鬼才の若き陰陽師は引退しました。両親を食った最強の鬼神を封印されて陰陽術が使えないので後進を育成しながら高校に通う。 俺は寿命を削る禁術や妖
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
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第12話
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「弁当を買って来て貰ったんだけど……アレルギーとか好き嫌いとか大丈夫?」
「特にはないです」
「良かった。他はやれ、コーヒーがいいとか、紅茶がいいとか、コーラしか勝たんとか好き放題言って自販機に向かったよ」
「はぁ……そうですか」
それを私に訊かせてどうなるというのだろう?
「二人には悪いけど先に頂こうか」
少年はそう言うと割り箸を口に加え箸を割る。
するとドアがガラガラと音を立てて開き、綺麗な女性が二人部屋に入ってくる。
前髪ぱっつんの黒髪の女性の手にはコーラが握られている。
その後ろから部屋に入った。亜麻色髪の少女の手には無糖と書かれた紅茶が握られている。
「ユースケ。先に食べようとしてるんじゃないわよ!」
気の強そうな女性が叱り付ける。
「すまん。すまん。お腹ぺこぺこで……」
一応。謝罪の言葉を述べてはいるものの悪びれた様子は一切ない。
「言い訳はいいわ、それでこの子が……鬼神の巫女ね!」
何というか。口調の雰囲気は往年の強気なキャラクターのようだ。
「三条さん。取り合えず朝食にしましょう腹が減っては何とやらです!」
三条と呼ばれた女性よりも一回り以上年下と思われる。
可愛い系の女の子は、己の空腹を強く主張する。
よほどお腹がすいているようだ。
「それもそうね……私はコイツの幼馴染で陰陽師の三条祢々よ。で、こっちが幼馴染の仁科祐介」
「どうも」
彼は弁当に箸を付けており、自分で自己紹介をするつもりは一切ないようだ。
「同じく陰陽師の星川いろはです」
「ご丁寧に、坂上鈴鹿です」
「じゃ朝ごはんにしましょうか?」
そういうと弁当の蓋を開ける。
私達三人は焼き鮭をベースにした海苔弁当だ。
「あ、先輩。運転の人はご飯いいんですか?」
「あの人も誘ったけど一人で静かに食べたいって、弁当買って来て貰ったお礼後で言わないと……」
「だったら洋服を手配した私にも一言欲しい所ね」
「う、それはそうだね。ありがとう」
私を置き去りにしてわいきゃい騒ぎながら朝食をつついている。
あれ、なんかこのお弁当お肉も卵も全然ない……
きんぴら、お浸し、胡麻和え、煮物、豆腐の煮びたしと肉っぽさがないのだ。
卵ぐらいあってもいいのに……まぁ、朝だしいいか……
私は朝食の内容を気に出来るだけ心に余裕が出来た事を喜びながら弁当を食べた。
………
……
…
「じゃぁ俺はお手洗いに行ってくるよ……」
俺はそう言うと手荷物を持って席を立つ。
「いってらっしゃい」
――――と言いながら祢々は手を振る。
俺は特別病室から離れると、電話を掛ける。
掛ける先は昨晩から運転手をしてくれている陰陽師の男性だ。
「すいません。特別呪術輸送車の手配はどうなっていますか?」
「日本に数台しかない車ですから手配が大変でしたよ。あと数分で到着するようなのでお待ち下さい」
「何から何までご迷惑をおかけしてすいません」
「元Sランク陰陽師とはいえ貴方は子供です。出来る事と出来ない事があります……大人とは何でも一人で出来るスーパーマンの事ではありません。自分の能力を理解して、人にモノを任せる事が出来る人間だと私は思っています」
「……」
「ま、しがない一般陰陽師なんで、嫌でも何でもこれぐらい働きますよ……」
「助かります」
「報告は、星川さんと仁科さんにお任せしてもいいですか?」
「ええ、それはもちろん。今日は牛丼でも食べて酒飲んで寝てください」
「今日は久しぶりに朝定食でも食べてビール飲んで寝ますよ……それじゃぁ、お疲れ様です」
そう言うと相手が電話を切るのを待ってから、こちらも電話を切る。
「……まさか本当に要求が通るとは、流石鬼神を降ろしている巫女と言ったところか」
俺は長時間座っていたことで、強張る体を解すために伸びをする。
「ん~~っ!」
俺は病室に戻ると、特別呪術輸送車が到着するまで暇を潰すのであった。
『PPPPPP』と俺のスマホが鳴る。
「失礼。あ、もしもし仁科祐介です」
『封印・結界班班長の氷見優子と申します。特別呪術輸送車が到着致しましたのでご連絡させていただきました』
「これはこれは御叮嚀にどうも、護送者一名と、陰陽師二名そしてこの俺の輸送もお願いしたいのですが……」
『連絡は受けておりますので大丈夫です』
「ではお願いします。氷見班長―――」
『ピッ』。スマホの画面を触り、通話を切る。
「――――と言う訳で、君を運ぶための特別呪術輸送車がたった今、到着した。荷物を纏めて出られえるようにしてくれ、それと呪符を数枚でいい。ポケットとか袖口に仕舞って置いてくれ」
「どうしてでしょうか?」
星川いろはは、疑問の言葉を投げかける。
協会に与する陰陽師にとっては、当然の疑問と言っていい。
「鬼神の神霊をその身に宿した。坂上鈴鹿を危険視する一派がおり、その身を直接的に害する可能性がある可能性があるという事だ」
「特にはないです」
「良かった。他はやれ、コーヒーがいいとか、紅茶がいいとか、コーラしか勝たんとか好き放題言って自販機に向かったよ」
「はぁ……そうですか」
それを私に訊かせてどうなるというのだろう?
