287 / 328
世界救済委員会
第286話 甘え
しおりを挟む
全開で放出しようとした悪意を慌ててぐっと体内に押し止める。
目の前には俺の間合いに入り込み俺をグッと見定め引き手を取る時雨がいる。本来ならこのまま拳が繰り出され俺の顎を殴り上げていたはず。だが拳は繰り出されることなく無防備な時雨が俺の胸に飛び込んでくる。
俺は時雨が倒れないように両手で抱きしめる。
俺が圧倒されたのが嘘のような華奢な躰付き。ガラス細工のように簡単に砕けてしまいそうだ。
優しく大事にしないといけないというのに、急に動きを止めるとは危ないマネをしやがって。だがこのタイミングでなかったら俺か時雨どちらかが致命的な事になっていかも知れない。
止めてくれて感謝すべきなのかもな。
「何で体が急に!?」
「なにこれ」
「ちょちょっと」
時雨だけじゃ無いキョウにユリも体が動けなくなったようで、三者三様に己の身に起きたことが理解出来ずにいる。
時雨は体を動かそうと必死になっているが動かず、全身から脂汗が出てきているのが見える。
自分の体という唯一己の自由になる世界が奪われた恐怖は想像に難くない。
「意外と律儀なんだな」
こんなマネが出来るのは俺が知る限りただ一人で予想通り駐車場に現れたのは天見だった。
「天至を目指すものとしてカリは返す」
澄ました顔で応える天見、都合良く表れ過ぎな気もするが今は助かった。
天に到る者として恩も怨も俗世に縛る業。速やかに精算したいということなのか乃払膜から助けてやった恩を早くも返された。
「助かったと礼は言っておくが、これで俺とお前はニュートラルになったということか」
「そういうことだ」
あの自尊心が高い天見が俺と対等だと素直に認めるとは驚いたな。
「OK、取り敢えず長居は無用だな。話は後で聞こう」
取り敢えず現状は俺と天見は敵でも味方でもない関係。この後敵になるか味方に成るかは、今後の展開交渉次第といったところか。
俺は黒田へのリベンジを手伝って貰うとして、天見の狙いはどこだろうな?
直接負けた乃払膜へのリベンジだというならの素直に協力して、ギブアンドテイクの天秤は釣り合う。
それとも天見を利用した殻への復讐でも、俺は素直に協力できる。
またまた全体の絵図を描いた黒田への復讐というなら、願ったり。
だが初志貫徹、セウを狙うというならどこかで裏切るタイミングを計らないといけなくなる。
いいね、フラットな関係から始まる謀略策略利害関係の調整は俺が好むところだ。
血が滾る。
このまま抱きしめていたいが仕方ない時雨を床に寝かすか。
「待ちなさいよっ。ここまで言ったのに行くの?
なんなのよ、あんたほんとにロボットかなんかじゃないの。私達の気持ち少しは汲み取れよっ」
動けないキョウが俺を睨み付けている目、その目に涙が滲んでいる。
キョウは嘘偽り無く最初から最後まで苛烈に真っ直ぐ俺に向き合ってくれた。
「私だって、この仕事ロハで引き受けたのよ。
どうしてもって言うなら少しくらいお給金払ってよ」
ユリのユリらしい切実な気持ちなんだろうな。
ユリがただ働きをするとは俺に自分の人生を賭けたことに偽りは無いのだろう。
「行かさないよ」
俺の腕の中で時雨が肩を振るわせ拳を繰り出し俺の服を握り締めた。
水に濡れた紙のような力、振り払えば簡単に振り払えてしまう。
「ほう意志の強さで天至の御言葉に抗うか。その精神力に感歎するが、あまり無理をすると心が傷付くぞ」
天見の忠告など無視して時雨は掴んだ手を離さない。
「時雨」
「行っちゃ駄目だよ」
自然と時雨と目が合ってしまう。
恋する乙女の目ではないが俺を心配しているのは分かる。親しい友人くらいには認識して貰えているのかな。時雨にとってのモブだった頃に比べれば大した出世だ。
「カリは返した。この後の選択をどうしようが私は関与しない好きにするがいい。
だが時間はあまり無いぞ、どうするか決めろ」
三流ドラマを見せ付けられても俺に選択を委ねてくれるとは慈悲深いことで。案外本当に俺にカリを返しに来ただけなのかもな。
完全に俺の判断に委ねられた最後の選択。
意地はある。
だが彼女達の思いを踏みにじってもいいものなのか?
