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2巻
1_リスペクトとトレースが似て非なる断定はできない ①
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「ペンだこが痛いし、腱鞘炎にもなりそうなんですけど」
「ウッセタコ助! 喋ル元気ガアンナラ黙ッテ手ヲ動カセ!」
季節は七月。夏が本格的にその猛威の牙を剥く時期だ。
夏休みという学生のオアシスがすぐそこまで迫っているが、俺には二つの大きな壁が立ちはだかっている。
一つは期末試験。
中間試験は奇跡的に赤点を回避できたが、今回も赤点は絶対に許されない。
「大体、なんで俺がこんなことを……」
隣で新山鷹章とかいう愚か者が愚かなぼやきを抜かしている。
コイツは短大二年生でありながら内定すら決まっていない、人生の先輩としての威厳が皆無な可哀想な輩だ。
今はコイツに対して細かく対応する余裕などない。
何故なら、一学期も佳境に差し掛かってるにも関わらず、俺が抱えるノルマがほとんど進んでないからだ!
それがもう一つの壁だ。
「俺ノ留年ガカカッテルンダゾ。責任重大ダ」
「こっちには何も影響しない話なんだけど……」
俺は一年次で赤点があり、本来であれば落第で留年だったんだが、教師への渾身の土下座と泣き落としにより、お情けで特例での仮進級を勝ち取った。
しかしその代償はあまりにも大きく、一年次の全教科書の全ページをノートに写して一学期の終業式までに提出しなければならない。
そんなことをして俺の人生になんの得があるのかは全く分からんが、こちらは情けを頂いた身。そうしろと条件を突き付けられた以上は従う他ない。
ノルマ未達成イコール二年での留年が確定してしまうからな。それだけは何が何でも阻止しなければならない!
「そもそも、自業自得の責任を俺まで無償で背負わされてることに疑問と不満しかないんだよなぁ」
「黙ッテヤレト言ウテオロウガ!! 口ニ瞬間接着剤ヲツケラレタイノカ!?」
「なんでボランティアさせられてる上にキレられないといけないの!? 怒りたいのは俺の方なんだけど!?」
「アンダァポンコツボッチ底辺短大生無勢ガ!!」
貴様が偉そうな態度に出るなら、こっちも強硬手段を行使する他ないな。いいだろうこの場で貴様に神の裁きを与えて――――
「図書館ではお静かに」
「すみません」
「スーマセェイ」
ホレ見ろ、お前のせいで司書に叱られたぞ。死んで全世界へ詫び入れろや。
あっ、けど教科書を写し終えるまでは死んでくれるなよ。
「ムムムッ?」
と、新山が写してるノートをチラ見したところ、奴の書いてる字が汚さのあまり踊っているのに気がついた。
「ヲ前、字ガ滅茶苦茶汚ェナァ」
新山の字は、それはそれは見るに耐えない雑さだった。文字毎に角度も大きさも全部がバラバラだ。コイツの心情を表しているのか?
「字に綺麗さは必要ないべ。字が綺麗なだけの馬鹿に価値はあるか?」
「ソノ理屈ダト、字ガ汚ェ戸阿帆高校卒ノヲ前ハコノ世デ一番価値ガネェワ」
戸阿帆高校は県内随一の底辺ヤンキークソバカ高校だ。
低学歴なら、せめて字くらい美しく書こうとは考え至らないのか。
「かくいうお前もそんなに綺麗じゃないよな」
新山は俺のノートを見て、あろうことか生意気にも謎のカウンターを繰り出してきやがった。
「ハ!? 字ハソイツノ人格ト本質ヲ表ス! ユエニ俺ノ字ガ汚ェハズガネェ!!」
感覚がおかしいであろうコイツにそんなことを言われるとは、腹立たしい! 実に腹立たしい!
俺は自分のノートを両手で持って今一度見つめるが、どこからどう見ても汚くはない。
それをコイツは……。
怒りは収まらず、俺の手はわなわなと震え、ノートに地震を巻き起こす。
その威力はすこぶる大きくて――――
ビリーッ!
「ワチャアアァァーーーーッ!? セッカク写シタページガ破レチマッタ!! 救急車ヲ呼ベ!!」
数ページ分の紙が破れてしまった!
お、おお俺がノートを写した時間が一部無駄になっちまったじゃねーか! この浪費は今後の人生に多大な悪影響を与えるに違いない!
「オイ新山貴様ドウシテクレル!? 裁判ハ長期戦ニナルゾ!」
「俺が悪い要素ドコォ??」
新山はマヌケ面でしらばっくれてるが、破れた俺のノートが何よりの証拠だ。
「人材ノ工数ノ無駄! 破レタ紙ノ経費ト資源ノ無駄! コノ贖罪ハ高クツクゼ!」
「文句言ってる間にセロハンテープを貼るなりすればいいのでは?」
俺は新山にありがたい説教をかますが、新山は破れたノートの切れ端を見て、一つ溜息を吐いた。
「そもそもだけど、馬鹿正直に全ページ写す必要あるか? ちょこちょこサボってもバレないでしょ。先生だって暇じゃないんだ、全部のページをちまちま確認する時間はないよ」
コイツ、人事だと思ってサボろうとしてるな!? その腐った発想がもう、ダメダーメ!
「怠慢カマシテモシバレタラ、貴様ハ責任取レルノカ? 中卒ニナッタ俺ノ人生ヲ補償スル覚悟ハアルノカ!?」
「逆に俺の時間を奪ってるお前に謝罪と賠償を要求したいんだけど?」
「ヴァカ言エ。コレヲ写スコトデ貴様ハ人並ミノ、最低限ノ学力ヲ手ニデキルンダ。WIN―WINダゾ」
「うーん……? そう言われると、そんな気もしてきた……」
新山は顎に手を当てて何やら考えはじめた。俺としては、思考じゃなくて手を動かしてほしいんだがな。
「――いんや、やっぱりおかしい! 俺がこんなことする道理はない!」
何が気に食わないのか、コイツは机をバン! と叩いて俺に抗議する。
バカが。貴様が俺に口論でも肉弾戦でも勝てたことがあったかよ!
「ンダトコノ童貞野郎! 自分ノコトシカ考エラレナイカラ、ヲ前ハイツマデ経ッテモ女ノ一人モデキネェンダヨ! ヲ前ハ一生ラブホニハ――――」
「図書館ではお静かに願います!」
「すいません」
「スゥマセィ」
俺たちは再度、司書からの熱い叱責を受ける羽目になった。
「てか、字を綺麗に書いても調子のいい奴らが『ノート写させてよ』って寄生虫のように沸いて出てくるだけだぞ。普段はこっちの存在すら認識してないくせに、そういう時だけ近づいてくる。だったら他人には解読できない字で書いた方がノートを貸さずに済むし、俺も不快な気持ちにならない」
「ヲ前、人生デ何ガアッタラソンナ闇ガ深イ考エニ思イ至ルンダヨ」
新山が虚しい持論を語ったが、真面目に可哀想な奴だ。どんな人生を送っているか容易に想像できてしまう。
「自分で書いてるのにたまに自分でも読めない時があるんだけどな」
「ソレハ汚スギダロ。ヤッパ字ニハ人格ガ表レテルワ」
自分でも読めないとか、もはや暗号だろ。
「ま、さっきのページブレイクは事故ということで、引き続きトレース作業を再開しようぜ。口より手を動かせよ」
「ヲ前ニ言ワレズトモ分カットルワ」
ったく。お前ごときが俺様に偉そうに指図すんじゃねーよ、っと。
俺たちは作業を再開させた。
「一旦休憩にしない?」
図書館でノートを写すこと数時間。
新山は生意気にも休憩タイムを所望してきやがったが、まぁいいだろう。適度な休憩を挟むことでパフォーマンス低下を抑える効果はある。
「マッタク、根性モ体力モナイ奴メ。ソンナンデ来年カラ社会人ヤッテケンノカヨ」
「社会人どころか、まだ内定すら貰ってないんだよなぁ」
「何ヤッテンダ! サッサト内定取レヨ! 油売ッテル場合カ!?」
「じゃあ求人探すために今すぐ帰っていいすか?」
「イイ訳ネェダロ!」
「いてっ! 消しゴムを顔面に投げつけるなよ!」
膨大な量の教科書の文章、しかも図表込みを写すのは一人じゃ間に合わないんだよ。
「俺の就活もかなり重要なイベントなんだけどなぁ」
「ンナモン俺ノ人生ニ何ラ関係ネーンダワ」
「お前、自己中すぎない?」
まったく、俺の人生がかかってるんだぞ? お前の就職ごっこと一緒にするなよな。
「十分ダケ休憩ニスッカ。俺ノ施シニ感謝シロ」
「お前が俺に感謝してほしいんだけど……」
「感謝ノ押シツケトカ感ジ悪スギンゾ」
「マジか……ブーメラン発言の上に、助けてる相手からダメ出しされるのか……参ったなぁ」
新山はダルそうに後頭部を掻いているが、まだまだ地獄の教科書トレース作業は続くから覚悟しとけよ。
「そもそも、お前から来たチャットがもう衝撃的だったぞ」
「サプライズハ人ヲ喜バスノニ効果テキメンダカラナ」
「全く嬉しくなかったけどな」
俺は新山とのチャット画面を見つめる。
「ウッセタコ助! 喋ル元気ガアンナラ黙ッテ手ヲ動カセ!」
季節は七月。夏が本格的にその猛威の牙を剥く時期だ。
夏休みという学生のオアシスがすぐそこまで迫っているが、俺には二つの大きな壁が立ちはだかっている。
一つは期末試験。
中間試験は奇跡的に赤点を回避できたが、今回も赤点は絶対に許されない。
「大体、なんで俺がこんなことを……」
隣で新山鷹章とかいう愚か者が愚かなぼやきを抜かしている。
コイツは短大二年生でありながら内定すら決まっていない、人生の先輩としての威厳が皆無な可哀想な輩だ。
今はコイツに対して細かく対応する余裕などない。
何故なら、一学期も佳境に差し掛かってるにも関わらず、俺が抱えるノルマがほとんど進んでないからだ!
それがもう一つの壁だ。
「俺ノ留年ガカカッテルンダゾ。責任重大ダ」
「こっちには何も影響しない話なんだけど……」
俺は一年次で赤点があり、本来であれば落第で留年だったんだが、教師への渾身の土下座と泣き落としにより、お情けで特例での仮進級を勝ち取った。
しかしその代償はあまりにも大きく、一年次の全教科書の全ページをノートに写して一学期の終業式までに提出しなければならない。
そんなことをして俺の人生になんの得があるのかは全く分からんが、こちらは情けを頂いた身。そうしろと条件を突き付けられた以上は従う他ない。
ノルマ未達成イコール二年での留年が確定してしまうからな。それだけは何が何でも阻止しなければならない!
「そもそも、自業自得の責任を俺まで無償で背負わされてることに疑問と不満しかないんだよなぁ」
「黙ッテヤレト言ウテオロウガ!! 口ニ瞬間接着剤ヲツケラレタイノカ!?」
「なんでボランティアさせられてる上にキレられないといけないの!? 怒りたいのは俺の方なんだけど!?」
「アンダァポンコツボッチ底辺短大生無勢ガ!!」
貴様が偉そうな態度に出るなら、こっちも強硬手段を行使する他ないな。いいだろうこの場で貴様に神の裁きを与えて――――
「図書館ではお静かに」
「すみません」
「スーマセェイ」
ホレ見ろ、お前のせいで司書に叱られたぞ。死んで全世界へ詫び入れろや。
あっ、けど教科書を写し終えるまでは死んでくれるなよ。
「ムムムッ?」
と、新山が写してるノートをチラ見したところ、奴の書いてる字が汚さのあまり踊っているのに気がついた。
「ヲ前、字ガ滅茶苦茶汚ェナァ」
新山の字は、それはそれは見るに耐えない雑さだった。文字毎に角度も大きさも全部がバラバラだ。コイツの心情を表しているのか?
「字に綺麗さは必要ないべ。字が綺麗なだけの馬鹿に価値はあるか?」
「ソノ理屈ダト、字ガ汚ェ戸阿帆高校卒ノヲ前ハコノ世デ一番価値ガネェワ」
戸阿帆高校は県内随一の底辺ヤンキークソバカ高校だ。
低学歴なら、せめて字くらい美しく書こうとは考え至らないのか。
「かくいうお前もそんなに綺麗じゃないよな」
新山は俺のノートを見て、あろうことか生意気にも謎のカウンターを繰り出してきやがった。
「ハ!? 字ハソイツノ人格ト本質ヲ表ス! ユエニ俺ノ字ガ汚ェハズガネェ!!」
感覚がおかしいであろうコイツにそんなことを言われるとは、腹立たしい! 実に腹立たしい!
俺は自分のノートを両手で持って今一度見つめるが、どこからどう見ても汚くはない。
それをコイツは……。
怒りは収まらず、俺の手はわなわなと震え、ノートに地震を巻き起こす。
その威力はすこぶる大きくて――――
ビリーッ!
「ワチャアアァァーーーーッ!? セッカク写シタページガ破レチマッタ!! 救急車ヲ呼ベ!!」
数ページ分の紙が破れてしまった!
お、おお俺がノートを写した時間が一部無駄になっちまったじゃねーか! この浪費は今後の人生に多大な悪影響を与えるに違いない!
「オイ新山貴様ドウシテクレル!? 裁判ハ長期戦ニナルゾ!」
「俺が悪い要素ドコォ??」
新山はマヌケ面でしらばっくれてるが、破れた俺のノートが何よりの証拠だ。
「人材ノ工数ノ無駄! 破レタ紙ノ経費ト資源ノ無駄! コノ贖罪ハ高クツクゼ!」
「文句言ってる間にセロハンテープを貼るなりすればいいのでは?」
俺は新山にありがたい説教をかますが、新山は破れたノートの切れ端を見て、一つ溜息を吐いた。
「そもそもだけど、馬鹿正直に全ページ写す必要あるか? ちょこちょこサボってもバレないでしょ。先生だって暇じゃないんだ、全部のページをちまちま確認する時間はないよ」
コイツ、人事だと思ってサボろうとしてるな!? その腐った発想がもう、ダメダーメ!
「怠慢カマシテモシバレタラ、貴様ハ責任取レルノカ? 中卒ニナッタ俺ノ人生ヲ補償スル覚悟ハアルノカ!?」
「逆に俺の時間を奪ってるお前に謝罪と賠償を要求したいんだけど?」
「ヴァカ言エ。コレヲ写スコトデ貴様ハ人並ミノ、最低限ノ学力ヲ手ニデキルンダ。WIN―WINダゾ」
「うーん……? そう言われると、そんな気もしてきた……」
新山は顎に手を当てて何やら考えはじめた。俺としては、思考じゃなくて手を動かしてほしいんだがな。
「――いんや、やっぱりおかしい! 俺がこんなことする道理はない!」
何が気に食わないのか、コイツは机をバン! と叩いて俺に抗議する。
バカが。貴様が俺に口論でも肉弾戦でも勝てたことがあったかよ!
「ンダトコノ童貞野郎! 自分ノコトシカ考エラレナイカラ、ヲ前ハイツマデ経ッテモ女ノ一人モデキネェンダヨ! ヲ前ハ一生ラブホニハ――――」
「図書館ではお静かに願います!」
「すいません」
「スゥマセィ」
俺たちは再度、司書からの熱い叱責を受ける羽目になった。
「てか、字を綺麗に書いても調子のいい奴らが『ノート写させてよ』って寄生虫のように沸いて出てくるだけだぞ。普段はこっちの存在すら認識してないくせに、そういう時だけ近づいてくる。だったら他人には解読できない字で書いた方がノートを貸さずに済むし、俺も不快な気持ちにならない」
「ヲ前、人生デ何ガアッタラソンナ闇ガ深イ考エニ思イ至ルンダヨ」
新山が虚しい持論を語ったが、真面目に可哀想な奴だ。どんな人生を送っているか容易に想像できてしまう。
「自分で書いてるのにたまに自分でも読めない時があるんだけどな」
「ソレハ汚スギダロ。ヤッパ字ニハ人格ガ表レテルワ」
自分でも読めないとか、もはや暗号だろ。
「ま、さっきのページブレイクは事故ということで、引き続きトレース作業を再開しようぜ。口より手を動かせよ」
「ヲ前ニ言ワレズトモ分カットルワ」
ったく。お前ごときが俺様に偉そうに指図すんじゃねーよ、っと。
俺たちは作業を再開させた。
「一旦休憩にしない?」
図書館でノートを写すこと数時間。
新山は生意気にも休憩タイムを所望してきやがったが、まぁいいだろう。適度な休憩を挟むことでパフォーマンス低下を抑える効果はある。
「マッタク、根性モ体力モナイ奴メ。ソンナンデ来年カラ社会人ヤッテケンノカヨ」
「社会人どころか、まだ内定すら貰ってないんだよなぁ」
「何ヤッテンダ! サッサト内定取レヨ! 油売ッテル場合カ!?」
「じゃあ求人探すために今すぐ帰っていいすか?」
「イイ訳ネェダロ!」
「いてっ! 消しゴムを顔面に投げつけるなよ!」
膨大な量の教科書の文章、しかも図表込みを写すのは一人じゃ間に合わないんだよ。
「俺の就活もかなり重要なイベントなんだけどなぁ」
「ンナモン俺ノ人生ニ何ラ関係ネーンダワ」
「お前、自己中すぎない?」
まったく、俺の人生がかかってるんだぞ? お前の就職ごっこと一緒にするなよな。
「十分ダケ休憩ニスッカ。俺ノ施シニ感謝シロ」
「お前が俺に感謝してほしいんだけど……」
「感謝ノ押シツケトカ感ジ悪スギンゾ」
「マジか……ブーメラン発言の上に、助けてる相手からダメ出しされるのか……参ったなぁ」
新山はダルそうに後頭部を掻いているが、まだまだ地獄の教科書トレース作業は続くから覚悟しとけよ。
「そもそも、お前から来たチャットがもう衝撃的だったぞ」
「サプライズハ人ヲ喜バスノニ効果テキメンダカラナ」
「全く嬉しくなかったけどな」
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