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第410話 限界突破
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第410話 限界突破
俺は今は自分で作った空間の中で練習をしている。
どれくらいの時間が経ったか、わからないけど、確実にお腹は減っていくみたいだけど、まだ、夕食は、完成しないかな、と思いつつも、俺自身を研究している。
今は、魔力を集めたりすることよりも、あの聖属性の魔法を使った時に感覚を忘れないうちに練習すること。
今、練習している限界突破が、レイチェルに聞きたかったヒントになると思っている。
でも普通に勇者って言ったら、努力しなくても、周りには女性たちが集まってウハウハで、魔法も剣もすごくて、なんでも使えて暗黒大魔王や巨大な魔物を苦労もせずに討伐なんてできるのが、勇者だと思っていた。
しかし、実際に勇者になってみると、全然、違うじゃん。
苦労にもほどがあるよ。
勇者が使う剣も、なんかすごい言葉を唱えると、威力がすごくなって発射されるなんて、本当にいいな、と思うよ。
まぁ、俺とは違って才能がある奴のことだから、比べちゃダメだけど。
本当に比べれば比べるほど、嫌になる。
俺が空間にいて練習していたら、いつの間にか腹ペコになって部屋に帰ってリビングに行ったら誰もいないし。
しかも、食事、みんな終わって片付けているし。
テーブルの上には何もないし、もうグレてやる。
俺のお腹がぐ~っとなったよ。そりゃ、練習に時間がかかったのは事実だよ。
時間を忘れて練習していた、俺が悪いよ。
でも、残してくれていたらな~
あ~、腹へった、あっ、そうだ、今日、買ってきた、お饅頭とかが異空間収納に入っているよな、それでも食べよう。
と思って、座ったら、扉が開いて、アリシアが顔を出した。
「なんだ、クリスか、音がしたら、変な奴が来たと思ったじゃない」
「あっ、うん、ごめんね、腹減っちゃって」
「えっ、今まで空間で練習していたの?」
「うん、ちょっと夢中になりすぎたね」
「やりすぎだよ、今、時間、何時がわかる?」
「えっ、えっと」俺は部屋を見渡すけど、ここには時計がない。
「え~と、何時?」
「今は夜中の3時をすぎているよ」
「えっ、ほんとう?」
「うん、私の部屋に時計があるから、わかるよ」
「あっ、そうか、もう、そんなに時間が経っていたのか~
食事、終わっているはずだね。
じゃ、軽いものだけ、食べて寝るよ」と言って俺が異空間から食べるものを出そうとしたら、アリシアが、ダメよ、栄養があるものを食べてゆっくり寝なきゃ」
と言ってアリシアが今日の残りを温めてくれた。
あっ、残っていたんだぁ、よかった。
俺は用意してくれているアリシアを後ろから見ている。
パジャマが汚れないようにエプロンをしているアリシア。
エプロンって前だけしかないよな、後ろは見えている。
パジャマの生地が薄いから、下着が透けている。
それをじっと見ていた。
なんだか、アリシアが俺のために料理を作ってくれているのが、いいな。
「クリス、残り少ないから、足りないと思うけど、良い?」
「あっ、うん、いいよ、食べたら寝るから」
「寝る前にお腹いっぱいに食べるのも良くないしね」
「そうだね、できるだけ胃もたれしないように味付けも軽くしたよ」
「うん、ありがとう、アリシア」
アリシアがテーブルの上に料理を並べてくれる。
湯気が出て熱々な料理で美味しそうだ~
俺がアリシアの料理を食べ始める。
アリシアは、目の前に座っている。
「今日は空間で何をしていたの?」
「空間ではね、火の魔法の練習」
「火の魔法というとファイヤーボール?」
「うん、そう、その通り」俺が食べるものを口に入れて喋っている。
「ファイヤーボールをどう考えたの?」
「あっ、それはね、 ファイヤーボールってさぁ、大きくすると手に持っていると熱いでしょう」
