断罪なんて嘘でしょ!?

あい

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え?友達作りですか?それって美味しいんですの??

えぇ。えぇ。あれから随分とたち、もうすぐ2年生になりますよ。えぇ。
友達が出来ないまま…

もう、こうなったらお兄様と、連夜様、圭一を含めて友達3人って事にしちゃおうかしら…

「あーあー。なんで私には友達が出来ないんでしょう」

ある日のお昼、お兄様と連夜様を待っている間に日頃の悩みが口から出てしまったみたいです。
すると圭一が、

「え?友達欲しかったの?」

何を今更と思い圭一を睨むと、

「いや。ファンクラブとか作ってるし、聖也君や連夜君とお昼ご飯食べてるから友達が欲しくないのかと思ってたよ」

と、え?

「ファンクラブってなんだい圭一君。お昼ご飯は一人じゃ寂しいから食べてまらってたけど、私が友達出来ないのと、お兄様達に何か関係あるのる?」

まじか…とあわれんだ顔で見られたが詳しく話してくれた。

話をまとめると、私にお菓子をくれていた人達が私のファンクラブの人達らしい。許可をした覚えが無いと伝えると、クラブ活動みたいなものだから、先生の許可さえあれば作れるみたいだ。ちなみに私によくお菓子をくれる、六年生の園田先輩が部長、五年生の半田先輩が副部長。顧問の先生が六年一組担任の林田先生らしい。か弱い私の周辺サポートを目的として作ってくれたらしい。なんと!か弱くなくて申し訳ない気持ちで一杯です…


そしてお兄様や連夜様、圭一、天音 隼人、飯田 海里の5人プラス私にファンクラブがあるらしい。他にもいるらしいのだが関わりの無い先輩が多い為圭一も知らないそうだ。

そして、ファンクラブがあるという事はそれなりに人気があり、突出してお金持ちらしい。
まぁ、簡単にいうと、顔とお金と権力が他の人より少しまさっているという事らしい。
そして、ファンクラブ持ちは敬遠されがちなんだそうだ。


なるほど。どおりで私に友達が出来ないわけだ。私が悪いというわけでは無さそうなので、今まで8時間睡眠しか出来ていなかったが、今日からは10時間睡眠はできそうだ!



あれ?根本的に解決してなくね?
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