多分ここでこの手を振り払ったら、黒田に勝って帰っても二度と彼女達とは笑い合うことは出来ないだろう。
俺の意地と彼女達の想い、なんでここでこんな究極の選択と突きつけられる。
俺はただ己を貫きたいだけで誰かを傷付けたり切り捨てたりしたいわけじゃ無い。
だが我を貫くとはそういう事なのかも知れない。
それが分かっても可能性を模索してしまう。
両方を取る手は無いのか?
己と彼女達。
独りで生きていたときには考えられない選択に心が壊れたときと同じくらい心が締め付けられ歪む。
独りで生きていた俺の意地。
他人を頼っては成らないと悟った人生。
同級生も教師も誰一人俺を助けず正義の味方も表れない。
人生は己で切り開くしか無い。
その生き方が間違っていたなどと言わない言わせない。
だがだからといって彼女達の思いを踏みにじってもいいものだろうか?
愛は恋だは別にしても、ここまで俺を必要として想ってくれる者達にはもう出会えないかも知れない。
この縁は一度きりできれたら終わり。
両方が成立する道は無い。
だが両方が妥協する道はある。
それしかない。
俺は妥協する。彼女達もまた妥協してくれることを祈って。
高まる鼓動で口を開く。
「俺は行く」
一斉に彼女達の顔に失望が浮かぶ。
「だから一緒に付いてきて、俺を助けてくれ」
俺は俺の戒めを破る。
報酬も何も無い、ただ俺は頭下げ他人の好意に甘えて助けを求めるのであった。
目の前には俺の間合いに入り込み俺をグッと見定め引き手を取る時雨がいる。本来ならこのまま拳が繰り出され俺の顎を殴り上げていたはず。だが拳は繰り出されることなく無防備な時雨が俺の胸に飛び込んでくる。
俺は時雨が倒れないように両手で抱きしめる。
俺が圧倒されたのが嘘のような華奢な躰付き。ガラス細工のように簡単に砕けてしまいそうだ。
優しく大事にしないといけないというのに、急に動きを止めるとは危ないマネをしやがって。だがこのタイミングでなかったら俺か時雨どちらかが致命的な事になっていかも知れない。
止めてくれて感謝すべきなのかもな。
「何で体が急に!?」
「なにこれ」
「ちょちょっと」
時雨だけじゃ無いキョウにユリも体が動けなくなったようで、三者三様に己の身に起きたことが理解出来ずにいる。
時雨は体を動かそうと必死になっているが動かず、全身から脂汗が出てきているのが見える。
自分の体という唯一己の自由になる世界が奪われた恐怖は想像に難くない。
「意外と律儀なんだな」
こんなマネが出来るのは俺が知る限りただ一人で予想通り駐車場に現れたのは天見だった。
「天至を目指すものとしてカリは返す」
澄ました顔で応える天見、都合良く表れ過ぎな気もするが今は助かった。
天に到る者として恩も怨も俗世に縛る業。速やかに精算したいということなのか乃払膜から助けてやった恩を早くも返された。
「助かったと礼は言っておくが、これで俺とお前はニュートラルになったということか」
「そういうことだ」
あの自尊心が高い天見が俺と対等だと素直に認めるとは驚いたな。
「OK、取り敢えず長居は無用だな。話は後で聞こう」
取り敢えず現状は俺と天見は敵でも味方でもない関係。この後敵になるか味方に成るかは、今後の展開交渉次第といったところか。
俺は黒田へのリベンジを手伝って貰うとして、天見の狙いはどこだろうな?
直接負けた乃払膜へのリベンジだというならの素直に協力して、ギブアンドテイクの天秤は釣り合う。
それとも天見を利用した殻への復讐でも、俺は素直に協力できる。
またまた全体の絵図を描いた黒田への復讐というなら、願ったり。
だが初志貫徹、セウを狙うというならどこかで裏切るタイミングを計らないといけなくなる。
いいね、フラットな関係から始まる謀略策略利害関係の調整は俺が好むところだ。
血が滾る。
このまま抱きしめていたいが仕方ない時雨を床に寝かすか。
「待ちなさいよっ。ここまで言ったのに行くの?