「うん」
「だからできるだけ 威力を変えないで、できるだけ小さくすることを考えたんだ」
「へ~」
「 単純に小さくするだけじゃないよ、自分の思うままに止めたり、追尾出来るようにしたんだ」
「へ~、そんなことができるんだ」
「うん、そう、完成したファイヤーボールの大きさは1ミリもないくらい‥‥見えないくらいかな。
でも威力はメガトン級だよ」
俺はファイヤーボールを使うときに、一つの威力を増すこともいいけど、連続してファイヤーボールを使うことをしてみると、限界突破に成功したから、調子に乗って練習していたら遅くなってしまった。
俺は、アリシアから用意してもらった夕食?を食べて、寝ることにした。
今、アリシアは食べたものの、あと片付けをしている。
「あっ、クリス、私、これを片付けて寝るから、先に寝てていいよ」とアリシアから言われて、、部屋に行こうとしたけど、アリシアの後ろから近づいて、アリシアにキスをした。
アリシアは洗っていた食器を落としそうになったけど、顔を赤くして「クリス、どうしたの?、あなたから、するなんて‥‥‥」なんて言われてしまった。
「うん、まあ、ちょっとね」と言って部屋に帰っていった。
部屋に帰っても疲れているのに、自分がした行動に理解が追いつかず、すぐには眠ることができなかった。
でも、いつの間にか寝ていた‥‥‥
*
翌朝も、少しは寝たけど、すぐに起きて空間に来ている。
みんなが目を覚ます前に、することがあるから。
それは、限界突破だ。
昨日は火の魔法しか練習できなかったから、今、練習しようと思うのは、特殊魔法の一つ魔法無効化だけど、一人でやるには、どうしようかな?
本当は相手に魔法を打ってもらって、それを無効化することをしたいんだけど、今は朝も早く相手がいない。
自分が魔法を放って、それを自分に向けるようにするしかないな。
昨日、小さくしたファイヤーボールを作って、それを無効化しようかと考えている。
でも、このファイヤーボールは、結構、危険なんだよね。
それを自分に向けて打つというのは追尾するようにすればできるけど、もし、無効化に失敗したら大怪我する可能性もあるけど、その心配はしていられないほど、切羽詰まっている。
どうしても多くの事件に関係しているのが、あの二人のような気がするから、もう少し的確にわかるようになる必要があると考えているから。
劣っている自分には努力が必要だと思うけど、努力しても追いつかないものは研究するしかない。
大切な人を守ることができないなんて、最悪だから。
でも、自分が魔法力が強いから、自分自身が暗黒に飲まれないようにしないと、ウルフよりも悪の王になってしまう。
勇者が、実は悪の魔王だったなんて笑えない冗談だ。
『強すぎる力は、人を不安にさせる‥‥‥』と言う言葉が俺の頭を通り過ぎていく。
今はいいけど、この先にあることも不安材料の一つだと思う。
そんな話は、どこの国でも言われることだし、物語でも書かれていることだ。
それがウルフが狙われた理由かもしれないから。
強すぎる力は、それ以上に人を守りたいと言う心も必要だし、国と仲良くすることも大切だと思う。
勇者が、いつの間にか、悪として手配されているなんてこともないとは言えないから。
盟主としての加盟国では、宗教はないけど、教会がある国が、どこかの大陸にあるらしいけど、その国では、王は熱烈な教会の信者らしい、だから教会の国と言ってもいいと思うけど、教会が実権を握っていると聞いたことがある。
もちろん教会の理念を正しく布教していれば問題ないと思うけど。
そう言うこともあると言うことだ。
と言うのは、その国では教会が王よりも実権を持ち出して、国全体が変になっているとオーリス王から聞いたことを思い出した。
オーリス王も情報を得意とする分野の人たちがいるから、きな臭い情報は集めている。
どうして人には、不安、疑心暗鬼なんてことが起きるんだろう?
