上 下
19 / 59
先生はボクのもの 

続 先生はボクに支配される 中編

しおりを挟む
笹原がポケットから取り出したのは遠隔操作で作動するバイブだった。

「ちょうど俺の指くらいのサイズのもらってさ」

「んあっ」

山下のナカから指を抜くとまだ唾液のぬめりが残っていたようで、それを笹原はバイブにまとわせた。

「まぁ先生のナカぐちょぐちょだから余裕だよね」

バイブが山下の穴に近づく。

「や、やめっ」

「ほら、やっぱり簡単に入った」

山下のナカにはすっぽりとバイブが入ってしまった。

「うっ」

「さ、先生、ズボンとパンツ履いて」

笹原は山下が床に落とした二つを拾って机の上に置いた。

「ちょ、ちょっと待ってくれ、ナカ入ったまま…」

「うん、今日一日、これで過ごしてね」

もたついている山下の手をどけると笹原はさっさと山下にズボンをはかせてベルトを締めさせた。

「じゃあ、あとでね」

笹原は呆然としている山下を置いて自分の教室に戻ってしまった。



山下はその日一日、戦々恐々と過ごしていた。
いつバイブが動くか、自分が声をあげてしまうのではないか、不安で溜まらなかった。

「ふぅ」

そしてようやくその日最後の授業になった。
ここまで時たまに一人の時に若干、バイブが振動する程度でそこまでの刺激ではなかったので山下は油断していた。

「では、今日は黒板に書いてあるものを使って実験をっ」

生徒を見渡して気付いた。
ニヤリとほくそ笑む笹原がいた。

「先生?どうかしましたか?」

「いや、なんでもない。今日の実験だが…」

山下は気づかなかったフリをして授業に入った。
生徒たちが実験を始めると教室内を巡回した。

「んんんっ」

笹原の真横を通り過ぎようとした時だった。
今までにない刺激が山下のナカを襲った。

「先生?」

わざとらしく笹原が山下を呼び止めた。

「な、なんだ」

「ここがわからないんですけど」

笹原が一歩山下に近づく。
じわじわとナカへの刺激が大きくなっていくのを感じ始めていた。
山下は一刻も早く、笹原の近くを離れたかったが、笹原がそれを許さなかった。

「それでこれが…」

不意に笹原の手が他の生徒からは見えないように山下の尻に伸びた。
振動している割れ目を何回か指が往復する。

「…わかりました。ありがとうございます」

笹原の指と身体が山下から遠ざかると同時に、ナカの刺激も収まった。

「はぁ」

山下はため息交じりに教壇に戻った。

「今日の実験はここまでです。後片付けに入って下さい」

なんとかその日一日を過ごしたものの、山下の疲労感は半端ではなかった。








しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

催眠アプリ(???)

あずき
BL
俺の性癖を詰め込んだバカみたいな小説です() 暖かい目で見てね☆(((殴殴殴

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...