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シズナイ
仕事⑥
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少し時間を戻して。。
「女将。帰ったぞ。あーあ。災難だったよ。なんだよあの女。
まったく、少しスタイルがいいからって。
いい身体だったなあ。エロい格好で身体が最高だったなあ。」
不貞腐れた顔で、ニヤニヤ笑って戻ってきた。
「あんな変な顔した女が、まともだとでも見えたんかい?
本当は、お前の方がイカれているんじゃないか?
スタイルが良いって、しっかり連れていったんだろうね。
ここみたいな場所は、これ以上は見たくないから大丈夫だよな。
おい、おまえ、吐くなよ。おい。そっちの奥も、ちゃんと片付けろ。」
バカを見るような顔で、周りの男たちに指示を出していた。
「ちょっと待て 、変なってなんだ?。。どいつの事だよ。」
真剣な顔で女将に詰め寄った。
「ちょっと、こっちに来い。こっちだ。
お前たちは、サボるなよ。わかったな。ピカピカにしとけ。」
真顔で誰もいない方に男を連れ出した。
小声で
「あんたは見えなかったんだね。仮面だよ。顔を隠していただろ?
厭らしい顔した仮面、銀色に光った仮面だよ。
ハアハア。。。ハアハア。。仮面。。ハアハア。
お前も知ったからな。あははは。お前もなあ。あははは。
今日からお前も仲間だからな。仲間だぞ。
頼むぞ、何があってもな。何が起こってもだからな。」
今にも倒れそうな顔で、秘密を共有して楽になろうと話していた。
「変な顔に。。仮面?。仮面なんかあったか?
おい。だから、仮面って何んだよ。仮面なんか。。。銀色に仮面。。」
真っ青な顔で、エリカを送った方へ目線を向けた。
「顔覚えてるか?どんな顔で笑ってたか覚えてるか?
言っとくが、私は仮面なんか知らないからな。何も見てない。
何も知らない。でもな、知った男の最後は。。あいつな。。。
じゃあ、話は終わり。もう聞くなよ、わかったな。」
何も言わない男を指さし、有無を言わせない顔で話を終わらせた。
「ちょっと待て、じゃあ。あいつって、何処へ。。」
凄く嫌そうな顔で聞いていた。
「当たり前だろ。化け物だぞ。頭のイカれた化け物。
化け物というのが生易しいと感じるような、イカれた女をどうする?
子供でもわかるよな。
さっさと機嫌を取って好きなようにさせて、
どっかに行かせればいいんだよ。
なんでもさせてやればいいんだよ。
飽きりゃあ、どっか行くんだから、飽きるまでさせてやればさ。
欲しけりゃ。あげれば。やりたきゃ。殺らせれば。
食いたきゃ。食わせて。ねむたきゃ。寝かせて。
好きなだけ。
好きなようにさせて、さっさと上に行かせればいいんだよ。。。。。
。
おい、その顔って。。まさか。。
ぶるぶる。おい。頼むから。。頼むからさ。頼むよ。」
全身から血の気が引いて、真っ白な顔で男を見つめていた。
「ああ、いつもの沈める所だよ。普通に。。」
すまなさそうな顔で、うつむいて話していた。
「なんで、最上級に連れてって綺麗にさせない。
なんで?
綺麗に飾って好きな事させときゃ。。
好きに?
そのまま好きにさせてりゃ。。。
そのまま?
役人が来る時に一緒に上げりゃあ。。
さよなら?
終わったよなあ。。。
おい、お前。ふざけんじゃねぇ。お前も仲間だからな。
ふざけんじゃねぇ。今すぐ戻って機嫌取れ。今すぐだ。
もしダメなら、お前が死ね。お前がなあ。おめえ1人で死んでこい。」
怒声をあげて、男を睨みつけていた。
「銀色に仮面。。むちゃくちゃ強い。。血まみれ?まア。エロい格好。」
男はうつむいて何かを考え込んでいた。
(ウソだろ。おいおい、ウソだって。だって。ウリュウ。。だよなあ。)
「ふざけんじゃねぇ。さっさといけ、少しぐらい強くてもゴミなんだよ。
お前もわかっただろ。みんなゴミクズだってな。
早く行ってご機嫌取りでも、相手でも何でもしてこい。
もう、帰ってくるな。専属な。あいつの専属でズーット。ずっとだ。
あいつが、ここから出て行くまでくっついて離れるなよ。
もし、離れてるのを見かけたらぶっ殺すからな。
わかったら、早く行け。。。ドカン。行けよ。行ってご機嫌取ってろ。」
完全に怒り狂って、男を蹴り出していた。
。。
「ああ、ここだ。ここ。。おーい、マイはいるか?」
嬉しそうに陽気な声で話していた。
(大丈夫。俺はツイてる。俺は大丈夫。女の世話すればいいだけって
最高じゃないか、仮面?見間違いだって。。でも、どんな顔で?
笑っていたような。泣いてた?まあ、いっかなあ。
あははは。女の世話すればいいだけかあ。離れずに、うっは。今夜も。。)
「あんたは、アレはなんだよ。あれは何?マイは何なんだよ。
おい、聞いてるのか?おい、お前。」
楽しそうに笑っていた男を睨みつけて聞いてる。
「そうそう、マイだよ。マイはどこにいる?
間違いだってさ。最上級に連れけって。あははは。うふふっ。」
嬉しそうにニヤニヤ笑って話していた。
「公園だよ。公園。早く行って引き取ってくれ。早く行けって。ドカン。」
男はここでも蹴り飛ばされていた。
「痛いなあ。あんな良い女なのに、なんでかなあ。エヘへへ。」
完全に戦っていた事を忘れちゃったように、
エリカの身体を思い出して、続きを妄想していた。
。
「公園。っと。こっちだよね。
あははは。マイちゃん。僕が食べちゃうぞ。あははは。」
嬉しそうに公園に向かう途中で
「ドガーン。ビョオオ。。え。。ひぃぃ。。火の玉。。。なんで。。」
突然、建物から瓦礫と火が絡まった物が男を狙ったように向かって来た。
「死ぬのか?おいおい、さすがに。。。もうダメか。ダメなのか?
ブルブル。。ブルブル。。あ、マイは。ブルブル。ガタガタ。」
突然、忘れていたマイの格好を鮮明に思い出していた。
(やばい。そうだ、アイツだった。ガタガタ。ガタガタ。
いやだあ。ヤバイ。ヤバイ。ヤバイ。いやだ。いやだいやだあ。
あははは。まあ、ここで終わるから。いいか。
あーあ、良かったな。まあ、いいかな。マイには会えないし。
あははは。先輩ごめんね。恨まないで。)
「ゴウゴウゴウ。ゴウゴウゴウ。」
空中で業火の塊が目の前で止まっていた。
「ん?止まった?。突然。。男の能力が覚醒して。。
ピカ~ん。テッテレー。レベルアップ。。とか。。
あははは。すげえな俺はツイてる。さすが。俺。
さすが俺だ。あははは。。。あーあ、マイに。。
殺せ。さあ、動け。命令する。時よ戻れ。もういいから、ねえ。動いて。
もう諦めたって。ねえ。動いてええ。」
嬉しいのか悲しいのか、泣きながら笑っていた。
「なーに馬鹿な顔してんのかなあ。あははは。バカはバカね。
ウォーターボール。レインストーム。。。
ビシャア。。ジャバジャバ。ジャバジャバ。ザアザア。
ジュワアア。。ジュワアア。。モウモウ。モウモウ。」
突然、目の前に魔法が出現して燃え盛った炎を消し尽くしていた。
「邪魔ね。。アポート。。ドガガガ。ドガガガ。ガタガタ。ガタガタ。」
女はつまらなさそうに、目の前にあった瓦礫を湖の方へ転移させていた。
「ああ、お前。お前。。って事は。やっぱり、あいつって。
マイって、あいつなのか?おい、あいつって。。」
必死に女に聞いていた。
「あったんだ。へえ、縁あるのね。さすが。。あははは。
ちゃんと待ってる約束だったよね。先輩にチクってあげとくから。
あとは、頑張って。今度は。。ねえ。えへへっ。あははは。
大きいのって肩こるから頑張ってねえ。うふふっ。」
嬉しそうに見つめていた笑っていた。
「そんな事より、あいつがいるから来たんだろ?
