5 / 81
第一章 教会
2 初めてのお風呂
しおりを挟む
《初めてのお風呂》
アーヤが拾われた所はカソタ村の教会で、慈愛の神ルキュスを奉っている。ルキュス神は黄金の髪と目を持つ美しい人間で逞しい黄金の毛の獣の足と、背には黄金の鳥の羽を持つ。三種族の祖であり世界を作ったとされ、あまねく世界中で信仰されていた。
パムたちが暮らす木造の教会は本館のL字型平屋建ての他に、後から建てられた西の小さな二階建ての棟がある。南の正面玄関からは礼拝堂へと続くささやかなホールがあり、礼拝堂の屋根には時刻や緊急を告げる小さな鐘楼もある。
礼拝堂の奥に神父室があり、その先に食堂と厨房。続く北の棟と西の離れの棟が小さい教会の全てだった。
そこは孤児院も兼ね、北と西の棟に子供部屋が割り当てられている。子供たちは生まれて間もない子から七歳ぐらいまでが暮らしている。六、七歳になるとどこかに働き口を探して外に出る。教会はそれほどに大きくないし、ベッドの数は限られているからだ。それでも身寄りのない子供たちが次々と預けられた。
教会は老齢の神父ガルシャと若い見習い神父のマニの二人で経営している。ガルシャは焦げ茶のタヌキ耳の神父で、この村の者だ。地方の神殿で修行して、神父として村へ戻り、それからずっと教会を守ってきた。
最近、ガルシャの加齢で腰の痛みが強くなり、子供の世話や細々とした雑用は、五年前に来た見習いのマニ一人の手にほぼ全て掛かるようになっていた。
だからマニはとても忙しく、年長の子たちが小さい子の世話をしたり、雑事のお手伝いをしている。今、ここには十二人の子供たちがいた。その中でも、アーヤはとびっきりの小さい子供だった。
アーヤが一人でお風呂に入るにはまだ無理なので、見習い神父のマニが入れることになった。
「アーヤ。お風呂に入ろう」
「おぶろ? おふろ、なあに?」
お風呂も知らないアーヤに、マニの涙腺が綻びる。これまで、どんな暮らしをしてきたのだろう?
「身体をきれいに洗うんだよ」
「舐《にゃ》める、きれい、なりゅ。 かあしゃ、舐《にゃ》め、りゅ」
アーヤはお母さんを思い出して、耳がへにょっと倒れ目がうるうるとしてきた。アーヤの大きな緑の目がじんわりと潤んできたのを見て、マニはアーヤを抱き上げる。
「僕がアーヤを入れてあげるからね」
西棟にある風呂場の脱衣所でアーヤのスモックとパンツを脱がしてあげた。
まだ幼いアーヤは背中やお腹からずっと足まで毛皮に覆われている。小さい身体から体温が奪われないように保護されているのだ。黒と赤茶の二色に染め分かれた髪は肩ほどの長さだった。
マニも服を脱ぐと、アーヤが目を見張った。
「マニしゃ、毛にゃい?」
マニのすべすべの茶色っぽい肌色のお腹に、アーヤがペタペタと手を伸ばした。マニは尻尾と耳こそ茶色の毛皮だったが、他は人間の男の体とほとんど変わらない。
「成長するに従ってだんだんと毛皮の部分が減ってきて、大人になると耳と尻尾とかだけになるんだよ」
「アーヤ、も? アーヤ、にゃりゅ?」
「そうだよ。獣人はみんなそうなんだよ。代わりに、獣の姿に変身できるようになる。そうすると、ずっと強い能力が発揮できるんだ。ただ、変身するには力が必要だから大人にならないとできるようにならないんだよ」
――ふーん、不思議。人間のようになるのに、獣の姿に戻るの?
