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7章 スウォーティーの村
130話 新しいお菓子開発
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***ミエーレ視点***
私はミエーレ。
スウォーティーの村一番のパティシエである。
いや、本当はまだ一番ではない。
だが、それに近い実力はある。
村一番のお菓子店パステールに若くして入り、腕前も店で上位に食いこむ。
だからこうして今も高貴な方々の相手をしている訳だが……この幼子は今まで出会ってきた者達とは違う。
あれが嫌い、これが嫌いとわがままを言って騒ぎまくっていた貴族のガキ共。
こんな辺境に来たくないと騒いでいたけれど、俺達の菓子を食べたらすぐに黙った。
今回もその手の類だと思っていた。
それが……。
「はい。サクヤ様、あなたのアドバイスが欲しいのです」
私がこんなことを頼むなんて。
「よくわからないので、最初から話して頂いてもいいですか?」
「はい。実は……」
それから、私の頼みごとを話す。
私はオーナーから期待されていること。
そのため、新しいお菓子を作って欲しいと依頼されているが、それが上手く行っていないこと。
一人で何度も考えたけれど、全く出てこなかった。
私はお菓子ならなんでも作れると思っていた。
先輩達のお菓子も、私に作れない物はない。
でも、自分で新しい物を……となった時に何もできなくなった。
だから、そのためのアドバイスが欲しいということを、彼女に話した。
私にはプライドがあるから、多少ぼかして……ではあるけれど。
「それは……もちろん構いませんが、わたし、お菓子作りには素人ですよ?」
これは私に気を使ってくれているのだろうか。
さっきからあれだけお菓子の作り方を見てきたかのように話していた。
そんな彼女が素人な訳がない。
きっと王都……もしくは他の国の高貴な生まれだろう。
気品があるし、知識の量も豊富で平民であるはずがない。
私がパティシエだから、気を使ってくれているのだろう。
「ええ、あなたの様な方の助言を貰えるのであれば、私のお菓子作りもきっと進むと思います」
「分かりました。では……厨房まで行った方がいいですか?」
「……来てくださるのですか?」
「? そうじゃないとアドバイスできないかと思うのですが……」
可愛らしい顔を少し傾けてそう言ってくれる。
普通だったらすぐに持ってこいと上から言われる所だが、彼女は作り方を見て手伝ってくれるとは。
「かしこまりました。ではこちらへ」
「はい」
ということで、私は彼女を連れて厨房に入ろうとして、少しだけ待ってもらう。
「その……大変申し上げにくいのですが、従魔の方々はここでお待ち頂いていいでしょうか?」
私がそう言った途端に狼の目が据わる。
一瞬自分の体が真っ二つにされる姿を幻視したが、体を触っても何もない。
「あはは、わかりました。ウィン、わたしは大丈夫だから待ってて」
「……」
彼女はそう言って狼の従魔に抱きつき、落ち着けている。
それから、狼の上に虎と兎の従魔になぜか木彫りの龍をおいて、私達は厨房に入った。
ただ、決して彼女に何もしないようにと心に誓う。
元々アドバイスが欲しいだけでするつもりはなかったけれど。
厨房は新作を集中して開発できるように作られていて、小型ではあるけれど、最新の道具が所せましと置かれている。
それから私が新しく作ろうとしているパウンドケーキの作り方を見せる。
完成するまでに時間がかかったけれど、彼女はじっと黙って見ていてくれた。
「こうやって……こうして行こうと思っています。それで……どうでしょうか?」
「ふーむ。とりあえず味見をしてもいいですか?」
「どうぞ」
「では遠慮なく」
彼女はパクリと食べて、その可愛い目を輝かせる。
「これ、とっても美味しいですよ!」
「本当ですか?」
「本当です! 今日食べた中で一番だと思います!」
嬉しいことを言ってくれる。
撫でてあげたい所だが、狼の顔がちらつくのでやめておいた。
「ありがとうございます。ですが、これではまだ足りないのです」
「そうなんですか?」
「はい。このパウンドケーキは今のシェフパティシエ、厨房で最も偉い方が開発されたものなんです」
「なるほど……」
「私はそれに改良を少し加えてはみたものの、これといって納得がいかないんです」
「ふむ……ちなみに、どんな改良を施したんですか?」
「このパウンドケーキにはこの村特産のはちみつが使われています。カヌレの時の蜜蝋もですが、はちみつがこの村の特産品でもありますので」
私がそう言うと、彼女は少し考えてから口を開いた。
「はちみつと合うならレモンとかはどうですか?」
「レモン……確かに、一度試したことがあるのですが、果汁ではレモン特有の酸味が飛んでしまい、皮まで入れると今度は苦みがでてしまうのです」
「あーそれなら……皮だけ入れてみてはいかがでしょうか?」
「皮だけ……? それならもうすでに試してみたのですが……」
「皮だと言っても、白い所? を使わないで作るということです。確かこうやって作ったらどうだったかな……なんて」
「皮……黄色い部分だけをいれるということですか?」
「はい」
彼女は思い出すようにそう口にするが、その年で思い出すようなことはほとんどないだろう。
きっと、私のために本気で考えてくれているに違いない。
なら、彼女の言う通りにやってみよう。
「では、早速作ってみますね」
「はい!」
ということで作り始めたのだけれど、その途中、レモンの処理の時に止められた。
「あの、ちょっといいですか?」
「なんでしょう?」
「レモンの皮は黄色い所だけ使うんですけど、それをみじん切りにしてから入れてみてください」
「……分かりました」
彼女はもしや想像だけで味を思い描くことができるのではないだろうか?
もしくはまるでもう食べた事があるのを思い出すように言うのだ。
ここまで手順を当たり前のように言うのだから、そう思わずにはいられないだろう。
それから、はちみつレモンケーキとでも呼ぼうか。
そういった物が出来た。
「では早速……」
「はい」
ということで、私達は同時にそのケーキを口にいれた。
************************
相手視点から物語を進める……という方式はどうですかね?
ずっとサクヤ視点がいい! むしろこっちをもっと増やして!
ご意見、ご感想、ヴァイスの伸びた姿をもっと見たい、ウィンがかっこよく甘える姿を見たい、ルビーのツンツンを見たい。
どれでもお待ちしております!
私はミエーレ。
スウォーティーの村一番のパティシエである。
いや、本当はまだ一番ではない。
だが、それに近い実力はある。
村一番のお菓子店パステールに若くして入り、腕前も店で上位に食いこむ。
だからこうして今も高貴な方々の相手をしている訳だが……この幼子は今まで出会ってきた者達とは違う。
あれが嫌い、これが嫌いとわがままを言って騒ぎまくっていた貴族のガキ共。
こんな辺境に来たくないと騒いでいたけれど、俺達の菓子を食べたらすぐに黙った。
今回もその手の類だと思っていた。
それが……。
「はい。サクヤ様、あなたのアドバイスが欲しいのです」
私がこんなことを頼むなんて。
「よくわからないので、最初から話して頂いてもいいですか?」
「はい。実は……」
それから、私の頼みごとを話す。
私はオーナーから期待されていること。
そのため、新しいお菓子を作って欲しいと依頼されているが、それが上手く行っていないこと。
一人で何度も考えたけれど、全く出てこなかった。
私はお菓子ならなんでも作れると思っていた。
先輩達のお菓子も、私に作れない物はない。
でも、自分で新しい物を……となった時に何もできなくなった。
だから、そのためのアドバイスが欲しいということを、彼女に話した。
私にはプライドがあるから、多少ぼかして……ではあるけれど。
「それは……もちろん構いませんが、わたし、お菓子作りには素人ですよ?」
これは私に気を使ってくれているのだろうか。
さっきからあれだけお菓子の作り方を見てきたかのように話していた。
そんな彼女が素人な訳がない。
きっと王都……もしくは他の国の高貴な生まれだろう。
気品があるし、知識の量も豊富で平民であるはずがない。
私がパティシエだから、気を使ってくれているのだろう。
「ええ、あなたの様な方の助言を貰えるのであれば、私のお菓子作りもきっと進むと思います」
「分かりました。では……厨房まで行った方がいいですか?」
「……来てくださるのですか?」
「? そうじゃないとアドバイスできないかと思うのですが……」
可愛らしい顔を少し傾けてそう言ってくれる。
普通だったらすぐに持ってこいと上から言われる所だが、彼女は作り方を見て手伝ってくれるとは。
「かしこまりました。ではこちらへ」
「はい」
ということで、私は彼女を連れて厨房に入ろうとして、少しだけ待ってもらう。
「その……大変申し上げにくいのですが、従魔の方々はここでお待ち頂いていいでしょうか?」
私がそう言った途端に狼の目が据わる。
一瞬自分の体が真っ二つにされる姿を幻視したが、体を触っても何もない。
「あはは、わかりました。ウィン、わたしは大丈夫だから待ってて」
「……」
彼女はそう言って狼の従魔に抱きつき、落ち着けている。
それから、狼の上に虎と兎の従魔になぜか木彫りの龍をおいて、私達は厨房に入った。
ただ、決して彼女に何もしないようにと心に誓う。
元々アドバイスが欲しいだけでするつもりはなかったけれど。
厨房は新作を集中して開発できるように作られていて、小型ではあるけれど、最新の道具が所せましと置かれている。
それから私が新しく作ろうとしているパウンドケーキの作り方を見せる。
完成するまでに時間がかかったけれど、彼女はじっと黙って見ていてくれた。
「こうやって……こうして行こうと思っています。それで……どうでしょうか?」
「ふーむ。とりあえず味見をしてもいいですか?」
「どうぞ」
「では遠慮なく」
彼女はパクリと食べて、その可愛い目を輝かせる。
「これ、とっても美味しいですよ!」
「本当ですか?」
「本当です! 今日食べた中で一番だと思います!」
嬉しいことを言ってくれる。
撫でてあげたい所だが、狼の顔がちらつくのでやめておいた。
「ありがとうございます。ですが、これではまだ足りないのです」
「そうなんですか?」
「はい。このパウンドケーキは今のシェフパティシエ、厨房で最も偉い方が開発されたものなんです」
「なるほど……」
「私はそれに改良を少し加えてはみたものの、これといって納得がいかないんです」
「ふむ……ちなみに、どんな改良を施したんですか?」
「このパウンドケーキにはこの村特産のはちみつが使われています。カヌレの時の蜜蝋もですが、はちみつがこの村の特産品でもありますので」
私がそう言うと、彼女は少し考えてから口を開いた。
「はちみつと合うならレモンとかはどうですか?」
「レモン……確かに、一度試したことがあるのですが、果汁ではレモン特有の酸味が飛んでしまい、皮まで入れると今度は苦みがでてしまうのです」
「あーそれなら……皮だけ入れてみてはいかがでしょうか?」
「皮だけ……? それならもうすでに試してみたのですが……」
「皮だと言っても、白い所? を使わないで作るということです。確かこうやって作ったらどうだったかな……なんて」
「皮……黄色い部分だけをいれるということですか?」
「はい」
彼女は思い出すようにそう口にするが、その年で思い出すようなことはほとんどないだろう。
きっと、私のために本気で考えてくれているに違いない。
なら、彼女の言う通りにやってみよう。
「では、早速作ってみますね」
「はい!」
ということで作り始めたのだけれど、その途中、レモンの処理の時に止められた。
「あの、ちょっといいですか?」
「なんでしょう?」
「レモンの皮は黄色い所だけ使うんですけど、それをみじん切りにしてから入れてみてください」
「……分かりました」
彼女はもしや想像だけで味を思い描くことができるのではないだろうか?
もしくはまるでもう食べた事があるのを思い出すように言うのだ。
ここまで手順を当たり前のように言うのだから、そう思わずにはいられないだろう。
それから、はちみつレモンケーキとでも呼ぼうか。
そういった物が出来た。
「では早速……」
「はい」
ということで、私達は同時にそのケーキを口にいれた。
************************
相手視点から物語を進める……という方式はどうですかね?
ずっとサクヤ視点がいい! むしろこっちをもっと増やして!
ご意見、ご感想、ヴァイスの伸びた姿をもっと見たい、ウィンがかっこよく甘える姿を見たい、ルビーのツンツンを見たい。
どれでもお待ちしております!
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