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第563話 救世主への道22(レジーナ王国編)
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第563話 救世主への道22(レジーナ王国編)
午前中を過ぎようとした頃、報告が上がってきた。
尖兵隊の兵士が、一度は出ていったけど戻っているということだ。
何が原因かわからないけど、予想はつく。
「やりましたね、勇者様」と女王。
「そうですね、でも、まだまだですよ、もう少し様子を見る必要があります」
「用心深いですね」
「そうですね、そうなりました。実は宿敵がいて、そいつから2回も殺されているんですよ」と爆弾発言すると当然、2人は、驚きの表情をする。
「殺されたと言うのは、本当なんですか?」
「はい」
「しかし、今、目の前にいるじゃないですか?」
「いや~、どうしてでしょうね」
「もう、クリス‥‥‥」と言って脇を肘打ちされた。
「えっ、嘘なんですか?」
「‥‥‥どうでしょう?」
「と言うことは本当なんですね」
「まぁ、ご想像に」
「辛い目にあっておいでなんですね」
「そのことで、今の俺が、俺たちがありますから」
「そうですか、お強いんですね」
「いえいえ、弱いですよ」
「でも、あの魔法の力なんて」
「あれは俺自身の魔法じゃなく、借り物ですから、俺自身は弱いです」
「でも‥‥‥」
「まぁ、これでも勇者をやっていますから、勇者と言っても一介の人間ですから」
「そんな‥‥‥あなたは立派に勇者をしていますよ」
「いや、演じている演じているだけですよ、さぁ、この話はもうやめましょう」
*
俺たちは昼ごはんをとらせてもらって、寝ることにした。もちろん、寝る場所は借りている部屋じゃない。
借りている部屋から空間に入って寝ることにした。
この空間は、他人の音も響かない。
大きな部屋があり、その中に、それぞれの個室になっている部分があるから、他人の音がしてこない。
今は城は昼間なので、変化する情報に大慌てになっているから。
落ち着いて寝ていられない。
寝て、起きる頃には少しは解消していればいいと思うが。
俺は気になることがあり、早めに目を覚まして、空間を出てきた。
俺たちが空間に入ってから3時間しか経っていない。
俺はなんだか、胸騒ぎがして女王の部屋に急いでいる、廊下を少し歩いたあと透明になって部屋に転移した。
そして透明になったまま女王たちの話を聞くことにした。
なんだか嫌な予感がする、なんの予感だろうか?
「それは、あなたたちが、やればいいことでしょう」と怒った感じで言っている。
「しかし女王様、我々では、どうしようもないんですが」
なんだ、何が、どうしようもない?
「すぐに騎士隊と兵士と、そして冒険者にも話を持ちかけなさい」
「まさか、あんな化け物が出るなんて‥‥‥」と1人ごとをいった。
うん、化け物?
俺は、すぐに先的魔法を行使して確認してみる。
そうすると山の方からすごくでかいものがゆっくり歩いてくる。
なんだ、これは?
「あんな化け物を作ったなんて、途方もないことです」
「そうね、あんなものはいないはずだから、人工的に作ったとしか思えない」
「やはり、化学実験をしていたという、前からの噂は本当だったんですね」
「そう見たいね、さぁ、どうしましょうか?、あのお方が目覚めてくれれば‥‥‥」
「あのお方?」
「そう、あのお方、昨日は寝ずに仕事をしてくれたから、今は眠っているわ、でも、部屋に言ってもいないのよね、どこにいるのか、とっても不思議な、お方よ」
俺は、それを聞いて出づらくなってしまった。
とにかく見にいくことにした。
先ほど索敵魔法で確認した場所へ透明のまま、転移してみる。
昔だったら一度でも、その場所に行かないと転移できなかったけど、最近は、そう言うことはない。
特に索敵魔法の力が上がっているので、索敵魔法で確認したものは、行ったことと同じだ。
検索魔法で確認してみた時には、大きすぎて黒すぎてよくわからなかった。
人工的に作ったものというのは、なんだ?