しきりにこてんこてんと首を傾げるアーヤを抱っこして、マニは風呂場の戸を開けた。
「びゃ!」
アーヤが浴槽を見てびくんと身体を強張らせた。初めて見て驚いたのだろうと、マニは宥めるように背中をとんとんと叩きながら、木製の小さな椅子に座らせる。
抱いた腕から離れようとしない手を引きはがして、浴槽から桶で汲んだ湯をざぶりとアーヤの肩から掛けた。
「ギャー!!!!!!!」
物凄い悲鳴が風呂場に響き渡った。
食事の後片付けや寝る準備をしていた子供たちは、時ならぬ悲鳴にびっくりした。
「なに? なに?」
「誰か殺されてるの?」
「怖いよー!」
小さい子は泣きだした。大きい子たちが声のしたと思われる風呂場の方へ駆けて行く。風呂場の戸を開けた彼らは、唖然と立ち止まった。
裸のマニが風呂場の洗い場に膝をついてアーヤを落とさないように押さえている。
アーヤはぎゃあぎゃあ泣き叫び、足でマニの顔を全力で蹴飛ばしていた。全身の毛も長い尻尾も目いっぱい逆立っている。
アーヤは自分の体勢も考えずにそっくり返って、ひたすら逃げようと暴れていた。これで、マニが手を離したら、洗い場の固い床に落ちて大怪我をするだろう。
「や! や! はーなーちーてー!」
「危ない! 落ち着いて! アーヤ!」
「どうしたの? マニ神父?」
「なにやってるの?」
驚いて訊く年長の子に、困った顔のマニが答えた。
「お風呂を嫌がって。お湯を掛けたら、この騒ぎなんだよ」
「や! 水、や! こわい! や!」
暴れるアーヤを年長の子供たちが後ろから押さえ、マニはアーヤを懐にしっかりと抱き直した。
「怖くないよ。お風呂は気持ちいいんだよ?」
「や! ぬれる、や! 良く、にゃい! や!」
「大丈夫。お湯は温かいから。ね、僕と一緒に入れば、怖くないよ」
「マニ兄さんと一緒なら大丈夫でしょ? アーヤ、入ってごらん」
「身体がきれいになるよ。汚れてたら、だれも遊んでくれないよ」
「小さいパムだって、お風呂大好きなんだよ。パムに笑われるよ」
子供たちも口々に宥めに掛かる。アーヤが涙でぐしゃぐしゃになった顔を向けた。
「パム、入りゅ?」
「パムも入るよ。だから、大丈夫だよ。入ってごらん」
アーヤが暴れるのを止めた。それで、マニはアーヤを抱っこしたまま、そろりと浴槽に足を入れる。
それを見て、またアーヤが「びぎゃああ!」と泣き出した。
「怖くないよ」
「大丈夫、大丈夫」
「アーヤ、えらいね。お利口、お利口」
みんなが口々に声をかけて宥めた。アーヤがいくら暴れても、マニが力強い腕で拘束しているので身動きもできない。
ふにふにと泣きべそをかきながら、とうとうアーヤはマニと一緒にお湯にとぷんと浸かった。
「うぎゃあ! うぎゃ、ぎゃ……、にゃ? にゃあ?」
悲鳴を上げていたアーヤが次第に声を落として静かになった。じんわりと湯の温かさが身に馴染んできたのだろう。やがて、ほっこりと笑う。
それを見て、ほっとした年長組の子供たちはお手伝いの続きを再開すべく風呂場を出て行った。
「マニしゃ、お風呂、ぬくぬく、ふわーっ、ね? それで、それで、ぽかぽか、しゅゆ、ね?」
楽しそうにお湯の表面を手で何度も叩く仕草をするアーヤに、マニはくすくす笑って密かに悶えていた。
お風呂から上がってタオルでごしごしと拭いてもらうと、アーヤの毛皮はふわふわと軽くなった。
