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シズナイ
花見⑩
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「さあ、見ておいで。今から。始めるよお。
みんな一緒に、見ていってぇぇぇぇ。」
たらったったったー。たらったったっ。
たらららたーリールたらりりりらつ
男の目の前には、
大きな箱を裏返して上に箱の蓋を立てただけの
簡易舞台が作られていた。
その箱の舞台には、三体の人形が崩れるように潰れてしゃがみこんでいた。
「さあ、カッコイイ。ヒーロー。立ち上がって挨拶だあ。」
むく。。ムクムク。。
「ボークは、ヒーロー。悪い子。いい子。
トーっても、大好きなんだ。ジュルル。ジュルル。
あはははっ。ぼくは。活きのいい。
子供がだーいすきな、みーんなだいすき。
筋張った男の子も。。やわらかなジューシーな女の子も大好きだよ。
きょうも、みんな。活きがよくて。。。って、おもっちゃうよ。
ジュルル。ジュルル。
アハ。アハハハ。とっても。。。みーんな。
おぃ。し。。。そう。うぇ。うぇっへへっ。」
気持ち悪い声を上げた人形が起き上がった。
起き上がった人形は、
下半身は膝を折り曲げたまま、
上半身も深くお辞儀したように腰が折れ曲がり、
両腕もダラーンと垂れ下がって、
立ち上がっていた。
垂れ下がった手には不格好に大きな剣の柄が握られていたが、
重すぎたのか、剣は床に置いたままになっていた。
そんなやる気のない格好なのに、顔だけは観客に向けて話すので。。
「きゃああ」「ひぃぃ」「いやああ」「こわい。。」
「なにあれ」「あはははっ」「ヒーロー?」
観客の応援と、悲鳴が入り交じっていた。
「あはははっ。あれ何よ。あれは、ダメよねええ。
かっこ悪いわねえ。あはははっ。」
(「ぽん。もっとカッコよくしないと。
ぽん、もっとビシッと。あれは、ダメだって。」
「本当にいいんだよな。引くぞ。いいんだよな。」
「なんだよ。出来るならやってくれよ。いいよやってくれよ。」
マイルズは、不満そうに答えていた。
「ぐいいいいい。。。ググッグググ。いいんだよな。怨むなよな」)
グイグイ。
重そうな剣と、もちろん身体もユックリユックリ立ち上がった。
「さあ、僕はヒーロー。
みんな、僕の勇士を見てくれ。
みんなを守る。無敵のヒーローさ。」
シャキーン。
雄々しく立ち上がり、高々と腕を振り上げて剣を真上に掲げた。
(「わかった。。。ギギギギ。やめて。
これか、ぽん止めて。もうわかったから。
ち。。千切れる。奥から、ちぎれる。裂けちゃう。」
「そうだろ?引っ張ったら、なあ。
ああ、可哀想に。ああ、痛いよ。そらさ。」
「だったら、ぽん。止めろと。やめてくれ。
あ。。。ヌルっと。ひぃぃ。ひイイ。
ぽん。わかった。俺が悪かった。ごめんなさい。
やめてくれ。こんな事で卒業は嫌だ。やめてくれ。」
「。。。」
「あ。ヤバい。奥から。奥から。開く。アアアわああ。奥から出ちゃダメ。
はあはあ。。アアアわああ。口がくちがああ。」
マイルズは新しい快感に反応して膨張していた。
「やっべー。。もう少し、もうちょい頑張れ。」)
「ヒーロー」「ヒーロー」「きゃああカコイイ。」
「すげえな」「あれ、人形」「重そう」「ヒーロー」
ズルズル。。がっちゃーん。がく。。がくがく。
「すまない。みんな。。。すま。。。」
またさっきのように、やる気のない格好に戻っていた。
「うぇっへへっ。あはは。やつは消えた。
みんな。大好きなヒーローが戻ってきたぞ。
ジュルル。おいしそうな子供がいっぱいだなあ。
君も。みーんな大好きだぞ。うぇっへへっ。」
「だらしないのねえ。えへへー。ソレええ。うふふ。」
(「ふうふう。。ふうふう。」)
スク。。。真ん中にいた真っ白い子が、
真上から紐で引き上げられたように、突然真上に飛び上がった。
(「ぅゥ。」)
飛び上がった真っ白い子が舞台背景を超えると、突然停止した。
フワ。。バッサアアア。
引く力が無くなったのか、身体が下がり始めたので
広がったスカートがめくれ上がって、下半身が丸見えになった。
(「あはははっ。あはは。ああ、あ゛あああ」)
「なにあれ」「おいうう」「きゃああああ」「見ちゃダメ」
「ガバ。。見ないの」「おお」「見ないでええ」「ええ?すごい」
ガタガタ。ガチャガチャ。ドキン。ドキドキ。ガタガタ。
ウヘヘヘ。ニヤニヤ。ジイイイイ。ウフフフ。ウハハハ。
とてもよく出来た下半身に
気づいたニヤけた男の視線と、
怒りが混じった女の視線が人形を見ていた。
ボフォオオ。。ビュウウ。
「しっかりしなさああああ。。。いぃぃぃぃ。」
白い槍が、ヒーローに向けて投てきされた。
(「ひいいいい。イク。イキィク。
開いちゃう。ダメええ。開いちゃう。いっちゃダメええ。」)
ぼっごお。
白い槍がヒーローに突き刺さって、ヒーローがくの字に曲がった。
「ひぎゃあああああああ。」
聞いちゃいけない男の絶叫が、舞台裏から響いた。
「。。。。。。。。。。」「。。」「。。。」
「あはははっ」「リアル?」「すっご」「だいじょうぶ?」
「おーい、だいじょうぶかあ?怪我でも?」
(「あはは。ビクビク。あはははっあはは。俺は。俺は。。。
まだ。大丈夫だって。まだ。マイルズは、まだ。
おれはノーマル。まだ。マイルズは普通に普通の男だ。
ノーマル大好きな、オトコだあああ。負けんぞ。負けるもんかああ。
ふぅぅ。。うっう。。ぅぅぅぅ。」)
クルクル。フワッ。
「私は、マイ。
トーっても可愛い女の子。
悪い子は、おしおきよ。悪い子は、成敗。
もう、いないわよね。はは。。」
いつものように身体をクルット一周して、スカートが捲れた。
「見ちゃダメ」「だめだめだめ」「あはは」
「すげえな。最近のは」「パンツ。ぱんつ」「見えてるうっ」
ボッフ。
「。。。イッ。」
マイの回し蹴りが、軽くヒーローに当たった。
「マイ。酷いぞお。俺はヒーローだからな。
ヒーローったらヒーロー。わかったか?」
「じゃあさあ、カッコイイ格好で立ちなさいよ。
ふにゃふにゃで、ヒーローって。あんたさあ。
また。ふにゃふにゃじゃん。」
「うぇっへへっ。これが俺のアイデンティティだ。
うぇっへへっ。ジュルル。ジュルル。
なあ、みんな。俺の勇士見てくれ。うぇっへへっ。」
もちろん、さっきのような格好で子供を見つめていた。
「あれで?」「ヒーローかっこ悪い」「ヒーローだめだめだめ」
「マイちゃん。また踊って踊って」「まいちゃん。まいちゃん。」
「ほら、だめだめじゃない 。いい?」
グルル。。グルル。。。ドボ。。ボッッボン。
また無駄にクルット一周して、強く回し蹴りを喰らわせた。
「いいいやあああ。いくいくいく。ぎゃああああ。
いっちゃダメえぇぇ。。」
また。舞台裏から絶叫が。
「あの。別に。。いらないって。」「なあいらないって。」
「もういいぞお」「もう大丈夫だぞお。」「あはは。いいから。」
観客の男から、同情の声が舞台裏にかけられた。
「おいおい、嫉妬か?あはは。俺はヒーロー様だからな。
ちっちっち。嫉妬は醜いぞ。あはははっ。」
「あん?やるの?あん?私と。。」
「愚民共め。。」
スクッ。最後の真っ黒いコートの人形が立ち上がった。
「お前達がダメだと、俺もダメに思われちゃじゃないか。
ダメ男に、露出狂い女。俺まで仲間と思われても迷惑なんだよ。
ああ、俺は教祖。
さあ、たたえよ。神を。
我らの神を讃えよ。さあ、祈れ。お前達。お前達が生きてるのは、
神が与えた奇跡。さあ祈れ。神への祈りを捧げるのだ。
愚民の声を、神に祈りを捧げるのだ。
わはは。わはは。わはははははは。」
真っ黒いコートで全身を隠したまま、観客に語りかけた。
「なにあれ」「うーん」「変なの」「あれが悪役なの?」
ガヤガヤ。観客が話していた。
「さあ、観客の皆様。私たちの人形劇。
花見の始まりです。
皆様の貴重な時間を、私たちに使っていただきありがとうございます。
さあ、人形劇。花見をお楽しみください。」
突然、空から白い世界が舞い降りてきた。
「魔法?」「あ。。綺麗」「えい。。」「あはは消えちゃう。」
