細々としたアイテム類は、冒険者なら誰でも持っているマジックボックスの中に収納している。
マジックボックスは、見た目、小型のリュックサックだ。
内部は亜空間に繋がっており、ランクが高い品ほど、収納量が増す。
まあ俺が持っているのは、最低ランクの品だけど、それでも1回ダンジョンに潜る程度なら、十二分に役立ってくれている。
それはともかく、俺が生き残るためにはどうするべきか?
……
仕方ない。
やはり、むかつく連中だけど、あいつらが満足して玄室から出てくるのを待つしかなさそうだ。
出てきたら多分、街に戻るだろうし、例え同じパーティーでは無くなっていても、あいつらについて行けば、途中のモンスターは、あいつらが全部斃すはず。
我ながら、まさに寄生虫のような生き方。
自嘲気味のおかしさが込み上げて来たまさにそのタイミングで、少し向こうの玄室の扉が、勢いよく開け放たれた。
ん?
早過ぎないか?
と思う間も無く、全身傷だらけになったマルコ達が、血相を変えて、こちらに向かって走ってきた。
???
頭の中が疑問視で埋め尽くされそうになったけれど、次の瞬間、俺も立ち上がって、一目散に逃げ出した。
傷だらけのマルコ達を追いかけるように、大量のドラゴニュート達が、玄室から溢れ出て来たのだ。
「畜生! 畜生! 畜生! どうなってんだよぉ!」
マルコが何かを喚いている。
その後方で攻撃魔法によるものと思われる、大きな爆発音が複数回聞こえてきた。
ドラゴニュートは確か、攻撃魔法を使用しなかったはず。
という事は、恐らくモンスター達の追撃を阻むために、ミルカが魔法を放っているのだろう。
と、瞬く間にマルコに追い付かれてしまった。
「お、おい、どうなってんだ?」
震える声で並走するマルコに問いかけた。
マルコは後ろをチラッと振り返り、そして俺の顔を見た後、いきなり右手の剣を振った。
「えっ!?」
踏み出したはずの俺の右足が、地面を踏みつける事無く、宙を舞っているのが見えた。
そして俺は、その場に転がり倒れてしまった。
一拍おいて、激痛が襲ってきた。
右足を腿の付け根から斬り飛ばされた!?
なんで!?
斬られた部分から大量の血が吹き出し、地面でのた打ち回る俺の横をハンス、ミルカ、そしてユハナが無言で駆け抜けていった。
いや正確には、ユハナだけは駆け抜ける際、俺に右手を向けて何かを呟いた。
途端に出血は止まり、痛みが引いていく。
だけど足は……
なぜか右足は再生していない!?
ユハナなら四肢欠損の回復なんて、居眠りしながらでも可能なはずなのに!?
駆け去って行く“元”仲間達の後姿に視線を向けながら、囮にされたのだと気付いた時にはもう遅かった。
気が付くと俺は、ギョエギョエ奇妙な叫びをあげるドラゴニュート達に取り囲まれていた。
「一応、理由を聞いておこうか?」
俺の言葉に、マルコがやれやれといった表情で言葉を返してきた。
「だってお前、全っ然役に立ってないじゃん」
「何言ってんだよ!? 誰のおかげでお前、【必貫の剣】なんて凄いスキル、使えるようになっていたと思っているんだ?」
「まあ、初心者ブースト用には役に立ったと思うぜ。だけど俺は今やレベル40の剣聖だ。お前のヘボスキルの代わりになるスキルなんて、もう山のように持っているっての。分かる?」
マルコが必要以上に顔を近付けて来た。
どうやら全力で俺を嘲っているんだって事をアピールしたいらしい。
「そうだ。確かに最初は感謝した。しかし最初だけだ。レベルが上がればスキルも増える。今やお前が供与したスキル無しでも俺は無双の盾役をこなす事が出来ている。それに引き換え、お前はどうだ?」
ハンスが冷ややかな視線を向けて来る。
どうだ? と言われれば、確かにぐぅの音も出ない。
俺はこの4年間、レベルこそ皆のお陰で40まで上がったけれど、新しく覚えたスキルは皆無。
おまけにステータスの伸びもなぜか異常に悪く、皆の半分位の数値しかない。
皆に隠れて身体を鍛えたり、武器や魔法の練習をしてみたりしているけれど、さっぱり効果は現れない。
「あんた、いつも私達の後ろからただ付いて来ているだけじゃん。それなのに、経験値も報酬もちゃっかりゲット。何もしないでうまい汁だけ吸っているあんたみたいなの、なんて言うか知っている?」
ミルカが、酷薄な笑みを浮かべながら俺に“答え”を求めてきた。
どうせ、“情けない寄生虫でごめんなさい”とでも言わせたいんだろう。
くそっ!
知らず視界が滲んできた。
「皆さん、その辺にしておいてあげましょう。ほら、カースさん、泣いていますよ?」
ユハナが気の毒そうな声音で皆をたしなめた。
ん?
たしなめているのか、コレ?