それが嬉しくて、たったっと風呂場から駆け出して行くアーヤを、腰にタオルを巻いただけのマニが洗いざらしのパンツを手に追いかけていくのが日常的な光景になった。
アーヤが拾われた所はカソタ村の教会で、慈愛の神ルキュスを奉っている。ルキュス神は黄金の髪と目を持つ美しい人間で逞しい黄金の毛の獣の足と、背には黄金の鳥の羽を持つ。三種族の祖であり世界を作ったとされ、あまねく世界中で信仰されていた。
パムたちが暮らす木造の教会は本館のL字型平屋建ての他に、後から建てられた西の小さな二階建ての棟がある。南の正面玄関からは礼拝堂へと続くささやかなホールがあり、礼拝堂の屋根には時刻や緊急を告げる小さな鐘楼もある。
礼拝堂の奥に神父室があり、その先に食堂と厨房。続く北の棟と西の離れの棟が小さい教会の全てだった。
そこは孤児院も兼ね、北と西の棟に子供部屋が割り当てられている。子供たちは生まれて間もない子から七歳ぐらいまでが暮らしている。六、七歳になるとどこかに働き口を探して外に出る。教会はそれほどに大きくないし、ベッドの数は限られているからだ。それでも身寄りのない子供たちが次々と預けられた。
教会は老齢の神父ガルシャと若い見習い神父のマニの二人で経営している。ガルシャは焦げ茶のタヌキ耳の神父で、この村の者だ。地方の神殿で修行して、神父として村へ戻り、それからずっと教会を守ってきた。
最近、ガルシャの加齢で腰の痛みが強くなり、子供の世話や細々とした雑用は、五年前に来た見習いのマニ一人の手にほぼ全て掛かるようになっていた。
だからマニはとても忙しく、年長の子たちが小さい子の世話をしたり、雑事のお手伝いをしている。今、ここには十二人の子供たちがいた。その中でも、アーヤはとびっきりの小さい子供だった。
アーヤが一人でお風呂に入るにはまだ無理なので、見習い神父のマニが入れることになった。
「アーヤ。お風呂に入ろう」
「おぶろ? おふろ、なあに?」
お風呂も知らないアーヤに、マニの涙腺が綻びる。これまで、どんな暮らしをしてきたのだろう?
「身体をきれいに洗うんだよ」
「舐《にゃ》める、きれい、なりゅ。 かあしゃ、舐《にゃ》め、りゅ」
アーヤはお母さんを思い出して、耳がへにょっと倒れ目がうるうるとしてきた。アーヤの大きな緑の目がじんわりと潤んできたのを見て、マニはアーヤを抱き上げる。
「僕がアーヤを入れてあげるからね」
西棟にある風呂場の脱衣所でアーヤのスモックとパンツを脱がしてあげた。
まだ幼いアーヤは背中やお腹からずっと足まで毛皮に覆われている。小さい身体から体温が奪われないように保護されているのだ。黒と赤茶の二色に染め分かれた髪は肩ほどの長さだった。
マニも服を脱ぐと、アーヤが目を見張った。
「マニしゃ、毛にゃい?」
マニのすべすべの茶色っぽい肌色のお腹に、アーヤがペタペタと手を伸ばした。マニは尻尾と耳こそ茶色の毛皮だったが、他は人間の男の体とほとんど変わらない。
「成長するに従ってだんだんと毛皮の部分が減ってきて、大人になると耳と尻尾とかだけになるんだよ」
「アーヤ、も? アーヤ、にゃりゅ?」
「そうだよ。獣人はみんなそうなんだよ。代わりに、獣の姿に変身できるようになる。そうすると、ずっと強い能力が発揮できるんだ。ただ、変身するには力が必要だから大人にならないとできるようにならないんだよ」
――ふーん、不思議。人間のようになるのに、獣の姿に戻るの?