早く連れてけって、さっさと。。。。
ひぃぃぃぃ。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめん。」
エリカの目が冷たく変わって見つめていた。
「子供って最悪ね。。ごめんなさい、ごめんなさい。
あなたじゃないの。あははは。あなたじゃないの。
わかってるって、大丈夫。大丈夫よ。心配しないで。」
さっきと違って、嬉しそうに笑っていた。
。
「ここね。あーあ、ボロボロ。ここかな。まずは、あなたかな。」
瓦礫が突き刺さって倒れた女が倒れていた。
「あが。あががが。
まずは。。アポート。。ぎゃああああああ。。
ぐじゅぐじゅ。ぐじゅぐじゅ。ビシュ。ビュウウ。。
ヒール。キラキラ。キュア。パアアア。
まあ、死にはしないかな。
おやすみなさい。ゆっくり。ゆっくりおやすみ。」
女の顔に手を当てて優しく摩っていた。
「スースースー。スースースー。スースーー。」
さっきまでと違い、優しい笑顔でねていた。
「エリカって、こう見ると。め。。あははは。
冗談。冗談だって、目が飛び出るぐらいに美女だな。
あははは。美女。美女だって」
間違った顔をしたが、すぐに誤魔化していた。
「あ。ふざけてないで、アンロック。ガチャガチャ。」
ドアに手を当てて、扉を開けていた。
「行くわよ。早く来て。。」
「うぇぇぇ。うわ。でも。少ないのか?ん?」
。
「わああああ。助け。助けよね。うぇぇぇん。
ぇぇーん。やっと。やっと。。やっと来たあ。」
沢山の女たちが集まってきた。
「ああ、マイは上よね?さっさと、下から逃げて。逃げなさい。」
優しい笑顔で笑って話していた。
「ありがとうございます。ありがとう。ありがとう。
ダダダ。ダダダ。。ダダダ。」
嬉しそうに、必死な顔で女達が走って行った。
「なあ。男は?。。これは、流石に。。なあ。男は?」
折り重なった男たちを見て、可哀想な目で見つめていた。
「あ。。お兄さん。コレコレ。ちゃんと渡したからね。ちゃんと。
ちゃんと集めたって、絶対に伝えてね。じゃあ。。ダダダ。」
なみなみと入ったバケツを女から手渡された。
「あははは。ああ。これかよ。うわ。すごいなあ。」
嫌そうな顔してバケツを見つめていた。
「男は、そのままでもいいから。。エッ 。 。」
上の階を見つめて驚いていた。
「ドガガガ。ドガガガ。ドッカーン。ドッカーン。
グラグラ。グラグラ。。。ドガガガ。ガラガラ。
バラバラ。パラパラ。。」
「なんだこれ、おい。これって。まさか、マイか?おい、これって。。」
必死に女に話しかけていた。
「ごめんなさい 。これは消えちゃうかも。
なるべく遠くに。遠くに行って。それは持ってくから、ちょうだい。
あと、あなたは彼女を連れて行ってあげてね。あははは。
まあ、消えるのも、楽しいかもよ。あははは。ダメかなこれは。」
悲しそうな顔で、真剣に見つめていた 。
「わかった。女将んとこで待ってるからな。
絶対に。絶対に戻ってこいよ。待ってるからな。」
真剣な顔で話していた。
「そうね。私は戻るから大丈夫よ。安心して。」
凄く悲しそうな顔で答えていた。
「じゃあ、頑張れ。。ドダダダダ。ダダダダ 。」
一生懸命走って逃げていった 。
「じゃあね。マイちゃん。元気でな。」
仕事⑥
「女将。帰ったぞ。あーあ。災難だったよ。なんだよあの女。
まったく、少しスタイルがいいからって。
いい身体だったなあ。エロい格好で身体が最高だったなあ。」
不貞腐れた顔で、ニヤニヤ笑って戻ってきた。
「あんな変な顔した女が、まともだとでも見えたんかい?
