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ペア戦開幕
ペア戦
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ラピス「御機嫌よう、リカルド様。本日はよろしくお願いいたしますね」
晴天。
日傘をさしながら、リカルド様の隣へ並ぶ。
「な、なんであの子が‥!?」
「クローリー家の策略か‥?」
生徒の雰囲気は、どこか緊張気味で、
そして、どこからか熱気を感じますわ。
暑苦しい‥
ルド「ふ、ザコ共が煩わしい‥
おい、貴様、
分かっているだろうが、負ける事は許されない。そこまで貴様には期待していないが、俺の足だけは引っ張るなよ。」
リカルド様も、今日はなんだかピリピリしていらっしゃいますわ。
どうして男性はこう‥はあ‥
ラピス「ええ、分かっていますわ。
狙うは全勝。と、いうことは‥優勝ですわね‥。
ふふ、わたくし初めてですの、人間と戦うのって‥ふふ、楽しみですわ。」
魔法学園、全校生徒参加イベント
ペア戦。
毎年、新入生を歓迎する為、また、実力を測るために開催される模擬試合。
相手は1~3年のランダム方式。
このイベントは、王室騎士団主催のイベントで、毎年優勝者、又優秀者は、
王室騎士団への入団を推薦される事がある。
王室騎士団は、強者揃い。
王室騎士団への推薦は、学生にとって、将来出世への近道であるのです。
歴代から王は、王室騎士団を通して、様々な事を学んだ後、立派な王になるといわれております。
リカルド様も‥第2王子でありながら、王室騎士団入団を目指しているのでしょうね。
ルド「っ、
まて、まて!?おま‥嘘だろ‥!?実戦は初めて‥だとっ!?
くそ‥ペア変えは出来ないのか!?ああ‥先が思いやられる‥っ」
ラピス「‥?リカルド様、どういたしました?」
何やらぶつぶつと呟いているリカルド様。
緊張しておられるのかしら?
ルド「はあ‥もういい‥。
こうなったら、全部俺が片付ける‥」
先生「リカルド、クローリー。前へ」
アデル先生からの合図がかかる。
さあ、開幕です。
ルド「出番だ。行くぞ。ラピス」
ラピス「っ、はい、リカルド様。」
初めての友人と、初めてのペア戦。
心配なさらないで、
足を引っ張るなんて事、絶対にいたしませんわ。
わたしくしを選んでくださった友人の為、
全力で‥貴方の翼となりましょう。
晴天。
日傘をさしながら、リカルド様の隣へ並ぶ。
「な、なんであの子が‥!?」
「クローリー家の策略か‥?」
生徒の雰囲気は、どこか緊張気味で、
そして、どこからか熱気を感じますわ。
暑苦しい‥
ルド「ふ、ザコ共が煩わしい‥
おい、貴様、
分かっているだろうが、負ける事は許されない。そこまで貴様には期待していないが、俺の足だけは引っ張るなよ。」
リカルド様も、今日はなんだかピリピリしていらっしゃいますわ。
どうして男性はこう‥はあ‥
ラピス「ええ、分かっていますわ。
狙うは全勝。と、いうことは‥優勝ですわね‥。
ふふ、わたくし初めてですの、人間と戦うのって‥ふふ、楽しみですわ。」
魔法学園、全校生徒参加イベント
ペア戦。
毎年、新入生を歓迎する為、また、実力を測るために開催される模擬試合。
相手は1~3年のランダム方式。
このイベントは、王室騎士団主催のイベントで、毎年優勝者、又優秀者は、
王室騎士団への入団を推薦される事がある。
王室騎士団は、強者揃い。
王室騎士団への推薦は、学生にとって、将来出世への近道であるのです。
歴代から王は、王室騎士団を通して、様々な事を学んだ後、立派な王になるといわれております。
リカルド様も‥第2王子でありながら、王室騎士団入団を目指しているのでしょうね。
ルド「っ、
まて、まて!?おま‥嘘だろ‥!?実戦は初めて‥だとっ!?
くそ‥ペア変えは出来ないのか!?ああ‥先が思いやられる‥っ」
ラピス「‥?リカルド様、どういたしました?」
何やらぶつぶつと呟いているリカルド様。
緊張しておられるのかしら?
ルド「はあ‥もういい‥。
こうなったら、全部俺が片付ける‥」
先生「リカルド、クローリー。前へ」
アデル先生からの合図がかかる。
さあ、開幕です。
ルド「出番だ。行くぞ。ラピス」
ラピス「っ、はい、リカルド様。」
初めての友人と、初めてのペア戦。
心配なさらないで、
足を引っ張るなんて事、絶対にいたしませんわ。
わたしくしを選んでくださった友人の為、
全力で‥貴方の翼となりましょう。
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