流れる川

連鎖

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冒険①

不満の元③

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「じゃあ、動かないようにね。ポチ。」
お姉ちゃんが嫌そうな顔で、スイッチを押した。
「ぶーぶぶ。ぶーぶぶ。ぶーぶぶ。」
エリカの中に入った卵が、突然動き出した。
「うぅぅ。ぅうう。ぅううう。」
「ポチ。大丈夫そうね。じゃあ、おしまい。これでいいのね。」
嫌そうに、コントローラーをおじさんに手渡した。

「お店が混んでくると、声が聞き取りづらくなるから、これ。ポチ。」
嬉しそうに、ボタンを押していた。
「うぅぅ。おじさん。おじさん。。うぅぅ。やめて。やめて。。」
うつむいて、太ももを締めて真っ赤な顔でお願いしている。
「ごめん。ごめん。ポチ。」
エリカの感じてる顔を覗き込んでニヤけてる。

「こうやって呼ぶから、おじさんの所に来てね。」
満面の笑みでエリカを見つめていた。
「はい、。。。ハアハア。はい。
がんばるね。おじさん。わたし、がんばるから。」
歯を食いしばって、少しだけ涙目で見つめていた。

「じゃあ、エリカちゃんはこっちに来て。」
お姉ちゃんが店の奥に呼んでいた。
「はーい」
元気な声で返事をしていた。

二人は、カウンターの奥にあるカーテンで仕切られた場所に入って行った。
「そう言えば、ウェイトレスのってどんなやつがいいの?
じゃあ、エリカちゃんは脱いで待っててね。」
「はーい、脱いで待ってまーす。」
スルスル。

お姉ちゃんが、手に何着か洋服を持った状態で戻ってきた。
「これは、。。。。、まあ、これは。。。。で、こっちは。。。。。
どれがいいの?」
「うーん。どれかなあ。。ポチ。。ポチ。」
嬉しそうに、ボタンを一瞬だけ押していた。

「は。。。。。い。。。うぇえ。うっ。。。」
ゆっくり、
左手は右胸の先端を手で包み込むように隠して
そのまま左胸の先端を腕で隠し、
右手はアソコを包み込むように手で隠して
顔を真っ赤にしてうつむいて、カーテンから出てきた。
「ごめんごめん。間違えて押しちゃった。」
嬉しそうに、エリカを舐め回すように見つめていた。
「バン。で。。。どれがいいのよ。遊んでないで決めてよ。」
お姉ちゃんは、カウンターを軽く叩き、怒りならが睨みつけた。

「はい。。ったたた。」
エリカはそのまま後ろ向きになり、小走りで奥へ帰って行った。
「お尻。いいケツしてんなあ。。」
嬉しそうに、ニヤけてる。
「あんな感じのある?うえへへ。。あんなので。ええへ。」
「わかった。わかった。あんなのがいいのね。」
諦めた顔して、奥に戻った。

「うぇえっうぇ。。うぇっ。。」
半泣きで、エリカはうずくまっていた。
「可愛いエリカちゃんに、良く似合う水着に着替えようね。
少し変わっているけど。でもね。おじさんのお仕事には必要なの。
エリカちゃんはいい子だから、お着替えできるよね。」
しゃがみこんで、エリカを見ながら話しかけいた。

「うぅぅ。。エリカはいい子だからできるよ。えへへー。」
涙を拭きながら、笑顔になった。
「じゃあ、脚を。。。でね。。ここから腕を。。
あ、できたね。良く似合うよ。おじさんに、みてもらってきてね。」

「たたた。。おじさん。おじさん。見てえ。似合う?おじさん。」
(うぅぅ。。うっ。。。。はあはあ。でた。ちょっとだけ。)
「んん。あ。。。この匂い。良いおじさんと一緒だ。
おじさんも一緒なんだね。嬉しいな。おじさんも、いい人なんだあ。
いいおじさんは。。。綺麗にしてあげるんとね。すごく。すごく。
喜んでくれるんだ。。お掃。?
あ。。これも秘密だった。えへへー。秘密だよ。おじさん。」
間違えて、誤魔化すように笑っている。

「おじさん。おじさん。似合う?似合う?
でも、おじさんだけだから。。恥ずかしいけど、
おじさんなら、見せてもいいから。えへへー。えへへっえへへっ。」
顔を真っ赤にして、うるうる泣きそうな顔で見つめていた。
「エリカちゃん。良く似合うよ。すごく。ハアハア。ハアハア。すごく。」
胸は一周の乳首だけ隠れる布だけ。
下は極小な三角形の布を紐で繋いだけ。
色は白いので、どこからもシワの形で中身がわかってしまっていた。
「ありがとうおじさん。でも恥ずかしいから。。。たたた。。」
小走りで奥に戻った。
(夜は。。あれを。あははは。おじさん頑張っちゃうから。。はあはあ。)

「ポチ。。ポチ。」
「たたた。。おじさん。あの。恥ずかしから。
もう、やめて。ね。おじさん。たたた。。。」
涙がこぼれそうに、うるうるしていた。。

「ハアハア。。。ポチ。。ポチ。」
「たたた。。恥ずかしから。おじさん。。。たたた。」
涙がこぼれて、泣いていた。

「ハアハア。。ハアハア。。ポチ。。ポチ。ポチ。ポチ。。」
「うぇええ。うぇぇぇぇぇ。ひっくひっく。うぇぇぇぇぇぇぇ。
もう嫌い。いいおじさんじゃない。もうしらない。もう嫌い。。
うぇぇぇぇぇぇぇ。。ひっく。おじさん。ダイキライ。」
とうとう、泣き出してしまった。

「もう嫌い。もう嫌。スルスル。。ぽろん。ガチャん。」
着ていた水着を脱いで、卵も外して、元の洋服に着替えた。
「おじさん。キライ。だいきらい。いい人じゃない。。。べええ。。
ダダダ。。ガチャん。ダダダ。」
ドアを開けて、外に逃げて行った。

「え。。。。」
呆然としてドアを見つめていた。
「あーあ、ダメだよ。あれは、やりすぎよ。わかってないのね。
水着代と玩具代は使ったんだし払ってね。あと、頼まれてたこれも。」
呆れた顔して商品をカウンターに並べて、請求していた。

。。

「あ、ねこさん。こんにちは。こんばんわ?。何かあったの?」
不思議そうに、見つめていた。
「散々呼び出して、やっとかよ。お前なあ、戻ってるよね。絶対に。」
ウンザリ顔で話していた。
「ねこさんも一緒に、やどやさんに来なかったから寂しかったよ。もう。
ねこさんは、ドジっ子さんです。ぷんぷんだよ。」
可愛い顔でおこっている。

「わかった。もう、わかった。いいからエリカ。エリカちゃん。
もういいだろ?もう戻ろうね。
エリカちゃんは、寝んねしようね。もうお眠だよねえ。」
必死にお願いしている。
「エリカは、そんなに小さい子じゃないから、まだ眠くないよ。
ねこさん。また抱っこ。抱っこ。なでなでしてあげるからあ。こっち来て。
えへへーだっこ。だっきだよ。ふわふわ。ふわふわ。」
可愛い笑みで見つめていた。

前の〆落とされたのを思い出して
「しゃああ。。しゃああ。。。」
毛を逆立てて威嚇する。
「こわいい。ねこさん。ごめんなさい。ごめんなさい。」
(「ねこさん。こわいい。。うるうるしちゃう。こわいい。
えへへー。て。。ん。。い。バシュ。」
ごめんなさい、先輩。まだ食べてないの。もうちょい遊んでてね。)

当然、先輩の目の前が変化して、海のど真ん中に浮いていた。
「ひゅうう。。どぼーーん。。ぶくぶく。ぶくぶく。
おい、エリカ。。ごぼぼぼ。エリカ。ごぼぼぼ。。。
ここ。。ごぼぼぼ。おま。。やっぱ。。」
先輩は、海に転移されて溺れていた。



「ねこさーん。どこ行ったの?隠れんぼ?」
消えたねこさんを探して、キョロキョロしてる。
「ぐううう。。。おなか空いちゃった。良いおじさん。
どこかに居ないかな。良いおじさん。」
フラフラと、店を見ながら歩いて行った。



「あ。あああ。。あ。エリカちゃーーん。おーい、エリカちゃーん。」
大声で、エリカを見つけて叫んでいる。
「あ。。。たたたた。。悪い人だ。たたた。。あ。。びたん。」
慌てて逃げようとしたから、足が絡んで転んでしまった。

「はあはあ。。。はあはあ。。エリカちゃん。。はあ。はあ。。
エリカちゃん。誤解だよ。はあ。はあ。誤解だから。はあ。はあ。はあ。」
必死に走ったから、息が上がって声も途切れていた。
「よいしょ。。悪いおじさんは。ダメ。もう、騙されないもん。
お父さんも言ってた。悪いおじさんは、逃げなさいって。
おじさんは、悪い人だからダメ。もう騙されないもん。
もう、キライ。大嫌い。おじさん嫌いなの。もう来ないで。泣いちゃうよ。
うぇえ。うぇえ。。。。ぐううう。。うぇえ。ぐううう。ぐううう。」
恥ずかしそうに、お腹が空いてたのを誤魔化すようにうつむいていた。

「解った。おじさん。おじさんねえ。エリカちゃんに、
ご飯をプレゼントさせて。ご飯だよ。ご飯。
誤解された訳を聞いてくれたら、ご飯をプレゼントしてあげるよ。」
相手が聞いてくれそうで、嬉しそうに見つめていた。
「誤解?聞くだけでいいの?ぐううう。。ぐううう。
じゃあ、食べながらならいいよ。」
疑うように話していた。
「うんうん。じゃあ、あのお店でいいかな。お肉でいいかな?」
「エリカ、肉好きなの。あははは。ありがとう、おじさん。」
嬉しそうに笑っていた。


エリカの一人冒険は続きます。
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