何を作ったんだ。
俺は索敵魔法で見たものを確認するためにきたが、大きすぎて離れないと全体像が見えない。
大きな山が動いているような感じがする。
歩くたびにズシン、ズシンと音が鳴り響く。
なんだ、これっ?
そのものから離れて、やっと全体像が見えた。
カメ?
俺は昔、川に住んでいるカメを見たことがあるが、こんなに大きくなかった。
でもカメを触ることはできなかった。アリシアは持って、俺にカメを近づけて楽しんでいたけど、
俺は急遽、念話でジャネットに連絡をとった。
「んっ、はい、こちらジャネットです」と寝ぼけた声が聞こえている。
「ジャネット、申し訳ないけど、今、俺がいる場所に空間の入り口を開くから、用意ができたらきてくれる?」
!っ、ジャネットの目が覚めたみたいだ。
俺は離れた場所に空間の出口を開き、出てくるまで監視を続ける。
大きいカメから離れたところでも、確認できるから、見つからない場所にした。
ジャネットたちが出てくるまで待っているが、大きすぎる、こんなのを実験で作れるものなのか?
どんなことをしたら、これだけ大きくなるんだ。
ジャネットたちが空間から出てきたけど、驚いている。
そこにアリシアが近寄ってきて「クリス、しっかり寝ているの?」と言ってきた。
「いや、嫌な予感がしてね」
「もう」と言ってズシンと大きな音がしたので、アリシアが、音の方向を見る
「何、あれ」アリシアはカメの方を見ていなかったみたい。
「大きなカメ」と俺がいうと「そんなことわかっているわよ、どうしてあんなに大きいの?」
「何かの実験にされたみたいだよ」
「えっ、実験であんな大きくなるものなの?」
「いや、知らないけど」
ジャネットがきて「あれはカメでも私たちみたいな神獣でもないですね」
「うん、なんだか人工的に作られたらしいんだ、昔から噂があったんだって」
「それで、どうしましょう」
「うん、逃げるわけには行かないから、カメは王都の方に向かっているね」
「この方向だと、行きそうだね」とイザベラ
ソフィアが「どうしようか?」
みんなが、どうしたらいいのか、わからないから俺に聞いてくる。
俺だってカメは苦手だ。
亀って固い甲羅があるし、甲羅から出ている首、足、手? を攻撃するしかない。
でも、こんな大きなカメを人間が作れるのか? おかしいじゃないか。
こんなカメが食べるものっていったら大変な量だぞ。
もしかしてカメって肉食?
これだけ大きいカメだったら、魔物とかを丸飲みか、または人間?
怖いことを考えてしまった。
しかし、本当に大きいから魔物なんか数体、食べさせないとお腹が満たされないと思うけど。
「誰か、このカメが、何をたべるか、知っている?」と恐る恐る聞いてみた
ジャネットが答えてくれた「はい、あのカメがカミツキガメという種類ですから、何でもだと思いますが肉食ですね」
「じゃぁさ、もしかして餌っていったら……」
「ご想像の通りかと」ジャネット
やっぱりか、エイダン帝国は、こんなものまで用意していたのか?
なんだか最終兵器って感じがするな。でも、これを放ってレジーナ王国を亡ぼすつもりだったのか?
こんなでかい奴、どうやって倒すんだよ。
あっでも、まてよ俺たちはウルフの代わりに、ここにきて戦争を止めようとしているんだったよな。
その時に、こんな奴、出たのか?
