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第630話 神の国(神聖ジェラルディン国)4
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第630話 神の国(神聖ジェラルディン国)4
あまりにも人のことを嘘をついているとか、嘘が書いてあると言う教皇に過去を見せて理解してもらおうとしがた、現実に自分の目で見ても納得しようとしなかった。
こんな人が教皇でいいのであろうかと思えるけど。
自分が悪魔に取り憑かれて豹変した自分を見ても、なおかつ信じることができない。
これが神の国なのか?
神の言うことしか信じない。
俺の手を握って離さないし、まだ体がガタガタ震えている。
やっと落ち着いてきたみたいで俺の手を離してくれた。
俺が教皇の寝ているベットから離れると教皇は、初めて頭を下げた。
「申し訳ありませんでした、私を助けてくれたあなたに失礼な態度を取ってしまって」
「いえ、俺ではなく本の作者であるコリンに謝ってください」
俺が、そういうと教皇はコリンに向き直って頭を下げながら「本当にあなたにはなんて言って謝ったらいいのか‥‥‥ごめんなさい」
コリン「いいえ、教皇様、全てはクリスが悪いんです」
「えっ、俺?」
コリン「こんな人間離れした能力を持っている勇者ですから、信じられないもの無理はありません」
なんだか俺だ悪者にされたみたいだ。まぁいいけどさ。
俺はチラッとアリシアを見た。
アリシアも俺が見ているのに気がついて、ニコッってしてくれたからいいや。
アリシア「教皇様、クリスは幼馴染ですけど、本当に以前とは違って人間じゃいないみたいな魔法を使っています」
「うん、うん、そうだね」とイザベラ
ソフィアが「人は空を飛びませんが、クリスは空を飛ぶんですよ」
「うん、うん、そうだね‥‥‥あれっ、私たちも飛べるよ」
「あっ、そうか、訂正です、努力すれば、偉大な魔法使いになれるんです」
教皇「ではクリス様は、それなりの努力をした努力家ですね」
シャーロット「そうなんですよ、クリス様は、本に書いてある通り、1人で軍隊を撃退したことがあるんですよ」
「まぁ、そうなの?、もしかして本の初めの出来事?」
シャーロット「そうです、オーリス王国に攻め込んできた国や、サイタス帝国とブラッドフォード大公国も戦争になりかけたんですが、クリス様が止めたんです」
「まぁ、それも本に書いてあったけど、本当のことなの?」
「はい、事実です」とコリン。
「なんだか、本当に、人間なの?」と俺に目を向ける教皇。
「人間なのは、小さい時から一緒に育ってきたアリシアが証明してくれます」と言ってアリシアの方をみるとそっぽを向いた。
「あの‥‥‥アリシアさん?」
「えっ、あっ、私? そういえばクリスとは同じ村の出身でした」と、とぼけたように言うアリシア。
そこに周りからクスクス笑いが起きる。
しかし、それでもコリンが傷ついたことは変わらない。
疑いをかけられて、嘘だと言われたことで心が傷ついて、言った方は、それでいいと思うだろうけど、言われたコリンの心は傷ついたままだ。
俺はコリンをチラッと見たが、笑ってはいるが‥‥‥
本当に、こんな場所に来なければ良かった。
念話で全員に通達「帰ろうよ」
頃合いを考えて「それでは教皇陛下、俺たちは、そろそろお暇します」
教皇「えっ、いや、それは困る」と言いだした。
「えっ、どうしてですか? もう俺たちへの要件は終わりました」
「それがだな、街の住人のことなんだが」
「しかし、俺たちは、ここの住人ではありません。用事もありますし」
「ぜひ、お願いしたいのだが、人の命に関わることなのじゃ」
「もう、どういうことですか?」俺は、ぶっきらぼうに言った。
あまりやる気がしないのは確かだ。
「それで、人の命って?」
「私が、あのようになる前のことであるが、街を警戒している兵士から連絡が入ったのだが、街の人の様子がおかしいと」
「ええ、それなら私も疑問に思いましたが、教会の教えだと思いましたが‥‥」
「そんなことあるわけなかろう、なぁ、勇者よ、そろそろ、お互い蟠わだかまりをとかんか?」
「まぁ、いいでしょう。それで?」
「先に異常があったのが街にいる人々だということしかわかっておらんが」
「なら、もうわかっています」
「なに? どういうことなのだ?」
「理由は簡単ですよ、本を読んでいれば推測はつくでしょう」
「? ‥‥‥ !」
「も、もしかして、麻薬か?」
「はい、その通りです」
「そ、それで、君にはできるのかね?」
「ええ、できますが高額な依頼料がかかります。我々は冒険者なんですよ」
「ああ、そのことならわかっておる。冒険者なら当然のことだからな、それで白金貨3万で請け負ってくれんか?」
「いい額ですね」
「ああ、本の作者を貶した額が入っておる」
「コリン、それだけあれば、孤児院の建て替えや孤児に美味しいものを食べさせてやれるよね」
「うん、ありがとう」
「教皇様も、ありがとう」
「なぁに、大したことじゃないさ、コリンが孤児に、寄付とかしていることくらい把握しておるからな。本に書いてあるからな」と俺に向かってウィンクしてみせた。
それで先ほどの問題を解消しようとしているのか?
俺には、そう見えたけど‥‥‥いつまでも引きずっていると教皇と同じなので、気分を変えることにした。
教皇「ことの発端は、一兵士が言ってきたことだが、なの内容がなんだか、おかしいと」
「なんだか、おかしい?」
「そうなだ、なんだかおかしいと言われれば、普通なら勘違いじゃないか?と考える」
「まぁ、普通ならそうですね」
「しかし、それを始めとして、多くのものが、同じことを言ってきたのじゃ」
「なるほど」
「そうこうしている間に、私までおかしくなってしまったわけじゃ」
わけじゃって‥‥‥
「まぁ、街に入ってくる時に原因がわかっていますから麻薬ですね」
「麻薬?」
「はい、麻薬です」
「そ、そんな馬鹿な、我が国の信者が、麻薬をやっていると言うのかね」
「そうです、あなたの国の信者が麻薬をやっていると言うよりも、汚染された水を飲んでいるということでしょうね」
なんか教皇と話すと疲れる。
国のトップである人が、こんな性格じゃ未来はない。
「あなたも汚染されていますから、そんな人を疑いの眼で見るようなことになるんじゃないですか?」
「お前は、私を馬鹿にするのか?」
俺は、本当のことを言ったのに、あ~ぁ、これじゃ手が付けられない、もう、嫌だ、帰ろうかな?
「‥‥‥」俺は口を閉じた。
「いや、すまぬ、どうして、こんなことを言ったのか? 自分でもわからぬ‥‥‥」
「だ・か・ら・先ほども言ったように麻薬だけじゃないですけど、汚染されていることは間違いありません」
「一つ、わからないことがあるんですが、麻薬と、違う成分が入っているみたいです」
「違う成分???」
「はい」
「そ、それはなんの成分なのだ?」
「見てわかるんくらいですから、こちらの成分の方が強いみたいですけど」
「そ、それは?」
「ブラックオーラですね。どす黒さから言ったら、すごいですよ」
「私には見えないが?」
「そうですね、魔力がない方には見えなしい、わからないでしょうね」
「では、それが街に蔓延化していると?」
「はい、そうですね」
「街に蔓延化すると、どうなる?」
「まぁ、予想ですが、条件を満たした人は魔物に変わったり、魔族になったり、悪魔になってしまうんじゃないかと」
「な、なにーーーーっ」
あまりにも人のことを嘘をついているとか、嘘が書いてあると言う教皇に過去を見せて理解してもらおうとしがた、現実に自分の目で見ても納得しようとしなかった。
こんな人が教皇でいいのであろうかと思えるけど。
自分が悪魔に取り憑かれて豹変した自分を見ても、なおかつ信じることができない。
これが神の国なのか?
神の言うことしか信じない。
俺の手を握って離さないし、まだ体がガタガタ震えている。
やっと落ち着いてきたみたいで俺の手を離してくれた。
俺が教皇の寝ているベットから離れると教皇は、初めて頭を下げた。
「申し訳ありませんでした、私を助けてくれたあなたに失礼な態度を取ってしまって」
「いえ、俺ではなく本の作者であるコリンに謝ってください」
俺が、そういうと教皇はコリンに向き直って頭を下げながら「本当にあなたにはなんて言って謝ったらいいのか‥‥‥ごめんなさい」
コリン「いいえ、教皇様、全てはクリスが悪いんです」
「えっ、俺?」
コリン「こんな人間離れした能力を持っている勇者ですから、信じられないもの無理はありません」
なんだか俺だ悪者にされたみたいだ。まぁいいけどさ。
俺はチラッとアリシアを見た。
アリシアも俺が見ているのに気がついて、ニコッってしてくれたからいいや。
アリシア「教皇様、クリスは幼馴染ですけど、本当に以前とは違って人間じゃいないみたいな魔法を使っています」
「うん、うん、そうだね」とイザベラ
ソフィアが「人は空を飛びませんが、クリスは空を飛ぶんですよ」
「うん、うん、そうだね‥‥‥あれっ、私たちも飛べるよ」
「あっ、そうか、訂正です、努力すれば、偉大な魔法使いになれるんです」
教皇「ではクリス様は、それなりの努力をした努力家ですね」
シャーロット「そうなんですよ、クリス様は、本に書いてある通り、1人で軍隊を撃退したことがあるんですよ」
「まぁ、そうなの?、もしかして本の初めの出来事?」
シャーロット「そうです、オーリス王国に攻め込んできた国や、サイタス帝国とブラッドフォード大公国も戦争になりかけたんですが、クリス様が止めたんです」
「まぁ、それも本に書いてあったけど、本当のことなの?」
「はい、事実です」とコリン。
「なんだか、本当に、人間なの?」と俺に目を向ける教皇。
「人間なのは、小さい時から一緒に育ってきたアリシアが証明してくれます」と言ってアリシアの方をみるとそっぽを向いた。
「あの‥‥‥アリシアさん?」
「えっ、あっ、私? そういえばクリスとは同じ村の出身でした」と、とぼけたように言うアリシア。
