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かなづち克服プログラム
中編 下
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三日目の夜中のことだった。
江川の身体は疲れているはずなのになんだか寝付けなかった。
「はぁ」
布団の中でため息をついていると隣の布団からごそごそと物音がした。
「んっ」
かすかに声が聞こえた。
するとその布団に寝ていた部員はこっそりと布団を抜け出して部屋を出ていく。
江川は気になりその後ろを追いかけた。
彼はトイレに入っていった。
江川も続いてトイレに入ったが、彼の姿は見えない。
代わりに個室にカギがかかっている。
「んっは、んんっ」
ぐちゅぐちゅという音とともに声がかすかに聞こえた。
江川はハっとして慌ててトイレを後にした。
布団に潜り込むと自身の股間も熱くなっていた。
しかしトイレに今行くと鉢合わせてしまう。
必死に股間のことは考えないようにして目をつぶったのだった。
…
「どうした江川、動きが悪いぞ」
あまりよく眠れなかったせいだろうか、江川の身体は重たかった。
「す、すみません」
「まぁ泳ぎなれないから疲れが残っているんだろう。今日はもう上がれ」
「はい」
いつもよりも早い時間に三船は江川を解放してくれた。
みんなより先に夕食を食べて風呂に入った。
「江川、フォーム練習はするからな」
風呂上りに自販機の前で遭遇した三船に言われて若干、がっかりした。
「はい、わかりました…」
三船の部屋に入り、いつものように浴衣を脱ぐ。
クロール、平泳ぎと身体を動かしていく。
四日目のためか江川もフォーム練習になかなか慣れてきた。
背泳ぎで仰向けになった時のことだった。
「あっ」
江川の股間が立ち上がってしまっていた。
「どうした江川、溜まってるのか」
三船はなんてことない顔でトランクスの上から江川のソコを撫でる。
「コ、コーチ、すみません、離してください」
「ダメだ、しっかり性欲もコントロールしてこそスポーツマンだ」
ずるりとトランクスが膝までおろされる。
「え1?」
現れた江川の股間を握った三船が上下に扱き出した。
「しょうがないから俺が絞り出してやる」
三船は口を大きく開くと江川の陰茎を含んでしまった。
「や、やめて、やめてください、やぁっ」
舌で裏筋がなめあげられるとゾクゾクする。
手が会陰や玉を慣れた手つきで触れてさらなる刺激を与えてくる。
江川は三船の髪を掴んで顔を離そうとするが全く動かない。
「んんっ、なめやすい大きさだな」
三船の口から出てきた江川の陰茎は部屋の明かりに反射してテカテカと光っている。
「や、ダメ、あっ、そこ」
江川はそろそろ限界が近づいていた。
三船もそれを感じたのか再び口に含むと顔を動かしだした。
江川にとって未知の刺激のせいですぐに白濁した精が飛び出した。
「離して、出ちゃう、出ちゃうよおお」
三船の口内に吐き出されたべたついたそれを無表情に飲み込む。
江川は放心した顔をしていた。
三船は喉の奥まで江川の陰茎を口に入れると尿道に残っていた分まで全てを吸い上げた。
「ひぃううううう」
「はぁ、ごちそうさま」
三船は机の上にあったミネラルウォーターを飲んだ。
そして何事もなかったかのように江川にトランクスを履かせて浴衣を着せた。
「早く寝ろよ」
江川はぼーっとしたまま部屋を追い出され、ヨタヨタと割り当てられた部屋に戻るのだった。
江川の身体は疲れているはずなのになんだか寝付けなかった。
「はぁ」
布団の中でため息をついていると隣の布団からごそごそと物音がした。
「んっ」
かすかに声が聞こえた。
するとその布団に寝ていた部員はこっそりと布団を抜け出して部屋を出ていく。
江川は気になりその後ろを追いかけた。
彼はトイレに入っていった。
江川も続いてトイレに入ったが、彼の姿は見えない。
代わりに個室にカギがかかっている。
「んっは、んんっ」
ぐちゅぐちゅという音とともに声がかすかに聞こえた。
江川はハっとして慌ててトイレを後にした。
布団に潜り込むと自身の股間も熱くなっていた。
しかしトイレに今行くと鉢合わせてしまう。
必死に股間のことは考えないようにして目をつぶったのだった。
…
「どうした江川、動きが悪いぞ」
あまりよく眠れなかったせいだろうか、江川の身体は重たかった。
「す、すみません」
「まぁ泳ぎなれないから疲れが残っているんだろう。今日はもう上がれ」
「はい」
いつもよりも早い時間に三船は江川を解放してくれた。
みんなより先に夕食を食べて風呂に入った。
「江川、フォーム練習はするからな」
風呂上りに自販機の前で遭遇した三船に言われて若干、がっかりした。
「はい、わかりました…」
三船の部屋に入り、いつものように浴衣を脱ぐ。
クロール、平泳ぎと身体を動かしていく。
四日目のためか江川もフォーム練習になかなか慣れてきた。
背泳ぎで仰向けになった時のことだった。
「あっ」
江川の股間が立ち上がってしまっていた。
「どうした江川、溜まってるのか」
三船はなんてことない顔でトランクスの上から江川のソコを撫でる。
「コ、コーチ、すみません、離してください」
「ダメだ、しっかり性欲もコントロールしてこそスポーツマンだ」
ずるりとトランクスが膝までおろされる。
「え1?」
現れた江川の股間を握った三船が上下に扱き出した。
「しょうがないから俺が絞り出してやる」
三船は口を大きく開くと江川の陰茎を含んでしまった。
「や、やめて、やめてください、やぁっ」
舌で裏筋がなめあげられるとゾクゾクする。
手が会陰や玉を慣れた手つきで触れてさらなる刺激を与えてくる。
江川は三船の髪を掴んで顔を離そうとするが全く動かない。
「んんっ、なめやすい大きさだな」
三船の口から出てきた江川の陰茎は部屋の明かりに反射してテカテカと光っている。
「や、ダメ、あっ、そこ」
江川はそろそろ限界が近づいていた。
三船もそれを感じたのか再び口に含むと顔を動かしだした。
江川にとって未知の刺激のせいですぐに白濁した精が飛び出した。
「離して、出ちゃう、出ちゃうよおお」
三船の口内に吐き出されたべたついたそれを無表情に飲み込む。
江川は放心した顔をしていた。
三船は喉の奥まで江川の陰茎を口に入れると尿道に残っていた分まで全てを吸い上げた。
「ひぃううううう」
「はぁ、ごちそうさま」
三船は机の上にあったミネラルウォーターを飲んだ。
そして何事もなかったかのように江川にトランクスを履かせて浴衣を着せた。
「早く寝ろよ」
江川はぼーっとしたまま部屋を追い出され、ヨタヨタと割り当てられた部屋に戻るのだった。
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