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第三章

兎50羽 強襲!

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 僕達とレミーナさんは村長さんの家の一部屋を借りて、寝袋に入って眠りについた。

 寝苦しい………………。息が出来ない…………。何か柔らかいモノに顔が埋もれている…………。………………。いい匂いがする……?何これ?意識の覚醒に比例して何やら幸せ感が上がっていく?

 ふわふわ、もにゅもにゅ、たゆんたゆん、パフパフ?
 ……………………パフパフだとー!?

「おォッファイ!おォッファイふぁよ!」

 それに埋もれて声にならない声を出す。僕がモゴモゴ動くと「あ、アン~」と女の子の喘ぎ声が…………?

 レミーナさんだ!レミーナさんのダブルメロンが僕の顔を襲っている!アサルトメロンだ!寝袋に入っている為に手をうまく動かせない。強襲メロンが僕の顔を覆い隠し、更にその危険な突起物が追い打ちをかけてくる!メロンはネット無しのアサルトバスター仕様だった!!!

 クッ!も、もうダメなのか……。男子高校生的に追い詰められた僕のニューナンブ22口径がビッグマグナム48へと進化しようとしている。44口径より巨大なスーパーレッドホーク。何故に50口径ではないのか。やはりオタク的にマイナー路線を走るカタルシスと48という響きが48口径を選んでしまうのか?

 しかしヤバい!まじヤバい!「モガモガモガ」とメロンに沈む顔を動かして抵抗を試みるが、「ア、アアン~」と更なる破壊力を持って撃沈されていく。

 そんな激闘のさなか外が騒がしい。

「八つ頭村の祟りじゃあ!」「八つ頭村の祟りじゃあ!」「八つ頭村の祟りじゃあ!」「八つ頭村の祟りじゃあ!」

「八つ頭村の祟りじゃあ!」「八つ頭村の祟りじゃあ!」「八つ頭村の祟りじゃあ!」「八つ頭村の祟りじゃあ!」

 外の彼方此方で不気味な声色で「八つ頭村の祟りじゃあ」が聞こえてくる。
 騒ぎに気が付いてキョウカさんとマリヤさんが目を覚ましてくれた。た、助かった~。

 ………………いや、…………助からなかった。
 …………状況は更なる苛烈な戦局へと変わって行く……。

 アディオスさよならアスタルエーゴみんな元気でね~!!!!!

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