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第616話 勇者の休息 3
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第616話 勇者の休息 3
「君たち、もしかして冒険者?」と村人から言われた。
3人の女の子たちは、振り返って身なりを整え「はい、依頼を受けてやってきました」と代表してメアリーが答える。
「君たちみたいな子供にオオカミが倒せるの? 村にとっては、一大事なんだけど」
村の警備の人は、ちょっと、むっときて怒り口調
まぁ、オオカミを冒険者ギルドに討伐依頼を出して、来たのが、15歳の子供だからな。あっ、そうか、15歳で成人なんだ。
でもな、そこらにいるような女の子だからしょうがないよな。
「大丈夫です、私たちに任せてください」とメアリー
「そうです、私たち、強いんですよ」とミシェル
「そうです、オオカミなんて、簡単ですよ」とミシェル
俺もソフィアたちの3人のパーティーに入れてもらって、よく、そんなことを言われたな。
「まぁ、そういうなら村長のところに案内するけど」
「はい、よろしくお願いします」
そして警備の村人は、チラッと俺の方を見たが、ため息ついた。
どうしてだ?
俺の格好って変?
あっ、そうか、何も装備していないから、荷物持ちと思われたのかな?
俺たちは村人に案内されながら、最後尾を俺が歩いている。誰にも見ていないとところで、俺が異空間から聖剣を出すわけにはいかないから、かなり前にダンジョンで拾った剣を出して腰に装着した。
剣の鞘に手を置いて歩くと、カチャカチャ音がする。
剣は身長に合わせることや、手の長さに合わせるので、俺の予備というには、普通の剣だけど、一番、後ろを歩いていたメイジーがチラッと俺の方を振り向いた。
一瞬、俺の腰に剣を刺しているのを見て、目が見開かれて、それでも歩いていたので、こけそうになったけど、なんとか、持ち堪えた。
「なにやってんのよ」とメアリー
「えっ、いや、ちょっと」
「ほら、しっかり歩いて」とメアリー
村の警備の門を通り過ぎて、警備の村人は、他の村人に、話をして門を通り過ぎた。
もう1人の村人も、露骨に嫌な顔をしていた。
俺たちは村人も入れて四人で村長の家の前に到着した。
「ここが、村長の家だ」と警備の村人
そういうと村長の家の扉をノックした。
「村長、依頼していたオオカミの討伐の冒険者が到着しました」
ちょっと間を置いて扉が開いた。
70代くらいの老人の男性が出てきた。
「よ、うこそ、みなさん」と俺たち全員を見渡す。
「あの、冒険者の方というのは?」
「あっ、それ、私たちです」と元気よくメアリーが言う
「えっ、あなたたちですか?」
「はい、私たちが、冒険者ギルドの依頼で、オオカミを倒しにきました」
「ハァ~」と村長が項垂れる。
「あの~」とメアリー
「はい、わかりました、どうぞ中に入ってください」
「じゃ、失礼します」と3人が声を揃えて言う。
俺も入る時に小さい声で”失礼します”と。
「それで依頼なんですが」とメアリー
「ああ、まぁ、どうぞ」と椅子をすすめられた。
「本当に、君たちは冒険者?」
「はい、そうです、これギルドカードです」
と言ってギルドカードを村長に差し出す。
カードを受け取って村長は「ランクFですか」
「ええ、そうです」とメアリー
「あの、後ろの男性の方は?」
「えっ、俺ですか?」
「ギルドカードを見せてもらえませんか?」
「‥‥‥、はい、いいですよ」と言って隠蔽魔法をかけたままのカードを差し出す。
「おおっ、ランクC」
「‥‥‥」全員が静かになる。
「では、あなたが、このパーティーのリーダーですか?」
「あっ、俺は、その違います」
「では、どなたがリーダーですか?」
「はい、はい、私です」元気よく手を上げながら言うメアリー。
それを聞いて村長は、またもや項垂れる。
「ハァ~~、大丈夫だろうか?」
それを聞いていたメアリーが「大丈夫、私たちに任せてくださいよ」
「‥‥‥分りました、来たものはしょうがないですから。では、説明しますね」
「はい、お願いします」とメイジー
「ギルドにはオオカミが3匹と言いましたが、実は増えているんですよ」
「‥‥‥では、オオカミは何匹いるんです?」
村長「それがですね、確認された数を言えば、12頭です」
「12‥‥‥」メアリー
「その中に大型のオオカミも確認されていましてな」
「大型のオオカミ?」とメイジー
「はい、ですから、こちらも数を正確に把握しないまま、依頼を出してしまっていますので、この依頼を取り消します。もちろんキャンセル料はお支払いしますので、どうか、今日はお引き取りください」
「えっ、せっかく来たのに?」メアリー
「でも、最低12匹だよ」メイジー
「うん、そうだね、私たちじゃ無理だよ」とミシェル
仕方ない‥‥‥
「オオカミは昼間に出るんですか?」
「いいえ、それも確認不足でして、夜です」
「しかし、昼間でも、どこかにいますよね」
「それは、そうですが、どこにいるのかまでは分かりません」
「では、探して見つければ問題ないですね」
「はい、それは、そうですが」
「では、この依頼、そのまま受けされていただきます」
「えっ、いいんですか? オオカミが12頭以上いますよ」
「ええ、構いません」
「ちょっとおじさん、私たちじゃ12匹以上のオオカミなんて、無理だよ」とメアリー
「いいや、君たちが討伐するんだよ」
「いや、だって無理だって、私たち3人しかいないんだよ、おじさんが、どれほど強くても12匹以上の狼なんて無理だよ」とメアリー
「いいや、俺が全てサポートするから、大丈夫だ」
「でも‥‥‥」
「私たちじゃ、死んじゃうよ」と怯おびえ出した。
「うん、ダメだよ」と涙を流す、メアリー
「いいや、依頼を受けたのは、君たちじゃないか?」
「うん、でも村長さんもキャンセルしていいって言うのに、どうして、おじさんは、そんなこと言うの?」
「‥‥‥」
「じゃ、俺だけで行くよ、君たちは、ここで待ってなよ」と言って俺は村長の家を後にした。
村長の家を出て門に戻ってきた、そして門から出て立ち止まる。
立ち止まった理由は検索魔法を展開するためだ。
どこにオオカミがいるのか?
何頭ぐらいオオカミが存在するのか?
検索魔法で確認してみる。
いた‥‥‥数は、23頭、オオカミは群れを作るから、それなりの数になる。
その中で1つだけ大きい個体が存在している。
検索魔法を終えた瞬間、3人が走って俺を追ってきた。
俺が後ろを振り返ると、息を切らしながら3人が必死に走ってきた。
「おじさん、ちょっと待ってよ、この依頼は私たちが受けたんだから私たちがオオカミを倒すよ」とメアリー
「うん、頑張る」
「私たちの宿代にするんだから」
「でもオオカミは23頭いるよ」と俺が言うと全員が黙ってしまった。
「えっ、23頭?」
「そんなの絶対、無理」
「1人で5頭以上、倒さなければいけないなんて」
「‥‥‥」
「あれっ、おじさん、どうして23頭いるってわかったの?」
「俺の魔法で検索して見つけた‥‥‥」
「おじさんって、あの勇者クリスみたいなことをするんだね」
「ほんとうに」
「同じなのは名前だけにしてほしいかも」
「さぁ、みんな行くよ」と俺
「うん、わかった、ここで私たちの冒険は終わるかも」
「そうだね、受けた依頼は絶対だから」
「死んだらおじさんの墓を蹴飛ばしてやる」
「その時は、あなたも死んでいるから」
「あっ、そうか」
「彼の方が私たちよりも強い」
「うん、そうだね、伊達にCランクじゃなかったんだ」
「‥‥‥異空間収納‥‥‥検索魔法?、これって上級魔法使いでも使えない魔法なんじゃないの? そして名前がクリス? 」と小声で考えながら言うメアリー
メアリーだけがおかしいと思い始めた。
メアリーが、俺をじっと見ている。
俺は、わざと偽名を使わなかった。
わざとということもあるが、ギルドカードには、ない名前を使ってしまうと犯罪者になるからだ。つまり偽カードという犯罪に。
「じゃ、みんな、あっちの方角にオオカミが23頭いるから、向かうよ」
メアリーは俺の方を見ながらついていくだけ。
他の2人は、「う、うん、向かおうか?」
「大丈夫かな?」と恐々、言っている。
メアリーだけが疑いの目を持って俺を見ている。
「君たち、もしかして冒険者?」と村人から言われた。
3人の女の子たちは、振り返って身なりを整え「はい、依頼を受けてやってきました」と代表してメアリーが答える。
「君たちみたいな子供にオオカミが倒せるの? 村にとっては、一大事なんだけど」
村の警備の人は、ちょっと、むっときて怒り口調
まぁ、オオカミを冒険者ギルドに討伐依頼を出して、来たのが、15歳の子供だからな。あっ、そうか、15歳で成人なんだ。
でもな、そこらにいるような女の子だからしょうがないよな。
「大丈夫です、私たちに任せてください」とメアリー
「そうです、私たち、強いんですよ」とミシェル
「そうです、オオカミなんて、簡単ですよ」とミシェル
俺もソフィアたちの3人のパーティーに入れてもらって、よく、そんなことを言われたな。
「まぁ、そういうなら村長のところに案内するけど」
「はい、よろしくお願いします」
そして警備の村人は、チラッと俺の方を見たが、ため息ついた。
どうしてだ?
