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「あのさ、昼間にカナに言いたいことと聞きたいことがあるって、言ってたろ?
言いたいことは、さっきの将来のことだったんだけどな。
聞きたいことがあって・・・」
「うん?」
そう言えば、そんなことを言っていたな。
なんだろう、改まって。
二人しかいない部屋のベットの上で、内緒話のようにヤマは顔を寄せ、声を潜めて聞いてくる。
「もうすぐ、カナの誕生日だろ?
松野達にも相談したんだけど、本人に直接聞いた方がいいって言われて・・・カナ、俺、プレゼントなら自分で稼いだお金で買いたいし、それだと、誕生日までには間に合わないから。
何か、俺にして欲しいことがあったら教えて?
出来ることなら、なんっっっっでもするから」
・・・なんでも、と言われても。
至近距離で俺を見つめるヤマは、いつになく真剣。
俺の願いを受け止めようと、待ち構えている。
だが。
普段からなんでもしてもらっているのに、これ以上ヤマに望むことなんて正直ないぞ?
言いたいことは、さっきの将来のことだったんだけどな。
聞きたいことがあって・・・」
「うん?」
そう言えば、そんなことを言っていたな。
なんだろう、改まって。
二人しかいない部屋のベットの上で、内緒話のようにヤマは顔を寄せ、声を潜めて聞いてくる。
「もうすぐ、カナの誕生日だろ?
松野達にも相談したんだけど、本人に直接聞いた方がいいって言われて・・・カナ、俺、プレゼントなら自分で稼いだお金で買いたいし、それだと、誕生日までには間に合わないから。
何か、俺にして欲しいことがあったら教えて?
出来ることなら、なんっっっっでもするから」
・・・なんでも、と言われても。
至近距離で俺を見つめるヤマは、いつになく真剣。
俺の願いを受け止めようと、待ち構えている。
だが。
普段からなんでもしてもらっているのに、これ以上ヤマに望むことなんて正直ないぞ?
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