本当は、お前の方がイカれているんじゃないか?
スタイルが良いって、しっかり連れていったんだろうね。
ここみたいな場所は、これ以上は見たくないから大丈夫だよな。
おい、おまえ、吐くなよ。おい。そっちの奥も、ちゃんと片付けろ。」
バカを見るような顔で、周りの男たちに指示を出していた。
「ちょっと待て 、変なってなんだ?。。どいつの事だよ。」
真剣な顔で女将に詰め寄った。
「ちょっと、こっちに来い。こっちだ。
お前たちは、サボるなよ。わかったな。ピカピカにしとけ。」
真顔で誰もいない方に男を連れ出した。
小声で
「あんたは見えなかったんだね。仮面だよ。顔を隠していただろ?
厭らしい顔した仮面、銀色に光った仮面だよ。
ハアハア。。。ハアハア。。仮面。。ハアハア。
お前も知ったからな。あははは。お前もなあ。あははは。
今日からお前も仲間だからな。仲間だぞ。
頼むぞ、何があってもな。何が起こってもだからな。」
今にも倒れそうな顔で、秘密を共有して楽になろうと話していた。
「変な顔に。。仮面?。仮面なんかあったか?
おい。だから、仮面って何んだよ。仮面なんか。。。銀色に仮面。。」
真っ青な顔で、エリカを送った方へ目線を向けた。
「顔覚えてるか?どんな顔で笑ってたか覚えてるか?
言っとくが、私は仮面なんか知らないからな。何も見てない。
何も知らない。でもな、知った男の最後は。。あいつな。。。
じゃあ、話は終わり。もう聞くなよ、わかったな。」
何も言わない男を指さし、有無を言わせない顔で話を終わらせた。
「ちょっと待て、じゃあ。あいつって、何処へ。。」
凄く嫌そうな顔で聞いていた。
「当たり前だろ。化け物だぞ。頭のイカれた化け物。
化け物というのが生易しいと感じるような、イカれた女をどうする?
子供でもわかるよな。
さっさと機嫌を取って好きなようにさせて、
どっかに行かせればいいんだよ。
なんでもさせてやればいいんだよ。
飽きりゃあ、どっか行くんだから、飽きるまでさせてやればさ。
欲しけりゃ。あげれば。やりたきゃ。殺らせれば。
食いたきゃ。食わせて。ねむたきゃ。寝かせて。
好きなだけ。
好きなようにさせて、さっさと上に行かせればいいんだよ。。。。。
。
おい、その顔って。。まさか。。
ぶるぶる。おい。頼むから。。頼むからさ。頼むよ。」
全身から血の気が引いて、真っ白な顔で男を見つめていた。
「ああ、いつもの沈める所だよ。普通に。。」
すまなさそうな顔で、うつむいて話していた。
「なんで、最上級に連れてって綺麗にさせない。
なんで?
綺麗に飾って好きな事させときゃ。。
好きに?
そのまま好きにさせてりゃ。。。
そのまま?
役人が来る時に一緒に上げりゃあ。。
さよなら?
