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正面から抱き抱えるように腰に手を回され、暴君の指が腰から尻へ輪郭をなぞりながら下がっていく。前屈みになっていた自分の胸に、ぴったり覆い被さるように胸を合わせてくるから避けようとして仰け反りバランスを崩した。弱りきった足腰では、その場に踏みとどまることも出来ない。
暴君には、予想通りだったんだろうな。表情も変えず、俺のカクンと折れた膝の裏に腕を滑らせ軽々お姫様だっこの要領で掬い上げた。体積だけなら、1,5倍は確実にあるだろうに・・・本当に、暴君はどんな鍛え方をしてるんだろう。その動作は、無駄も危なげなく、身体の芯がぶれることもない。
だが、だか、だ!俺のズボンは、まだ膝の位置。下半身丸出しの、不恰好過ぎて情けない姿のままだ。好きでしてる訳じゃなくても、白シャツ黒ズボンの爽やかなはずの中学生に抱えられる格好じゃない。それなのに、見た目に似合わない言葉を暴君はスラスラ口にする。
「ぷっくり孔が腫れて紐が当たると痛いんだろ?
ズボンも、動く度に孔にも竿にも当たるし無理して履かなくてもいいのに。
ってか、由良、こんなによろよろなのに無理するなよ」
暴君には、予想通りだったんだろうな。表情も変えず、俺のカクンと折れた膝の裏に腕を滑らせ軽々お姫様だっこの要領で掬い上げた。体積だけなら、1,5倍は確実にあるだろうに・・・本当に、暴君はどんな鍛え方をしてるんだろう。その動作は、無駄も危なげなく、身体の芯がぶれることもない。
だが、だか、だ!俺のズボンは、まだ膝の位置。下半身丸出しの、不恰好過ぎて情けない姿のままだ。好きでしてる訳じゃなくても、白シャツ黒ズボンの爽やかなはずの中学生に抱えられる格好じゃない。それなのに、見た目に似合わない言葉を暴君はスラスラ口にする。
「ぷっくり孔が腫れて紐が当たると痛いんだろ?
ズボンも、動く度に孔にも竿にも当たるし無理して履かなくてもいいのに。
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