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170回目 は?ちょっとおかしくない?
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生徒総会の後に行われたパーティーで思わぬことが起きた。
「レオナルド、お前には失望した。ここに婚約破棄を宣言する。代わりに、カインを次の婚約相手とする」
…なんか変じゃない?
確かに、私はレオナルドだけど。
「エリザベス様、納得いきません。なぜ、婚約破棄なのですか?」
一応、言うべきことは言っておかないと後悔するからね。
納得していないのも事実だけど。
「カインにした事を忘れたのか」
「忘れたのも何もカインさんに会ったのは今回が初めてです」
「証拠は挙がっているのだぞ。お前が手にかけなくても、取巻きに指示すれば同様の結果が得られるだろう」
「取巻きとは何ですか?」
「ルークやケッセルが取巻きだろう」
「知りません。初めて聞く名前です」
「いいや、知っているはずだ。本人達が認めたからな」
…うん変だ。
こう、喉元まで上がってきているのだけど、こう、なんていうかな、あれあれ
「ん?どうした」
「何でもありません」
「ゴホン。罪を認めるのか、認めないのか。最も認めなくても婚約破棄は撤回しないし、罰は決定だ」
「そんな…あっ」
「あ?」
今、脳裏をよぎった。
あれよあれ、うーんまだ戻っちゃった。
「気になる。何に気がついた?」
「あれです。あれ、エリザベス様」
こう、なんというのか、手を振り回しながら、
周囲の人も、何か変だと思い始める。
みんな、思い思いに何かおかしくないか?という雰囲気が…
結局のところ、パーティーは婚約破棄もそこそこに終わってしまった。
出席者全員の何とも言えない、言葉がでないまま。
※答え合わせ
男性に女性名、女性に男性名がついていて、最初レオナルドはおかしいと気がついたが、何が?という感じ。
他の人も同様。
しかし、そのことを、こう、うーん、いやいや、まさかという感じで誰も言えなかったというw
BLではありません。
「レオナルド、お前には失望した。ここに婚約破棄を宣言する。代わりに、カインを次の婚約相手とする」
…なんか変じゃない?
確かに、私はレオナルドだけど。
「エリザベス様、納得いきません。なぜ、婚約破棄なのですか?」
一応、言うべきことは言っておかないと後悔するからね。
納得していないのも事実だけど。
「カインにした事を忘れたのか」
「忘れたのも何もカインさんに会ったのは今回が初めてです」
「証拠は挙がっているのだぞ。お前が手にかけなくても、取巻きに指示すれば同様の結果が得られるだろう」
「取巻きとは何ですか?」
「ルークやケッセルが取巻きだろう」
「知りません。初めて聞く名前です」
「いいや、知っているはずだ。本人達が認めたからな」
…うん変だ。
こう、喉元まで上がってきているのだけど、こう、なんていうかな、あれあれ
「ん?どうした」
「何でもありません」
「ゴホン。罪を認めるのか、認めないのか。最も認めなくても婚約破棄は撤回しないし、罰は決定だ」
「そんな…あっ」
「あ?」
今、脳裏をよぎった。
あれよあれ、うーんまだ戻っちゃった。
「気になる。何に気がついた?」
「あれです。あれ、エリザベス様」
こう、なんというのか、手を振り回しながら、
周囲の人も、何か変だと思い始める。
みんな、思い思いに何かおかしくないか?という雰囲気が…
結局のところ、パーティーは婚約破棄もそこそこに終わってしまった。
出席者全員の何とも言えない、言葉がでないまま。
※答え合わせ
男性に女性名、女性に男性名がついていて、最初レオナルドはおかしいと気がついたが、何が?という感じ。
他の人も同様。
しかし、そのことを、こう、うーん、いやいや、まさかという感じで誰も言えなかったというw
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