しきりにこてんこてんと首を傾げるアーヤを抱っこして、マニは風呂場の戸を開けた。
「びゃ!」
アーヤが浴槽を見てびくんと身体を強張らせた。初めて見て驚いたのだろうと、マニは宥めるように背中をとんとんと叩きながら、木製の小さな椅子に座らせる。
抱いた腕から離れようとしない手を引きはがして、浴槽から桶で汲んだ湯をざぶりとアーヤの肩から掛けた。
「ギャー!!!!!!!」
物凄い悲鳴が風呂場に響き渡った。
食事の後片付けや寝る準備をしていた子供たちは、時ならぬ悲鳴にびっくりした。
「なに? なに?」
「誰か殺されてるの?」
「怖いよー!」
小さい子は泣きだした。大きい子たちが声のしたと思われる風呂場の方へ駆けて行く。風呂場の戸を開けた彼らは、唖然と立ち止まった。
裸のマニが風呂場の洗い場に膝をついてアーヤを落とさないように押さえている。
アーヤはぎゃあぎゃあ泣き叫び、足でマニの顔を全力で蹴飛ばしていた。全身の毛も長い尻尾も目いっぱい逆立っている。
アーヤは自分の体勢も考えずにそっくり返って、ひたすら逃げようと暴れていた。これで、マニが手を離したら、洗い場の固い床に落ちて大怪我をするだろう。
「や! や! はーなーちーてー!」
「危ない! 落ち着いて! アーヤ!」
「どうしたの? マニ神父?」
「なにやってるの?」
驚いて訊く年長の子に、困った顔のマニが答えた。
「お風呂を嫌がって。お湯を掛けたら、この騒ぎなんだよ」
「や! 水、や! こわい! や!」
暴れるアーヤを年長の子供たちが後ろから押さえ、マニはアーヤを懐にしっかりと抱き直した。
「怖くないよ。お風呂は気持ちいいんだよ?」
「や! ぬれる、や! 良く、にゃい! や!」
「大丈夫。お湯は温かいから。ね、僕と一緒に入れば、怖くないよ」
「マニ兄さんと一緒なら大丈夫でしょ? アーヤ、入ってごらん」
「身体がきれいになるよ。汚れてたら、だれも遊んでくれないよ」
「小さいパムだって、お風呂大好きなんだよ。パムに笑われるよ」
子供たちも口々に宥めに掛かる。アーヤが涙でぐしゃぐしゃになった顔を向けた。
「パム、入りゅ?」
「パムも入るよ。だから、大丈夫だよ。入ってごらん」
アーヤが暴れるのを止めた。それで、マニはアーヤを抱っこしたまま、そろりと浴槽に足を入れる。
それを見て、またアーヤが「びぎゃああ!」と泣き出した。
「怖くないよ」
「大丈夫、大丈夫」
「アーヤ、えらいね。お利口、お利口」
みんなが口々に声をかけて宥めた。アーヤがいくら暴れても、マニが力強い腕で拘束しているので身動きもできない。
ふにふにと泣きべそをかきながら、とうとうアーヤはマニと一緒にお湯にとぷんと浸かった。
「うぎゃあ! うぎゃ、ぎゃ……、にゃ? にゃあ?」
悲鳴を上げていたアーヤが次第に声を落として静かになった。じんわりと湯の温かさが身に馴染んできたのだろう。やがて、ほっこりと笑う。
それを見て、ほっとした年長組の子供たちはお手伝いの続きを再開すべく風呂場を出て行った。
「マニしゃ、お風呂、ぬくぬく、ふわーっ、ね? それで、それで、ぽかぽか、しゅゆ、ね?」
楽しそうにお湯の表面を手で何度も叩く仕草をするアーヤに、マニはくすくす笑って密かに悶えていた。
お風呂から上がってタオルでごしごしと拭いてもらうと、アーヤの毛皮はふわふわと軽くなった。
それが嬉しくて、たったっと風呂場から駆け出して行くアーヤを、腰にタオルを巻いただけのマニが洗いざらしのパンツを手に追いかけていくのが日常的な光景になった。
12
お気に入りに追加
172
あなたにおすすめの小説
【完結】ただの狼です?神の使いです??