そこに周りからクスクス笑いが起きる。
しかし、それでもコリンが傷ついたことは変わらない。
疑いをかけられて、嘘だと言われたことで心が傷ついて、言った方は、それでいいと思うだろうけど、言われたコリンの心は傷ついたままだ。
俺はコリンをチラッと見たが、笑ってはいるが‥‥‥
本当に、こんな場所に来なければ良かった。
念話で全員に通達「帰ろうよ」
頃合いを考えて「それでは教皇陛下、俺たちは、そろそろお暇します」
教皇「えっ、いや、それは困る」と言いだした。
「えっ、どうしてですか? もう俺たちへの要件は終わりました」
「それがだな、街の住人のことなんだが」
「しかし、俺たちは、ここの住人ではありません。用事もありますし」
「ぜひ、お願いしたいのだが、人の命に関わることなのじゃ」
「もう、どういうことですか?」俺は、ぶっきらぼうに言った。
あまりやる気がしないのは確かだ。
「それで、人の命って?」
「私が、あのようになる前のことであるが、街を警戒している兵士から連絡が入ったのだが、街の人の様子がおかしいと」
「ええ、それなら私も疑問に思いましたが、教会の教えだと思いましたが‥‥」
「そんなことあるわけなかろう、なぁ、勇者よ、そろそろ、お互い蟠わだかまりをとかんか?」
「まぁ、いいでしょう。それで?」
「先に異常があったのが街にいる人々だということしかわかっておらんが」
「なら、もうわかっています」
「なに? どういうことなのだ?」
「理由は簡単ですよ、本を読んでいれば推測はつくでしょう」
「? ‥‥‥ !」
「も、もしかして、麻薬か?」
「はい、その通りです」
「そ、それで、君にはできるのかね?」
「ええ、できますが高額な依頼料がかかります。我々は冒険者なんですよ」
「ああ、そのことならわかっておる。冒険者なら当然のことだからな、それで白金貨3万で請け負ってくれんか?」
「いい額ですね」
「ああ、本の作者を貶した額が入っておる」
「コリン、それだけあれば、孤児院の建て替えや孤児に美味しいものを食べさせてやれるよね」
「うん、ありがとう」
「教皇様も、ありがとう」
「なぁに、大したことじゃないさ、コリンが孤児に、寄付とかしていることくらい把握しておるからな。本に書いてあるからな」と俺に向かってウィンクしてみせた。
それで先ほどの問題を解消しようとしているのか?
俺には、そう見えたけど‥‥‥いつまでも引きずっていると教皇と同じなので、気分を変えることにした。
教皇「ことの発端は、一兵士が言ってきたことだが、なの内容がなんだか、おかしいと」
「なんだか、おかしい?」
「そうなだ、なんだかおかしいと言われれば、普通なら勘違いじゃないか?と考える」
「まぁ、普通ならそうですね」
「しかし、それを始めとして、多くのものが、同じことを言ってきたのじゃ」
「なるほど」
「そうこうしている間に、私までおかしくなってしまったわけじゃ」
わけじゃって‥‥‥
「まぁ、街に入ってくる時に原因がわかっていますから麻薬ですね」
「麻薬?」
「はい、麻薬です」
「そ、そんな馬鹿な、我が国の信者が、麻薬をやっていると言うのかね」
「そうです、あなたの国の信者が麻薬をやっていると言うよりも、汚染された水を飲んでいるということでしょうね」
なんか教皇と話すと疲れる。
国のトップである人が、こんな性格じゃ未来はない。
「あなたも汚染されていますから、そんな人を疑いの眼で見るようなことになるんじゃないですか?」
「お前は、私を馬鹿にするのか?」
俺は、本当のことを言ったのに、あ~ぁ、これじゃ手が付けられない、もう、嫌だ、帰ろうかな?
「‥‥‥」俺は口を閉じた。
「いや、すまぬ、どうして、こんなことを言ったのか? 自分でもわからぬ‥‥‥」
「だ・か・ら・先ほども言ったように麻薬だけじゃないですけど、汚染されていることは間違いありません」
「一つ、わからないことがあるんですが、麻薬と、違う成分が入っているみたいです」
「違う成分???」
「はい」
「そ、それはなんの成分なのだ?」
「見てわかるんくらいですから、こちらの成分の方が強いみたいですけど」
「そ、それは?」
「ブラックオーラですね。どす黒さから言ったら、すごいですよ」
「私には見えないが?」
「そうですね、魔力がない方には見えなしい、わからないでしょうね」
「では、それが街に蔓延化していると?」
「はい、そうですね」
「街に蔓延化すると、どうなる?」
「まぁ、予想ですが、条件を満たした人は魔物に変わったり、魔族になったり、悪魔になってしまうんじゃないかと」
「な、なにーーーーっ」
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