「えっと、ジャネット、君たちが以前、ウルフとともにここに来ていると思うけど、その時に、あんな大きなカメでたの?」
「いいえ、あんなのでた記憶はありません」
やはりか……
「ご主人さま、どうしたんですか?」
「いや、俺は勘違いしていたんじゃないかと」
「なにをですか?」
「どういうわけか、ウルフは生きている……」
午前中を過ぎようとした頃、報告が上がってきた。
尖兵隊の兵士が、一度は出ていったけど戻っているということだ。
何が原因かわからないけど、予想はつく。
「やりましたね、勇者様」と女王。
「そうですね、でも、まだまだですよ、もう少し様子を見る必要があります」
「用心深いですね」
「そうですね、そうなりました。実は宿敵がいて、そいつから2回も殺されているんですよ」と爆弾発言すると当然、2人は、驚きの表情をする。
「殺されたと言うのは、本当なんですか?」
「はい」
「しかし、今、目の前にいるじゃないですか?」
「いや~、どうしてでしょうね」
「もう、クリス‥‥‥」と言って脇を肘打ちされた。
「えっ、嘘なんですか?」
「‥‥‥どうでしょう?」
「と言うことは本当なんですね」
「まぁ、ご想像に」
「辛い目にあっておいでなんですね」
「そのことで、今の俺が、俺たちがありますから」
「そうですか、お強いんですね」
「いえいえ、弱いですよ」
「でも、あの魔法の力なんて」
「あれは俺自身の魔法じゃなく、借り物ですから、俺自身は弱いです」
「でも‥‥‥」
「まぁ、これでも勇者をやっていますから、勇者と言っても一介の人間ですから」
「そんな‥‥‥あなたは立派に勇者をしていますよ」
「いや、演じている演じているだけですよ、さぁ、この話はもうやめましょう」
*
俺たちは昼ごはんをとらせてもらって、寝ることにした。もちろん、寝る場所は借りている部屋じゃない。
借りている部屋から空間に入って寝ることにした。
この空間は、他人の音も響かない。
大きな部屋があり、その中に、それぞれの個室になっている部分があるから、他人の音がしてこない。
今は城は昼間なので、変化する情報に大慌てになっているから。
落ち着いて寝ていられない。
寝て、起きる頃には少しは解消していればいいと思うが。
俺は気になることがあり、早めに目を覚まして、空間を出てきた。
俺たちが空間に入ってから3時間しか経っていない。
俺はなんだか、胸騒ぎがして女王の部屋に急いでいる、廊下を少し歩いたあと透明になって部屋に転移した。
そして透明になったまま女王たちの話を聞くことにした。
なんだか嫌な予感がする、なんの予感だろうか?
「それは、あなたたちが、やればいいことでしょう」と怒った感じで言っている。
「しかし女王様、我々では、どうしようもないんですが」
なんだ、何が、どうしようもない?
「すぐに騎士隊と兵士と、そして冒険者にも話を持ちかけなさい」
「まさか、あんな化け物が出るなんて‥‥‥」と1人ごとをいった。
うん、化け物?
俺は、すぐに先的魔法を行使して確認してみる。
そうすると山の方からすごくでかいものがゆっくり歩いてくる。
なんだ、これは?
「あんな化け物を作ったなんて、途方もないことです」
「そうね、あんなものはいないはずだから、人工的に作ったとしか思えない」
「やはり、化学実験をしていたという、前からの噂は本当だったんですね」
「そう見たいね、さぁ、どうしましょうか?、あのお方が目覚めてくれれば‥‥‥」
「あのお方?」
「そう、あのお方、昨日は寝ずに仕事をしてくれたから、今は眠っているわ、でも、部屋に言ってもいないのよね、どこにいるのか、とっても不思議な、お方よ」
俺は、それを聞いて出づらくなってしまった。
とにかく見にいくことにした。
先ほど索敵魔法で確認した場所へ透明のまま、転移してみる。
昔だったら一度でも、その場所に行かないと転移できなかったけど、最近は、そう言うことはない。
特に索敵魔法の力が上がっているので、索敵魔法で確認したものは、行ったことと同じだ。
検索魔法で確認してみた時には、大きすぎて黒すぎてよくわからなかった。
人工的に作ったものというのは、なんだ?
