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王都への道を歩く。
道といってもアスファルトで舗装されている訳ではない。
何百という年月の間、何度も何度も人の足や家畜の足で草花は枯れ、土が踏み固められ徐々に幅が広がる。そうして出来た黄土色の、時折でこぼこした場所を道と呼んでいた。
幸い、俺の足には死んだときに履いていたスニーカーがある。均一に踏み固められた道ではないので歩きにくいが、辛さはない。
ちら、と横を歩く人物を見上げる。
ニコニコと笑みを浮かべ時折ボーッと此方を見つめる男・ギルに、後方からカッポカッポと蹄の音を響かせてついて来る騎馬を指し示す。
「乗んねぇの?」
指し示された騎馬は、鬣を左右に振りブルルッと軽く啼く。まるでさっさと主人を乗せろと催促されているようだ。
一方、騎馬の主人は…。
「恩人が歩くというのに、私達が騎乗するわけにもいくまい。怪我人は馬車に乗せているし、問題はない」
この一点張りだった。俺は深く息を吐いて事の発端であるヒースを見る。先頭を歩くその後ろ姿に、面倒臭くしやがって…と見つめる視線に若干恨みを込めた。
ーーーーーーー
事の発端はこうだ。
森の泉で負傷者の治療をした後、潰れた蛙の如く呻き声を上げていた俺にヒースが尋ねてきた。
「何故、解毒が出来たのですか?」
と。
それは俺の創造魔法で…と言いかけて気付いた。
ヒースの目に警戒心が浮かんでいる。
ーー貴方が毒を仕込んだのではないですか?
ーーだから解毒が出来たのではないですか?
俺には、ヒースがそう訴えているように見えた。
「…どういう意味だ?」
ギルの腕の中から強引に抜け出しヒースに身体を向ける。俺を抱き締め感動していた様子のギルも、真意に気付いたのか険しい表情でヒースを見ていた。
「解毒魔法は通常、その毒の種類が分かって初めて効果のある解毒魔法を使えるのです。毒に合わせた解毒薬のように、術式が毒によって異なります。……その事は、貴方もお分かりですよね?しかし、今回の毒は魔物の毒だ。どんな効果があるか、毒に冒された者にしか分かりません。…それを貴方は、僅かな時間観察しただけで毒の種類を特定して解毒魔法を使った……」
あー……成る程。そういう仕組みなのか。確かにゲームとかの世界じゃ、毒は毒消し、マヒはマヒ消しとかってあったな。猛毒は万能薬でー…とかもあった。
納得した俺は、警戒心を強めるヒースに笑みを向ける。一瞬呆けたような表情になったヒースに安心させるよう、且つ、納得出来るような理由を説明する。
「何を疑ってるかは察しが付くが、見当外れだ。…俺は鑑定の能力を持っている。鑑定し、毒に冒されている事が分かったからそれに適した解毒魔法を使っただけだ。まぁ、俺の使える解毒魔法で良かったよ…」
じゃなければお手上げだ、と軽く両手を上げる。
嘘に本当の事を混ぜれば、真実味を帯びる。転生しただの、ゲス水晶の事だの、肝心な事は言っていないし、面倒に巻き込まれる前に真実を話してしまえばいい。
これで鑑定の能力がすげぇレアだとか言われたら…まぁ、その時はその時だ。
上げていた両手を下げ、納得したか?と訴えると、ヒースはじっと真偽を確かめるように俺を見つめる。
はいはい、いくらでも見なさいよ。真っ赤な嘘は吐いてねぇし。
暫く見つめ合うように睨み合う。ふ、と先に視線が外れたのはヒースだった。
納得したような、それでいてまだ疑問が残るような表情に面倒事の予感がする。
「そうでしたか…。すみません、疑うような事を言ってしまって…。ですが、少し疑問に思う部分もあります…。この場で窺ってもいいのですが、私としてはきちんとした場所でお窺いしたい」
軽く息を吐き出したヒースが俺に苦笑を向ける。
あぁ…面倒臭そう…。
「……王都まで、ご同行願えますか?」
ほらな、面倒事きた。
対してヒースは先ほどまでの苦笑を引っ込めていい笑顔だ。
何を疑問に思って、何でちゃんとした場所を希望してるのかは理解出来ないが、この、周りに野次馬がわさわさいる状況は頂けない。
これから先の予定も、どう生きていくかも決めていない俺は、諦めるしかなさそうだと早々に区切りを付ける。了承の意を込めて頷くと、後ろにいたギルが、「でかした、ヒース!!」と仲間を褒め称えていた。
え、お前も俺のこと疑ってたの?いい奴だと思ったのに…ちょいショックなんだが…。
ーーーーーーー
そんなこんなで、今に至るのだ。
森を抜けて街道、と呼ばれる場所に出た時は日の光に目を眇め、その自然豊かな景色に感嘆の息を吐いた。
元の世界じゃ建物だらけだったもんな。
街道を王都側へ少し歩くと、開けた場所に出る。
そこには王都から乗ってきた騎馬十数頭に、幌と呼ばれる布を張った馬車が二台。
幌馬車に怪我人や荷物を運び込み、数人の団員達も乗り込む。魔法兵と弓兵と呼ばれる者達だ。
どうやらヒースは副団長だったようで、自分の部下と共に先頭を歩き出す。
が、そこでちょっとしたトラブルが勃発する。
ギルが当たり前と言わんばかりに俺を自分の騎馬に乗せようとしたのだ。
俺は断固としてそれを拒否。
馬に乗ったことなぞないし、気さくなギルとはいえ、さっきまで疑われてた奴を団長様の近くに…更に言うなら相乗りをさせるなどもっての外だ。
歩くか、妥協案として馬車に乗せてもらうと言い張る俺に折れたのはギル。あろう事か、自分も歩くと言い出した。
……は?こいつバカか?
団長であるギルが歩けば、当然部下も歩かざるを得ないだろうが!
俺の心の叫びを知ってか知らずか、ギルはいい笑顔を振りまきながら「さっきは私が折れたよな?」と脅しをかけてきたのである。
そんな訳で現在、俺は非常に居たたまれない状態でいた。
聞くところによると、ギル達第三騎士団は王命で魔物討伐の任務を終えて王都に戻るという。
魔物討伐の任務…重労働じゃねぇか…。
重労働を終えた者達を、俺は歩かせてんのかよ…。
団長であるギルが騎馬の手綱を手に歩き出すのを見た団員達は、それにならって下馬する。そして疲れているであろう身体を引きずり歩き出したのだ。
先を行く副団長・ヒース一行もそれは同じで、更に言えば怪我人を乗せた幌馬車も歩くペースに合わせてゆっくりとしたスピードだ。
…いや、怪我人は先に行かせてやれよ。
「……あぁ、もう分かったっ。分かったからっ。一緒に騎乗するから怪我人優先しろ!」
居たたまれなさに耐えきれなくなり隣を歩くギルに半ば怒鳴るように言えば、待ってましたと言わんばかりにスピーディーな動作で全員騎乗したのだった。
…………統率の取れた集団って怖ぇ…。
道といってもアスファルトで舗装されている訳ではない。
何百という年月の間、何度も何度も人の足や家畜の足で草花は枯れ、土が踏み固められ徐々に幅が広がる。そうして出来た黄土色の、時折でこぼこした場所を道と呼んでいた。
幸い、俺の足には死んだときに履いていたスニーカーがある。均一に踏み固められた道ではないので歩きにくいが、辛さはない。
ちら、と横を歩く人物を見上げる。
ニコニコと笑みを浮かべ時折ボーッと此方を見つめる男・ギルに、後方からカッポカッポと蹄の音を響かせてついて来る騎馬を指し示す。
「乗んねぇの?」
指し示された騎馬は、鬣を左右に振りブルルッと軽く啼く。まるでさっさと主人を乗せろと催促されているようだ。
一方、騎馬の主人は…。
「恩人が歩くというのに、私達が騎乗するわけにもいくまい。怪我人は馬車に乗せているし、問題はない」
この一点張りだった。俺は深く息を吐いて事の発端であるヒースを見る。先頭を歩くその後ろ姿に、面倒臭くしやがって…と見つめる視線に若干恨みを込めた。
ーーーーーーー
事の発端はこうだ。
森の泉で負傷者の治療をした後、潰れた蛙の如く呻き声を上げていた俺にヒースが尋ねてきた。
「何故、解毒が出来たのですか?」
と。
それは俺の創造魔法で…と言いかけて気付いた。
ヒースの目に警戒心が浮かんでいる。
ーー貴方が毒を仕込んだのではないですか?
ーーだから解毒が出来たのではないですか?
