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僕と社長
僕と社長⑥
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会社に着くと亜美さんは朝から忙しくバタバタしていた。
午後は来客の予定ですでに社長室に来ていた。僕はお茶を入れて社長室へ向かった。
「………なのよー♪」
「でねー……よ♪」
社長室のドアの前に来ると中から何やら楽しそうに話をしていて、どうやら美園さんが来ているようだった。
「美園ちゃんのおかげで、ようやくユウちゃん落ちたわよ~」
「もう、急に連絡してくるからビックリしたわよ~ちゃんとあの子の手術費用払ってよ~」
「もちろんよ~♪綺麗にしてね~」
(え?………)
僕は社長室の前で中に入れず動揺した。
まさか美園さんは最初から亜美さんに頼まれて僕に近づいてきたのかと。
そして僕は話が一段落ついたところでお茶を持って社長室に入った。
「失礼します。お茶をお持ちしました」
「ありがとう、そこに置いてくれる?あとは私がやるわ」
「あら~山名さん♪こんにちわ~これからヨロシクね~近日中には手術できるわよ」
「は、はい……では失礼しました」
僕は混乱していた。
今までの出来事はどこまでが本当でどこまでが亜美さんのシナリオなのか。
社長室での亜美さんの言葉が頭から離れなかった。
「やっとユウちゃんを落としたわよ」
そして僕は自分のデスクに戻り仕事をしながらも考えていた。
亜美さんの僕に対する気持ちは本当は何なのか。
僕を性転換させるのは何故か……
そして僕は考えた。
もし本当に亜美さんの言う通り女の子にならなければ家族はバラバラのままになる。
しかし女の子になってしまったら僕は男として生きていく事が出来なくなってしまう。
悩んでいると亜美さんからラインが届いた。
「ユウちゃん今日はどうする?うち泊まる?」
「今日はちょっと自分の家に帰ります」
「そっか……じゃあまた明日ねー」
「はい、ありがとうございます」
亜美さんには申し訳ないが今は一人になりたかった。
午後は来客の予定ですでに社長室に来ていた。僕はお茶を入れて社長室へ向かった。
「………なのよー♪」
「でねー……よ♪」
社長室のドアの前に来ると中から何やら楽しそうに話をしていて、どうやら美園さんが来ているようだった。
「美園ちゃんのおかげで、ようやくユウちゃん落ちたわよ~」
「もう、急に連絡してくるからビックリしたわよ~ちゃんとあの子の手術費用払ってよ~」
「もちろんよ~♪綺麗にしてね~」
(え?………)
僕は社長室の前で中に入れず動揺した。
まさか美園さんは最初から亜美さんに頼まれて僕に近づいてきたのかと。
そして僕は話が一段落ついたところでお茶を持って社長室に入った。
「失礼します。お茶をお持ちしました」
「ありがとう、そこに置いてくれる?あとは私がやるわ」
「あら~山名さん♪こんにちわ~これからヨロシクね~近日中には手術できるわよ」
「は、はい……では失礼しました」
僕は混乱していた。
今までの出来事はどこまでが本当でどこまでが亜美さんのシナリオなのか。
社長室での亜美さんの言葉が頭から離れなかった。
「やっとユウちゃんを落としたわよ」
そして僕は自分のデスクに戻り仕事をしながらも考えていた。
亜美さんの僕に対する気持ちは本当は何なのか。
僕を性転換させるのは何故か……
そして僕は考えた。
もし本当に亜美さんの言う通り女の子にならなければ家族はバラバラのままになる。
しかし女の子になってしまったら僕は男として生きていく事が出来なくなってしまう。
悩んでいると亜美さんからラインが届いた。
「ユウちゃん今日はどうする?うち泊まる?」
「今日はちょっと自分の家に帰ります」
「そっか……じゃあまた明日ねー」
「はい、ありがとうございます」
亜美さんには申し訳ないが今は一人になりたかった。
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