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夢を叶えるには!
65 だって赤ちゃん以来吸ってないから
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六十五話 だって赤ちゃん以来吸ってないから
「【神の聖水】?」
「と、とりあえず見てみましょうか。」
ウルゼッタが【神の聖水】の詳細を表示させる。
●神の聖水:飲むと体力と魔力を全開させる。
「ー…おぉ。」
これは便利なスキルだ。
これがあれば私の習得したデメリットがある魔法の1つ…【生命の泉】を発動させなくてすむ。
そう私がホッと胸をなで下ろしているとー…。
「やっぱり母乳ではないですかーーー!!!」
ウルゼッタは再び絆創膏の中心から溢れ出す白い液体をマジマジと見ながら突っ込む。
「あー、まぁ確かに母乳だよね。」
「私まだ子供を作ったことなんてありませんわ!」
「処女だもんね。」
「えぇ! 私の純潔は将来の旦那様に捧げると決めておりますので!」
ウルゼッタは胸を張ってフンと息を鳴らす。
その間にも溢れ出る液体が下へと垂れていく。
なんていうかそのー…あれだよね。
私はゆっくりと顔をウルゼッタのそこに近づけていく。
「ど、どうかしましたか?」
ウルゼッタが少し恥ずかしそうに私をみる。
私は一呼吸置いて覚悟を決め、胸の前でウルゼッタを見上げながらこうお願いした。
「直接さ、吸ってみていい?」
「なー…っ! なななな…なんですって!!??」
ウルゼッタは顔を真っ赤にしながら後ろに下がり私から距離をとる。
「だってそんなの見たら好奇心が! いいじゃん回復薬みたいなもんだし!」
「そ、それは…そうですがー…。」
ウルゼッタは私を見ながら少し考え、何かブツブツ呟き出す。
「そうですよね、これは回復薬。回復薬は飲むものですもんね…決してやましいことではー…。」
そして覚悟を決めたのかどうぞと私に胸を突き出した。
私の目の前には絆創膏の中心から溢れ出る液体。
「ど…どっちから吸おう。」
赤ちゃんもそんな気持ちなのかな。
私は顔と距離の近かった向かって左の絆創膏に吸い付いた。
「ー…っ!!」
ウルゼッタの身体がビクンと反応する。
私はそんなことなど気にせずに絆創膏に吸いつきながら液体を飲んでみた。
ーー…美味しい。
体の中全体が潤っていくのが分かる。
「ー…ど、どうですの?」
ウルゼッタが私の頭を撫でながら尋ねる。
「うん。これ美味しいよ!」
「そ、そうですか…それは良かったですわ。」
私はその味に病みつきになり、しばらくの間ウルゼッタかの胸から離れなかった。
そして気づくとー…。
「お姉ちゃんたち、何してるの?」
「「え??」」
声のする方に視線を向けると、そこには寝起きのヒミコ。
目を擦りながらこちらを不思議そうに見つめている。
「あ、いや! ヒミコちゃん、えっとね…!」
「そそそうですの! これは私のママになる練習ですの! ね、ナタリーさん!」
「そうそう! ウルゼッタがどうしても吸って欲しいって言うから。」
「ナタリーさん!? そこは真実を仰ってもらわないと困りますわ!」
「んんーーーー??」
私は挑発的な目をウルゼッタに向けながら溢れ出る液体を強く吸う。
「んんんっー…!!! そ、それ卑怯ですわ!!」
「んーーー?」
私は吸引を続ける。
「わ、わかりました! そうですわ! 私がお願いしたんですの!」
「そうなんだー。みーちゃんも手伝おうか?」
ヒミコがテチテチとウルゼッタに歩み寄る。
「いえそのお気持ちだけで十分ですわありがとうございます!」
「えー、飲ませてあげなよー。」
「ナタリー!!??」
この騒がしい朝のやりとりは昼前まで続いた。
「【神の聖水】?」
「と、とりあえず見てみましょうか。」
ウルゼッタが【神の聖水】の詳細を表示させる。
●神の聖水:飲むと体力と魔力を全開させる。
「ー…おぉ。」
これは便利なスキルだ。
これがあれば私の習得したデメリットがある魔法の1つ…【生命の泉】を発動させなくてすむ。
そう私がホッと胸をなで下ろしているとー…。
「やっぱり母乳ではないですかーーー!!!」
ウルゼッタは再び絆創膏の中心から溢れ出す白い液体をマジマジと見ながら突っ込む。
「あー、まぁ確かに母乳だよね。」
「私まだ子供を作ったことなんてありませんわ!」
「処女だもんね。」
「えぇ! 私の純潔は将来の旦那様に捧げると決めておりますので!」
ウルゼッタは胸を張ってフンと息を鳴らす。
その間にも溢れ出る液体が下へと垂れていく。
なんていうかそのー…あれだよね。
私はゆっくりと顔をウルゼッタのそこに近づけていく。
「ど、どうかしましたか?」
ウルゼッタが少し恥ずかしそうに私をみる。
私は一呼吸置いて覚悟を決め、胸の前でウルゼッタを見上げながらこうお願いした。
「直接さ、吸ってみていい?」
「なー…っ! なななな…なんですって!!??」
ウルゼッタは顔を真っ赤にしながら後ろに下がり私から距離をとる。
「だってそんなの見たら好奇心が! いいじゃん回復薬みたいなもんだし!」
「そ、それは…そうですがー…。」
ウルゼッタは私を見ながら少し考え、何かブツブツ呟き出す。
「そうですよね、これは回復薬。回復薬は飲むものですもんね…決してやましいことではー…。」
そして覚悟を決めたのかどうぞと私に胸を突き出した。
私の目の前には絆創膏の中心から溢れ出る液体。
「ど…どっちから吸おう。」
赤ちゃんもそんな気持ちなのかな。
私は顔と距離の近かった向かって左の絆創膏に吸い付いた。
「ー…っ!!」
ウルゼッタの身体がビクンと反応する。
私はそんなことなど気にせずに絆創膏に吸いつきながら液体を飲んでみた。
ーー…美味しい。
体の中全体が潤っていくのが分かる。
「ー…ど、どうですの?」
ウルゼッタが私の頭を撫でながら尋ねる。
「うん。これ美味しいよ!」
「そ、そうですか…それは良かったですわ。」
私はその味に病みつきになり、しばらくの間ウルゼッタかの胸から離れなかった。
そして気づくとー…。
「お姉ちゃんたち、何してるの?」
「「え??」」
声のする方に視線を向けると、そこには寝起きのヒミコ。
目を擦りながらこちらを不思議そうに見つめている。
「あ、いや! ヒミコちゃん、えっとね…!」
「そそそうですの! これは私のママになる練習ですの! ね、ナタリーさん!」
「そうそう! ウルゼッタがどうしても吸って欲しいって言うから。」
「ナタリーさん!? そこは真実を仰ってもらわないと困りますわ!」
「んんーーーー??」
私は挑発的な目をウルゼッタに向けながら溢れ出る液体を強く吸う。
「んんんっー…!!! そ、それ卑怯ですわ!!」
「んーーー?」
私は吸引を続ける。
「わ、わかりました! そうですわ! 私がお願いしたんですの!」
「そうなんだー。みーちゃんも手伝おうか?」
ヒミコがテチテチとウルゼッタに歩み寄る。
「いえそのお気持ちだけで十分ですわありがとうございます!」
「えー、飲ませてあげなよー。」
「ナタリー!!??」
この騒がしい朝のやりとりは昼前まで続いた。
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