終わったよなあ。。。
おい、お前。ふざけんじゃねぇ。お前も仲間だからな。
ふざけんじゃねぇ。今すぐ戻って機嫌取れ。今すぐだ。
もしダメなら、お前が死ね。お前がなあ。おめえ1人で死んでこい。」
怒声をあげて、男を睨みつけていた。
「銀色に仮面。。むちゃくちゃ強い。。血まみれ?まア。エロい格好。」
男はうつむいて何かを考え込んでいた。
(ウソだろ。おいおい、ウソだって。だって。ウリュウ。。だよなあ。)
「ふざけんじゃねぇ。さっさといけ、少しぐらい強くてもゴミなんだよ。
お前もわかっただろ。みんなゴミクズだってな。
早く行ってご機嫌取りでも、相手でも何でもしてこい。
もう、帰ってくるな。専属な。あいつの専属でズーット。ずっとだ。
あいつが、ここから出て行くまでくっついて離れるなよ。
もし、離れてるのを見かけたらぶっ殺すからな。
わかったら、早く行け。。。ドカン。行けよ。行ってご機嫌取ってろ。」
完全に怒り狂って、男を蹴り出していた。
。。
「ああ、ここだ。ここ。。おーい、マイはいるか?」
嬉しそうに陽気な声で話していた。
(大丈夫。俺はツイてる。俺は大丈夫。女の世話すればいいだけって
最高じゃないか、仮面?見間違いだって。。でも、どんな顔で?
笑っていたような。泣いてた?まあ、いっかなあ。
あははは。女の世話すればいいだけかあ。離れずに、うっは。今夜も。。)
「あんたは、アレはなんだよ。あれは何?マイは何なんだよ。
おい、聞いてるのか?おい、お前。」
楽しそうに笑っていた男を睨みつけて聞いてる。
「そうそう、マイだよ。マイはどこにいる?
間違いだってさ。最上級に連れけって。あははは。うふふっ。」
嬉しそうにニヤニヤ笑って話していた。
「公園だよ。公園。早く行って引き取ってくれ。早く行けって。ドカン。」
男はここでも蹴り飛ばされていた。
「痛いなあ。あんな良い女なのに、なんでかなあ。エヘへへ。」
完全に戦っていた事を忘れちゃったように、
エリカの身体を思い出して、続きを妄想していた。
。
「公園。っと。こっちだよね。
あははは。マイちゃん。僕が食べちゃうぞ。あははは。」
嬉しそうに公園に向かう途中で
「ドガーン。ビョオオ。。え。。ひぃぃ。。火の玉。。。なんで。。」
突然、建物から瓦礫と火が絡まった物が男を狙ったように向かって来た。
「死ぬのか?おいおい、さすがに。。。もうダメか。ダメなのか?
ブルブル。。ブルブル。。あ、マイは。ブルブル。ガタガタ。」
突然、忘れていたマイの格好を鮮明に思い出していた。
(やばい。そうだ、アイツだった。ガタガタ。ガタガタ。
いやだあ。ヤバイ。ヤバイ。ヤバイ。いやだ。いやだいやだあ。
あははは。まあ、ここで終わるから。いいか。
あーあ、良かったな。まあ、いいかな。マイには会えないし。
あははは。先輩ごめんね。恨まないで。)
「ゴウゴウゴウ。ゴウゴウゴウ。」
空中で業火の塊が目の前で止まっていた。
「ん?止まった?。突然。。男の能力が覚醒して。。
ピカ~ん。テッテレー。レベルアップ。。とか。。
あははは。すげえな俺はツイてる。さすが。俺。
さすが俺だ。あははは。。。あーあ、マイに。。
殺せ。さあ、動け。命令する。時よ戻れ。もういいから、ねえ。動いて。
もう諦めたって。ねえ。動いてええ。」
嬉しいのか悲しいのか、泣きながら笑っていた。
「なーに馬鹿な顔してんのかなあ。あははは。バカはバカね。
ウォーターボール。レインストーム。。。
ビシャア。。ジャバジャバ。ジャバジャバ。ザアザア。
ジュワアア。。ジュワアア。。モウモウ。モウモウ。」
突然、目の前に魔法が出現して燃え盛った炎を消し尽くしていた。
「邪魔ね。。アポート。。ドガガガ。ドガガガ。ガタガタ。ガタガタ。」
女はつまらなさそうに、目の前にあった瓦礫を湖の方へ転移させていた。
「ああ、お前。お前。。って事は。やっぱり、あいつって。
マイって、あいつなのか?おい、あいつって。。」
必死に女に聞いていた。
「あったんだ。へえ、縁あるのね。さすが。。あははは。
ちゃんと待ってる約束だったよね。先輩にチクってあげとくから。
あとは、頑張って。今度は。。ねえ。えへへっ。あははは。
大きいのって肩こるから頑張ってねえ。うふふっ。」
嬉しそうに見つめていた笑っていた。
「そんな事より、あいつがいるから来たんだろ?