何を作ったんだ。
俺は索敵魔法で見たものを確認するためにきたが、大きすぎて離れないと全体像が見えない。
大きな山が動いているような感じがする。
歩くたびにズシン、ズシンと音が鳴り響く。
なんだ、これっ?
そのものから離れて、やっと全体像が見えた。
カメ?
俺は昔、川に住んでいるカメを見たことがあるが、こんなに大きくなかった。
でもカメを触ることはできなかった。アリシアは持って、俺にカメを近づけて楽しんでいたけど、
俺は急遽、念話でジャネットに連絡をとった。
「んっ、はい、こちらジャネットです」と寝ぼけた声が聞こえている。
「ジャネット、申し訳ないけど、今、俺がいる場所に空間の入り口を開くから、用意ができたらきてくれる?」
!っ、ジャネットの目が覚めたみたいだ。
俺は離れた場所に空間の出口を開き、出てくるまで監視を続ける。
大きいカメから離れたところでも、確認できるから、見つからない場所にした。
ジャネットたちが出てくるまで待っているが、大きすぎる、こんなのを実験で作れるものなのか?
どんなことをしたら、これだけ大きくなるんだ。
ジャネットたちが空間から出てきたけど、驚いている。
そこにアリシアが近寄ってきて「クリス、しっかり寝ているの?」と言ってきた。
「いや、嫌な予感がしてね」
「もう」と言ってズシンと大きな音がしたので、アリシアが、音の方向を見る
「何、あれ」アリシアはカメの方を見ていなかったみたい。
「大きなカメ」と俺がいうと「そんなことわかっているわよ、どうしてあんなに大きいの?」
「何かの実験にされたみたいだよ」
「えっ、実験であんな大きくなるものなの?」
「いや、知らないけど」
ジャネットがきて「あれはカメでも私たちみたいな神獣でもないですね」
「うん、なんだか人工的に作られたらしいんだ、昔から噂があったんだって」
「それで、どうしましょう」
「うん、逃げるわけには行かないから、カメは王都の方に向かっているね」
「この方向だと、行きそうだね」とイザベラ
ソフィアが「どうしようか?」
みんなが、どうしたらいいのか、わからないから俺に聞いてくる。
俺だってカメは苦手だ。
亀って固い甲羅があるし、甲羅から出ている首、足、手? を攻撃するしかない。
でも、こんな大きなカメを人間が作れるのか? おかしいじゃないか。
こんなカメが食べるものっていったら大変な量だぞ。
もしかしてカメって肉食?
これだけ大きいカメだったら、魔物とかを丸飲みか、または人間?
怖いことを考えてしまった。
しかし、本当に大きいから魔物なんか数体、食べさせないとお腹が満たされないと思うけど。
「誰か、このカメが、何をたべるか、知っている?」と恐る恐る聞いてみた
ジャネットが答えてくれた「はい、あのカメがカミツキガメという種類ですから、何でもだと思いますが肉食ですね」
「じゃぁさ、もしかして餌っていったら……」
「ご想像の通りかと」ジャネット
やっぱりか、エイダン帝国は、こんなものまで用意していたのか?
なんだか最終兵器って感じがするな。でも、これを放ってレジーナ王国を亡ぼすつもりだったのか?
こんなでかい奴、どうやって倒すんだよ。
あっでも、まてよ俺たちはウルフの代わりに、ここにきて戦争を止めようとしているんだったよな。
その時に、こんな奴、出たのか?
「えっと、ジャネット、君たちが以前、ウルフとともにここに来ていると思うけど、その時に、あんな大きなカメでたの?」
「いいえ、あんなのでた記憶はありません」
やはりか……
「ご主人さま、どうしたんですか?」
「いや、俺は勘違いしていたんじゃないかと」
「なにをですか?」
「どういうわけか、ウルフは生きている……」
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