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口づけが降りてくると思ったが、リーンハルト様の動きが止まった。顔を首に埋めて、舌打ちをする「チッ」と聞こえたが・・・・

頭に?が浮かぶがベッドから出て行く、リーンハルト様を見ると、この朝のゴニョゴニョが無くなりそうです。

後ろを振り返りリーンハルト様が、話してくる。
「スズネ。少しだけ、出て行くが、すぐに戻ってくる。」と良い。頬に口づけを残し 部屋を出て行かれた。

おおおおーーー。嬉しいですが、毎日毎日、腰が砕けそうでしたよ。なんか知らないが、いつ逃げますか?今でしょう。

慌てて 震える足で、ベッドからでる。だが、やはり力が入らないので、その場にへたり込んだ。仕方ない、四つん這いになり、魔のベッドから逃げ出す。
そのまま、クローゼットに行く。がやはり無駄に、スケスケの下着しか無かった。何ですかこれ?次は、リーンハルト様のクローゼットだ。うん。扉さえ開かない。仕方ないので、自分のクローゼットに戻る。

比較的大丈夫そうなのを探し、手に持つが、前のレースはたっぷり、後ろは紐だけです。これは、ある漫画のビンボ○○マでは無かろうか?

それでも一番大丈夫そうな、黒のロングのスケスケ真ん中はスリットが開き、パンツはTバックしか無かったよ。

悲しいが、このままいざ逃げようとドアを開ける。まずは、ゆっくりと開け、辺りに人気が無いようだ。ここは、誰も来ないと話していたからな、今でしょう。

ゆっくり足を動かす、ソロリソロリ部屋の壁伝いに逃げていく。無駄に部屋があるな?逃げ出した部屋から自分では遠い場所まで逃げた。そこの部屋にも、ベッドがあるが、こぢんまりとしている。

その部屋のクローゼットを開けたが、何も無かった。仕方ないので、カーテンの後ろに隠れる。このまま、見付かりませんように。

いくら私でも、この格好では外に逃げられない。すると、陽気がいいので眠くなったので、カーテンの後ろで眠ってしまう。

すると、ユラユラと揺れてるので、目が覚めた。目を開けると、リーンハルト様が私をソファに運んでくれていた。

するとリーンハルト様が声を掛けて来る「スズネ。どうして部屋からでたんだい?」と腹黒笑顔が全開ですな。

問題です。1 貴方から逃げました。=死ぬほど怖い目に遭う。

2 貴方を探しに行ったら迷ったの?=少しの痛い目にあう。ジャンジャン。2です。

リーンハルトの胸に顔を埋め「ルトが急に居なくなったから、寂しくって探していたら、迷っちゃった?」と甘えた声で話す。

するとキスをしてくるリーンハルト様が「今はそれで騙されてあげよう。次は無いよ。」と目を細める。

ああ。騙されなかったのですか。怖いです。今から、お仕置きという名の、甘い出来事が起こるのですね。

リーンハルト様が、もの凄く良い笑顔です。
頬に口づけをされ「スズネ。私のために選んだのかい?」とリーンハルト様を跨ぐ感じで抱っこされています。

イヤ。至極まっとうな物が、これしかアリマセンでしたが?パンツに至っては、ほとんどがTバックでしたし。これは履いても、履いて無くっても同じでは?ってパンツならありましたが・・・・

リーンハルト様に聞いて見よう「ルト?あのね。クローゼットの服は、ルトが選んでくれたの?」と首を傾け聞いて見る。

するとリーンハルト様が、「ああ。あれは、メイド達だよ。クラフトが、ノリノリで選んでいたようだが・・・」と話してくれた。

クラフトめ、おのれー。禿げになる呪いを、かけてやる。

口づけが降りてくる。「ふ・・ん・・」と恥ずかしい。リーンハルト様の胸に顔を埋める。

そのまま抱きしめられていた、たまには まったりソファにいるのも良いな。フフフと笑い声が聞こえてきた、顔を上げ、リーンハルト様を見ると、嬉しそうに微笑まれた。

リーンハルト様が、「すまない。ああ。幸せだなって、思ってね。このままずっと、一緒にね。スズネ。」と抱きしめられた。

答える代わりに、お互い深い長い口づけをした。







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