死神の鎮魂歌

死神と呼ばれた女殺し屋の標的は、どこにでもいるバンドマンだった。

同業からも恐れられる程、完璧な仕事をこなす殺し屋"鳥栖"と、ロックに夢を抱くものの上手くいかない繊細な男"拓也"。

普通ではあり得ない出会いから始まった二人が、バンドを通して互いの距離を近づけていく。

真っ直ぐに生きる、純粋無垢な拓也の心に触れ、氷のように冷たった鳥栖の心は、次第に温かみを帯びていき、人間味を増していく。

鳥栖は標的である拓也に心奪われてしまった。

そして、殺しの依頼に迷いが生じ始めた。

* * * * * * * * * * * * * * *

前半は鳥栖と拓也が出会い、バンド、日常を描き、中盤は鳥栖視点の物語展開、後半はミステリー要素が濃くなる作品です。

毎週月曜日に定期更新していきます。

小説家になろうでも連載しております。

恋愛もの、青春、バンドやミステリーが好きな方に限らず、沢山の方々に楽しんで頂けると本当に嬉しいです。宜しくお願いします。
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