妬み、恨みなんていう言葉があるんだろう?
幸せに暮らすだけじゃダメなのか?
俺は今は自分で作った空間の中で練習をしている。
どれくらいの時間が経ったか、わからないけど、確実にお腹は減っていくみたいだけど、まだ、夕食は、完成しないかな、と思いつつも、俺自身を研究している。
今は、魔力を集めたりすることよりも、あの聖属性の魔法を使った時に感覚を忘れないうちに練習すること。
今、練習している限界突破が、レイチェルに聞きたかったヒントになると思っている。
でも普通に勇者って言ったら、努力しなくても、周りには女性たちが集まってウハウハで、魔法も剣もすごくて、なんでも使えて暗黒大魔王や巨大な魔物を苦労もせずに討伐なんてできるのが、勇者だと思っていた。
しかし、実際に勇者になってみると、全然、違うじゃん。
苦労にもほどがあるよ。
勇者が使う剣も、なんかすごい言葉を唱えると、威力がすごくなって発射されるなんて、本当にいいな、と思うよ。
まぁ、俺とは違って才能がある奴のことだから、比べちゃダメだけど。
本当に比べれば比べるほど、嫌になる。
俺が空間にいて練習していたら、いつの間にか腹ペコになって部屋に帰ってリビングに行ったら誰もいないし。
しかも、食事、みんな終わって片付けているし。
テーブルの上には何もないし、もうグレてやる。
俺のお腹がぐ~っとなったよ。そりゃ、練習に時間がかかったのは事実だよ。
時間を忘れて練習していた、俺が悪いよ。
でも、残してくれていたらな~
あ~、腹へった、あっ、そうだ、今日、買ってきた、お饅頭とかが異空間収納に入っているよな、それでも食べよう。
と思って、座ったら、扉が開いて、アリシアが顔を出した。
「なんだ、クリスか、音がしたら、変な奴が来たと思ったじゃない」
「あっ、うん、ごめんね、腹減っちゃって」
「えっ、今まで空間で練習していたの?」
「うん、ちょっと夢中になりすぎたね」
「やりすぎだよ、今、時間、何時がわかる?」
「えっ、えっと」俺は部屋を見渡すけど、ここには時計がない。
「え~と、何時?」
「今は夜中の3時をすぎているよ」
「えっ、ほんとう?」
「うん、私の部屋に時計があるから、わかるよ」
「あっ、そうか、もう、そんなに時間が経っていたのか~
食事、終わっているはずだね。
じゃ、軽いものだけ、食べて寝るよ」と言って俺が異空間から食べるものを出そうとしたら、アリシアが、ダメよ、栄養があるものを食べてゆっくり寝なきゃ」
と言ってアリシアが今日の残りを温めてくれた。
あっ、残っていたんだぁ、よかった。
俺は用意してくれているアリシアを後ろから見ている。
パジャマが汚れないようにエプロンをしているアリシア。
エプロンって前だけしかないよな、後ろは見えている。
パジャマの生地が薄いから、下着が透けている。
それをじっと見ていた。
なんだか、アリシアが俺のために料理を作ってくれているのが、いいな。
「クリス、残り少ないから、足りないと思うけど、良い?」
「あっ、うん、いいよ、食べたら寝るから」
「寝る前にお腹いっぱいに食べるのも良くないしね」
「そうだね、できるだけ胃もたれしないように味付けも軽くしたよ」
「うん、ありがとう、アリシア」
アリシアがテーブルの上に料理を並べてくれる。
湯気が出て熱々な料理で美味しそうだ~
俺がアリシアの料理を食べ始める。
アリシアは、目の前に座っている。
「今日は空間で何をしていたの?」
「空間ではね、火の魔法の練習」
「火の魔法というとファイヤーボール?」
「うん、そう、その通り」俺が食べるものを口に入れて喋っている。
「ファイヤーボールをどう考えたの?」
「あっ、それはね、 ファイヤーボールってさぁ、大きくすると手に持っていると熱いでしょう」
「うん」
「だからできるだけ 威力を変えないで、できるだけ小さくすることを考えたんだ」