野々宮なつの
BL
気が付いたら高い山の上にいた白狼のディン。気ままに狼暮らしを満喫かと思いきや、どうやら白い生き物は神の使いらしい?
司祭×白狼(人間の姿になります)
神の使いなんて壮大な話と思いきや、好きな人を救いに来ただけのお話です。
全15話+おまけ+番外編
!地震と津波表現がさらっとですがあります。ご注意ください!
番外編更新中です。土日に更新します。
【完結】転生して妖狐の『嫁』になった話
那菜カナナ
BL
【お茶目な挫折過去持ち系妖狐×努力家やり直し系モフリストDK】
トラック事故により、日本の戦国時代のような世界に転生した仲里 優太(なかざと ゆうた)は、特典により『妖力供給』の力を得る。しかしながら、その妖力は胸からしか出ないのだという。
「そう難しく考えることはない。ようは長いものに巻かれれば良いのじゃ。さすれば安泰間違いなしじゃ」
「……それじゃ前世(まえ)と変わらないじゃないですか」
他人の顔色ばかり伺って生きる。そんな自分を変えたいと意気込んでいただけに落胆する優太。
そうこうしている内に異世界へ。早々に侍に遭遇するも妖力持ちであることを理由に命を狙われてしまう。死を覚悟したその時――銀髪の妖狐に救われる。
彼の名は六花(りっか)。事情を把握した彼は奇天烈な優太を肯定するばかりか、里の維持のために協力をしてほしいと願い出てくる。
里に住むのは、人に思い入れがありながらも心に傷を負わされてしまった妖達。六花に協力することで或いは自分も変われるかもしれない。そんな予感に胸を躍らせた優太は妖狐・六花の手を取る。
★表紙イラストについて★
いちのかわ様に描いていただきました!
恐れ入りますが無断転載はご遠慮くださいm(__)m
いちのかわ様へのイラスト発注のご相談は、
下記サイトより行えます(=゚ω゚)ノ
https://coconala.com/services/248096
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
願いの守護獣 チートなもふもふに転生したからには全力でペットになりたい
戌葉
ファンタジー
気付くと、もふもふに生まれ変わって、誰もいない森の雪の上に寝ていた。
人恋しさに森を出て、途中で魔物に間違われたりもしたけど、馬に助けられ騎士に保護してもらえた。正体はオレ自身でも分からないし、チートな魔法もまだ上手く使いこなせないけど、全力で可愛く頑張るのでペットとして飼ってください!
チートな魔法のせいで狙われたり、自分でも分かっていなかった正体のおかげでとんでもないことに巻き込まれちゃったりするけど、オレが目指すのはぐーたらペット生活だ!!
※「1-7」で正体が判明します。「精霊の愛し子編」や番外編、「美食の守護獣」ではすでに正体が分かっていますので、お気を付けください。
番外編「美食の守護獣 ~チートなもふもふに転生したからには全力で食い倒れたい」
「冒険者編」と「精霊の愛し子編」の間の食い倒れツアーのお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/2227451/394680824
【完結】もふもふ獣人転生
*
BL
白い耳としっぽのもふもふ獣人に生まれ、強制労働で死にそうなところを助けてくれたのは、最愛の推しでした。
ちっちゃなもふもふ獣人と、攻略対象の凛々しい少年の、両片思い? な、いちゃらぶもふもふなお話です。
本編完結しました!
おまけをちょこちょこ更新しています。
第12回BL大賞、奨励賞をいただきました、読んでくださった方、応援してくださった方、投票してくださった方のおかげです、ほんとうにありがとうございました!
【完結】伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします
*
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃん……え、おじいちゃん……!?
しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが吃驚して憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です!
めちゃくちゃかっこよくて可愛い伴侶がいますので!
本編完結しました!
時々おまけを更新しています。
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる