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94 今日は金貨8枚も使いました
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しばらくして部屋から出た店員さんが戻ってきた。
手にはバックが1つ。
その中から、商品をテーブルの上に広げていく。
「こちらがお買い上げの商品です。間違いが無いか確認をお願いします」
「水筒と浄水玉、携帯用焼き菓子、手袋に靴。携帯肉と携帯食料、レベル3セット。確かに」
「お代は、金貨3枚になります」
「結構するね」
「こちらでお会計お願いします。端数分を値引きしました」
即時決済用の機器を出して、そう店員さんは言った。
これで、一通りの準備は整ったことになる…はず。
「最後に、こちらをお持ちください」
渡されたのは、パスポート?
「これは?」
「これは、お得意様を指すパスポートです。魔法発動体にセットできますので、なくす心配もございません」
「魔法発動体にセット?」
「パスポートを発動体に当てて、セットと言ってください」
言われたとおりに指輪にパスポートを当てて。『セット』と言うと、パスポートは消え発動体に「初心者の店エールパスポート」がセットされたことがなぜか直感で分かった。
なるほど、セットで魔法以外も入るのか。
「お買い上げ誠にありがとうございました」
裏口から出て、表通りまで誘導させてもらい、そこで改めてお礼を言われてしまった。
陽は結構落ちてきていて、気がつけば午後4時。
結局いくら使ったのだろう。
ええと、金貨約8枚かな。
なんと8万円分のお買い物になるのか。
初心者にしては買い過ぎだろう。
ここからログアウトするのは、教会に行かないとまずいな。
急ごう。
教会は24時間開放と知らなかったので、小走りで教会へ行き、ログインした場所に到着。
そこからログアウトした。
「いやー充実した1日だった」
自室に戻ってきて、そう言った。
明日は科学文明側の巡視のはずだよな。
どんなところに行くのだろうか。
翌日だった。
科学文明側の巡視ではなく、救済船建造の見学に変わってしまったのは。
変更したのは、建造責任者…ともえさんがそう指示を出したのだそうだ。
しかも、みどりは一緒に居るとか言っていた。
はて、みどりはなぜ一緒にいるのだろうか、救済船と何か関係があるのか?
疑問ではあったが、誘導されるままにエレベーターに乗り込み、指定された場所で降りる。
感覚的には上に向って移動した。
結構長く乗っていた。
開いた場所は、なぜかどこかの一室。
部屋に入ると後ろの扉が閉まる。
と、同時に目の前の壁だと思ったものに光が点る。
巨大なモニターだったらしい。
そこに映ったものは…
手にはバックが1つ。
その中から、商品をテーブルの上に広げていく。
「こちらがお買い上げの商品です。間違いが無いか確認をお願いします」
「水筒と浄水玉、携帯用焼き菓子、手袋に靴。携帯肉と携帯食料、レベル3セット。確かに」
「お代は、金貨3枚になります」
「結構するね」
「こちらでお会計お願いします。端数分を値引きしました」
即時決済用の機器を出して、そう店員さんは言った。
これで、一通りの準備は整ったことになる…はず。
「最後に、こちらをお持ちください」
渡されたのは、パスポート?
「これは?」
「これは、お得意様を指すパスポートです。魔法発動体にセットできますので、なくす心配もございません」
「魔法発動体にセット?」
「パスポートを発動体に当てて、セットと言ってください」
言われたとおりに指輪にパスポートを当てて。『セット』と言うと、パスポートは消え発動体に「初心者の店エールパスポート」がセットされたことがなぜか直感で分かった。
なるほど、セットで魔法以外も入るのか。
「お買い上げ誠にありがとうございました」
裏口から出て、表通りまで誘導させてもらい、そこで改めてお礼を言われてしまった。
陽は結構落ちてきていて、気がつけば午後4時。
結局いくら使ったのだろう。
ええと、金貨約8枚かな。
なんと8万円分のお買い物になるのか。
初心者にしては買い過ぎだろう。
ここからログアウトするのは、教会に行かないとまずいな。
急ごう。
教会は24時間開放と知らなかったので、小走りで教会へ行き、ログインした場所に到着。
そこからログアウトした。
「いやー充実した1日だった」
自室に戻ってきて、そう言った。
明日は科学文明側の巡視のはずだよな。
どんなところに行くのだろうか。
翌日だった。
科学文明側の巡視ではなく、救済船建造の見学に変わってしまったのは。
変更したのは、建造責任者…ともえさんがそう指示を出したのだそうだ。
しかも、みどりは一緒に居るとか言っていた。
はて、みどりはなぜ一緒にいるのだろうか、救済船と何か関係があるのか?
疑問ではあったが、誘導されるままにエレベーターに乗り込み、指定された場所で降りる。
感覚的には上に向って移動した。
結構長く乗っていた。
開いた場所は、なぜかどこかの一室。
部屋に入ると後ろの扉が閉まる。
と、同時に目の前の壁だと思ったものに光が点る。
巨大なモニターだったらしい。
そこに映ったものは…
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