なんなのよ、あんたほんとにロボットかなんかじゃないの。私達の気持ち少しは汲み取れよっ」
動けないキョウが俺を睨み付けている目、その目に涙が滲んでいる。
キョウは嘘偽り無く最初から最後まで苛烈に真っ直ぐ俺に向き合ってくれた。
「私だって、この仕事ロハで引き受けたのよ。
どうしてもって言うなら少しくらいお給金払ってよ」
ユリのユリらしい切実な気持ちなんだろうな。
ユリがただ働きをするとは俺に自分の人生を賭けたことに偽りは無いのだろう。
「行かさないよ」
俺の腕の中で時雨が肩を振るわせ拳を繰り出し俺の服を握り締めた。
水に濡れた紙のような力、振り払えば簡単に振り払えてしまう。
「ほう意志の強さで天至の御言葉に抗うか。その精神力に感歎するが、あまり無理をすると心が傷付くぞ」
天見の忠告など無視して時雨は掴んだ手を離さない。
「時雨」
「行っちゃ駄目だよ」
自然と時雨と目が合ってしまう。
恋する乙女の目ではないが俺を心配しているのは分かる。親しい友人くらいには認識して貰えているのかな。時雨にとってのモブだった頃に比べれば大した出世だ。
「カリは返した。この後の選択をどうしようが私は関与しない好きにするがいい。
だが時間はあまり無いぞ、どうするか決めろ」
三流ドラマを見せ付けられても俺に選択を委ねてくれるとは慈悲深いことで。案外本当に俺にカリを返しに来ただけなのかもな。
完全に俺の判断に委ねられた最後の選択。
意地はある。
だが彼女達の思いを踏みにじってもいいものなのか?
多分ここでこの手を振り払ったら、黒田に勝って帰っても二度と彼女達とは笑い合うことは出来ないだろう。
俺の意地と彼女達の想い、なんでここでこんな究極の選択と突きつけられる。
俺はただ己を貫きたいだけで誰かを傷付けたり切り捨てたりしたいわけじゃ無い。
だが我を貫くとはそういう事なのかも知れない。
それが分かっても可能性を模索してしまう。
両方を取る手は無いのか?
己と彼女達。
独りで生きていたときには考えられない選択に心が壊れたときと同じくらい心が締め付けられ歪む。
独りで生きていた俺の意地。
他人を頼っては成らないと悟った人生。
同級生も教師も誰一人俺を助けず正義の味方も表れない。
人生は己で切り開くしか無い。
その生き方が間違っていたなどと言わない言わせない。
だがだからといって彼女達の思いを踏みにじってもいいものだろうか?
愛は恋だは別にしても、ここまで俺を必要として想ってくれる者達にはもう出会えないかも知れない。
この縁は一度きりできれたら終わり。
両方が成立する道は無い。
だが両方が妥協する道はある。
それしかない。
俺は妥協する。彼女達もまた妥協してくれることを祈って。
高まる鼓動で口を開く。
「俺は行く」
一斉に彼女達の顔に失望が浮かぶ。
「だから一緒に付いてきて、俺を助けてくれ」
俺は俺の戒めを破る。
報酬も何も無い、ただ俺は頭下げ他人の好意に甘えて助けを求めるのであった。
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ゾンビ発生が台風並みの扱いで報道される中、ニートの俺は普通にゾンビ倒して普通に生活する
黄札
ホラー
朝、何気なくテレビを付けると流れる天気予報。お馴染みの花粉や紫外線情報も流してくれるのはありがたいことだが……ゾンビ発生注意報?……いやいや、それも普通よ。いつものこと。
だが、お気に入りのアニメを見ようとしたところ、母親から買い物に行ってくれという電話がかかってきた。
どうする俺? 今、ゾンビ発生してるんですけど? 注意報、発令されてるんですけど??
ニートである立場上、断れずしぶしぶ重い腰を上げ外へ出る事に──
家でアニメを見ていても、同人誌を売りに行っても、バイトへ出ても、ゾンビに襲われる主人公。
何で俺ばかりこんな目に……嘆きつつもだんだん耐性ができてくる。
しまいには、サバゲーフィールドにゾンビを放って遊んだり、ゾンビ災害ボランティアにまで参加する始末。
友人はゾンビをペットにし、効率よくゾンビを倒すためエアガンを改造する。
ゾンビのいることが日常となった世界で、当たり前のようにゾンビと戦う日常的ゾンビアクション。ノベルアッププラス、ツギクル、小説家になろうでも公開中。
表紙絵は姫嶋ヤシコさんからいただきました、
©2020黄札
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
女子切腹同好会
しんいち
ホラー
どこにでもいるような平凡な女の子である新瀬有香は、学校説明会で出会った超絶美人生徒会長に憧れて私立の女子高に入学した。そこで彼女を待っていたのは、オゾマシイ運命。彼女も決して正常とは言えない思考に染まってゆき、流されていってしまう…。
はたして、彼女の行き着く先は・・・。
この話は、切腹場面等、流血を含む残酷シーンがあります。御注意ください。
また・・・。登場人物は、だれもかれも皆、イカレテいます。イカレタ者どものイカレタ話です。決して、マネしてはいけません。
マネしてはいけないのですが……。案外、あなたの近くにも、似たような話があるのかも。
世の中には、知らなくて良いコト…知ってはいけないコト…が、存在するのですよ。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる