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10月 4
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「・・・両親は?」
「・・・誘拐されてからは離れて暮らしてた。仲悪くなってたし別に良いよ。保護された後は、警察からそのままフルールに来たね」
「・・・・・・」
「ルピナス?」
反応が無い。やはりこんな話聞かせるべきじゃない。ヒイラギの奴、収穫祭で噛みついた事、実は怒ってたんじゃないか!
ヤマブキはヒイラギを睨むが・・・
「・・・ぐすっ」
「な、泣いてる?ほら、ボクもクッキーあげるから!気にしないで!」
「あ、ありがと・・・」
カスミもクッキーを貰い、おずおずと口を開く。
「ヤマブキ・・・」
「何?」
「きょうもおてがみきてたって・・・」
「誰がいった?」
ヤマブキは少し冷たい声を出す。
「パパ・・・」
「あっそ。捨てといてくれない?」
「・・・・・・」
ルピナスにはヤマブキの仮装の包帯が怪我をしているみたいに見えてきた。やっぱり両親に逢いたいんじゃないかな・・・?手紙くらい読んでも・・・
「・・・・・・フクジュ先生探してるんでしょ?ソコにいるよ」
「・・・・・・うん」
「あ!パパいた~!」
ヤマブキ君の事は気になったけど、カスミを1人に出来ないので、ルピナスは後を追った。
フクジュ先生はすぐに見つかった。いや、わかりやすかった。
ルピナスはジト目でフクジュを見る。
「・・・先生?」
「な、何だ?」
冷や汗をかいているフクジュはにこやかに笑いながら応じる。自分でもわかっているらしい。ルピナスはジト目のまま尋ねる。
「あの・・・それは何の仮装ですか?」
「か・・・科学者だ?マッドサイエンティスト!よく聞くだろう?」
「・・・何時もの白衣とどう違うんですか?」
フクジュ先生はいつもの姿と全く変わっていない。カエデ君みたいに何か着けているわけでもない。強いて言えば、白衣がボロボロになっているくらいだ。
カスミが慌てて捲し立てる。
「ルピナス違う!あれは1ばんふるくって、パパがサイズまちがえてかっちゃってね?めんどうだってそでとかきっちゃったけど、ボロボロになりすぎてタンスのこやしになってるヤツなの!カスミの衣裳に頑張ってくれたのバレて自分の忘れてたのバレちゃうからナイショ!!!!」
大声だったので周りから小さくクスクスと笑い声が聞こえる。
「カスミ・・・全部バラしてる」
「なんでバレた!?」
「お前が今言った!・・・全部見てたのか?」
「・・・うん。あ、でもちゃんとよごしてきたのエラいよ!えのぐ?」
肩口に赤い汚れが着いている。
「・・・お昼のナポリタンだ」
「おいしかった?」
「・・・あぁ」
「よかった!」
よかった。カスミちゃん、毎回ご飯運んでるし、先生もちゃんとご飯食べてるみたい
「ルピナス!」
「ナズナお兄ちゃん!吸血鬼だ」
白いシャツと黒いパンツ。黒いマントと口元のは牙かな?白い眼とよく似合う!カッコいいなぁ~
「うん、こんにちはカボチャさん。あれ?帽子なんて珍しいね?」
ナズナは帽子の上からいつものように撫でる。
「うん、つい買っちゃった」
「よく似合ってるよ。はい、あげるね」
ナズナはルピナスにチョコレートのお菓子を渡す。
「可愛い!」
「それね、ルピナスの好きなイチゴをチョコで包んだ
「見つけたルピナス!」
「アスター君!」
「・・・・・・・・・・・・」
ナズナは自分の心が凍りそうな怒りを感じ、マントの下で固く手を握る。指先が光っているのを押さえる。・・・また彼に遮られた。
「ほい、チョーカー!ようやく届いたぜ」
アスターは袋からチョーカーを取り出して渡す。
「わぁ!かわいい!ありがとう!」
「オレはもう着けた」
確かに首元に赤いチョーカーが着いている。
アスター君の衣裳は少しボロボロの茶色いニットと茶色のチェックのズボンからは尻尾が生えている。ニット帽にはとんがった茶色い耳。赤いチョーカーはこうしてみると首輪に見える。
「あ、犬?たしかにアスター君は犬っぽ
「狼男だ!!」
「はいはいよしよーし。あ、本当にふわふわだね」
ふわふわで驚いたと言っていたのが気になって撫でると想像以上にふわふわだった。
「ちょっとルピ
「あんまり撫でるな・・・!あ、なら・・・」
「ん?ちょっ、何?」
ナズナがルピナスを止めようとしたらアスターはルピナスの持っていたチョーカーを取り上げる。そのままルピナスを抱きしめるように囲う。
「ちょっと何をして!」
ナズナがアスターの右腕を掴み止めようとするがかわされる。ナズナも運動は得意な方だが、運動神経だけが取り柄のアスターにはさすがにナズナも敵わない。
「ナズナか?うるさいなぁルピナスも動くなって、よっと・・・よし、できた」
アスターはようやく離れた。
「首に何かしたの?」
ルピナスは首元に触れるとチョーカーが着いていた。アスターのより少し細いタイプだ。
「ん、似合ってる!」
「つけてくれたの?ありがとう」
ナズナは血の気が引いている。何としても阻止しなければいけなかったのに!ルピナスは呑気に嬉しそうにお礼を言っている・・・・・・!ナズナは口を魚のようにぱくぱくしながら何とか言葉を紡ぐ。
「ちょっと・・・待て、そ
「いやだオソロイ~!」
「ペアルックか・・・」
魔女のモミジと黒猫のカエデが何処からかやってきてからかう
『カップルみたい』
「へ?」
「ん?」
ルピナスとアスターは今気づいたのか固まり、双子は更にからかう。
「ねぇモミジ、チョーカーもネックレスと同じ意味だよね」
「えぇ、かなり近いわよカエデ『そばにいたい』とか『独占してみたい』って意味よ」
『へ!?』
固まった2人はどんどん顔が赤くなっていくがモミジは更に更に続ける。
「ちなみに着けてる側は『束縛されてる』とか『彼氏がい
「ちょっと!そんなんじゃ!!」
「もう、あっち行けお前ら!!」
鈍い2人もさすがに恥ずかしくなり赤くなって講義する。
『はいはーい』
双子が行ってしまうとアスターはそっぽを向いて言った。
「・・・あ、あーあ、ミニスカナース見たかった!」
「ま、まだ言うかこのセクハラ狼!」
ポカリと叩かれて2人はじゃれ合うが、やりとりを見ている事しか出来なかったナズナは実行を決めた。必要な時に取りに来いと言われた為だ。
「・・・僕もちょっと行くね」
「あ、え?うん!」
「あ!その帽子見た事あるな!」
「今さら?えへへ、ネットの、思いきって買っちゃた。あったかいしかわいい」
「ん、よく似合ってる」
アスターはいつものようにポンポンする。
「えへへ~アスター君のおかげだよ」
「へ?」
「相談して良かったよ。頼りになるよね!」
きょとんとしていたアスターはバッと下を向く。珍しく小さな声で呟く。
「もっかい・・・」
「ん?」
「・・・誘拐されてからは離れて暮らしてた。仲悪くなってたし別に良いよ。保護された後は、警察からそのままフルールに来たね」
「・・・・・・」
「ルピナス?」
反応が無い。やはりこんな話聞かせるべきじゃない。ヒイラギの奴、収穫祭で噛みついた事、実は怒ってたんじゃないか!
ヤマブキはヒイラギを睨むが・・・
「・・・ぐすっ」
「な、泣いてる?ほら、ボクもクッキーあげるから!気にしないで!」
「あ、ありがと・・・」
カスミもクッキーを貰い、おずおずと口を開く。
「ヤマブキ・・・」
「何?」
「きょうもおてがみきてたって・・・」
「誰がいった?」
ヤマブキは少し冷たい声を出す。
「パパ・・・」
「あっそ。捨てといてくれない?」
「・・・・・・」
ルピナスにはヤマブキの仮装の包帯が怪我をしているみたいに見えてきた。やっぱり両親に逢いたいんじゃないかな・・・?手紙くらい読んでも・・・
「・・・・・・フクジュ先生探してるんでしょ?ソコにいるよ」
「・・・・・・うん」
「あ!パパいた~!」
ヤマブキ君の事は気になったけど、カスミを1人に出来ないので、ルピナスは後を追った。
フクジュ先生はすぐに見つかった。いや、わかりやすかった。
ルピナスはジト目でフクジュを見る。
「・・・先生?」
「な、何だ?」
冷や汗をかいているフクジュはにこやかに笑いながら応じる。自分でもわかっているらしい。ルピナスはジト目のまま尋ねる。
「あの・・・それは何の仮装ですか?」
「か・・・科学者だ?マッドサイエンティスト!よく聞くだろう?」
「・・・何時もの白衣とどう違うんですか?」
フクジュ先生はいつもの姿と全く変わっていない。カエデ君みたいに何か着けているわけでもない。強いて言えば、白衣がボロボロになっているくらいだ。
カスミが慌てて捲し立てる。
「ルピナス違う!あれは1ばんふるくって、パパがサイズまちがえてかっちゃってね?めんどうだってそでとかきっちゃったけど、ボロボロになりすぎてタンスのこやしになってるヤツなの!カスミの衣裳に頑張ってくれたのバレて自分の忘れてたのバレちゃうからナイショ!!!!」
大声だったので周りから小さくクスクスと笑い声が聞こえる。