「へ~」
「 単純に小さくするだけじゃないよ、自分の思うままに止めたり、追尾出来るようにしたんだ」
「へ~、そんなことができるんだ」
「うん、そう、完成したファイヤーボールの大きさは1ミリもないくらい‥‥見えないくらいかな。
でも威力はメガトン級だよ」
俺はファイヤーボールを使うときに、一つの威力を増すこともいいけど、連続してファイヤーボールを使うことをしてみると、限界突破に成功したから、調子に乗って練習していたら遅くなってしまった。
俺は、アリシアから用意してもらった夕食?を食べて、寝ることにした。
今、アリシアは食べたものの、あと片付けをしている。
「あっ、クリス、私、これを片付けて寝るから、先に寝てていいよ」とアリシアから言われて、、部屋に行こうとしたけど、アリシアの後ろから近づいて、アリシアにキスをした。
アリシアは洗っていた食器を落としそうになったけど、顔を赤くして「クリス、どうしたの?、あなたから、するなんて‥‥‥」なんて言われてしまった。
「うん、まあ、ちょっとね」と言って部屋に帰っていった。
部屋に帰っても疲れているのに、自分がした行動に理解が追いつかず、すぐには眠ることができなかった。
でも、いつの間にか寝ていた‥‥‥
*
翌朝も、少しは寝たけど、すぐに起きて空間に来ている。
みんなが目を覚ます前に、することがあるから。
それは、限界突破だ。
昨日は火の魔法しか練習できなかったから、今、練習しようと思うのは、特殊魔法の一つ魔法無効化だけど、一人でやるには、どうしようかな?
本当は相手に魔法を打ってもらって、それを無効化することをしたいんだけど、今は朝も早く相手がいない。
自分が魔法を放って、それを自分に向けるようにするしかないな。
昨日、小さくしたファイヤーボールを作って、それを無効化しようかと考えている。
でも、このファイヤーボールは、結構、危険なんだよね。
それを自分に向けて打つというのは追尾するようにすればできるけど、もし、無効化に失敗したら大怪我する可能性もあるけど、その心配はしていられないほど、切羽詰まっている。
どうしても多くの事件に関係しているのが、あの二人のような気がするから、もう少し的確にわかるようになる必要があると考えているから。
劣っている自分には努力が必要だと思うけど、努力しても追いつかないものは研究するしかない。
大切な人を守ることができないなんて、最悪だから。
でも、自分が魔法力が強いから、自分自身が暗黒に飲まれないようにしないと、ウルフよりも悪の王になってしまう。
勇者が、実は悪の魔王だったなんて笑えない冗談だ。
『強すぎる力は、人を不安にさせる‥‥‥』と言う言葉が俺の頭を通り過ぎていく。
今はいいけど、この先にあることも不安材料の一つだと思う。
そんな話は、どこの国でも言われることだし、物語でも書かれていることだ。
それがウルフが狙われた理由かもしれないから。
強すぎる力は、それ以上に人を守りたいと言う心も必要だし、国と仲良くすることも大切だと思う。
勇者が、いつの間にか、悪として手配されているなんてこともないとは言えないから。
盟主としての加盟国では、宗教はないけど、教会がある国が、どこかの大陸にあるらしいけど、その国では、王は熱烈な教会の信者らしい、だから教会の国と言ってもいいと思うけど、教会が実権を握っていると聞いたことがある。
もちろん教会の理念を正しく布教していれば問題ないと思うけど。
そう言うこともあると言うことだ。
と言うのは、その国では教会が王よりも実権を持ち出して、国全体が変になっているとオーリス王から聞いたことを思い出した。
オーリス王も情報を得意とする分野の人たちがいるから、きな臭い情報は集めている。
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