俺には、ヒースがそう訴えているように見えた。
「…どういう意味だ?」
ギルの腕の中から強引に抜け出しヒースに身体を向ける。俺を抱き締め感動していた様子のギルも、真意に気付いたのか険しい表情でヒースを見ていた。
「解毒魔法は通常、その毒の種類が分かって初めて効果のある解毒魔法を使えるのです。毒に合わせた解毒薬のように、術式が毒によって異なります。……その事は、貴方もお分かりですよね?しかし、今回の毒は魔物の毒だ。どんな効果があるか、毒に冒された者にしか分かりません。…それを貴方は、僅かな時間観察しただけで毒の種類を特定して解毒魔法を使った……」
あー……成る程。そういう仕組みなのか。確かにゲームとかの世界じゃ、毒は毒消し、マヒはマヒ消しとかってあったな。猛毒は万能薬でー…とかもあった。
納得した俺は、警戒心を強めるヒースに笑みを向ける。一瞬呆けたような表情になったヒースに安心させるよう、且つ、納得出来るような理由を説明する。
「何を疑ってるかは察しが付くが、見当外れだ。…俺は鑑定の能力を持っている。鑑定し、毒に冒されている事が分かったからそれに適した解毒魔法を使っただけだ。まぁ、俺の使える解毒魔法で良かったよ…」
じゃなければお手上げだ、と軽く両手を上げる。
嘘に本当の事を混ぜれば、真実味を帯びる。転生しただの、ゲス水晶の事だの、肝心な事は言っていないし、面倒に巻き込まれる前に真実を話してしまえばいい。
これで鑑定の能力がすげぇレアだとか言われたら…まぁ、その時はその時だ。
上げていた両手を下げ、納得したか?と訴えると、ヒースはじっと真偽を確かめるように俺を見つめる。
はいはい、いくらでも見なさいよ。真っ赤な嘘は吐いてねぇし。
暫く見つめ合うように睨み合う。ふ、と先に視線が外れたのはヒースだった。
納得したような、それでいてまだ疑問が残るような表情に面倒事の予感がする。
「そうでしたか…。すみません、疑うような事を言ってしまって…。ですが、少し疑問に思う部分もあります…。この場で窺ってもいいのですが、私としてはきちんとした場所でお窺いしたい」
軽く息を吐き出したヒースが俺に苦笑を向ける。
あぁ…面倒臭そう…。
「……王都まで、ご同行願えますか?」
ほらな、面倒事きた。
対してヒースは先ほどまでの苦笑を引っ込めていい笑顔だ。
何を疑問に思って、何でちゃんとした場所を希望してるのかは理解出来ないが、この、周りに野次馬がわさわさいる状況は頂けない。
これから先の予定も、どう生きていくかも決めていない俺は、諦めるしかなさそうだと早々に区切りを付ける。了承の意を込めて頷くと、後ろにいたギルが、「でかした、ヒース!!」と仲間を褒め称えていた。
え、お前も俺のこと疑ってたの?いい奴だと思ったのに…ちょいショックなんだが…。
ーーーーーーー
そんなこんなで、今に至るのだ。
森を抜けて街道、と呼ばれる場所に出た時は日の光に目を眇め、その自然豊かな景色に感嘆の息を吐いた。
元の世界じゃ建物だらけだったもんな。
街道を王都側へ少し歩くと、開けた場所に出る。
そこには王都から乗ってきた騎馬十数頭に、幌と呼ばれる布を張った馬車が二台。
幌馬車に怪我人や荷物を運び込み、数人の団員達も乗り込む。魔法兵と弓兵と呼ばれる者達だ。
どうやらヒースは副団長だったようで、自分の部下と共に先頭を歩き出す。
が、そこでちょっとしたトラブルが勃発する。
ギルが当たり前と言わんばかりに俺を自分の騎馬に乗せようとしたのだ。
俺は断固としてそれを拒否。
馬に乗ったことなぞないし、気さくなギルとはいえ、さっきまで疑われてた奴を団長様の近くに…更に言うなら相乗りをさせるなどもっての外だ。
歩くか、妥協案として馬車に乗せてもらうと言い張る俺に折れたのはギル。あろう事か、自分も歩くと言い出した。
……は?こいつバカか?
団長であるギルが歩けば、当然部下も歩かざるを得ないだろうが!
俺の心の叫びを知ってか知らずか、ギルはいい笑顔を振りまきながら「さっきは私が折れたよな?」と脅しをかけてきたのである。
そんな訳で現在、俺は非常に居たたまれない状態でいた。
聞くところによると、ギル達第三騎士団は王命で魔物討伐の任務を終えて王都に戻るという。
魔物討伐の任務…重労働じゃねぇか…。
重労働を終えた者達を、俺は歩かせてんのかよ…。
団長であるギルが騎馬の手綱を手に歩き出すのを見た団員達は、それにならって下馬する。そして疲れているであろう身体を引きずり歩き出したのだ。
先を行く副団長・ヒース一行もそれは同じで、更に言えば怪我人を乗せた幌馬車も歩くペースに合わせてゆっくりとしたスピードだ。
…いや、怪我人は先に行かせてやれよ。
「……あぁ、もう分かったっ。分かったからっ。一緒に騎乗するから怪我人優先しろ!」
居たたまれなさに耐えきれなくなり隣を歩くギルに半ば怒鳴るように言えば、待ってましたと言わんばかりにスピーディーな動作で全員騎乗したのだった。
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