俺の格好って変?
あっ、そうか、何も装備していないから、荷物持ちと思われたのかな?
俺たちは村人に案内されながら、最後尾を俺が歩いている。誰にも見ていないとところで、俺が異空間から聖剣を出すわけにはいかないから、かなり前にダンジョンで拾った剣を出して腰に装着した。
剣の鞘に手を置いて歩くと、カチャカチャ音がする。
剣は身長に合わせることや、手の長さに合わせるので、俺の予備というには、普通の剣だけど、一番、後ろを歩いていたメイジーがチラッと俺の方を振り向いた。
一瞬、俺の腰に剣を刺しているのを見て、目が見開かれて、それでも歩いていたので、こけそうになったけど、なんとか、持ち堪えた。
「なにやってんのよ」とメアリー
「えっ、いや、ちょっと」
「ほら、しっかり歩いて」とメアリー
村の警備の門を通り過ぎて、警備の村人は、他の村人に、話をして門を通り過ぎた。
もう1人の村人も、露骨に嫌な顔をしていた。
俺たちは村人も入れて四人で村長の家の前に到着した。
「ここが、村長の家だ」と警備の村人
そういうと村長の家の扉をノックした。
「村長、依頼していたオオカミの討伐の冒険者が到着しました」
ちょっと間を置いて扉が開いた。
70代くらいの老人の男性が出てきた。
「よ、うこそ、みなさん」と俺たち全員を見渡す。
「あの、冒険者の方というのは?」
「あっ、それ、私たちです」と元気よくメアリーが言う
「えっ、あなたたちですか?」
「はい、私たちが、冒険者ギルドの依頼で、オオカミを倒しにきました」
「ハァ~」と村長が項垂れる。
「あの~」とメアリー
「はい、わかりました、どうぞ中に入ってください」
「じゃ、失礼します」と3人が声を揃えて言う。
俺も入る時に小さい声で”失礼します”と。
「それで依頼なんですが」とメアリー
「ああ、まぁ、どうぞ」と椅子をすすめられた。
「本当に、君たちは冒険者?」
「はい、そうです、これギルドカードです」
と言ってギルドカードを村長に差し出す。
カードを受け取って村長は「ランクFですか」
「ええ、そうです」とメアリー
「あの、後ろの男性の方は?」
「えっ、俺ですか?」
「ギルドカードを見せてもらえませんか?」
「‥‥‥、はい、いいですよ」と言って隠蔽魔法をかけたままのカードを差し出す。
「おおっ、ランクC」
「‥‥‥」全員が静かになる。
「では、あなたが、このパーティーのリーダーですか?」
「あっ、俺は、その違います」
「では、どなたがリーダーですか?」
「はい、はい、私です」元気よく手を上げながら言うメアリー。
それを聞いて村長は、またもや項垂れる。
「ハァ~~、大丈夫だろうか?」
それを聞いていたメアリーが「大丈夫、私たちに任せてくださいよ」
「‥‥‥分りました、来たものはしょうがないですから。では、説明しますね」
「はい、お願いします」とメイジー
「ギルドにはオオカミが3匹と言いましたが、実は増えているんですよ」
「‥‥‥では、オオカミは何匹いるんです?」
村長「それがですね、確認された数を言えば、12頭です」
「12‥‥‥」メアリー
「その中に大型のオオカミも確認されていましてな」
「大型のオオカミ?」とメイジー
「はい、ですから、こちらも数を正確に把握しないまま、依頼を出してしまっていますので、この依頼を取り消します。もちろんキャンセル料はお支払いしますので、どうか、今日はお引き取りください」
「えっ、せっかく来たのに?」メアリー
「でも、最低12匹だよ」メイジー
「うん、そうだね、私たちじゃ無理だよ」とミシェル
仕方ない‥‥‥
「オオカミは昼間に出るんですか?」
「いいえ、それも確認不足でして、夜です」
「しかし、昼間でも、どこかにいますよね」
「それは、そうですが、どこにいるのかまでは分かりません」
「では、探して見つければ問題ないですね」
「はい、それは、そうですが」
「では、この依頼、そのまま受けされていただきます」
「えっ、いいんですか? オオカミが12頭以上いますよ」
「ええ、構いません」
「ちょっとおじさん、私たちじゃ12匹以上のオオカミなんて、無理だよ」とメアリー
「いいや、君たちが討伐するんだよ」
「いや、だって無理だって、私たち3人しかいないんだよ、おじさんが、どれほど強くても12匹以上の狼なんて無理だよ」とメアリー
「いいや、俺が全てサポートするから、大丈夫だ」
「でも‥‥‥」
「私たちじゃ、死んじゃうよ」と怯おびえ出した。
「うん、ダメだよ」と涙を流す、メアリー
「いいや、依頼を受けたのは、君たちじゃないか?」
「うん、でも村長さんもキャンセルしていいって言うのに、どうして、おじさんは、そんなこと言うの?」
「‥‥‥」
「じゃ、俺だけで行くよ、君たちは、ここで待ってなよ」と言って俺は村長の家を後にした。
村長の家を出て門に戻ってきた、そして門から出て立ち止まる。
立ち止まった理由は検索魔法を展開するためだ。
どこにオオカミがいるのか?
何頭ぐらいオオカミが存在するのか?
検索魔法で確認してみる。
いた‥‥‥数は、23頭、オオカミは群れを作るから、それなりの数になる。
その中で1つだけ大きい個体が存在している。
検索魔法を終えた瞬間、3人が走って俺を追ってきた。
俺が後ろを振り返ると、息を切らしながら3人が必死に走ってきた。
「おじさん、ちょっと待ってよ、この依頼は私たちが受けたんだから私たちがオオカミを倒すよ」とメアリー
「うん、頑張る」
「私たちの宿代にするんだから」
「でもオオカミは23頭いるよ」と俺が言うと全員が黙ってしまった。
「えっ、23頭?」
「そんなの絶対、無理」
「1人で5頭以上、倒さなければいけないなんて」
「‥‥‥」
「あれっ、おじさん、どうして23頭いるってわかったの?」
「俺の魔法で検索して見つけた‥‥‥」
「おじさんって、あの勇者クリスみたいなことをするんだね」
「ほんとうに」
「同じなのは名前だけにしてほしいかも」
「さぁ、みんな行くよ」と俺
「うん、わかった、ここで私たちの冒険は終わるかも」
「そうだね、受けた依頼は絶対だから」
「死んだらおじさんの墓を蹴飛ばしてやる」
「その時は、あなたも死んでいるから」
「あっ、そうか」
「彼の方が私たちよりも強い」
「うん、そうだね、伊達にCランクじゃなかったんだ」
「‥‥‥異空間収納‥‥‥検索魔法?、これって上級魔法使いでも使えない魔法なんじゃないの? そして名前がクリス? 」と小声で考えながら言うメアリー
メアリーだけがおかしいと思い始めた。
メアリーが、俺をじっと見ている。
俺は、わざと偽名を使わなかった。
わざとということもあるが、ギルドカードには、ない名前を使ってしまうと犯罪者になるからだ。つまり偽カードという犯罪に。
「じゃ、みんな、あっちの方角にオオカミが23頭いるから、向かうよ」
メアリーは俺の方を見ながらついていくだけ。
他の2人は、「う、うん、向かおうか?」
「大丈夫かな?」と恐々、言っている。
メアリーだけが疑いの目を持って俺を見ている。
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