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シズナイ
花見⑪
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「さあ。あなたは、これから自分で決めた道を進むのよ。
さあ、今から。今から。今を。」
「グルううるるる。グルううる。グルググうう。」
獰猛な動物が生まれようと、世界を呪っていた。
「お前も。どうせ、お前も。お前も。お前も。」
「待ってる笑。あはははっ。またね。うふふふ。」
「お兄ちゃん。またね。きゃははは。あはははっ。」
「忘れた?アハハ。ねえお兄ちゃんったら。」
「グルううる。がああああ。ぎゃああああ。」
一段と激しく呪いをばらまいて、叫んでいた。
「あはははっ。バカねえ。本当に馬鹿よねえ。
あはははっ。あはは。」
顔から涙を流して、寂しがっていた。
「さあ、呪われろ。苦しめ。死の先へ。そうだ。」
「馬鹿よねえ。やっと救われたのに。あはははっ。」
「きゃあ。怨むわよ。きゃははは。んネ。おにい。」
「あ肉が。おにい。お兄ちゃん。ばあ。あはは。」
「俺はわああああ。俺は、殺してくれ。嫌だ嫌だあああ。」
自分の心を満たした思いが、身体を染めた。
「さあ、おかえり。。。なさい。。地獄へ。」
優しく。悲しそうに囁いた。
「サラサラサラ。サラサラ。」
真っ白い思いが崩れるように割れて、思いが形になっていた。
真っ白い剣。ただ白い剣に祈る。
鎧の騎士が帰ってきた。
「さあ、またね。うふふふ。あはははっ。あはははっ。
地獄を歩む。あなたは、いつ救われるのかしら?
さあ、始めましょ。うふふふ。じゃあ、ね。騎士さん。」
ヒュン。
、、、、
「マイ。いや、銀仮面卿。お前の噂は聞いてるぞ。
剣の腕はすごいらしいが、これなら何も出来ないよな。
バサバサ。バサバサ。バサバサ。」
マイを抱きしめたまま、また木の上にいた。
「マイ。あれは?。
おい、お前はだれだああ。」
「やめて、もう。いやああああ。怖い。こわいこわいこわい。
やめて。やめて。いや。やめて。」
寂しそうな泣き顔で、怪物を見つめていた。
「あはははっ。やっぱりな。あはははっ、俺は。。俺は。
美味そうだなあ。うぇっへへっ。ジュルル。ジュルル。」
「助けててえぇぇ、いやああああ。助けてて。ヒーロー。
ヒーロー。。助けてえ。助けて、ヒーロー。」
必死な声で叫んでいた。
「ヒーロー?。おい、ヒーローだと?
マイ、何を言ってるんだ?
ヒーロー。。まさか、あれが?。嘘だろ?
あいつから。。おい、お前も知ってるんだろ?
おい、返事しろ。お前だ。おまえ。」
「バサバサ。バサバサ。バサバサ。」
怪物が羽をはばたかせると、生み落とされた物がヒーローに降り注いだ。
「サラサラ。サラサラ。サラサラ。」
小さな小さな心が降り注がれ、騎士を労わるように全身を染めた。
「たすけてええ。お願い。ヒーロー。」
女は必死に泣き叫んでいた。
「あはは、ヒーローはおやすみだってよ。マイ。
ジュルル。ああ、べろべろ。べろべろ。
美味しそうな匂いして、べろべろ。べろべろ。
ジュルル。美味しい蜜だなあ。」
怪物がこうふんを出して、マイを味わていた。
「いや。やめて、もうやめて。たすけてええ。ヒーロー。」
女も嬉しそうに悶えていた。
「ジュルル。ちゅるる。うぇっへへっ。美味しい。ああ、美味しい。
さあ、絶望を知れ。。ボッ。。」
こうふんからの快楽に笑いながら、羽から小さな火種を生み出した。
「あはははっ、死ね。じゃあな、ヒーローさんよ。
ジュルル。じゅるる。
あはははっ、最高」
ユックリユックリ、火種がヒーローに祝福を与えようと舞っていた。
「ボッ。ボボボ。。ゴゴゴゴ。ごぉぉおお。」
一瞬にして、火種がヒーローに纏っていた心を燃え上がらせていた。
「もう、起きる時間よ。さあ、あなたは何を受け取れば救われるの?」
「君って、本当に。。」
「さあ、おにい。」「おにいちゃん。」「いくぞ。」「いくのね。」
「すまない、もう少しだけ頑張ってみるよ。
こんなに、祝福されているのに行かないとヒーローじゃないもんな。
ああ、ヒーローか。。」
心を燃やせ。光を灯せ。先へ進め。世界を切り開け。
皆を救え。救い続けろ。
全身を炎で満たした黒煙の騎士が立ち上がった。
「さあ、皆の希望。来い、俺の。皆の想いの形。」
騎士を支え。騎士を導いた想いの形を、地面から引き抜いた。
「ブフォオオン」
騎士は引き抜いた真っ白い想いを、大きく振った。
想いの勢いに負けて、騎士に纏っていた炎が消えていた。
ただ、想いの断片だけは騎士に残っていた。
「おれはヒーロー。さあ、世界を照らす。皆の希望。正義のヒーローだ。
俺の進む先にお前たちは邪魔だ。今すぐ滅してやる。」
不格好に大きな剣を、木の上にいる敵に向けて宣言した。
「あはははっ、殺せるんだ。やってみなさいよ。ほら、あはははっ。
そんな、想いなんて、とどきゃしないのよ。
あはははっ。あーっははは。あーっははは。」
マイが嬉しそうに、笑いながら答えていた。
「ああ、そうだ。そうだぞ。。そうだ。ああ?」
突然の声にビックリして、怪物もヒーローに話していた。
「俺の思いよ、天よ轟け。大地よ裂けよ。」
ゴロゴロ。ゴロゴロ。ゴロゴロ。ゴロゴロ。
ドガガガ。ガガガ。。ドビジャーン。
天空から雷が召喚され、突き上げられた剣にまとわりついた。
「さあ、悪魔め。正義の鉄槌を受け入れろ。」
ブッフォン。
世界を切り裂く思いが、悪魔に向かって投擲された。
「あんた。よけんあさい。避けるのよえ。避けてええ。」
マイが驚いたように叫んでいた。
「えぇぇ。なんだよ。お前も、マイ。。お前か?
ひぃぃ。。バサバサ。バサ。。」
突然の叫び声にビックリしたが、怪物は必死に避けようと羽を動かした。
「バ。バリバリ。バリバリ。。。。ジュ。。。ビュウウウウ。」
怪物の羽をカスった剣が、天空に消えていった。
「あれ?」「ああ、うん。」
二人は仲良く、天空に消えていく剣を見ていた。
。
「ヒーローさあ、姫を守るんじゃ無いのかなあ。
あのね。姫を助けてからでしょ。ちゃんとやってよねえ。」
むくれたような顔をして、ヒーローに笑いかけていた。
「ああ、そうだろ。そうだろ。
マイ。あいつに言ってやれ。さあ。どんどん言ってやれ。」
何か分からないが、マイにのっかって話していた。
「ひゅうう。。。ビュウウ。。ひゅうう。。バリ。。。ババリ。リバリ。」
「あ、避けて。」
空の方を見て、呟いた。
「ううん?」
「だから、避けるの。避けて。裂けちゃうから。さけるのよ。」
マイは必死に身体を揺すって、逃げようと蠢いた。
「あはははっ、逃がさないよ。ジュルル。ちゅるる。
あはははっ。べろべろ。ジュルル。」
嬉しそうに、身体を押し付けて口吻で味わっていた。
「バリバリ。。バリバリ。。ズバン。。ビリぃぃぃぃ。。ヒョオオオオ。」
空から舞い戻った剣が、怪物の羽を突き破ってヒーローの元に戻ってきた。
「あはははっ。正義の鉄槌を受けたか?
お前達に好きなようにはさせないぞ、俺が滅してやる。
この世に、悪魔の生きる場所は何処にも無いのだあああ。」
さっきのように、剣を敵に向けて叫んでいた。
「がああああ。。ザザザ。がああああ゛。」
怪物が崩れるように倒れて、木から落ちそうになった。
「アハハ、ダメよお。グイ。」
マイは落ちそうになった怪物を、落ちないように捕まえていた。
「俺の思いよ、天よ轟け。大地よ裂けよ。」
ヒーローは、また同じように唱えていた。
「同じってさあ、あれ?
二度やったら破られちゃうって鉄板のかなあ。
じゃあ、あなたも。。鉄板ネタよ。ちゅううぅ。」
死にそうになった怪物に、悪魔の祝福を与えた。
「ガガガああ。がああああ。ぎゃあああ。」
メリ。メリメリ。メキメキメキ。。ベキベキベキ。
ベキベキベキ。バキバキバキ。
。。
「がああああ。。。がああああ。。。あはは。ははは。
あはは。。。ヒイイ。。。ロオオオーー。」
巨大になった怪物が、ヒーローを踏み潰そうと足を上げた。
「悪魔めええ。手先を俺に差し向けても、絶対に逃がさないぞ。
バリバリ。。バリバリ。。ズバン。。」
さっきと同じように、剣を怪物に向かって投擲した。
「チュ。。」「あはは。なんだこーれええ。バシ。」
足に突き刺さった剣を、邪魔そうに手で払い除けた。
「あはははっ、だめだめだめ。お笑いかなあ、小笑い。
ダメねえ。ヒーローちゃん。」
花見⑪
さあ、今から。今から。今を。」
「グルううるるる。グルううる。グルググうう。」
獰猛な動物が生まれようと、世界を呪っていた。
「お前も。どうせ、お前も。お前も。お前も。」
「待ってる笑。あはははっ。またね。うふふふ。」
「お兄ちゃん。またね。きゃははは。あはははっ。」
「忘れた?アハハ。ねえお兄ちゃんったら。」
「グルううる。がああああ。ぎゃああああ。」
一段と激しく呪いをばらまいて、叫んでいた。
「あはははっ。バカねえ。本当に馬鹿よねえ。
あはははっ。あはは。」
顔から涙を流して、寂しがっていた。
「さあ、呪われろ。苦しめ。死の先へ。そうだ。」
「馬鹿よねえ。やっと救われたのに。あはははっ。」
「きゃあ。怨むわよ。きゃははは。んネ。おにい。」
「あ肉が。おにい。お兄ちゃん。ばあ。あはは。」
「俺はわああああ。俺は、殺してくれ。嫌だ嫌だあああ。」
自分の心を満たした思いが、身体を染めた。
「さあ、おかえり。。。なさい。。地獄へ。」
優しく。悲しそうに囁いた。
「サラサラサラ。サラサラ。」
真っ白い思いが崩れるように割れて、思いが形になっていた。
真っ白い剣。ただ白い剣に祈る。
鎧の騎士が帰ってきた。
「さあ、またね。うふふふ。あはははっ。あはははっ。
地獄を歩む。あなたは、いつ救われるのかしら?
さあ、始めましょ。うふふふ。じゃあ、ね。騎士さん。」
ヒュン。
、、、、
「マイ。いや、銀仮面卿。お前の噂は聞いてるぞ。
剣の腕はすごいらしいが、これなら何も出来ないよな。
バサバサ。バサバサ。バサバサ。」
マイを抱きしめたまま、また木の上にいた。
「マイ。あれは?。
おい、お前はだれだああ。」
「やめて、もう。いやああああ。怖い。こわいこわいこわい。
やめて。やめて。いや。やめて。」
寂しそうな泣き顔で、怪物を見つめていた。
「あはははっ。やっぱりな。あはははっ、俺は。。俺は。
美味そうだなあ。うぇっへへっ。ジュルル。ジュルル。」
「助けててえぇぇ、いやああああ。助けてて。ヒーロー。
ヒーロー。。助けてえ。助けて、ヒーロー。」
必死な声で叫んでいた。
「ヒーロー?。おい、ヒーローだと?
マイ、何を言ってるんだ?
ヒーロー。。まさか、あれが?。嘘だろ?
あいつから。。おい、お前も知ってるんだろ?
おい、返事しろ。お前だ。おまえ。」
「バサバサ。バサバサ。バサバサ。」
怪物が羽をはばたかせると、生み落とされた物がヒーローに降り注いだ。
「サラサラ。サラサラ。サラサラ。」
小さな小さな心が降り注がれ、騎士を労わるように全身を染めた。
「たすけてええ。お願い。ヒーロー。」
女は必死に泣き叫んでいた。
「あはは、ヒーローはおやすみだってよ。マイ。
ジュルル。ああ、べろべろ。べろべろ。
美味しそうな匂いして、べろべろ。べろべろ。
ジュルル。美味しい蜜だなあ。」
怪物がこうふんを出して、マイを味わていた。
「いや。やめて、もうやめて。たすけてええ。ヒーロー。」
女も嬉しそうに悶えていた。
「ジュルル。ちゅるる。うぇっへへっ。美味しい。ああ、美味しい。
さあ、絶望を知れ。。ボッ。。」
こうふんからの快楽に笑いながら、羽から小さな火種を生み出した。
「あはははっ、死ね。じゃあな、ヒーローさんよ。
ジュルル。じゅるる。
あはははっ、最高」
ユックリユックリ、火種がヒーローに祝福を与えようと舞っていた。
「ボッ。ボボボ。。ゴゴゴゴ。ごぉぉおお。」
一瞬にして、火種がヒーローに纏っていた心を燃え上がらせていた。
「もう、起きる時間よ。さあ、あなたは何を受け取れば救われるの?」
「君って、本当に。。」
「さあ、おにい。」「おにいちゃん。」「いくぞ。」「いくのね。」
「すまない、もう少しだけ頑張ってみるよ。
こんなに、祝福されているのに行かないとヒーローじゃないもんな。
ああ、ヒーローか。。」
心を燃やせ。光を灯せ。先へ進め。世界を切り開け。
皆を救え。救い続けろ。
全身を炎で満たした黒煙の騎士が立ち上がった。
「さあ、皆の希望。来い、俺の。皆の想いの形。」
騎士を支え。騎士を導いた想いの形を、地面から引き抜いた。
「ブフォオオン」
騎士は引き抜いた真っ白い想いを、大きく振った。
想いの勢いに負けて、騎士に纏っていた炎が消えていた。
ただ、想いの断片だけは騎士に残っていた。
「おれはヒーロー。さあ、世界を照らす。皆の希望。正義のヒーローだ。
俺の進む先にお前たちは邪魔だ。今すぐ滅してやる。」
不格好に大きな剣を、木の上にいる敵に向けて宣言した。
「あはははっ、殺せるんだ。やってみなさいよ。ほら、あはははっ。
そんな、想いなんて、とどきゃしないのよ。
あはははっ。あーっははは。あーっははは。」
マイが嬉しそうに、笑いながら答えていた。
「ああ、そうだ。そうだぞ。。そうだ。ああ?」
突然の声にビックリして、怪物もヒーローに話していた。
「俺の思いよ、天よ轟け。大地よ裂けよ。」
ゴロゴロ。ゴロゴロ。ゴロゴロ。ゴロゴロ。
ドガガガ。ガガガ。。ドビジャーン。
天空から雷が召喚され、突き上げられた剣にまとわりついた。
「さあ、悪魔め。正義の鉄槌を受け入れろ。」
ブッフォン。
世界を切り裂く思いが、悪魔に向かって投擲された。
「あんた。よけんあさい。避けるのよえ。避けてええ。」
マイが驚いたように叫んでいた。
「えぇぇ。なんだよ。お前も、マイ。。お前か?
ひぃぃ。。バサバサ。バサ。。」
突然の叫び声にビックリしたが、怪物は必死に避けようと羽を動かした。
「バ。バリバリ。バリバリ。。。。ジュ。。。ビュウウウウ。」
怪物の羽をカスった剣が、天空に消えていった。
「あれ?」「ああ、うん。」
二人は仲良く、天空に消えていく剣を見ていた。
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「ヒーローさあ、姫を守るんじゃ無いのかなあ。
あのね。姫を助けてからでしょ。ちゃんとやってよねえ。」
むくれたような顔をして、ヒーローに笑いかけていた。
「ああ、そうだろ。そうだろ。
マイ。あいつに言ってやれ。さあ。どんどん言ってやれ。」
何か分からないが、マイにのっかって話していた。
「ひゅうう。。。ビュウウ。。ひゅうう。。バリ。。。ババリ。リバリ。」
「あ、避けて。」
空の方を見て、呟いた。
「ううん?」
「だから、避けるの。避けて。裂けちゃうから。さけるのよ。」
マイは必死に身体を揺すって、逃げようと蠢いた。
「あはははっ、逃がさないよ。ジュルル。ちゅるる。
あはははっ。べろべろ。ジュルル。」
嬉しそうに、身体を押し付けて口吻で味わっていた。
「バリバリ。。バリバリ。。ズバン。。ビリぃぃぃぃ。。ヒョオオオオ。」
空から舞い戻った剣が、怪物の羽を突き破ってヒーローの元に戻ってきた。
「あはははっ。正義の鉄槌を受けたか?
お前達に好きなようにはさせないぞ、俺が滅してやる。
この世に、悪魔の生きる場所は何処にも無いのだあああ。」
さっきのように、剣を敵に向けて叫んでいた。
「がああああ。。ザザザ。がああああ゛。」
怪物が崩れるように倒れて、木から落ちそうになった。
「アハハ、ダメよお。グイ。」
マイは落ちそうになった怪物を、落ちないように捕まえていた。
「俺の思いよ、天よ轟け。大地よ裂けよ。」
ヒーローは、また同じように唱えていた。
「同じってさあ、あれ?
二度やったら破られちゃうって鉄板のかなあ。
じゃあ、あなたも。。鉄板ネタよ。ちゅううぅ。」
死にそうになった怪物に、悪魔の祝福を与えた。
「ガガガああ。がああああ。ぎゃあああ。」
メリ。メリメリ。メキメキメキ。。ベキベキベキ。
ベキベキベキ。バキバキバキ。
。。
「がああああ。。。がああああ。。。あはは。ははは。
あはは。。。ヒイイ。。。ロオオオーー。」
巨大になった怪物が、ヒーローを踏み潰そうと足を上げた。
「悪魔めええ。手先を俺に差し向けても、絶対に逃がさないぞ。
バリバリ。。バリバリ。。ズバン。。」
さっきと同じように、剣を怪物に向かって投擲した。
「チュ。。」「あはは。なんだこーれええ。バシ。」
足に突き刺さった剣を、邪魔そうに手で払い除けた。
「あはははっ、だめだめだめ。お笑いかなあ、小笑い。
ダメねえ。ヒーローちゃん。」
花見⑪
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