「泣いてなんか……」
俺は不機嫌そうに皆から顔を背けながら、袖でそっと目の縁を拭った。
「カースさん」
ユハナが真剣そのものの顔で俺に話しかけてきた。
「先程も申しましたが、これはあなたのためでもあるのですよ」
「……なんで追放されるのが俺のためになるんだよ?」
「あなたと私達では、もはや天と地くらいの差が開いてしまっています。これ以上、私達と行動を共にしたら、カースさん……」
ユハナが心底気の毒そうな表情のまま、言葉を続けた。
「あなた、いずれ死にますよ?」
……つまり、戦闘力皆無の俺は、こいつらと一緒にダンジョンに潜り続けていたら、いずれどこかでモンスターに殺される。
そうなる前に、身の丈に合った他のパーティーなり、生き方なりを見付けろって事だろう。
「百歩譲って、その通りだとしてもだな」
俺は“元”仲間達の反応を確認しながら言葉を続けた。
「なんで“今”なんだよ!?」
そう。
ここは『封魔の大穴』40層。
出入り口まではまだ大分距離のある場所だ。
こんな所で放り出されれば、それこそ俺の死亡フラグが確定する。
「そりゃお前、今から俺達が経験値稼ぎするからじゃねぇか」
マルコが呆れた感じで言葉を返してきた。
「経験値稼ぎ?」
マルコが少し先に見える、玄室に通じているらしい扉を指差した。
「あの扉のの向こうは、情報によれば、モンスターハウスになっているんだとさ」
モンスターハウス。
それはダンジョンに時々設置されている罠の一つだ。
足を踏み入れると、玄室一杯に、モンスターが溢れ出してくる。
同じ場所で大量のモンスターを相手にし続ける羽目に陥る冒険者達は、やがて力尽きて行くってやつだ。
ただ、マルコ達程の強者になれば、そこは短時間で大量の経験値が稼げるおいしい狩場って事になるのだろう。
「お前なんかが足を踏み入れれば瞬殺だ。可哀そうだから、ここでちゃんとおさらばしてやろうっていう俺達の優しさが分かんねぇかな~」
なるほど。
ここで自分達が汗水垂らして稼ぐ経験値、もはや俺なんかには1たりとも分け与えたくないって事だろう。
「じゃあ、なんでダンジョン潜る前に言わなかったんだ?」
「だってなぁ……」
マルコが、ハンスやミルカ達と視線を合わせながら、嫌な笑みを浮かべている。
「4年も仲間だったんだ。追放するにしても、なかなか踏ん切りがつかなかったっつうか、なあ~」
踏ん切りがつかず、つい今まで先延ばしにしてしまった、とでも言いたいのだろう。
だけど俺には分かる。
こいつら、俺が一番絶望感を露わにするであろうこの場所をわざわざ選びやがったんだ。
「そんなに俺が憎いのか?」
「憎い?」
マルコがわざとらしくキョトンとした顔をして見せた。
「憎いわけないだろ? 仮にも4年も“仲間”だったんだしよぉ」
俺は土下座をした。
「頼む! せめて入り口まで送ってくれ! でないと俺は……」
今度こそ、溢れる涙を止められなくなった。
どんな風に見られてもいい。
今はとにかく生き延びないと。
ミルカがうんざりした様子で声を掛けて来た。
「あんた、プライドって無いの?」
そんなモノに拘って、命を落とす方が馬鹿らしい。
「頼む!」
地面に額を擦りつけてみたけれど、上から唾を吐きかけられただけだった。
「行こう」
ハンスの一声に、俺以外の“元”仲間達が腰を上げた。
「お、おい……待ってくれよぅ……」
俺の懇願も空しく、“元”仲間達は、中がモンスターハウスになっているという玄室に続く扉を押し開け、中へと消えて行った。
一人取り残された俺は、進退窮まっていた。
ここから40層の出入り口、『封魔の大穴』の壁面までは、30分近くかかる。
当然、モンスターも出現するだろう。
ところが俺の今の装備は、しょぼい革鎧にちょっとだけ魔法で強化されたショートソード1本。
元々、戦闘中は皆の影に隠れているだけだったから、そんな程度の装備でも間に合っていたのだ。
ちなみに、細々としたアイテム類は、冒険者なら誰でも持っているマジックボックスの中に収納している。
マジックボックスは、見た目、小型のリュックサックだ。
内部は亜空間に繋がっており、ランクが高い品ほど、収納量が増す。
まあ俺が持っているのは、最低ランクの品だけど、それでも1回ダンジョンに潜る程度なら、十二分に役立ってくれている。
それはともかく、俺が生き残るためにはどうするべきか?
……
仕方ない。
やはり、むかつく連中だけど、あいつらが満足して玄室から出てくるのを待つしかなさそうだ。
出てきたら多分、街に戻るだろうし、例え同じパーティーでは無くなっていても、あいつらについて行けば、途中のモンスターは、あいつらが全部斃すはず。
我ながら、まさに寄生虫のような生き方。
自嘲気味のおかしさが込み上げて来たまさにそのタイミングで、少し向こうの玄室の扉が、勢いよく開け放たれた。
ん?
早過ぎないか?
と思う間も無く、全身傷だらけになったマルコ達が、血相を変えて、こちらに向かって走ってきた。
???
頭の中が疑問視で埋め尽くされそうになったけれど、次の瞬間、俺も立ち上がって、一目散に逃げ出した。
傷だらけのマルコ達を追いかけるように、大量のドラゴニュート達が、玄室から溢れ出て来たのだ。
「畜生! 畜生! 畜生! どうなってんだよぉ!」
マルコが何かを喚いている。
その後方で攻撃魔法によるものと思われる、大きな爆発音が複数回聞こえてきた。
ドラゴニュートは確か、攻撃魔法を使用しなかったはず。
という事は、恐らくモンスター達の追撃を阻むために、ミルカが魔法を放っているのだろう。
と、瞬く間にマルコに追い付かれてしまった。
「お、おい、どうなってんだ?」
震える声で並走するマルコに問いかけた。
マルコは後ろをチラッと振り返り、そして俺の顔を見た後、いきなり右手の剣を振った。
「えっ!?」
踏み出したはずの俺の右足が、地面を踏みつける事無く、宙を舞っているのが見えた。
そして俺は、その場に転がり倒れてしまった。
一拍おいて、激痛が襲ってきた。
右足を腿の付け根から斬り飛ばされた!?
なんで!?
斬られた部分から大量の血が吹き出し、地面でのた打ち回る俺の横をハンス、ミルカ、そしてユハナが無言で駆け抜けていった。
いや正確には、ユハナだけは駆け抜ける際、俺に右手を向けて何かを呟いた。
途端に出血は止まり、痛みが引いていく。
だけど足は……
なぜか右足は再生していない!?
ユハナなら四肢欠損の回復なんて、居眠りしながらでも可能なはずなのに!?
駆け去って行く“元”仲間達の後姿に視線を向けながら、囮にされたのだと気付いた時にはもう遅かった。
気が付くと俺は、ギョエギョエ奇妙な叫びをあげるドラゴニュート達に取り囲まれていた。
0
お気に入りに追加
43
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ダンジョン美食倶楽部
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
長年レストランの下働きとして働いてきた本宝治洋一(30)は突如として現れた新オーナーの物言いにより、職を失った。
身寄りのない洋一は、飲み仲間の藤本要から「一緒にダンチューバーとして組まないか?」と誘われ、配信チャンネル【ダンジョン美食倶楽部】の料理担当兼荷物持ちを任される。
配信で明るみになる、洋一の隠された技能。
素材こそ低級モンスター、調味料も安物なのにその卓越した技術は見る者を虜にし、出来上がった料理はなんとも空腹感を促した。偶然居合わせた探索者に振る舞ったりしていくうちに【ダンジョン美食倶楽部】の名前は徐々に売れていく。
一方で洋一を追放したレストランは、SSSSランク探索者の轟美玲から「味が落ちた」と一蹴され、徐々に落ちぶれていった。
※カクヨム様で先行公開中!
※2024年3月21で第一部完!
天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生
西洋司
ファンタジー
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。
彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。
精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、放火で殺されてしまった。
晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。
死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。
「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」
晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。
禊ぎを終えたから自由に過ごせるようになった
かざみねこ
ファンタジー
異世界召喚された世界で大失敗をして、そして暗殺され、そこの世界の神様に怒られ、最後には別の世界に転送された。
転送された世界では、禊ぎという天界の職業斡旋所で職業に沿った繰り返しの転生で罪を浄化するシステムがあった。
罪を償うため禊ぎに勤しむが、転送されてから1600年後、天界側のミスで過剰に禊ぎを行っていたことが判明した。
女の子が異世界に
オウガ
ファンタジー
ある日、帰り仕度をしているとクラスメイトに巻き込まれて異世界に召喚された。
勇者として選ばれた馬鹿なクラスメイト、最初は助けたけど馬鹿すぎて愛想がつきどうせならと異世界を旅することに
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
食いつなぎ探索者〜隠れてた【捕食】スキルが悪さして気付いたらエロスキルを獲得していたけど、純愛主義主の俺は抗います。
四季 訪
ファンタジー
【第一章完結】十年前に突如として現れたダンジョン。
そしてそれを生業とする探索者。
しかしダンジョンの魔物も探索者もギルドも全てがろくでもない!
失職を機に探索者へと転職した主人公、本堂幸隆がそんな気に食わない奴らをぶん殴って分からせる!
こいつ新人の癖にやたらと強いぞ!?
美人な相棒、男装麗人、オタクに優しいギャルにロリっ娘に○○っ娘!?
色々とでたらめな幸隆が、勇名も悪名も掻き立てて、悪意蔓延るダンジョンへと殴り込む!
え?食ったものが悪すぎて生えてきたのがエロスキル!?
純愛主義を掲げる幸隆は自分のエロスキルに抗いながら仲間と共にダンジョン深層を目指していく!
本堂 幸隆26歳。
純愛主義を引っ提げて渡る世間を鬼と行く。
エロスキルは1章後半になります。
日間ランキング掲載
週刊ランキング掲載
なろう、カクヨムにも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる