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なんでだろー?私がこんな酷いめに合うんだろう?絶賛 麻袋に入れられ、ドナドナ中です。なんか、珍しげな髪だ。売ると高値だ。ガリガリのチビだぜ。売れるかよ。とか聞こえてくるよ。今どうしたら、いいか考え中です。

体調が良くなり、洞窟を出る決心が着き。洞窟を綺麗にして、寝たら。枕元にカゴがあった。そこには、手紙 服 靴もあった。お爺さんから頂いた鞄は、私以外には普通の容量がある鞄にしてもらえた。鞄以外は、全て普通でした。
洞窟を出ると目の前に道と行先が矢印になってる、看板がありました。町までの道は一直線だから分かりやすかった。が、ここで記憶がないな。もしかすると、可愛すぎて拐われたの?いやぁん。とアホな妄想で、現実逃避する。

どさりと降ろされたが袋の中だから、周りの状況がわからない。ただ、動物の匂いがする場所なのは分かる。降ろされた場所だが、あまり痛くないし。もう少ししたら、脱出しよう。と考えている中、「グッ 」「ギャー」「助けてくれ金なら」って声がしたが、静かになってきた。仲間割れか?危ないな。今のうちに、人攫いは子供と思って手足縛らなかった。鞄から、鋏を出して麻袋を切って行く。麻袋に その辺の藁を詰めて、さっ逃げようと思ったら、ドアが開きました。

筋肉が凄い男の人、頭に丸い耳がある、熊さんだな?「ボウズ、仲間か?」誰の、ですか?首を振ります。「出るぞ」外に出ると、簀巻にされている人達がいた。あー。簀巻だ懐かしい。「おや?その子供は?」綺麗な顔のエルフだな。
「知らん。」不機嫌だな。ガヤガヤと、周りが騒ぎ出した。
「はじめまして。リアムと申します。君は?何処から来たのですか?」あっ。この人、ダドさんと同じ匂いがする。優しいふりの腹黒。真っ黒さんだ。よし 誤魔化そう「他国に行く途中 麻袋に入れられた。後はわからない。」と話しておく。

ドワーフ国は ドラッヘン(竜国)に隣接しているが、地球での西ヨーロッパの地図に似ていた。覚えてるのは、ドワーフ国の隣が獣人国だ、獣人国は行きたくて、覚えていたんだよね。

ため息はいてるよ、このエルフ顔面偏差値は高いけど、性格の悪さも抜き出てるな。横にそれたエルフと熊(どうするんですか?あんな子供拾って来て。お金もなさそうですから、つきまとわれますよ。)(大丈夫だろう。受け答えもしっかりしてる。礼儀もある。それなりの教育を受けている。)もめてますな、此所は逃げよう。「町に行くから。さようなら。」とその場を後にしようとしたら。首根っこを捕まられましたよ。「何処に行くんだ。ボウズ」捕まれてもがいていると、腹黒エルフが頭に手を置き、首を振っていた。やれやれって、こっちの台詞ですが・・後ろを見ると、極悪顔の人がいた。「離していただけませんか?」と聞いてみると「何処に行くんだボウズ?これから夜になる。坊主の足じゃ、町まで行けないだろう。送ってやる」エルフを見ると、仕方ないですね。と言い。人攫いを運ぶ御者台に乗せて貰った。そのまま、質問攻めに遭ったが、歳 何処からとか、もうね、人攫いの仲間を疑ってるんだね。と分かるくらい露骨な質問もされたよ。その間 真っ黒エルフと 熊さんは、こそこそ何かを話していた。


町に着き、水晶玉の上に手を置き、通過していった。でも私は、何も持っていないので門番さんに聞いてみる。「何も身分になる物を持っていません。どうしたら良いですか?」エルフが驚いている。「何も持っていないのですか?」うなずいておく「ここまで連れてきてくださって、ありがとうございます。後は大丈夫ですので、さようなら」と話し。門番さんに聞いてみる。「冒険者か商業で登録してもらうか?国の証明者は無いのか?」と聞かれたので。とっても小さい村だったので、ギルドすら無かった。にした。「お金を払って貰ってギルドカード発行の元後で返金だけど、お金ある?」何ら問題ない。お金を払い。冒険者は血で登録してるから、登録していない商業に行くことにする。その間エルフ達が、やいやい話していたが、門番さんに別の場所から出して貰った。

あの門番いい人だ。商業ギルドに着くと何を売るのか聞かれたので、屋敷で採取していた薬草を出す。査定に入られたが状態は良くても、子供のお小遣いにしかならない薬草でした。

冒険者と商業は契約しても別だから、血の契約違反にはならなかった。良かった。記入するよう紙を渡された。何て書くか悩んでいると、自動的に記入欄が埋まって行く。名前は マルセル 年齢は13歳になっていた。名前の横に(スズネ・トウドウ)と書かれていた。年齢の横には、何もなかった。13歳か結構若返ったな。

私は一番下のランクで登録した。登録料とシート代と年会費を払った。シートは、畳1畳分だ。シートにおける物ならば、違法じゃないもの以外は売って良い。これは商業ギルドのマークがあるので、邪魔にならない場所。道ばたなら、お店を出して良い。宿でも宿の人の許可さえ取れば、このシートを広げて商売可だった。地球の何処でもフリーマーケットだ。商業ギルドのカードは 腕輪になっていた、ついでにテイマーも登録できた。外に出て、門番さんにお金を返して貰いに行く。


すると、途中にいたよ。あのエルフ達が、「何処に行くのですか?」無視していこう、するとまた、首根っこを捕まれた。「あの。動物では無いので、止めていただけますか?」すると「すまん。すまん。逃げるのでな」と頭をかきながら謝られた。「もう、かまわないでください。」お辞儀をしてその場を去ろうとすると「腹減ってるだろう。飯食わしてやる。」と言い。担がれてお店まで行った場所に冒険者達がいた。
「いらっしゃい。此所は宿屋だがね。ご飯所もしているのさ。一杯食べな。」ふくよかなおばちゃんだね。困っていると「食え。細くてろくな物食ってないんだろう。」と山盛りの塩コショウ肉を出された。あっ。ネイドさんを、思い出すわ。
「いりません。自分の分は払います。勝手に連れてきて、貴方方は、あの人攫いと変わりません。失礼します。」と宿を後にしようとすると、熊が「あの場所にいたから、仲間かと思った。すまん。謝罪に飯ぐらいおごらせて欲しい。」と謝ってきたが、ただより怖い物は無いので用件を聞こう。
「何か。用事があるのですか?」相手の目を見て話す。「賢いですね。貴方は関係ないと分かりました。なぜ子供が一人であんな場所に?」と聞かれたが、ただの親切心ではなさそうだ。相手の目を見て、黙る。「はー。すまん。あの場所は人攫いのアジトだ。売られる寸前の、子供達がいた。皆家族から捜索願が出てるから、家に帰してやれる。がお前だけは、謎でな」とお酒をあおりながら話された。「町を目指していたら、途中でさらわれました。それだけです。家族はいないので、捜索願は出ませんよ。」席を立とうとすると。今度は腕を捕まれた。「まあ待て。これからどうするんだ?」なので採取しながら、住みやすそうな町に行く途中だと話したら、2人が頭を抱えた。「貴方を放り出せないのですよ。子供なので、孤児院もあります。ひとまず、明日ギルドまで送ります。」と言われ。部屋の鍵を渡された。「今日の宿は、ギルドの払いになってる。泊まっていけ、どのみち夜だ。獣人国の中心までは、遠いからな。」と肉を皿に盛り付けられた。

仕方が無いので、塩こしょう肉を食べ、ここから出て行く事を考える。冒険者ギルドか、今はまだばれたくない。

ご飯のお礼を言い、渡された部屋の鍵の場所に向かう。困ったな、鞄に何か無いか探す。阻害魔法一回使用可と、今欲しい物があった。神様ありがとう。

朝早く起きていると、宿屋に牛乳を運んできた人がいたので、その荷馬車にこっそり乗り込む。部屋の手紙には、お世話になりありがとうと、1万置いて出てきた。昨日の宿代とご飯代を調べていたら1万でおつりが来るくらいだ。

ごめんなさい。親切にしてくれた人達。



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