「二人には悪いけど先に頂こうか」
少年はそう言うと割り箸を口に加え箸を割る。
するとドアがガラガラと音を立てて開き、綺麗な女性が二人部屋に入ってくる。
前髪ぱっつんの黒髪の女性の手にはコーラが握られている。
その後ろから部屋に入った。亜麻色髪の少女の手には無糖と書かれた紅茶が握られている。
「ユースケ。先に食べようとしてるんじゃないわよ!」
気の強そうな女性が叱り付ける。
「すまん。すまん。お腹ぺこぺこで……」
一応。謝罪の言葉を述べてはいるものの悪びれた様子は一切ない。
「言い訳はいいわ、それでこの子が……鬼神の巫女ね!」
何というか。口調の雰囲気は往年の強気なキャラクターのようだ。
「三条さん。取り合えず朝食にしましょう腹が減っては何とやらです!」
三条と呼ばれた女性よりも一回り以上年下と思われる。
可愛い系の女の子は、己の空腹を強く主張する。
よほどお腹がすいているようだ。
「それもそうね……私はコイツの幼馴染で陰陽師の三条祢々よ。で、こっちが幼馴染の仁科祐介」
「どうも」
彼は弁当に箸を付けており、自分で自己紹介をするつもりは一切ないようだ。
「同じく陰陽師の星川いろはです」
「ご丁寧に、坂上鈴鹿です」
「じゃ朝ごはんにしましょうか?」
そういうと弁当の蓋を開ける。
私達三人は焼き鮭をベースにした海苔弁当だ。
「あ、先輩。運転の人はご飯いいんですか?」
「あの人も誘ったけど一人で静かに食べたいって、弁当買って来て貰ったお礼後で言わないと……」
「だったら洋服を手配した私にも一言欲しい所ね」
「う、それはそうだね。ありがとう」
私を置き去りにしてわいきゃい騒ぎながら朝食をつついている。
あれ、なんかこのお弁当お肉も卵も全然ない……
きんぴら、お浸し、胡麻和え、煮物、豆腐の煮びたしと肉っぽさがないのだ。
卵ぐらいあってもいいのに……まぁ、朝だしいいか……
私は朝食の内容を気に出来るだけ心に余裕が出来た事を喜びながら弁当を食べた。
………
……
…
「じゃぁ俺はお手洗いに行ってくるよ……」
俺はそう言うと手荷物を持って席を立つ。
「いってらっしゃい」
――――と言いながら祢々は手を振る。
俺は特別病室から離れると、電話を掛ける。
掛ける先は昨晩から運転手をしてくれている陰陽師の男性だ。
「すいません。特別呪術輸送車の手配はどうなっていますか?」
「日本に数台しかない車ですから手配が大変でしたよ。あと数分で到着するようなのでお待ち下さい」
「何から何までご迷惑をおかけしてすいません」
「元Sランク陰陽師とはいえ貴方は子供です。出来る事と出来ない事があります……大人とは何でも一人で出来るスーパーマンの事ではありません。自分の能力を理解して、人にモノを任せる事が出来る人間だと私は思っています」
「……」
「ま、しがない一般陰陽師なんで、嫌でも何でもこれぐらい働きますよ……」
「助かります」
「報告は、星川さんと仁科さんにお任せしてもいいですか?」
「ええ、それはもちろん。今日は牛丼でも食べて酒飲んで寝てください」
「今日は久しぶりに朝定食でも食べてビール飲んで寝ますよ……それじゃぁ、お疲れ様です」
そう言うと相手が電話を切るのを待ってから、こちらも電話を切る。
「……まさか本当に要求が通るとは、流石鬼神を降ろしている巫女と言ったところか」
俺は長時間座っていたことで、強張る体を解すために伸びをする。
「ん~~っ!」
俺は病室に戻ると、特別呪術輸送車が到着するまで暇を潰すのであった。
『PPPPPP』と俺のスマホが鳴る。
「失礼。あ、もしもし仁科祐介です」
『封印・結界班班長の氷見優子と申します。特別呪術輸送車が到着致しましたのでご連絡させていただきました』
「これはこれは御叮嚀にどうも、護送者一名と、陰陽師二名そしてこの俺の輸送もお願いしたいのですが……」
『連絡は受けておりますので大丈夫です』
「ではお願いします。氷見班長―――」
『ピッ』。スマホの画面を触り、通話を切る。
「――――と言う訳で、君を運ぶための特別呪術輸送車がたった今、到着した。荷物を纏めて出られえるようにしてくれ、それと呪符を数枚でいい。ポケットとか袖口に仕舞って置いてくれ」
「どうしてでしょうか?」
星川いろはは、疑問の言葉を投げかける。
協会に与する陰陽師にとっては、当然の疑問と言っていい。
「鬼神の神霊をその身に宿した。坂上鈴鹿を危険視する一派がおり、その身を直接的に害する可能性がある可能性があるという事だ」
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