72 / 191
72回目 最近の傾向
しおりを挟む
ずるずる…
「最近はね、モブとか聖女。しかも、結界を解くとか隣国へ向かうとかが多いわね」
ふーふーおいしい
「だから変わっていかないとダメなのよ。私たちもって、分かっているの」
「分かっているわよ。おいしいうどんを食べているのよ。少しは気にしなさい」
「まぁ、ももちゃんは、おいしいご飯にありつけている、かわいいドラゴンだしね」
「そうよぉ~。感謝しています」
「敬えたまえぇ~」
「は、はぁ」
露天でうどんを食べながら、2人は息の合った会話を楽しんでいる。
「最近は、みんなが来てくれないから、つまらないのよ」
「ふむふむ…。みんな、止まっているわね」
「止まる?」
「冥界からの転生に入っているけれど、順番待ちみたい」
「呼んでも大丈夫そう?」
「今は、止めておきなさい。特別枠に入るまでは」
「ももちゃんは、そういうのも分かるのね」
「一応、テクニカルドラゴンですから。転生の」
「へぇ~、知らなかった」
「私1体しかいないし、私自身は、無制限転生ができるので」
「これからも、一緒に移動できるんだ」
「あなたが望む限り」
ずるずる
ふーふー
うどんはおいしいね。
「最近はね、モブとか聖女。しかも、結界を解くとか隣国へ向かうとかが多いわね」
ふーふーおいしい
「だから変わっていかないとダメなのよ。私たちもって、分かっているの」
「分かっているわよ。おいしいうどんを食べているのよ。少しは気にしなさい」
「まぁ、ももちゃんは、おいしいご飯にありつけている、かわいいドラゴンだしね」
「そうよぉ~。感謝しています」
「敬えたまえぇ~」
「は、はぁ」
露天でうどんを食べながら、2人は息の合った会話を楽しんでいる。
「最近は、みんなが来てくれないから、つまらないのよ」
「ふむふむ…。みんな、止まっているわね」
「止まる?」
「冥界からの転生に入っているけれど、順番待ちみたい」
「呼んでも大丈夫そう?」
「今は、止めておきなさい。特別枠に入るまでは」
「ももちゃんは、そういうのも分かるのね」
「一応、テクニカルドラゴンですから。転生の」
「へぇ~、知らなかった」
「私1体しかいないし、私自身は、無制限転生ができるので」
「これからも、一緒に移動できるんだ」
「あなたが望む限り」
ずるずる
ふーふー
うどんはおいしいね。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
妹の妊娠と未来への絆
アソビのココロ
恋愛
「私のお腹の中にはフレディ様の赤ちゃんがいるんです!」
オードリー・グリーンスパン侯爵令嬢は、美貌の貴公子として知られる侯爵令息フレディ・ヴァンデグリフトと婚約寸前だった。しかしオードリーの妹ビヴァリーがフレディと一夜をともにし、妊娠してしまう。よくできた令嬢と評価されているオードリーの下した裁定とは?
旦那様、愛人を作ってもいいですか?
ひろか
恋愛
私には前世の記憶があります。ニホンでの四六年という。
「君の役目は魔力を多く持つ子供を産むこと。その後で君も自由にすればいい」
これ、旦那様から、初夜での言葉です。
んん?美筋肉イケオジな愛人を持っても良いと?
’18/10/21…おまけ小話追加
ヤケになってドレスを脱いだら、なんだかえらい事になりました
杜野秋人
恋愛
「そなたとの婚約、今この場をもって破棄してくれる!」
王族専用の壇上から、立太子間近と言われる第一王子が、声高にそう叫んだ。それを、第一王子の婚約者アレクシアは黙って聞いていた。
第一王子は次々と、アレクシアの不行跡や不品行をあげつらい、容姿をけなし、彼女を責める。傍らに呼び寄せたアレクシアの異母妹が訴えるままに、鵜呑みにして信じ込んだのだろう。
確かに婚約してからの5年間、第一王子とは一度も会わなかったし手紙や贈り物のやり取りもしなかった。だがそれは「させてもらえなかった」が正しい。全ては母が死んだ後に乗り込んできた後妻と、その娘である異母妹の仕組んだことで、父がそれを許可したからこそそんな事がまかり通ったのだということに、第一王子は気付かないらしい。
唯一の味方だと信じていた第一王子までも、アレクシアの味方ではなくなった。
もう味方はいない。
誰への義理もない。
ならば、もうどうにでもなればいい。
アレクシアはスッと背筋を伸ばした。
そうして彼女が次に取った行動に、第一王子は驚愕することになる⸺!
◆虐げられてるドアマットヒロインって、見たら分かるじゃんね?って作品が最近多いので便乗してみました(笑)。
◆虐待を窺わせる描写が少しだけあるのでR15で。
◆ざまぁは二段階。いわゆるおまいう系のざまぁを含みます。
◆全8話、最終話だけ少し長めです。
恋愛は後半で、メインディッシュはざまぁでどうぞ。
◆片手間で書いたんで、主要人物以外の固有名詞はありません。どこの国とも設定してないんで悪しからず。
◆この作品はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆過去作のヒロインと本作主人公の名前が丸被りしてたので、名前を変更しています。(2024/09/03)
◆9/2、HOTランキング11→7位!ありがとうございます!
9/3、HOTランキング5位→3位!ありがとうございます!
わたしを捨てた騎士様の末路
夜桜
恋愛
令嬢エレナは、騎士フレンと婚約を交わしていた。
ある日、フレンはエレナに婚約破棄を言い渡す。その意外な理由にエレナは冷静に対処した。フレンの行動は全て筒抜けだったのだ。
※連載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる