魔法学校の落ちこぼれエリート

24話

 「ふわぁぁぁ」
 朝6時30分。今の季節は春。数日前まで冬で寒かったが春の少し暖かい風が吹いてる。
 (今日から魔法庁だ…、大丈夫かなぁ……)  
 魔法庁があるところは国の中央バネスのところにある。ユリの住んでいるトレアからは電車で30分くらい。８駅ぐらいのところにある。そこは国の中央で人がたくさんいるし、様々なお店などがある。ユリはそこに10時にいなければいけない。10時には新人紹介などが始まるからだ。帰りは決まっておりら通常勤務なら６時には終わる。ユリは朝起きてシャワーを浴び、朝ごはんを作り食べた。ふと時計を見ると8時。あと30分ほどで家を出る時間。
 「あっ、やばっ。着替えて持ち物の確認……。」
 初日のため持ち物は特にないが大切なものなどをしまった。着替えは初日はとりあえず何を着ていけばわからなかったが私服で行くことにした。準備が終わったのが8時20分ぐらい。少し早いが家を出ることにした。
 ユリは今日から違うところに住むため、家に別れを言った。
 (今まで……、みんなとの思い出……。行ってきます！)
 そして駅に向かった。
 「あ、もう電車きてる！急がないと…！」
 ギリギリ間に合ったが周りに人がいた。いわゆる満員電車だった。
 「次は～駅です。お忘れ物に注意してください～。」
 と、放送がなった瞬間いきなり電車が止まった。
 「きゃっ！」
 急に電車が止まったせいで足をひねって、倒れそうになった。
 「あぶないっ！！！」
 いきなり知らない男性いが助けてくれた。 
 ユリはお礼を言おうと動こうとしたが先ほど足首をひねってしまい、傷んだ。
 「くっ…！」
 「だ、大丈夫ですか！？」
   ユリは 声の主の方を見た……