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第二章 監禁スタート(?)

3話

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「そしたら俺のことなんて…」

「たしかに、結婚は…する」

「だったら!」

「とにかく、この話は終わり!」

マルクは昨日からこの話題を避けていた。

「そもそもグレンが騎士団に入ってれば、こんな思いしなかったのにさ」

「だ、だって俺、騎士団とか堅苦しいの無理だし…」

「そんなに堅苦しくないって言ってるじゃん」

マルクは険しかった顔を緩め、グレンの座っているベットの傍らに腰を下ろした。

「騎士団なんてグレンみたいな脳筋の人だってたくさんいるよ」

「あ、昨日言ってたマルクのとこの副団長とか?」

「そうそう」

二人は顔を見合わせて笑った。

「というか、マルクこそ冒険者になればよかったのに」

「まぁ家のことがなければな…」

マルクはちょっと顔をしかめた。

「大変だな、嫡男って」

「まぁ、な」

「その点、俺は三男だからさ、家から自由にさせてhもらってるけど、その分何かあっても助けてもらえないから…」

「だから僕がいるだろ?」

マルクはグレンの頭を撫でた。

「う、うん…」

グレンは顔を少し赤くしてうつむいた。



何気ない話をしていたらグレンはだんだん眠たくなってきた。

「なぁ、マルクぅ、眠くなってきた…」

「あ、もうこんな時間か、寝よっか」

マルクは腕時計をみて言った。
部屋の中には時計がない。

マルクは一端、ベットから立ち上がって部屋の電気を消した。

窓はあるものの、開かないように格子がはめられている。
外は真っ暗で月明かりも入ってこない。

「もうちょいそっち寄って」

「は?」

「ほら、僕も一緒に寝るから、ね?」

マルクはベットに乗っかった。
グレンが詰めた部分に身体を寄せた。

「狭くない?」

「大丈夫」

ぎゅっとマルクがグレンに抱き着いてくる。

「おやすみ、グレン」

「お、おう、おやすみ」

二人一緒に寝るのは何年ぶりだろうか。

それでも変に緊張せすることなく、グレンはリラックスして眠ることができた。



「ほんと、無防備だなぁ」

マルクは寝入ったグレンの顔を撫でた。

「寝顔かわいい」

マルクはこっそり先ほど、グレンの飲み物に睡眠薬を混ぜていた。

「よく寝てるなぁ」

グレンのほっぺたを引っ張るが起きる気配は全くなかった。

「ふふん~」

マルクは鼻歌交じりにグレンの足元に回り込んだ。
グレンにはパンツを穿かせて、裾が長めのTシャツを着せている。

さっさとTシャツをまくり、パンツを下ろした。
グレンのペニスが現われる。

「はは、ふにゃふにゃ」

マルクはグレンのペニスを握って扱いた。



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