「うおすげえ」「すっげえええ」「きゃあ。あはは。」
「きゃあ」「これって花?」「すごい」「あはははっ」
花見⑩
みんな一緒に、見ていってぇぇぇぇ。」
たらったったったー。たらったったっ。
たらららたーリールたらりりりらつ
男の目の前には、
大きな箱を裏返して上に箱の蓋を立てただけの
簡易舞台が作られていた。
その箱の舞台には、三体の人形が崩れるように潰れてしゃがみこんでいた。
「さあ、カッコイイ。ヒーロー。立ち上がって挨拶だあ。」
むく。。ムクムク。。
「ボークは、ヒーロー。悪い子。いい子。
トーっても、大好きなんだ。ジュルル。ジュルル。
あはははっ。ぼくは。活きのいい。
子供がだーいすきな、みーんなだいすき。
筋張った男の子も。。やわらかなジューシーな女の子も大好きだよ。
きょうも、みんな。活きがよくて。。。って、おもっちゃうよ。
ジュルル。ジュルル。
アハ。アハハハ。とっても。。。みーんな。
おぃ。し。。。そう。うぇ。うぇっへへっ。」
気持ち悪い声を上げた人形が起き上がった。
起き上がった人形は、
下半身は膝を折り曲げたまま、
上半身も深くお辞儀したように腰が折れ曲がり、
両腕もダラーンと垂れ下がって、
立ち上がっていた。
垂れ下がった手には不格好に大きな剣の柄が握られていたが、
重すぎたのか、剣は床に置いたままになっていた。
そんなやる気のない格好なのに、顔だけは観客に向けて話すので。。
「きゃああ」「ひぃぃ」「いやああ」「こわい。。」
「なにあれ」「あはははっ」「ヒーロー?」
観客の応援と、悲鳴が入り交じっていた。
「あはははっ。あれ何よ。あれは、ダメよねええ。
かっこ悪いわねえ。あはははっ。」
(「ぽん。もっとカッコよくしないと。
ぽん、もっとビシッと。あれは、ダメだって。」
「本当にいいんだよな。引くぞ。いいんだよな。」
「なんだよ。出来るならやってくれよ。いいよやってくれよ。」
マイルズは、不満そうに答えていた。
「ぐいいいいい。。。ググッグググ。いいんだよな。怨むなよな」)
グイグイ。
重そうな剣と、もちろん身体もユックリユックリ立ち上がった。
「さあ、僕はヒーロー。
みんな、僕の勇士を見てくれ。
みんなを守る。無敵のヒーローさ。」
シャキーン。
雄々しく立ち上がり、高々と腕を振り上げて剣を真上に掲げた。
(「わかった。。。ギギギギ。やめて。
これか、ぽん止めて。もうわかったから。
ち。。千切れる。奥から、ちぎれる。裂けちゃう。」
「そうだろ?引っ張ったら、なあ。
ああ、可哀想に。ああ、痛いよ。そらさ。」
「だったら、ぽん。止めろと。やめてくれ。
あ。。。ヌルっと。ひぃぃ。ひイイ。
ぽん。わかった。俺が悪かった。ごめんなさい。
やめてくれ。こんな事で卒業は嫌だ。やめてくれ。」
「。。。」
「あ。ヤバい。奥から。奥から。開く。アアアわああ。奥から出ちゃダメ。
はあはあ。。アアアわああ。口がくちがああ。」
マイルズは新しい快感に反応して膨張していた。
「やっべー。。もう少し、もうちょい頑張れ。」)
「ヒーロー」「ヒーロー」「きゃああカコイイ。」
「すげえな」「あれ、人形」「重そう」「ヒーロー」
ズルズル。。がっちゃーん。がく。。がくがく。
「すまない。みんな。。。すま。。。」
またさっきのように、やる気のない格好に戻っていた。
「うぇっへへっ。あはは。やつは消えた。
みんな。大好きなヒーローが戻ってきたぞ。
ジュルル。おいしそうな子供がいっぱいだなあ。
君も。みーんな大好きだぞ。うぇっへへっ。」
「だらしないのねえ。えへへー。ソレええ。うふふ。」
(「ふうふう。。ふうふう。」)
スク。。。真ん中にいた真っ白い子が、
真上から紐で引き上げられたように、突然真上に飛び上がった。
(「ぅゥ。」)
飛び上がった真っ白い子が舞台背景を超えると、突然停止した。
フワ。。バッサアアア。
引く力が無くなったのか、身体が下がり始めたので
広がったスカートがめくれ上がって、下半身が丸見えになった。
(「あはははっ。あはは。ああ、あ゛あああ」)
「なにあれ」「おいうう」「きゃああああ」「見ちゃダメ」
