妖怪が見えるボッチな私の初めての友達は妖怪でした。

私、錦結衣は、学校には友達のいない、所謂ボッチ。
その理由は、私には妖怪が見えるから。
昔、妖怪が見えると騒いだせいで、学校のみんなからは変なやつ扱いされ、見事に孤立してしまった。

今日は夏祭り。学校のみんなと会うのが嫌な私は、祭りには行かず近所の山に登って時間を潰していたのだけど、そこで一人の天狗の少年に出会う。
意味不明なことに、妖怪の彼は、人間の私に、友達にならないかと言ってきた。
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