「カスミ・・・全部バラしてる」
「なんでバレた!?」
「お前が今言った!・・・全部見てたのか?」
「・・・うん。あ、でもちゃんとよごしてきたのエラいよ!えのぐ?」
肩口に赤い汚れが着いている。
「・・・お昼のナポリタンだ」
「おいしかった?」
「・・・あぁ」
「よかった!」
よかった。カスミちゃん、毎回ご飯運んでるし、先生もちゃんとご飯食べてるみたい
「ルピナス!」
「ナズナお兄ちゃん!吸血鬼だ」
白いシャツと黒いパンツ。黒いマントと口元のは牙かな?白い眼とよく似合う!カッコいいなぁ~
「うん、こんにちはカボチャさん。あれ?帽子なんて珍しいね?」
ナズナは帽子の上からいつものように撫でる。
「うん、つい買っちゃった」
「よく似合ってるよ。はい、あげるね」
ナズナはルピナスにチョコレートのお菓子を渡す。
「可愛い!」
「それね、ルピナスの好きなイチゴをチョコで包んだ
「見つけたルピナス!」
「アスター君!」
「・・・・・・・・・・・・」
ナズナは自分の心が凍りそうな怒りを感じ、マントの下で固く手を握る。指先が光っているのを押さえる。・・・また彼に遮られた。
「ほい、チョーカー!ようやく届いたぜ」
アスターは袋からチョーカーを取り出して渡す。
「わぁ!かわいい!ありがとう!」
「オレはもう着けた」
確かに首元に赤いチョーカーが着いている。
アスター君の衣裳は少しボロボロの茶色いニットと茶色のチェックのズボンからは尻尾が生えている。ニット帽にはとんがった茶色い耳。赤いチョーカーはこうしてみると首輪に見える。
「あ、犬?たしかにアスター君は犬っぽ
「狼男だ!!」
「はいはいよしよーし。あ、本当にふわふわだね」
ふわふわで驚いたと言っていたのが気になって撫でると想像以上にふわふわだった。
「ちょっとルピ
「あんまり撫でるな・・・!あ、なら・・・」
「ん?ちょっ、何?」
ナズナがルピナスを止めようとしたらアスターはルピナスの持っていたチョーカーを取り上げる。そのままルピナスを抱きしめるように囲う。
「ちょっと何をして!」
ナズナがアスターの右腕を掴み止めようとするがかわされる。ナズナも運動は得意な方だが、運動神経だけが取り柄のアスターにはさすがにナズナも敵わない。
「ナズナか?うるさいなぁルピナスも動くなって、よっと・・・よし、できた」
アスターはようやく離れた。
「首に何かしたの?」
ルピナスは首元に触れるとチョーカーが着いていた。アスターのより少し細いタイプだ。
「ん、似合ってる!」
「つけてくれたの?ありがとう」
ナズナは血の気が引いている。何としても阻止しなければいけなかったのに!ルピナスは呑気に嬉しそうにお礼を言っている・・・・・・!ナズナは口を魚のようにぱくぱくしながら何とか言葉を紡ぐ。
「ちょっと・・・待て、そ
「いやだオソロイ~!」
「ペアルックか・・・」
魔女のモミジと黒猫のカエデが何処からかやってきてからかう
『カップルみたい』
「へ?」
「ん?」
ルピナスとアスターは今気づいたのか固まり、双子は更にからかう。
「ねぇモミジ、チョーカーもネックレスと同じ意味だよね」
「えぇ、かなり近いわよカエデ『そばにいたい』とか『独占してみたい』って意味よ」
『へ!?』
固まった2人はどんどん顔が赤くなっていくがモミジは更に更に続ける。
「ちなみに着けてる側は『束縛されてる』とか『彼氏がい
「ちょっと!そんなんじゃ!!」
「もう、あっち行けお前ら!!」
鈍い2人もさすがに恥ずかしくなり赤くなって講義する。
『はいはーい』
双子が行ってしまうとアスターはそっぽを向いて言った。
「・・・あ、あーあ、ミニスカナース見たかった!」
「ま、まだ言うかこのセクハラ狼!」
ポカリと叩かれて2人はじゃれ合うが、やりとりを見ている事しか出来なかったナズナは実行を決めた。必要な時に取りに来いと言われた為だ。
「・・・僕もちょっと行くね」
「あ、え?うん!」
「あ!その帽子見た事あるな!」
「今さら?えへへ、ネットの、思いきって買っちゃた。あったかいしかわいい」
「ん、よく似合ってる」
アスターはいつものようにポンポンする。
「えへへ~アスター君のおかげだよ」
「へ?」
「相談して良かったよ。頼りになるよね!」
きょとんとしていたアスターはバッと下を向く。珍しく小さな声で呟く。
「もっかい・・・」
「ん?」
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