「ガバ。。見ないの」「おお」「見ないでええ」「ええ?すごい」
ガタガタ。ガチャガチャ。ドキン。ドキドキ。ガタガタ。
ウヘヘヘ。ニヤニヤ。ジイイイイ。ウフフフ。ウハハハ。
とてもよく出来た下半身に
気づいたニヤけた男の視線と、
怒りが混じった女の視線が人形を見ていた。
ボフォオオ。。ビュウウ。
「しっかりしなさああああ。。。いぃぃぃぃ。」
白い槍が、ヒーローに向けて投てきされた。
(「ひいいいい。イク。イキィク。
開いちゃう。ダメええ。開いちゃう。いっちゃダメええ。」)
ぼっごお。
白い槍がヒーローに突き刺さって、ヒーローがくの字に曲がった。
「ひぎゃあああああああ。」
聞いちゃいけない男の絶叫が、舞台裏から響いた。
「。。。。。。。。。。」「。。」「。。。」
「あはははっ」「リアル?」「すっご」「だいじょうぶ?」
「おーい、だいじょうぶかあ?怪我でも?」
(「あはは。ビクビク。あはははっあはは。俺は。俺は。。。
まだ。大丈夫だって。まだ。マイルズは、まだ。
おれはノーマル。まだ。マイルズは普通に普通の男だ。
ノーマル大好きな、オトコだあああ。負けんぞ。負けるもんかああ。
ふぅぅ。。うっう。。ぅぅぅぅ。」)
クルクル。フワッ。
「私は、マイ。
トーっても可愛い女の子。
悪い子は、おしおきよ。悪い子は、成敗。
もう、いないわよね。はは。。」
いつものように身体をクルット一周して、スカートが捲れた。
「見ちゃダメ」「だめだめだめ」「あはは」
「すげえな。最近のは」「パンツ。ぱんつ」「見えてるうっ」
ボッフ。
「。。。イッ。」
マイの回し蹴りが、軽くヒーローに当たった。
「マイ。酷いぞお。俺はヒーローだからな。
ヒーローったらヒーロー。わかったか?」
「じゃあさあ、カッコイイ格好で立ちなさいよ。
ふにゃふにゃで、ヒーローって。あんたさあ。
また。ふにゃふにゃじゃん。」
「うぇっへへっ。これが俺のアイデンティティだ。
うぇっへへっ。ジュルル。ジュルル。
なあ、みんな。俺の勇士見てくれ。うぇっへへっ。」
もちろん、さっきのような格好で子供を見つめていた。
「あれで?」「ヒーローかっこ悪い」「ヒーローだめだめだめ」
「マイちゃん。また踊って踊って」「まいちゃん。まいちゃん。」
「ほら、だめだめじゃない 。いい?」
グルル。。グルル。。。ドボ。。ボッッボン。
また無駄にクルット一周して、強く回し蹴りを喰らわせた。
「いいいやあああ。いくいくいく。ぎゃああああ。
いっちゃダメえぇぇ。。」
また。舞台裏から絶叫が。
「あの。別に。。いらないって。」「なあいらないって。」
「もういいぞお」「もう大丈夫だぞお。」「あはは。いいから。」
観客の男から、同情の声が舞台裏にかけられた。
「おいおい、嫉妬か?あはは。俺はヒーロー様だからな。
ちっちっち。嫉妬は醜いぞ。あはははっ。」
「あん?やるの?あん?私と。。」
「愚民共め。。」
スクッ。最後の真っ黒いコートの人形が立ち上がった。
「お前達がダメだと、俺もダメに思われちゃじゃないか。
ダメ男に、露出狂い女。俺まで仲間と思われても迷惑なんだよ。
ああ、俺は教祖。
さあ、たたえよ。神を。
我らの神を讃えよ。さあ、祈れ。お前達。お前達が生きてるのは、
神が与えた奇跡。さあ祈れ。神への祈りを捧げるのだ。
愚民の声を、神に祈りを捧げるのだ。
わはは。わはは。わはははははは。」
真っ黒いコートで全身を隠したまま、観客に語りかけた。
「なにあれ」「うーん」「変なの」「あれが悪役なの?」
ガヤガヤ。観客が話していた。
「さあ、観客の皆様。私たちの人形劇。
花見の始まりです。
皆様の貴重な時間を、私たちに使っていただきありがとうございます。
さあ、人形劇。花見をお楽しみください。」
突然、空から白い世界が舞い降りてきた。
「魔法?」「あ。。綺麗」「えい。。」「あはは消えちゃう。」
「うおすげえ」「すっげえええ」「きゃあ。あはは。」
「きゃあ」「これって花?」「すごい」「あはははっ」
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