早く連れてけって、さっさと。。。。
ひぃぃぃぃ。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめん。」
エリカの目が冷たく変わって見つめていた。
「子供って最悪ね。。ごめんなさい、ごめんなさい。
あなたじゃないの。あははは。あなたじゃないの。
わかってるって、大丈夫。大丈夫よ。心配しないで。」
さっきと違って、嬉しそうに笑っていた。
。
「ここね。あーあ、ボロボロ。ここかな。まずは、あなたかな。」
瓦礫が突き刺さって倒れた女が倒れていた。
「あが。あががが。
まずは。。アポート。。ぎゃああああああ。。
ぐじゅぐじゅ。ぐじゅぐじゅ。ビシュ。ビュウウ。。
ヒール。キラキラ。キュア。パアアア。
まあ、死にはしないかな。
おやすみなさい。ゆっくり。ゆっくりおやすみ。」
女の顔に手を当てて優しく摩っていた。
「スースースー。スースースー。スースーー。」
さっきまでと違い、優しい笑顔でねていた。
「エリカって、こう見ると。め。。あははは。
冗談。冗談だって、目が飛び出るぐらいに美女だな。
あははは。美女。美女だって」
間違った顔をしたが、すぐに誤魔化していた。
「あ。ふざけてないで、アンロック。ガチャガチャ。」
ドアに手を当てて、扉を開けていた。
「行くわよ。早く来て。。」
「うぇぇぇ。うわ。でも。少ないのか?ん?」
。
「わああああ。助け。助けよね。うぇぇぇん。
ぇぇーん。やっと。やっと。。やっと来たあ。」
沢山の女たちが集まってきた。
「ああ、マイは上よね?さっさと、下から逃げて。逃げなさい。」
優しい笑顔で笑って話していた。
「ありがとうございます。ありがとう。ありがとう。
ダダダ。ダダダ。。ダダダ。」
嬉しそうに、必死な顔で女達が走って行った。
「なあ。男は?。。これは、流石に。。なあ。男は?」
折り重なった男たちを見て、可哀想な目で見つめていた。
「あ。。お兄さん。コレコレ。ちゃんと渡したからね。ちゃんと。
ちゃんと集めたって、絶対に伝えてね。じゃあ。。ダダダ。」
なみなみと入ったバケツを女から手渡された。
「あははは。ああ。これかよ。うわ。すごいなあ。」
嫌そうな顔してバケツを見つめていた。
「男は、そのままでもいいから。。エッ 。 。」
上の階を見つめて驚いていた。
「ドガガガ。ドガガガ。ドッカーン。ドッカーン。
グラグラ。グラグラ。。。ドガガガ。ガラガラ。
バラバラ。パラパラ。。」
「なんだこれ、おい。これって。まさか、マイか?おい、これって。。」
必死に女に話しかけていた。
「ごめんなさい 。これは消えちゃうかも。
なるべく遠くに。遠くに行って。それは持ってくから、ちょうだい。
あと、あなたは彼女を連れて行ってあげてね。あははは。
まあ、消えるのも、楽しいかもよ。あははは。ダメかなこれは。」
悲しそうな顔で、真剣に見つめていた 。
「わかった。女将んとこで待ってるからな。
絶対に。絶対に戻ってこいよ。待ってるからな。」
真剣な顔で話していた。
「そうね。私は戻るから大丈夫よ。安心して。」
凄く悲しそうな顔で答えていた。
「じゃあ、頑張れ。。ドダダダダ。ダダダダ 。」
一生懸命走って逃げていった 。
「じゃあね。マイちゃん。元気でな。」
仕事⑥
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