4 / 191
4回目 魔力って魅力
しおりを挟む
気になっていることがある。
前回のことだ。
何か重大なことを聞いた感じがする。
何だったのだろう。
しかも、今回は王子の婚約者でもない。
いい機会ね。
今までしなかったことをしてみようと思う。
まずは、魔術師になってみましょう。
火の玉という初期魔法を放ったら、間違えて王城の一部の物見塔を吹き飛ばしちゃった。
失敗失敗。
そうしたら、責任を取って、王族に仕える魔法近衛師団に入らされた。
そして、どこをどう間違ったのか、王子の婚約者になってしまった。
結局は同じか…
今回の王子は前回とかなり違う。
遊び相手は、魔法で召喚した真っ白いドラゴンと空中散歩すること。
綺麗なアクセサリーは、自力で魔獣を倒した際に出る魔石だし、
私にべったり。
他の女子にはなびかない。
そして、今は、卒業パーティー。
王族一揃いの大盤振る舞い。
王子は、私を呼びつけて叫んだ。
「私と結婚してくれ」
「さよn…は?」
「君の魔力にイチコロさ」
今回の王子は、変わっているわね。
でも、これは断罪なのよね
「違います!」
「違わないさ、ああ、魔力って魅力だよね」
「死んでやる」
ずどーん
自爆魔法でどう。
今回みたいな王子は、気持ち悪い。
だから、これはなし。
前回のことだ。
何か重大なことを聞いた感じがする。
何だったのだろう。
しかも、今回は王子の婚約者でもない。
いい機会ね。
今までしなかったことをしてみようと思う。
まずは、魔術師になってみましょう。
火の玉という初期魔法を放ったら、間違えて王城の一部の物見塔を吹き飛ばしちゃった。
失敗失敗。
そうしたら、責任を取って、王族に仕える魔法近衛師団に入らされた。
そして、どこをどう間違ったのか、王子の婚約者になってしまった。
結局は同じか…
今回の王子は前回とかなり違う。
遊び相手は、魔法で召喚した真っ白いドラゴンと空中散歩すること。
綺麗なアクセサリーは、自力で魔獣を倒した際に出る魔石だし、
私にべったり。
他の女子にはなびかない。
そして、今は、卒業パーティー。
王族一揃いの大盤振る舞い。
王子は、私を呼びつけて叫んだ。
「私と結婚してくれ」
「さよn…は?」
「君の魔力にイチコロさ」
今回の王子は、変わっているわね。
でも、これは断罪なのよね
「違います!」
「違わないさ、ああ、魔力って魅力だよね」
「死んでやる」
ずどーん
自爆魔法でどう。
今回みたいな王子は、気持ち悪い。
だから、これはなし。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
妹の妊娠と未来への絆
アソビのココロ
恋愛
「私のお腹の中にはフレディ様の赤ちゃんがいるんです!」
オードリー・グリーンスパン侯爵令嬢は、美貌の貴公子として知られる侯爵令息フレディ・ヴァンデグリフトと婚約寸前だった。しかしオードリーの妹ビヴァリーがフレディと一夜をともにし、妊娠してしまう。よくできた令嬢と評価されているオードリーの下した裁定とは?
旦那様、そんなに彼女が大切なら私は邸を出ていきます
おてんば松尾
恋愛
彼女は二十歳という若さで、領主の妻として領地と領民を守ってきた。二年後戦地から夫が戻ると、そこには見知らぬ女性の姿があった。連れ帰った親友の恋人とその子供の面倒を見続ける旦那様に、妻のソフィアはとうとう離婚届を突き付ける。
if 主人公の性格が変わります(元サヤ編になります)
※こちらの作品カクヨムにも掲載します
旦那様、愛人を作ってもいいですか?
ひろか
恋愛
私には前世の記憶があります。ニホンでの四六年という。
「君の役目は魔力を多く持つ子供を産むこと。その後で君も自由にすればいい」
これ、旦那様から、初夜での言葉です。
んん?美筋肉イケオジな愛人を持っても良いと?
’18/10/21…おまけ小話追加
ヤケになってドレスを脱いだら、なんだかえらい事になりました
杜野秋人
恋愛
「そなたとの婚約、今この場をもって破棄してくれる!」
王族専用の壇上から、立太子間近と言われる第一王子が、声高にそう叫んだ。それを、第一王子の婚約者アレクシアは黙って聞いていた。
第一王子は次々と、アレクシアの不行跡や不品行をあげつらい、容姿をけなし、彼女を責める。傍らに呼び寄せたアレクシアの異母妹が訴えるままに、鵜呑みにして信じ込んだのだろう。
確かに婚約してからの5年間、第一王子とは一度も会わなかったし手紙や贈り物のやり取りもしなかった。だがそれは「させてもらえなかった」が正しい。全ては母が死んだ後に乗り込んできた後妻と、その娘である異母妹の仕組んだことで、父がそれを許可したからこそそんな事がまかり通ったのだということに、第一王子は気付かないらしい。
唯一の味方だと信じていた第一王子までも、アレクシアの味方ではなくなった。
もう味方はいない。
誰への義理もない。
ならば、もうどうにでもなればいい。
アレクシアはスッと背筋を伸ばした。
そうして彼女が次に取った行動に、第一王子は驚愕することになる⸺!
◆虐げられてるドアマットヒロインって、見たら分かるじゃんね?って作品が最近多いので便乗してみました(笑)。
◆虐待を窺わせる描写が少しだけあるのでR15で。
◆ざまぁは二段階。いわゆるおまいう系のざまぁを含みます。
◆全8話、最終話だけ少し長めです。
恋愛は後半で、メインディッシュはざまぁでどうぞ。
◆片手間で書いたんで、主要人物以外の固有名詞はありません。どこの国とも設定してないんで悪しからず。
◆この作品はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆過去作のヒロインと本作主人公の名前が丸被りしてたので、名前を変更しています。(2024/09/03)
◆9/2、HOTランキング11→7位!ありがとうございます!
9/3、HOTランキング5位→3位!ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる