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始まり
最初の目的地
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「これから何処に行くとか決めてるの?」
「安藤さんが行きたい場所とかがあればそこに向かうけど…どう?」
「ううん。私は特にないかな。
音宮くんに任せるよ。」
音宮は悩んでいた。
正直、一人で行動するのであれば人里は極力避けて、自給自足で生き抜けそうな森林か、拠点にしやすい洞窟辺りに行こうと思っていた。
目ぼしい場所は事前に購入した地図にチェックしてある。
先ずは最も王都から近い位置にあるカルチア森林。
王都での聴き込みによると、この場所にはモンスターは生息しているが、比較的低いレベルのモンスターが多いらしく、ゴブリンやスライム、ウルフなどが良く見られるそうだ。
駆け出し冒険者が此処で日銭を稼いだり、対モンスター戦の経験値を積んでいる場所らしい。
森を抜けた先にはドニー村という小さな集落があり、冒険者はこの村で休息を取ることもあるらしい。
次に少し難易度が上がりユーダティア洞窟。
中級冒険者が訪れず場所で、モンスターのレベルも跳ね上がり、オーガやミノタウロスなどパワーファイターのモンスターが数多く生息している洞窟。
国を渡る際の通り道になっている為、使われる事はあるがあまり人は寄り付かない場所。
洞窟内には綺麗な湖も存在しているらしい。
水源を確保できるという面ではかなり重要である。
そして、拠点としての最有力候補であるオルゲネスト山脈。
こちらは人が寄り付く事はほぼなく、周囲に高価な木の実や透き通った湖もあるらしい。
だが、人が寄り付かないのには理由があり、この山のモンスターは非常に強力で噂ではドラゴンが生息しているとの事だ。
生きて帰って来たものはいるが重傷を負い、冒険者家業を辞める羽目になったらしい。
モンスターの強さなど実際に戦わなければ知りようがない。
エコーロケーションで見つからないよう探索していけばいい。
音宮のスキルを活かすにはユーダティア洞窟が一番理想だが、問題は安藤桜だ。
足を引っ張る未来しか見えないし、護るつもりもあまりないが目の前で死なれるのも嫌なのでどうにかしたい。
死ぬなら俺の見てないところで勝手に死んでくれ。
そうなると、安藤を置いて行くために村を探さなければ…よし、此処にするか。
「じゃあ、最初の目標はこのドニー村にしよう。カルチア森林を抜けた先にあるみたいだから森に入るけど準備はいい?引き返すなら今だけど…」
もう王都から出たのでここで置いて行ってもいい気がしてきた。
別に居場所をバラされても感知できる俺のスキルなら逃げ切れる可能性が高い。
王宮に戻ってくれる方が楽なんだが…
「ううん、大丈夫だよ。
足引っ張らない様に頑張るね。」
やっぱり帰らないよなぁ。
絶対こいつ足引っ張るだろ。
スライムにすら勝てそうにないな。
「じゃあ行こうか。」
2人は目の前に広がる森林へと足を進める。
この時、安藤はふと疑問に思った。
「そういえば、さっきの爆音って音宮君のスキルで出したんだよね?
…じゃあ、王宮で大きな音が響いたのも音宮君の仕業?
もしかして、最初から脱走しようとしてたの?
どうして?」
しまった…そういえば王宮でもスキルを使った事を忘れていた。
なんでこういう時だけ勘がいいのか…
どうする?素直に魔王退治とか面倒だから逃げ出したと言えば元の世界に戻った時に俺の評判が落ちることは明らかだ。
安藤が生き残る可能性など極めて低いがこの世界で死んだからと言ってその後どうなるかは不明。
もしかしたら、先に現代に戻るだけでなにも起きないかも知れない。
だとすると、正直に伝えることは悪手。
ここは適当に話を逸らすか…
「あの王国の人たちなんか信用出来ないなって思ったからね。
殆ど直感みたいなものなんだけど。
ところで安藤さんのスキル聞いてなかったけどどんなスキル?
一緒に行くなら知っておいた方がいいと思って…」
よし!これでは話をすり替えることが出来た。
大して興味も無かったがそういえば聞いてなかったと思い、スキルについて話を切り替えると不意に安藤の顔が曇った気がした。
返事は一向に帰って来ない。
ああ…恐らくだが安藤のスキルは大した能力じゃないのだろう。
そんな事、俺の元に来た時点で予測で来ていた事だ。
普通の人間なら、巨大な力を手にすると気持ちが大きくなったり実際に試してみたくなるものだ。
だが、安藤には何の変化も見れなかった。
現代に居た時と同じように小心者のままで、俺と会って一度もスキルを使っていない。
だからこそ今まで聞かなかったのだが、この反応だと予想以上に使えないものらしい。
意を決したように俯いていた顔をこちらに向けてきた。
「私のスキル、『開花《ブルーム》』って言って花を咲かせるだけの能力なんだ…ごめんね。なんか隠してたみたいで。本当に隠すつもりなんてなかったんだけど、こんなスキルだって知ってたら音宮くんだって私なんかと行動したくなかったよね。
村についたらすぐにどこか行くからそれまでだけでも一緒に行動させてくれないかな…」
安藤のお願いに何か考えるような素振りを見せる音宮。
暫く黙っていたが思考が終わったようでついに音宮が口を開いた。
「そのスキルってさ、何かに使った事ある?
植物でもなんでもいいんだけど。」
「え…いや、まだ使った事ないけど能力だけはスキルを知った時に理解出来たから使えないものだって…」
「いや、全然使えないって事もないと思う。
丁度良かった。今から森に入るからそこで試してみよう。」
安藤は落胆されると思っていたが、想像とは違い音宮にそんな様子は一切ない。
どういう事だろうとは思いながらも、どんどん森に向かって歩いて行く音宮を見失わないように安藤は後を追うのであった。
「安藤さんが行きたい場所とかがあればそこに向かうけど…どう?」
「ううん。私は特にないかな。
音宮くんに任せるよ。」
音宮は悩んでいた。
正直、一人で行動するのであれば人里は極力避けて、自給自足で生き抜けそうな森林か、拠点にしやすい洞窟辺りに行こうと思っていた。
目ぼしい場所は事前に購入した地図にチェックしてある。
先ずは最も王都から近い位置にあるカルチア森林。
王都での聴き込みによると、この場所にはモンスターは生息しているが、比較的低いレベルのモンスターが多いらしく、ゴブリンやスライム、ウルフなどが良く見られるそうだ。
駆け出し冒険者が此処で日銭を稼いだり、対モンスター戦の経験値を積んでいる場所らしい。
森を抜けた先にはドニー村という小さな集落があり、冒険者はこの村で休息を取ることもあるらしい。
次に少し難易度が上がりユーダティア洞窟。
中級冒険者が訪れず場所で、モンスターのレベルも跳ね上がり、オーガやミノタウロスなどパワーファイターのモンスターが数多く生息している洞窟。
国を渡る際の通り道になっている為、使われる事はあるがあまり人は寄り付かない場所。
洞窟内には綺麗な湖も存在しているらしい。
水源を確保できるという面ではかなり重要である。
そして、拠点としての最有力候補であるオルゲネスト山脈。
こちらは人が寄り付く事はほぼなく、周囲に高価な木の実や透き通った湖もあるらしい。
だが、人が寄り付かないのには理由があり、この山のモンスターは非常に強力で噂ではドラゴンが生息しているとの事だ。
生きて帰って来たものはいるが重傷を負い、冒険者家業を辞める羽目になったらしい。
モンスターの強さなど実際に戦わなければ知りようがない。
エコーロケーションで見つからないよう探索していけばいい。
音宮のスキルを活かすにはユーダティア洞窟が一番理想だが、問題は安藤桜だ。
足を引っ張る未来しか見えないし、護るつもりもあまりないが目の前で死なれるのも嫌なのでどうにかしたい。
死ぬなら俺の見てないところで勝手に死んでくれ。
そうなると、安藤を置いて行くために村を探さなければ…よし、此処にするか。
「じゃあ、最初の目標はこのドニー村にしよう。カルチア森林を抜けた先にあるみたいだから森に入るけど準備はいい?引き返すなら今だけど…」
もう王都から出たのでここで置いて行ってもいい気がしてきた。
別に居場所をバラされても感知できる俺のスキルなら逃げ切れる可能性が高い。
王宮に戻ってくれる方が楽なんだが…
「ううん、大丈夫だよ。
足引っ張らない様に頑張るね。」
やっぱり帰らないよなぁ。
絶対こいつ足引っ張るだろ。
スライムにすら勝てそうにないな。
「じゃあ行こうか。」
2人は目の前に広がる森林へと足を進める。
この時、安藤はふと疑問に思った。
「そういえば、さっきの爆音って音宮君のスキルで出したんだよね?
…じゃあ、王宮で大きな音が響いたのも音宮君の仕業?
もしかして、最初から脱走しようとしてたの?
どうして?」
しまった…そういえば王宮でもスキルを使った事を忘れていた。
なんでこういう時だけ勘がいいのか…
どうする?素直に魔王退治とか面倒だから逃げ出したと言えば元の世界に戻った時に俺の評判が落ちることは明らかだ。
安藤が生き残る可能性など極めて低いがこの世界で死んだからと言ってその後どうなるかは不明。
もしかしたら、先に現代に戻るだけでなにも起きないかも知れない。
だとすると、正直に伝えることは悪手。
ここは適当に話を逸らすか…
「あの王国の人たちなんか信用出来ないなって思ったからね。
殆ど直感みたいなものなんだけど。
ところで安藤さんのスキル聞いてなかったけどどんなスキル?
一緒に行くなら知っておいた方がいいと思って…」
よし!これでは話をすり替えることが出来た。
大して興味も無かったがそういえば聞いてなかったと思い、スキルについて話を切り替えると不意に安藤の顔が曇った気がした。
返事は一向に帰って来ない。
ああ…恐らくだが安藤のスキルは大した能力じゃないのだろう。
そんな事、俺の元に来た時点で予測で来ていた事だ。
普通の人間なら、巨大な力を手にすると気持ちが大きくなったり実際に試してみたくなるものだ。
だが、安藤には何の変化も見れなかった。
現代に居た時と同じように小心者のままで、俺と会って一度もスキルを使っていない。
だからこそ今まで聞かなかったのだが、この反応だと予想以上に使えないものらしい。
意を決したように俯いていた顔をこちらに向けてきた。
「私のスキル、『開花《ブルーム》』って言って花を咲かせるだけの能力なんだ…ごめんね。なんか隠してたみたいで。本当に隠すつもりなんてなかったんだけど、こんなスキルだって知ってたら音宮くんだって私なんかと行動したくなかったよね。
村についたらすぐにどこか行くからそれまでだけでも一緒に行動させてくれないかな…」
安藤のお願いに何か考えるような素振りを見せる音宮。
暫く黙っていたが思考が終わったようでついに音宮が口を開いた。
「そのスキルってさ、何かに使った事ある?
植物でもなんでもいいんだけど。」
「え…いや、まだ使った事ないけど能力だけはスキルを知った時に理解出来たから使えないものだって…」
「いや、全然使えないって事もないと思う。
丁度良かった。今から森に入るからそこで試してみよう。」
安藤は落胆されると思っていたが、想像とは違い音宮にそんな様子は一切ない。
どういう事だろうとは思いながらも、どんどん森に向かって歩いて行く音宮を見失わないように安藤は後を追うのであった。
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